パガニーニ&リスト / 2人のヴィルトゥオーゾ

家に居る時は雨の日が好き

今日も雨。ザーザーではない雨だが庭の花の水遣りが必要ない感じの雨。レッスン室で執筆していると半袖だと肌寒かった。

ニコロ・パガニーニ。ヴァイオリンの鬼才。凄まじい程の超絶技巧の持ち主。フランツ・リストをはじめ多くの作曲家たちをも魅了した。リストもピアノのヴィルトゥオーゾだけれど、毎日14~15時間も練習したというから努力家でもあった。

それにしても、パガニーニの楽譜がほとんど残っていないのに、どうやってリストは原曲い忠実に「パガニーニによる大練習曲」を書いたのだろう!?1、2回コンサートを聴いただけで書けたのだろうか…!

「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」を昨年観て、防腐処理された遺体を持ったパガニーニの息子が各地を転々と彷徨った事を知って衝撃を受けた。悪魔に魂を売ったという噂のパガニーニをどこも埋葬してくれなかったのだ…

 

この2冊を注文してみた。読む時間も作りたいと思う今日この頃。

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ピアノは小6までという垣根を越えよう

表現することの面白さ

雨が降って涼しかった。外へ出ると、アーチのツル薔薇が蕾を持っていた。もう少しで咲きそう。

アルストロメリアとカーネーションを追加した。


ローズ色のカーネーションが綺麗。


デンファレは長持ちするので重宝しています。


そういえば昨日、ピアノは小6までと決めていた生徒さんに変化が出てきて、中学生になっても続けたいとご両親に伝えたところ、「好きにして良いんだよ」と言われたといいます。

表現することの面白さが分かってきたようで、それが続けたいという気持ちに繋がるということで、私も嬉しく思いました。

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横山幸雄 華麗なる4大ピアノ協奏曲の饗宴

ひとりで4つのピアノコンチェルトに挑む


2019年6月1日(土)14:00
札幌コンサートKitara大ホール
ピアノ:横山幸雄
指揮:ベン・グラスバーグ
楽団:札幌交響楽団

PROGRAM

第1部

●ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」

●ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

——————–intermission—————————

第2部

●チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23

●ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18

===============================

開場に着くと、ホールは人・人・人!もう大変な人でした。それだけ札幌市民の話題のコンサートだということでしょう。何しろ、一人のピアニストが4つのピアノコンチェルトを弾くなんて、私も初めてのことです。横山さんのコンサートも久しぶりで楽しみにしていました。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」

第1楽章 / アレグロ 変ホ長調
第2楽章/ アダージョ・ウン・ポコ・モート ロ長調
第3楽章 / ロンド・アレグロ、マ・ノン・トロッポ 変ホ長調

初演はウィーンで弟子のカール・ツェルニーがピアノ独奏を務めたそうです。ツェルニーさんといえば、エチュードをたくさん書いた人で、生徒さんからはあまり好かれていませんが、私は子供の頃のレッスンでは意外と好きでした。1曲1曲暗譜して仕上げていくのが自分の性格に合っていました。ツェルニーの弟子には、かのフランツ・リストがいました。

初夏の札幌に清々しいしいベートーヴェンの「皇帝」からプログラムが始まって、ワクワク感が半端なかったです。堂々のトップバッターでした。そして、あっという間に終わってしまいました。それほど良かった!

ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

第1楽章 / Allegro Maestoso ホ短調
第2楽章 / Romanze、Larghetto ホ長調
第3楽章 / Rondo Vivace ホ長調

以前、札幌で3大ピアノ協奏曲の夕べが開かれ、札幌市民のアンケートで選ばれた3曲の中に、なんとショパンもベートーヴェンも入らなかったのを鮮明に覚えています。選ばれたのは、ラフマニノフ2番、グリーグ、チャイコフスキーでした。

ベートーヴェンの後に聴くショパンへのアプローチが素敵でした。長い序奏の後に堂々とピアノが登場するでしょう。それが堪らなくカッコイイ!と思った人は多かったのではないでしょうか。都はるみの「北の宿から」みたいな甘美で哀愁の漂う旋律が日本人は大好きですからね。あぁやっぱりショパンは最高。良いねぇと。絶対に心の中で思っていたことでしょう。

それにしても、相変わらず軽々と弾くなぁ。余裕を感じました。ちなみに、ショパンコンクールでは多くの人が1番を選びますが、横山さんは2番を演奏されました。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23

第1楽章 / アレグロ・ノントロッポ・モルト・マエストーソ-アレグロ・コン・スピーリト
第2楽章 / アンダンティーノ・センプリチェ-プレスティッシモ-クアジ・アンダンテ
第3楽章 / アレグロ・コン・フォーコ

後半は衣装を替えて登場の横山さんに大きな拍手。ピアノ協奏曲を聴き比べると、チャイコフスキーの作品は王様的存在で改めて面白いと思いました。ピアノとオケの掛け合いが楽しい。横山さんがノリノリになってテンポが速い。一生懸命に追いかけるオーケストラの皆さん、頑張れ!と応援していた自分がいました。さささっと弾いてオケを待っている感じの横山さんが印象的でした。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18

第1楽章 / Moderato ハ短調
第2楽章 / Adagio sostenute ホ長調
第3楽章 / Allgro scherzando ハ短調~ハ長調

私にとって不動の第1位はラフマニノフの2番です。札幌市民が選んだラフマニノフの2番の時の奏者は横山さんでトップバッターでした。今回は、この曲で締めくくりです。冒頭はピアノから入りますが、何度聴いても鳥肌が立つくらい好きです。神経衰弱から立ち直って、こんな素晴らしい傑作を書いたラフマニノフに感謝です。

演奏が終わった時の会場は興奮の坩堝でした。スタンディングオベーションをして称える人たち。ブラボーと拍手の嵐!!これだけのコンサートを一度に聴けて幸せでした。
プログラムに掲載されていたベートーヴェンのソナタも聴きたいなぁと思いました。東京オペラシティですけどね。

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有意義な時間を過ごしたいと思う

日曜日も忙しいのは嬉しいこと!?

日曜のパスタランチ。昨日の小樽バインのパスタを参考にしながら、グリーンアスパラたっぷりにしました。おうちパスタもなかなかいけます。

リビングのソファーカバーを変えました。北欧調ということですが、リバーシブルの裏側の方が北欧らしいです。

前回のは座ったらグチャグチャになるので、今回は座ってもしっかりとした生地で大きいサイズにしました。正解でした!


日曜ですが、やらなければならないことが山積していて、珈琲タイムの後は教室の新聞の仕上げ。今月はクラシックを中心に20本以上の執筆があるので、楽しみながら作業に没頭することに。勿論ピアノも!

ちょっと肌寒かったですが、ガーデンパーティ。それまではピアノの練習。明日は母の外来があり、なかなか忙しい毎日です。今年もあっという間に半分まで来ましたね。今日は余市祭り寄付金を班長さんが集めていらっしゃいました。

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バースデーに4つのコンチェルトを聴いた

またひとつ歳をとった

誕生日のランチは小樽バインで。午後2時からキタラでピアノコンチェルトを聴くので飲み比べのサービスチケットを使って、ワインはこれだけに控えました。

少し飲んでから写真を撮りましたが、飲み比べセットは飲み応えがありました。辛口の方が好きですが、サービスの甘口は甘ったるくないので美味しかったです。

ピザとパスタのチョイスが良かったです。特にツブを使ったパスタが絶品でした。

2週続いてのキタラ。雨の予報でしたがカラッと晴れて気持ち良かったです。

ひとりで4つのピアノコンチェルトを弾くなんて、こんなことが出来るピアニストは横山幸雄か清水和音しかいないでしょう。それにしても、キタラは人・人・人!凄い人でした。4大ピアノコンチェルトはベートーヴェン「皇帝」、ショパン1番、チャイコフスキー、ラフマニノフ2番でした。コンサート・ノートは後日書きますが、弾き終えた瞬間のブラボーの嵐!!すんばらしい(興奮状態)コンサートでした。

今年のPMFのTシャツをgetしました。ピクニックコンサートに着ていくかな…。

バースデーなのでタキザワ・ロゼで乾杯。綺麗な色、香り良し、酸味があって美味しい。前回、試飲して選びましたが、初めて飲んだ はじめさんも「これは美味しい!」と大絶賛。甘いワインが好きな人には向きませんが、我々向きのワインを造ってくれるワイナリーです。

ちょっと贅沢なお肉で久しぶりのすき焼き。食事にも合うワインということが嬉しい。

帰宅してから、はじめさんは「ホーマックへ行く」と言ってケーキを買ってきてくれました。2回分ありました。

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雨が降って涼しく過ごしやすい

グループレッスン2本立て


暑がりの私にしては珍しく長袖でもOKでした。ただ長袖だとピアノを弾くときに袖が少し邪魔です。


説明をしてからピアノを弾くので袖を少し上にあげています。無意識に。


ビデオを撮って客観的に聴くのは勉強になります。


子供の頃に弾いた曲は指が覚えている…!そして、その時の癖もまた残っていて驚かされる。

今日は子供たちとハンドベルを、大人の生徒さんたちとはコーラスを少しずつ楽譜を見ていきながら進めました。6月のグループレッスンでは、ある程度形が出来ているようにしたい。

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しばらくショパンを中心に弾きます

2つの変ニ長調

今日からグループレッスンが続きます。最終回は6月2日(日)まで。以前はロングヘアーでしたが、これくらいになるとカットしてもらいたくなります。忙しくて、なかなかカットに行けないのが難です。

来月から発表会曲を弾いてもらいますが、Chopinのドップバター。今、練習している曲をきっちりまとめあげて丁寧に演奏しましょう。

生徒さんが演奏する「雨だれのプレリュード」と「小犬のワルツ」を演奏。どちらも変ニ長調です。フラットが5つ付きます。あと、シャープが4つ付く嬰ハ短調の曲がショパンには多いです。「小犬のワルツ」を人前で弾くのは初めてですが、気恥しいので、昨日と今日でちょっと弾いたくらいです。まぁ「雨だれ」もですが。

子供の時のレッスンでは、なんとショパンのワルツ4番と6番「小犬」の2曲のみで、さらっとショパンが通過しました。先生にはバラードを弾けるようになるまで頑張ってほしいと言われましたが、今年はバラードの3番を弾きます。1→4→3ときて、2番は何度か譜読みしてはという感じです。4曲弾けるようにしたいです。

ショパンは「ピアノの詩人」と、今日参加の生徒さんは答えられなかった。限られた時間の中でどれだけの作品と向き合えるのだろうかと思います。

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どうしたら防げるのか

またしても理不尽な事件が起きた


水遣りを含めて午前中に小一時間ほどガーデニング。ランチの後、はじめさんがハンギングを設置する係り。レッスン室側にも一つ追加しました。毎年、カラスに持って行かれるハンギング用の藁みたいなのも2つ新調して自転車型のプランター入れに設置。まだ土が入ったプランターが山のようにあり、なかなか追いつきません…!が程ほどにしないと。

我が家のキングサリも咲いたと思ったら、先日の強風でパッとしない感じ…。暑さと強風で花もだいぶやられたが、今日は涼しくてだいぶ回復した。

昨日起きた痛ましい事件のことは、昨日遅くに知ってショックを受けた。理不尽なことで尊い命が瞬時に奪われてしまったことに「死にたいなら、勝手にひとりでそうすればいいのに」と思った。しかし、そういう言葉が情緒不安定な人に対してスイッチになるとも聞いて、どうしたら良いのだろうと、ためいきが出た。

殺意にまで至らなくても、スイッチが入る言葉はあるのだ。怖いと思う。夕方、久しぶりに雨が降った。夕方の水遣りがなくなって、集中して練習できた。

友人のお土産の山菜を天麩羅にした。2人で食べるには結構な量です。ウドの天麩羅って最高ですよね。サックサクで美味しかったです。ご馳走様です!


最近、お蕎麦になることが多いです。我が家は蕎麦好きで、毎日でも飽きないのではないかと思う程だけれど、1週間に1回くらいが良いのかも。

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強風で庭のウッドチップも飛ぶ

風が強い日


暑いのに風が強くて窓を開けられない日。ドアがバタンバタンとなって、はじめめさんは私が転んだ音ではないかと降りてくるのでドアを閉めました。

いつもの八百屋さんで、植えるところがあったら植えてねとサービスにパンジーなどを頂いたけれど、ガーデニングは明日以降かな。


友人が札幌からワインの引換に余市に、そして山菜を我が家に届けてくださった。はじめさんは得意の珈琲を淹れて、少しの時間ですが話が出来て嬉しかったです。明日は山菜天麩羅そばにして戴きます。

北海道も暑い日が続ていますが、夕方になると涼しくなるのが北海道の救いかな。先日は余市町も34.5℃を記録したそうですが、その日は小学校の運動会でした。大丈夫だったかなぁ…。

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小山実稚恵ピアノシリーズ「ベートーヴェン、そして…」

第1回〈敬愛の歌〉~2019年春~

2019年5月25日(土)15:00
札幌コンサートホールKiara小ホール

PROGRAM

●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 作品101
第1楽章 Allegretto,ma non torropo
第2楽章 Vivace alla Marcia
第3楽章 Adagio,ma non toroppo,con afetto-Aellegro

●シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 作品120(D664)
第1楽章 Allegro moderato
第2楽章 Andante
第3楽章 Allegro

——————–intermission—————————

●シューベルト:即興曲集 作品90、作品142より

作品90-1 ハ短調      Allegro molto moderato
作品90-2 変ホ長調 Allegro
作品142-1 ヘ短調  Allegro moderato
作品142-2 変イ長調 Allegretto
作品142-3  変ロ長調 Andante
作品142-4 ヘ短調  Allegro scherzando

——————–encore————————————-
●シューベルト:即興曲 作品90-4 変イ長調

●シューベルト:即興曲 作品90-3   変ト長調

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12年間におよぶ全24回の「音の旅」シリーズが終わって、新シリーズがスタートしました。開場で恒例の次回のコンサートのチケットの列にほとんどの人が並ぶのには驚きます。私も一応並んでみましたが、次回は10月12日(土)とのこと。微妙な時期で、なんともいえないのでパスしました。「音の旅」シリーズも数回は参加できましたが、毎回参加される大ファンの方も多いのでしょう。小ホールは満席に近く、はじめさんも驚いていました。

それにしても「ベートーヴェン、そして…」という、なんだか意味深なタイトルですよね。演奏の前に小山さんからタイトルについてのご説明がありましたが、ベートーヴェンが中心というわけでもなく、みたいな。やはりタイトル通りの意味深な感じなのでしょう。

ベートーヴェンとシューベルトのイ長調

ベートーヴェンの28番は後期の作品の入り口ともいえる作品。私は29番から32番まで、まだもう少し取っておいて、でも、流石にそろそろ腰を据えて勉強しようとも思っています。28番は第1楽章が夢見るような曲ですが、第2楽章は元気なマーチ。付点のリズムが躍動的です。そして、第3楽章のフーガ。後期のソナタの特徴です。結構、苦労したのを覚えています。ピアノ・ソナタを弾くと、ベートーヴェンがいかにピアノの名手だったかを思い知らされます。そして、私もベートーヴェンを敬愛しています。

ベートーヴェンを敬愛しているといえば、シューベルトですよね。何しろ、自分が死んだときはベートヴェンのお墓の隣に眠りたいと願い続けていました。この話は中学の担任から聞いていて、実際にウィーンを訪れた時にベートーヴェンの隣に眠るシューベルトのお墓を見て、なんだかホットしたものです。

今回のリサイタルのプログラム構成が凄く良いと思いました。ベートーヴェンのイ長調とシューベルトのイ長調の聴き比べなんて贅沢です。どちらも大好きな曲。特にシューベルトの13番は子供の頃のピアノの先生が大好きだと熱く語ってくれた曲。歌に溢れていて、これ以上チャーミングな曲はないのではないかと思う程です。全部の楽章が好きです。小山さんの流れるように美しい演奏が素敵で心に沁みました。

シューベルトの即興曲は傑作

演奏前に小山さんがおっしゃっていましたが、私もそう思います。作品90の方が好きで、何故2曲しかプログラムにないのだろうと疑問に思っていましたが、なんとencoreの2曲に取っておかれたようでした。なるほど~♪

それにしても、encoreの2曲を入れると、2時間を超えるリサイタルでした。これのプログラムを演奏されるには相当な集中力を要します。聴く側も熱心に耳を傾け、お気に入りのホールで演奏家と聴衆が三位一体となる演奏会でした。これは滅多にない事なので、素晴らしいと思いました。良いピアノリサイタルを聴くことができて幸せでした。そして、とても勉強になるリサイタルでした。

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