譜読みが早くできるように

6月は「譜読み」ができることと、口を酸っぱくして何度も伝えていますが、どうも方向が違っている生徒さんがいて、何故なのだろうかと思います。

全部の音を読めること

「毎日、練習しているよ」という生徒さん。しかし、レッスンしてみると、発表会の曲はほとんど練習ができていません。「来週までにメロディを全部読んできましょう」というと「え~っ」と顔をしかめます。

その次のレッスンではメロディーではない部分を全部読まないと、グループレッスンには間に合いません。7月は全部弾けなくてはならないのに困ったものです。

五線譜を使って高い音に慣れる

高いラの音を「ド」だと思ってしまう生徒さんも多く、高い音に慣れるために、何度も五線譜に書いて覚える練習をしています。

ピアノは88鍵もあるのだから、高い音や低い音が出てきても読めるようにしましょう。慣れて覚えるしかありません。

弾く前に楽譜をよく読むこと

音の位置を確かめないで、すぐに鍵盤に指を置くのはNGです。大抵、間違った場所に置いていることが多い。いったい家でどう弾いてきたのか。間違えた練習をすると、それなら練習しなかった方が良かったということになるので、よく考えて、楽譜を注意深く読んでから弾くようにしましょう。今月、目標の「譜読み」が出来る生徒さんは全員であって欲しい。

 

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