PMFアンサンブル奈井江公演

PMFアンサンブルも毎年聴いています。2年続けて豊平館で聴きましたが、平日の19時から始まるのと狭い会場にギッシリと人が入るので、昨年から別の会場で聴いています。昨年は函館、今年は奈井江でした。

コンチェルトホールは響きが良い

北海道空知郡奈井江町にあるクラシック音楽を中心に親しまれている多目的文化ホールです。

最大の特徴は、その優れた音響性能と世界最高峰のグランドピアノです。200席規模の小規模ホールならではの密度の高い臨場感があり、演奏家やクラシックファンから非常に高く評価されているホールでした。

2026年7月20日(月・祝)15:00開演
奈井江町文化ホール(コンチェルトホール)

Program

【第1部】

●フランセ:八重奏曲
moderato -Allegrissimo
Scherzo
Andante-Adagio
Mouvement de Vaise

テオ・ボックホースト(ヴァイオリンⅠ)
キャサリン・バトラー(ヴァイオリンⅡ)
ジャミン・ワン(ヴィオラ)
アレクソンドル・フロショ(チェロ)
パトリック・カーティス(コントラバス)
マリア・モタ(クラリネット)
サンエ・リー(ファゴット)
多田凌吾(ホルン)

●ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 ト長調 作品5 第2番 ト長調 作品77
Allegro con fuoco
Allegr vivace
poco Andante
Allegro assai

ユニス・リー((ヴァイオリンⅠ)
フロリアン・ナブレ(ヴァイオリンⅡ)
ヨンチェ・チョ(ヴィオラ)
タイラー・ナイ(チェロ)
ゲイブリエル・ガー(コントラバス)

Intermission

【第2部】ブラス・アンサンブル

●ブリテン:聖エドモンズベリーのためのファンファーレ

●ガブリエーリ(K.ブラウン編):ソナタ第21番

●J.S.バッハ(タイラー編):ブランデンブルグ協奏曲 第6番から第1楽章

●E・クレスポ:ブルックナー・エチュード

●バーンスタイン:バイマのためのファンファーレ

●ヒダシュ:ブラスのための六重奏曲

PMFアメリカ:ティモシー・ビギンズ(トロンボーン)

PMFオーケストラ・メンバー
マルコ・クビヤス・ボラド(トランペット)
ルイス・マルワンダ・ラモン(トランペット)
武藤向日葵(トランペット)
ジャンウォン・ソン(トランペット)
リア・マリーナ・ベタンコール・エレーラ(ホルン)
エルノ・トイッカ(トロンボーン)
オースティン・ハワード(トロンボーン)
田中信(バス・トロンボーン)
島圭佑(チューバ)

フランセ:八重奏曲

8人のうち半分の4人がiPadとフットペダルを持っていました。

フランスの作曲家ジャン・フランセが1972年に作曲した『八重奏曲(Octuor)』は、軽妙で洗練されたスタイルが存分に発揮された室内楽の名曲。

フランツ・シューベルトへの「崇高なる敬意」を込めて書かれたオマージュ作品で、シューベルトの有名な『八重奏曲 D803』とまったく同じ編成が採用されています。

会場の最前列で聴き入りましたが、音響も素晴らしいですし、流石に厳しいオーディションで選ばれた若手なのでレベルが高い!

ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 ト長調 作品5 第2番 ト長調 作品77

コンマスの女性だけがiPadで演奏され、10cmはあるピンヒールでフットペダルを何度も踏んで譜めくりをしていいてビックリ!骨太な演奏で5人でフルオーケストラを聴いているようだったと、はじめさん。本当に素晴らしい!

アントニン・ドヴォルザークが1875年に作曲した個性的で、若々しいエネルギーにあふれた傑作。

コントラバスが最低音を支えることで、オーケストラのような豊かで分厚い低音の響きが生まれました。また、重低音をコントラバスに任せられるため、チェロが本来の美声を生かして高音域で伸びややかにメロディが歌われました。

演奏は、ヴァイオリンⅠのユ二ス・リーさんに目が行きました。隣に座っていた女性は、「この子たちの演奏がまた聴けないかしら」とおしゃっていました。25日のピクニックコンサートに出演されることでしょう。

輝かしい音色のブラス・アンサンブル

第2部はファンファーレから。ステージには一人の奏者。と思っていると、後ろの方からもトランペットが鳴りアンサンブルが始まりました。後ろは日本人の女性奏者でした。

ファンファーレが3曲プログラムにありましたが、バーンスタインの曲は驚く程、短くて「えっ、もうおしまい!?」と、はじめさん。

トロンボーン奏者にはティモシー・ビギンズ先生も出演。他に数名のトローンボーン奏者でアンサンブル。「トロンボーンを演奏するには体格が必要なんだね」と、はじめさん。確かにスライドの長さと肺活量が必要な楽器ですよね。

しかし、小柄な小学生や女性の素晴らしいトロンボーン奏者は世界中にたくさんいます。「体格がないと吹けない」ということは決してないようです。

約2時間の聴き応えのある、ハイレベルな演奏会でした。奈井江文化ホールにはベーゼンドルファーModel 225があるのですね。機会があったらピアノリサイタルも聴いてみたいです。

 

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