カッコウの初鳴 / 生徒さんと小学校へ行く

少し肌寒いくらの天気でしたが、外へ出ると爽やかな空気の中で大勢の小鳥たちが賑やかに鳴いていました。樹々の中に、いったい何羽いるのだろうと思いました。

カッコウが鳴くと畑を耕すとき

昔からカッコウの声が聞こえたら樹を植える、種を蒔く、そして、畑を耕し始める合図なのだそうです。

遠くの方から澄んだ声で「カッコウ」と1回だけ鳴いたのが聞こえてくると、なんだか嬉しくなりました。帰り掛けにも、もう1回「カッコウ」と鳴いた。

夕方からのレッスンなのに14:15分にやってきた

珈琲タイムの後、お味噌汁を作っていると、「先生…」と声がするではありませんか。振り向くと、小4のNちゃんが立っていて、びっくりしました。「えっ、早すぎない?」

Nちゃんは茫然としている様子で「とんでもないヘマをやらかした」といいます。
「どんなヘマ?」と聞くと、友だちと一緒に歩いているときに、教室にレッスンバッグを忘れたといいます。そして、教室では面談が行われているから入ることができないと。

とても早くに教室に来たのも驚きましたが、更に驚きが加わって、プチショック。レッスンする服装でもなかったので、大慌てで着替えて、まずNちゃんのクラスと担任の先生の名前を聞いて学校に電話しました。こういうとき、私は実に行動的です。

学校の先生は、ちょっと驚いたように「レッスンバッグが無いと困りますものね。では、職員室へいらしてください」とのこと。

近くの小学校ですが、一度も中に入ったことがないので、ちょっとドキドキしながら学校へ向かいました。そして、スタスタと歩くNちゃんの後を追いかけ職員室へ行くと、既にレッスンバッグが届けられていて、Nちゃんに手渡されました。やれやれ…

学校を出る時に、「そういえば、今日は雨の天気予報だったから傘を忘れた」とNちゃん。傘も持って出ました。教室にも傘の忘れ物が多く、持ち主が分からないままのが沢山あります。

取り敢えず、無事にレッスンできて安堵した

時間をかけて作成したハンドベルのパート譜をNちゃんに渡した。ハ長調の曲だから「C(ド)」は主役だからね。というと、嬉しそうな顔をしている。それにしても、担任の先生の名前をフルネームでハッキリと答えたのにはビックリした。

教室の生徒さんの中には私の名前を知らない生徒さんが結構多いのだ。私の名前は「せんせい」ではないのです。ちゃんと覚えて欲しいと今月号の教室の新聞に書きましたが、覚えてくれたかなぁ。

 

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