学業とピアノ

受験のためレッスンから離れていた、もう1人のMちゃんと
昨日ばったり会った。


「せんせい~」と声をかけられてが、しばらく誰なのか解らないほど
雰囲気が変わっていた。
「暇で、たくさんピアノ練習している」と言う。
北大に現役合格。なんとなく解っていたが、電話をかけられないままでいた。
入ってからどうなるか解らないからというMちゃんの性格を知っているからだ。
高校受験の時は余裕だったMちゃんが
”練習できないのなら習う意味がない”と初めて私に言った台詞。
音大でも通用するほどピアノの腕も達者で、何度も確認したのだが、
何になりたいのか解らないまま、ピアノの道は選ばなかった。
Mちゃんは私の教え子であるI先生にに習っていたのだが、
引継ぎをした時に、Mちゃんは小さい時「ピアノの先生は儲かるの?」と
聞いたのだそうで、現実的で驚いたとI先生は私に告げた。
本人からは聞かなかったが、お母様からも同じ事を聞いた。
少子化が進んでいる時代、確かにピアノの先生は儲からないなぁ…。
そんな事を思い出しつつ、それでも合格の連絡が無かったのは、
ちょっと淋しく思った。
後に続く生徒さんを育てなくちゃね。
学業とピアノ、部活とピアノ。ピアノ教室にとって永遠のライバルだ。

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