1年に1回集う大事な日

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昨年10月5日の「めんこ」。この時点で結構な大きさのホワイトプラティだった。

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それから時々、尻尾がやられたりして、その都度回復して綺麗な身体に戻していたのだが、昨夜亡くなった…。ふっくらとしたバルーン体型だったが、かなり痩せていた。あまり食べられなかったのだと思うが、懸命に生きたね。

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母を連れて叔母の家で親戚との会食に出掛けた。葡萄畑とヒマワリが綺麗でした。

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山超えの通りなので、車を停めて速攻で写真を撮るのが大変でした。こんなに綺麗なスポットなのに余市は色々と惜しいなぁと思う。

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7人ですが、このお寿司の量!私だけ缶ビール350mlを2本飲みました。母は、ほんの少しだけ飲んで「苦い」と数回言っていました。(^^; みんなが大好きな「かねしち」さんのザンギを予約して届けました。大きなパックに入った礼文の生うにを2つお土産に戴いたのですが、母はお持ち帰りできないので、凄い量の生うにを美味しそうに食べていました。嬉しかったのでしょう。

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母は私たちよりも食欲があり、この大きなメロンもペロリと完食。先日、神恵内村で買ってきた珍味をお土産に持っていったのですが、TVに入ったと大騒ぎです。札幌で設計事務所を経営している叔父は干物が大好きで、「これから行ってみたい!」と、かなり本気モードでした。しかし、片道1時間ですし、行ってきたばかりですし、お土産買ってきたし…。車好きの叔父はドライブしたいのだと思いました。

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メロンの次はスイカですか!旅行好きのシュワルツネッガーのような叔父は、「ポーランドへいつ行くの?」と興味津々でした。船旅がお気に入りのようで、春に日光へ出掛けた事を楽しそうに話していました。旅行の話しに花が咲いて、すっかり長居してしましました。札幌の叔父は私たちに「また来年、会おう。ポーランド旅行楽しんできて」と。12歳上の母には「いっぱい食べて、元気で!」と声を掛けた時、ウルッとしていたように見えました。

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帰宅して小一時間程、練習。私は母の食欲に圧倒されて、あまり食べなかったのでお腹が空いてきました。

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2合炊いたご飯の残りで石焼牛タン飯。ご飯がカリカリに焼けてサイコーです!

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楽しみながら上達する事が続く秘訣

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午前レッスン。後藤ミカさんの「ブルグミュラー25でお国めぐり」のアレンジが素敵で原曲の「牧歌」には苦労している生徒さんだが、「牧歌 in Jazz」がお気に入りのようです。今回は習って半年程の生徒さんがペダルを踏んで跳躍する曲を弾いたり、普段のレッスンより、かなり高めの曲にチャレンジする生徒さんがほとんどです。

子供は、その気になったらハードルの高い曲も弾けるようになる計り知れない能力を秘めているものです。昨年はモーツァルトの「トルコ行進曲」を弾いた生徒さんも、メンデルスゾーンの無言歌集より「プレスト・アジタート」を弾きます。この曲はテンポがとても速いですが、なかなか余裕のある演奏を聴かせてくれます。受験生ですが、楽しみながらマイペースで上達しています。中学生になって続けている生徒さんが、どれだけ居るでしょうか?高校生になっても続けている生徒さんは、ごくわずかです。「継続は力なり」といいますが、続けている限り進歩するのだと思います。

ランチは、はじめさんが作った「つけ麺」。出来たての燻製でいただきました。

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夕方、外へ出ると少し肌寒かった。久しぶりのNIKKA。

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はじめさんのバースデー。子供の頃は、夏休み中で誰も祝ってくれなかったと言い続けています。(^^;

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午後4時半を過ぎていましたが、有料試飲コーナーは賑わっていました。

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午後5時半に予約していました。のれんが夏らしい!

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全席予約席でした。相変わらずの人気店!お隣にいらした方は3人で予約していたそうですが、2人になちゃってと言ってました。マスター「それは困るなぁ…」

人数が変わったら連絡しましょう。

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ロゼのスパークリングで焼き鳥って素敵です。お洒落~♪

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もつ煮込み、うめちそつくね、つみれ。他にもいっぱい食べましたが、どれも美味しかったです。お店を出たら、まだ6時半でしたが、まっすぐ帰って映画でも観ながら二次会を愉しみます。

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暑い時に辛いもの

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今日、明日はお盆前のレッスン。ランチの後のガリガリ君リッチ。楽しい食感だった。

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夕食前に斜めがけ出来る旅行用のカバンを探してみることに。ネットでも調べてみたけれど、金額的にもこれだというものは、なかなか無いというか面倒。お店で好みのバックを見つけた。小さい方が何故か半額になっている。お店の人に聞いてみたら、大きい方は需要があるからだということでした。バースデークーポンを使って10%割引で購入。帰宅してから半額だと思っていた小さい方の元値は半額以下だと判明。大きい方の定価と、ほとんど変わらないということに驚いた。

靴を買うのは、もっと難儀。扁平足なので、なかなか足にフィットする靴がないのです。だから、これだ!という靴は色違いで何足も買います。パンプスは木型を覚えておいて、同じ作りのを買います。

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ご飯2合炊く係のはじめさんは、すっかり忘れていたようです。(^^; お買い物を済ませて早炊きで麻婆豆腐。ハラペコでした。山椒の発汗作用が凄いです!中華専門店と変わらない美味しさで、月に2回は食べたくなります。

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15分早く行動してみる

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母の外来。いつもより15分早く行動したら、スムーズに受診を終えて、午前中のうちにパスポートを取得、印刷やさんへ原稿を届け、はじめさんは病院へ行く事が出来た。お盆前で病院は混んでいた。予約できないし、15分早く作戦は大成功。次回もそうしよう。ご褒美のスィーツとアイスティ。

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ご父兄から立派なミニトマト(大きい!)を戴いてしまいました。甘くて、とてもとても美味しいです。ありがとうございます!

ソプラノ、アルト、テナーと各パートが揃って3人でコーラス。音程もリズムも正確に歌えて、凄い声量!頼もしい~♪

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なかなか美味しいCAVAです。

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夕食のサラダに赤と黄色のトマトを添えました。

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長崎原爆の日に

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庭に出るとピエール・ド・ロンサールが2輪だけ咲いていました。一斉に咲き出した時と雰囲気が違っています。今日は長崎原爆の日。被爆国なのに核兵器禁止条約の署名拒否を宣言した総理大臣の信じられない感覚。核兵器禁止条約の交渉にすら参加しないのに、わざわざ式典に参加して失望と反感を買う。「あなたはどこの国の総理大臣ですか?」

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珍しくケーキを買ってきました。レッスンの前はアールグレイだったり、終わってから珈琲を淹れたりしています。

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お盆休みが入るので、レッスンをうっかり忘れた生徒さんや、病欠だった生徒さんの補講を入れて5レッスン。明日は母の外来、プログラムの原稿を印刷やさんに届けてパスポートを取りに行きます。原稿に間違いがないか、何度も見てるのですが、何度見ても不安になります。(^^;

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ブロッコリーのグラタン。簡単に作れて美味しくて大好きです。しかし、子供の頃はグラタンはお店でしか食べた事がありませんでした。今は便利な時代になりましたね。明日はワインが飲めるかな…。

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暗譜しても楽譜はよく読みましょう

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暑いので、家の中のお花は1週間まで持ちません。デンファレなら長持ちしそうです。5本で300円でした。プラス、柔らかなピンク色のトルコキキョウと合わせました。庭には、同じように優しいピンクのムクゲが沢山咲いているのですが、摘むと一晩で散りそう。綺麗な紫のキキョウも摘むと、すぐに萎れますが、庭に在る時は長持ちなのです。

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8月に入っても、寄せ植えのビオラが徒長しながらもまだ頑張っているので、お取替えするべきか迷います。

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デンファレのお花がポロリと落ちたので、切り戻したお花と活けました。

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テンポの速い曲を、最初からただ通して弾くだけの練習をしていると、大抵の場合は転びます。通しでしか練習していない小さい子に「部分練習」の説明をしてレッスンしても、家ではやはり通しで弾いてくる。ここから弾いみてと指差すと、その音が流れの中で覚えているので「あれ!?」となります。しかし、分からなくなるという瞬間は怖いものです。お盆休みが明けたら、発表会までのレッスン回数は2、3回くらいしかありません。今一度、楽譜をよく読んでみましょう。

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西陽の入るレッスン室は午後からカーテンを閉めっぱなしです。西陽が当って20年以上になるカーテンですが、長持ちです。家を建てた時の担当の家具家さんには、カーテンは絶対にメルヘン調のにしないで下さいと言われました。「これか、こっち」。みたいな感じで選んだのを覚えています。

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ピロリ菌と戦っている はじめさんは、薬のせいか食べてもすぐにお腹が空く感覚だと言います。もうすぐバースデーですが、その前には戦え終えている事を祈りたいです。

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玉木宏 音楽サスペンス紀行~亡命オーケストラの謎~

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今日は一番の暑さだったかも。昨日も暑かったですが、練習している間は涼しい所に居ました。レッスンが終わってお買い物に行くと綺麗なお月さま。

7月末に放送された玉木宏さんの「音楽サスペンス紀行」はタイムリーな事にポーランドの景色やショパン像でのピアノ・コンサートなども入って、興味深く観ました。

”日本のオーケストラのパイオニア的存在であり、元首相・近衛文麿の弟であった指揮者・近衛秀麿(このえ・ひでまろ)。戦前から日本のみならずヨーロッパやアメリカなど世界中で活躍していた彼が、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツに占領され戦火の真っただ中だったポーランドでも演奏会を行っていたことがわかりました。”

”なぜ近衛秀麿は戦火のポーランドで演奏会を行ったのか、それはどのような演奏会であったのか、そしてその演奏会で秀麿は何を感じたのか?この謎、そして第2次大戦時における音楽家たちの運命や当時の過酷な状況に、俳優の玉木宏さんが迫ります。”

という内容でした。

近衛秀麿さんの事は、全く知りませんでした。番組では「戦場のピアニスト」のモデルとなったシュピルマンの話しも出てきました。映画には出てこなかった事。ナチス占領下のワルシャワでの「秘密のコンサート」という命をかけて行った演奏会の話しや、ユダヤ人を亡命させるために命がけで手伝いをした話しなど、ドキドキしながら観ました。ドイツ軍によって破壊しつくされたワルシャワ。よく復興したと思いました。ポーランドは歴史のある街。負の遺産「アウシュビッツ収容所」にも行く予定です。

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はじめさんはファスティング中止なので、夕食はサラダとお蕎麦のつもりが、仙台の本格的な厚切り牛タンが大特価だったので大人買いしてしまった。まるでステーキのような大きさでした。ご満悦な はじめさん。仙台では「利休」の牛タンが我々は一番好きです。これよりも、もっと分厚いのです。札幌にもお店が在るのですが、まだ行ってません。仙台で食べるから良いのですよ。

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シシトウは稀に辛いのがあります。辛いのは結構辛かったりしますので侮れません。明日は、はじめさんは札幌支社に出社なので、私はファスティングをします。本当は二日間やらないと駄目なのですが、今日は仕方がなかった…。(^^;

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ステージ練習&積丹のお寿司

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岩内町の荒井記念美術館へ2時間のステージ練習に出掛けた。

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今年はリストの巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」を弾きます。10年前にも弾きましたが、実に10年ぶりに弾いています。(^^;

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シャープが6個付く「嬰ヘ長調」で黒鍵が多いです。繊細なトリルやトレモロ奏法、音が大変多い過酷な曲だと思います。

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「ラ・カンパネラ」や「メフィスト・ワルツ」のように跳躍する曲ではないので、弾いている時はあまり鍵盤を見ていないかも。音を聴きながら鳴らしている感じ。

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弾いていないと寒いくらいの冷房です。弱くする事ができないようなのです。

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はじめさんは初メンデルスゾーン。「ベニスのゴンドラの歌」は無言歌集に3曲入っていますが、イ短調は一番渋い大人な感じの曲。

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左手の大きなアルペジオに乗って、ゆったりと優雅で感傷的な旋律が歌われます。

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温泉に入って汗を流し、お腹も空いてきました。「冨久寿し」にやって来ました。

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この時期は、やっぱり雲丹が食べたいです。毎年、決まって3色丼をオーダーしてしまいます。やっぱり積丹のウニは美味しいですね~。至福のひとときでした。

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午後6時半の海岸。

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セタカムイ岩。

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悲しげな犬の遠吠えのように見えます。

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毎年、ステージ練習に出掛けた帰りに寄るのですが、不思議と晴天で、とても暑い。夕日が美しかったです。

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ハマナスの実がなっていました。

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新築祝いに戴いた「積丹の海」の絵。積丹ブルーが美しいです。

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夜になると秋風を感じる

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午前レッスン。ランチは青の洞窟のボッタルガというソースを使ったパスタ。茹で上がったパスタに絡めるだけで超簡単です。フレッシュバジルをちぎって乗せました一袋2人分で便利でした。海外旅行のための大きなスーツケースが届きました。びっくりする程、軽いです。

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暑いのでガリガリ君で出番が多い。なんと連続で当たりが出た!

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昨日、アンドレ・ワッツのファンだという方からPMFの話しが出たので、写真集を懐かしく眺めました。バーンスタインに見初められたワッツは、PMFに2回参加してくれました。

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この写真集の中にこのショットが!母もピクニックコンサートをいつも楽しみにしていていました。

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今年に入って3回目のガーデンパーティ。家の中は暑いけれど、夜の庭はヒンヤリと気持ち良かったです。はじめさんはピロリ菌退治のためアルコールは無し。久しぶりにキリンをのんでみました。さて、明日はステージ練習。あと1ヶ月で発表会です。

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話題のピアニスト/反田恭平ピアノ・リサイタル

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8月3日(木)
札幌コンサートホールKitara大ホール

program

●武満 徹:遮られない休息
Ⅰ「ゆっくりと、悲しく語りかけるように」
Ⅱ「静かに残酷な響きで」
Ⅲ「愛の歌」

●F.シューベルト:4つの即興曲 D899/Op.90
第1曲 Allegro molt moderato
第2曲 Allegro
第3曲 Andante
第4曲 Allegretto

Intermission

●M.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

●F.リスト:ピアノ・ソナタロ短調S.178

Encore

●F.ショパン:練習曲Op.10-1

●C.ドビュッシー:月の光

●R.シューマン=F.リスト:献呈

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チケットが即完売になってしまう話題の若手ピアニスト反田恭平さんのピアノ・リサイタルを初めて聴きました。チケット発売日には、どんどん席が埋まって諦めかけたのですが、何にも遮られない見通しの良い席でした。それにしても大ホールが完売になる程ですから、凄い人でした!

programを渡されましたが、本日と明日の函館のが載っていました。これを弾くのですか!という内容のprogramで驚きました。そして、パンフレットが別売り(2,000円)というのも邦人のコンサートに出掛けて初めての事だったので驚きました。買いませんでしたが、写真集のようなものなのでしょうか?CD売り場も人の山!演奏会終了後は大サイン会になるのでしょう。いやはや大変な人気です。

颯爽とステージに登場するのかと思いきや、抱いているイメージとちょっと違っていました。そして、ほとんど笑いません…。(^^; 最初は武満徹さんの「遮られない休息」から。瀧口修造さんの詩に触発され書かれた作品。舘野 泉氏の演奏による「ピアノ・ディスタンス」の最初に収録されていました。何度か聴いてるのに、何回聴いても新鮮に感じます。武満徹さんの曲だからスコアを置いているのかと思いましたが、シューベルトの4曲も自身で譜めくりされながら演奏されるスタイルは、ちょっと意外でした。楽譜を置くのは何か意図があったのだと思いますが、譜めくりしながらだと、どうても演奏に細やかな影響が出るように感じてしまいました。音の幅が凄くあり、多彩な表現で良い演奏なのに、入り込めなかったのが残念。

後半のラヴェルも同じスタイルで演奏されました。まさか、ロ短調ソナタもなのかしらと心配でしたが、流石にここからは譜面台も外されました。ここからEncoreまでの演奏が、やはり良かったです。私の個人的な感想として、譜めくりしながらの演奏は、ちょっと勿体なかったと思いました。

ここのところ、リストのロ短調ソナタを聴くリサイタルに恵まれています。30分の音楽の旅のような超大作。悪魔と天使が交互に姿を現し、破壊的な音、美しく官能的な音のコントラストが素敵に演奏されていました。この後に3曲のEncoreがあり、大興奮の会場。「月の光」は、かなりゆったりなテンポで、とても繊細な音が紡ぎ出されていました。こういう演奏がまた反田恭平さんの魅力なのだろうと思います。

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