愛と狂気のヴァイオリニスト/パガニーニ

昨夜は例によって、プロジェクターで映画会となった。はじめさんがチョイスしたのはトム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション」で、まだ観ていない映画だった。迫力があり面白かったです。その後で、何気に独りで観たのが「パガニーニ」。それを言うと、えっ!という反応。車旅の時に何度か観ようとしたが、私が乗り気でなかったり、見出すと、すぐに寝てしまったりで、諦めた映画だというのだ。(^^;

ニコロ・パガニーニ(1782~1840) を演じているデイヴィッド・ギャレットは「21世紀のパガニーニ」と呼ばれている天才ヴァイオリニストであるという事も知らなかった。どうりで魂を奪われるような演奏だったわけです。しかも5億円のストラディバリウスだというのですから、その音色を聴くだけでも価値があります。

破天荒なパガニーニの放蕩生活ぶりは観ていて嫌悪感を抱いてしまうけれど、演奏は本当に凄い!やっぱりパガニーニが好きなのだと改めて思い知らされたというか。それにしても、「悪魔に魂を売った代償で得た技術」だと噂され、遺体を防腐処理を施されて各地を転々とし、最終的に故郷ジェノヴァの墓地に安置されたのは1926年だったとか。

演奏シーンが良くて、アマゾンでCDを注文してしまいました。今日はイザーク・パールマンの「24のカプリス」から数曲を聴きました。映画では遅れて会場に演奏しながら入ってくるシーンで使われた24番が最高でした。

ヴァイオリンは持ち運べて良いなぁ。

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