夕方、レッスンしていると電話が鳴った。
「以前、そちらでお世話になっていたのですが…」。
えっ?誰だろうと胸が高なった。
最近のブログで書いたばかりなのだけれど、新しく入った生徒さんのクラスメイトに偶然、教室で習っていた生徒さんが居る事を。高校に入る直前で辞めた生徒さんからだった。伸び盛りだったので、辞めた時は周りが驚いて、特にご両親は何度も説得したそうなのだ。お母さまは「いつか、必ずまた通うと思う時が来ると思いますので、その時はお願いします」と、おっしゃった。
しかし、びっくりした。嬉しくて、ストレートに「とても嬉しい!」と伝えた。レッスン中だったので、レッスンが終了してからこちらから電話して、来週からレッスンを再開する事になった。すっかりお姉さんになって、電話の応対もしっかりしていて、大人になったなぁと思った。楽しみにしていると言うと、Nちゃんも「私も楽しみです」と。
それにしても、この1ヶ月ずっと迷って悩んだと言う。だからクラスメイトが習う前の事なのだ。ちょっと相談してくれたら良かったのに…。そんな時にクラスメイトが習い始めた事は大きかったのだろうと思った。春に進学する生徒さんが2人。フレッシュな気持ちでピアノを弾いて欲しいです。

午後の部。こちらは小1から高1の生徒さんたち。小1のHちゃんは、スキー教室から駆けつけ、お姉さんたちの中で堂々とチェルニーの練習曲とブルグミュラーの「ひそかな嘆き」を演奏してくれました。最後に中2のMちゃんと私がピアノコンチェルトを演奏しました。「練習より速かった!」と言っていましたが、なかなか迫力のある演奏でしたよ。
最後は大人の生徒さん。発表会の後は、なかなか集まる事が少なかったので、大変盛り上がりました!演奏の方は小さい子も大人の生徒さんもみんな真剣で緊張も伴いますが、歌うという姿勢が見られ、良い演奏をする人が増えてきました。








