高松~直島~淡路島 / 8日目

9月20日(日)
シルバーウィークで高松ではホテルが取れなくて、昨夜は初めて民泊を利用した。店主から午後8時半ころから7千発もの花火大会が近くであると聞き、出掛けてみました。

終わらない花火大会

午後8時半頃から始まるとのことでしたが、なかなか始まりませんでした。10分遅れで、ようやく開始。始まると豪快さに圧倒されました。そろそろおしまいだろうと思って帰る人々。我々も宿に戻ろうとしますが、後ろからドーンと音がすること3回。今宵の花火大会に終わりはないのか!と思うほどでした。

元パン屋さんの焼きたてパンの朝食

メインイベントの直島行きの朝。5時に起きて6時の朝食会場に向かいました。会場に到着するとパンの焼きあがるイイ匂いがしました。2種類のクロワッサンは驚く程、軽くて2個ペロリ。あとの2つは味見して、はじめさんに。とても美味しかったです!

早めに行動し、臨機応援に行動

午前7時前にフェリーに到着。ガラガラでした。7:20の直島行き高速船に間に合いましたが、美術館は10時オープンなので、8時15分の普通便で行くことに。しかし、時間が経つと、凄い人数となりした。直島は大人気なのですね。

片道680円のクルーズは安くて、お天気にも恵まれて快適!キラキラの海を眺めながら楽しみました。

96段の階段がお出迎え!

直島に到着すると、新直島美術館へ向かう人があまりにも多くて、臨時便のバスが出るとのこと。我々は3本目に乗り、96段のエントランスへ到着しました。

建築家、安藤忠雄氏の手がけた地下建築へと続く大きな階段は、スケール感や静寂な雰囲気が肌で伝わってきて、期待感が一気に高まります….、いやぁしんど!

多様で斬新なアートに驚く!

天井から吊るされた雷魚の天使像は作家の想像とアメリカン・コミックから得たインスプレーションの産物なのだとか。のっけから、かなり驚かされました。

フィリピン・パンタヤン島を取材し制作された作品のタイトルは「守護者」。作家は、土地は誰のものなのか、海は誰のものなのかという問いに何度も直面したそうです。

アーティストのソ・ドホ氏が暮らしてきた世界各地の家やアトリエの玄関や廊下などを布を用いて再現した作品。ソウル・ニューヨーク・ロンドン・ホーシャム・ベルリンなどの空間なのだそうです。ドアノブやスイッチなどの細やかな描写も全て布で再現されていて驚きました。

99体の精巧な狼の群れが全力で走り、ためらうこともなくガラスの壁にぶつかる大型のインスタレーション。なんと、ベルリンの壁と同じ高さのガラスの壁は、人と人、異なる集団の間に存在する、見えないけれど確かに存在するイデオロギーや文化の隔たりを象徴した作品。

この作品が一番わかりやすかったというはじめさん。99体の狼の表情、何度も立ち向かっていく闘魂に圧倒されます。

近世京都の名所や市井の暮らしを描いた屏風絵。13メートルもの大作。生活の様子や緻密に描かれた画面上では、2,700人もの人々に加えて村上隆のキャラクターたちも京都の街を闊歩しているので、まるでウォーリーを探せの世界でした。

明らかに、ちょっと違和感な赤い帽子の女性。はじめさんは、私だといいます。

ポップなウサギとカエルが屏風絵の中に登場したりして、これを探すのが大変で楽しかったです。

お昼前には観終わって、正直なところ、あまり見応えもなく少し肩透かしを喰らったような気持ちになりました。空間のスケール感に対して展示内容とのバランスやギャップを感じたのかもしれません。アートとは難しいものだと思いました。

ANDO MUSEUM

建築家の安藤忠雄氏は約30年間にわたり、直島に美術施設をつくってきたそうです。南寺は開演前だったので、こちらのANDO MUSUMにやってきました。入館料700円のところ、オンライン入場で600円になりました。

地域の歴史が刻み込まれた古い木造の民家や塀を保存しながら改修し、内部にコンクリートの空間という新しい命を吹き込むました。古いものと新しいもの、木造とコンクリート、光と闇といった組み合わさった展示空間。

直島新美術館の長い大階段に続き、ANDO MUSEUMでも建築のダイナミックさや仕掛けに対して「展示のボリュームが少なく感じる」「人に優しくない」という違和感を抱いた…

安藤忠雄氏の建築は、光と影の入り方やコンクリートの美しさを際立たせるため、手すりを排したり、極端な高低差やななめの壁・空間を意図的に組み込んだりすることがよくあるそうです。

その演出によって「空間そのものを体験させる」という狙いが、急な階段やアンバランスな空間は身体的に負担が大きく、不安や違和感を覚えてしまったのかもしれない。アートとは難しいものだと実感した直島の旅であった。

晴天の直島への船旅を楽しんだ

旅の途中で天気予報が良い方に変わり、見事な快晴のもとで直島の旅を満喫できたのは幸運だった!直島の旅の締めくくりに鑑賞したのは、草間彌生氏の『赤かぼちゃ』。青空や瀬戸内の海によく映えて、内部に入り込んで光の抜け感や陰影を体感できるアート体験でした。

瀬戸内を巡る旅もいよいよ終盤に向かう。明日は神戸に戻りレンタカーを返します。

 

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