濡れたアスファルトがしっとりと光り、空気中のほこりがきれいに洗い流されて、どこか澄んだ風が吹き抜ける時間。
雲の切れ間からやわらかな光が差し込む光景や、葉っぱの先から静かに落ちるしずくを眺めていると、気持ちまでふっと軽くなるような心地よさがあります。
生徒さんの感想文が全て集まりました。短い文章が多い中、はじめさんのちょっと長い感想文が届きました。本人の了承を得て全文を掲載します。お時間があったら読んでください。
目次
今回の照明トラブルは「怪我の功名」

今年の発表会は、例年とは少し違った準備から始まりました。
会場の照明設備が故障し、従来通りには使えないということで、最悪の場合は舞台照明がまったく使えないことも想定し、キャンプ用のランタンまで準備しました。
最終的には、照明の明るさなどの調整はできないものの、それぞれの照明を個別にON/OFFすることはできることが分かり、事前にパッチリストを作って対応することになりました。ただ、いつもの照明卓を使った操作とはまったく違うため、実際に操作を担当したスタッフはかなり苦労したのではないかと思います。
結果として、舞台としては効果的な照明ができたと思います。ただ、演奏を見るには十分でも、写真を撮るには少し光量が足りなかったようで、撮影を担当してくれた友人の写真屋さんは大変そうでした。来年は、そのあたりも考えて、もう少し明るさを確保したいと思っています。
演奏中にも舞台にゆっくりと変化が生まれた

一方で、今回の照明トラブルには、一つ「怪我の功名」と言えることもありました。
会場には舞台背景の上下にカラー照明がありますが、赤・緑・青をON/OFFするだけで、それぞれの明るさを調整することができません。特に青がかなり暗いため、実際に作れる色は赤、緑、黄色などに限られていました。
そこで補助用として小さなカラーLEDライトを用意したのですが、舞台全体を照らすにはさすがに小さすぎて、最初は使い道がないかなと思っていました。
ところが舞台を準備している時に、舞台上のデコレーションを照らしてみたらどうだろうと思いつきました。ゆっくりと自動で色が変わるモードにしてみたところ、シンプルなデコレーションに色が加わり、曲そのものとは関係ありませんが、演奏中にも舞台にゆっくりと変化が生まれました。
思いがけず良い効果になり、先生も気に入ったようなので、これは来年も続けることになりそうです。
自分の演奏に変化が

自分の演奏についても、今年は少し例年と違いました。
毎年、発表会で演奏を終えたあとに、「せっかく発表会で弾くのだから、もっと練習しておけばよかった」と思っていました。今年は好きな曲を選んだこともあり、その後悔をしないように、例年よりもしっかり練習して本番に臨みました。
単に最後まで弾けるようになるだけではなく、自分では弾けているつもりでも本当に弾けているのか、曲の雰囲気を十分に表現できているのかなど、いろいろな角度から演奏を見直し、少しずつブラッシュアップすることを心がけました。

その甲斐もあって、リハーサルでも本番でも比較的落ち着いて演奏することができました。
もちろん、本番では結構ミスもしました。ミスはミスとして反省するところはあります。
ただ、今年は演奏を終えたあとに、「もっと練習すればよかった」とは思いませんでした。
できる準備はしたつもりですし、その上で出たミスなら、それも含めて今の自分の演奏なのだと思います。
来年に繋がる演奏

完璧に弾けたわけではありませんが、自分なりに精一杯準備して、その結果として演奏できたことには満足しています。
来年もまた、今年より少しでも良い演奏ができるようにしたいと思います。
2026/9/30 西川 肇
雨上がりの午後

朝は、かなり雨が降っていましたが、からりと晴れました。念のためシューズに防水数プレーを吹きかけましたが、グランドの芝は濡れていませんでした。でも、作業の人たちは朝の雨で中止になったようです。秋は天気の変化が目まぐるしいですね。
寒暖差や天気の急変が多い季節ですので、晴れ間を楽しつつも、体調を崩されないよう暖かくしてお過ごしください。







