命がけで弾く!?

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1週間が経つのは、あっという間ですね。留守番してくれたお花に薔薇やチューリップを足しました。

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3月も半ばで、だいぶ雪融けが進んでいます。家に帰って赤とピンクのチューリップを買ったつもりが、ピンクは薔薇でした。(^^;

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火曜日は、ちょっとスランプな生徒さんが続いて心配でした。少しレヴェルの高い曲がなかなか仕上がらず、大雑把に弾いても暗譜で弾けたら本人は満足のようでした。子供にそれを説明するのは難しいですが、弾いて聴いてもらって、音の鳴らし方によって表現が生まれるというような事を感じてもらえるようにレッスンします。

長い期間、仕上がらないと本人も焦ってくるようだったので、この曲のレヴェルに見合うまで待つか、もう少し向き合ってみるか聞いてみました。小3の生徒さんですが、「出来るまでやる!」と言います。「そうか~。根性あるね。ヨシッ、じゃあもう少し頑張ろう!」と励ましたところ、今日は凄く良くなってきました。

小4の生徒さんは、弾く時にあまり気にせずに弾き始めます。ポジションも指使いも適当な感じ。それを指摘すると「あっ!」と気が付きます。そして、やはり「お弾き初め会」に弾いた曲が大雑把で仕上がっていません。しかし、やはり練習を重ねた分、遥かに良くなってきました。そして、重大な事に気がついたのです。「弱い音ほど奇麗に鳴らすのが難しい」と言ったのです。「その通り!」

ピアニストは一音を出すために「命がけで弾いたりするものなんだよ」と言うと、凄く響いたのか、シャキーンとした表情になり「はい、次は命がけでやってきます!」と、まっすぐな目で私にそう言ったのです。「命がけで弾く」というのはオーバーかも知れませんが、芸術の世界にはそういうものが存在します。

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中国で敷居の高い家の敷居を跨ぎました。

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「敷居が高い」とは、日本では「あの家は敷居が高くて行きにくい」という感じですね。本来の意味は「不義理や面目のないことがあって、その人の家へ行きにくい」
ピアノのレッスンでは、練習していなかったりすると罪悪感から行き難くなるという感じですかね。でも、練習してなくても平気な生徒さんも居ます。それでもレッスンに来ると何かしら収穫があった!と思えるようなレッスンが出来れば良いなと思っています。

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中国旅行は色々と勉強になった。

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