中田喜直さん

中田喜直さんというと、「雪の降る街を」の作曲者として思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?そう、あのしみじみとした旋律の歌です。

雪の降るまちを 雪の降るまちを
想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降るまちを 遠い国から 落ちてくる
この想い出を この想い出を いつの日か包まん
あたたかき幸せの ほほえみ

これは、一番の歌詞で3番までありますが、偶然TVで歌手の稲垣潤一さんが歌うのを聴いて、なんて素敵な歌い方なのだろうと感激した事があります。

中田喜直さんは、子供や小さい手の人がラクにオクターブを弾ける「細幅鍵盤」を薦めた方としても知られていますね。ヤマハから特注で購入する事が出来ますが、家を建てる時に細幅鍵盤を購入するか迷いました。しかし、グランドピアノを3台並べる広さは確保出来なかったのでやめました。当時、舘野先生が監修している「スオミ・ピアノ・スクール」の公開講座をされていた先生が札幌にいらして、その先生のレッスン室には細幅鍵盤と普通サイズのグランド2台、計3台がズラッと並んでいました。細幅鍵盤だとリストでもショパンでもラクに弾けると、おっしゃっていましたが、私は弾く機会がありませんでした。弾いてみたかった…。

今年の発表会では、3人の生徒さんに中田喜直さんの曲を取り上げていますが、なんだかいつもより練習してくるのです。響きが綺麗な「夕方の歌」や、元気で面白い「土人の歌」などが子供に受けるのでしょうか。「おまつり」が当たっている生徒さんは苦労していますが、確かにけっこう難しいですよね。選択したのは「日本のいなか」「おまつり」「ひとりぽっち」「土人の歌」「わらべうた」「夕方の歌」です。有名でカッコイイ「エチュードアレグロ」も候補に挙がりましたが、なかなかピニスティックなので、もう少し上達してからチャレンジしてもらおうと思います。

中田喜直さんは、とても繊細な方で、本当かどうか分かりませんが、ししゃもの骨までよけて食べるという事を聞いた事があります。

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