リズムの裏拍を身に付けてリズムに強くなろう

毎月のグループレッスンでは、始まる少し前に5分ほどで、5音とリズム譜を作ります。以前は、その5音を使ってメロディー聴音の問題を作っていましたが、最近はその作業を生徒さんにやってもらっています。

一雨ごとに冬に近づいていく

明け方まで雨が降っていたので、長靴を履いて運動公園へ。暑い雲に覆われ、午前中はほとんど発電しなかったが、午後から時折、雲の隙間から光が差し込んできて、そんなに寒くなかった。

今週は初雪が降るのだろうか。11月後半はスノーシューを履いて歩くことになるかもしれない。

裏拍とは

例えば、4拍子の場合。8分音符が多く登場するときに「1ト2ト3ト4ト」と数えますが、「ト」の部分が裏拍になります。そして、一般的に裏拍は軽く演奏します。

子供たちに付点4分音符が登場したら、しつこく「これはいくつ?」と聞くようにしています。ほとんどの子が即答で「いっこはん(1拍半)」と答えてくれますが、忘れると、1拍とか2拍とか曖昧になってきます。付点4分音符の次に来る音は、8分音符になることが多いですが、数え方は「1チ2イ」で「イ」の部分が8分音符になります。

大切なことは忘れないこと

2週続けて、同じ課題で付点4分音符が取れなくなってしまっていた生徒さん。レッスンでは思い出して出来るようになりますが、これを次回も忘れないで出来ることが大事だからといって〇を付けませんでした。テキストには「リズムをわすれないこと」と書きました。

「えーっ」と不満な声を出しましたが、次のレッスンでも忘れていたので〇を付けませんでした。それがかなり不満で涙目になっていました。付点4分音符が正確に取れないと、2分音符も曖昧になってきます。こんなときは、心を鬼にして簡単に〇を付けないことも教師には大切なことだと私は思っています。

拍子弾きを取り入れる

手拍子でリズムを取れたら、今度は拍子弾きで取る練習をします。これが、なかなか難しいようです。特に休符が入ってくると難しく感じるようです。休符の存在を無視している傾向にある生徒さんほどリズムが取り難くなります。曲の冒頭が8分休符だったり、4分休符だったりする曲で、最初に休符を感じ取って演奏するのが難しいようです。

8分休符から始まるベートーヴェンの「運命」の冒頭を演奏するのはプロでさえ難しいといわれています。

 

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