秋の函館くるま旅 パート2

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「なとわ・えさん」の朝は快晴でしたが、風が強く波が高くてダイナミックでした。思ったより寒くはなく、はじめさんは半袖です。

DSC_4999家から椅子は持ってきましたが、ここでは必要なかったようです。トマニンが間に合うかどうかという中、八雲飲料でペットボトルに3本だけ水を汲みました。そのお水でコーヒーをいれました。昨晩ハセストで買った、おにぎりで朝食。朝は必ず野菜ジュースを飲みます。
物産館で今回も大量の昆布を仕入れてきました。これで来春まで大丈夫でしょう。


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椴法華にある「ぴかりん館」。に来ました。入館料400円 ワンドリンク付き。灯台の事が勉強になります。

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展望室からのロケーションを楽しみながらドリンクを選びます。はじめさんは、「ドリンクが無くても良いから300円にして欲しい」と言っていました。この後は温泉「とどぽっくる」へ行きました。
ここへ来る時はいつも快晴で、露天も気持ちが良かった。

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「食彩なとわの里」です。残念ながら大将はオータムフェスト札幌へ出かけていてお会いすることができませんでした。根ボッケの炙り握りも大将が居ないと出来ないという事で、根ボッケ刺身定食1,100円と根ボッケ蒲焼丼900円を注文しました。どちらも大迫力です。根ボッケのお刺身は初めて食べたのですが、美味しかった。ひより貝の酢味噌和えや、茄子、ご飯にお味噌汁が付いていました。昨年は「じゃらん」の企画でワンコインのセットを頂きましたが、根ボッケ蒲焼丼の通常サイズは凄いです。甘くない味付けが良いです。美味しい昼食でした。女将さんにお礼を言ってお酒も無事に渡せました。

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アイス118にやって来ました。117だったか119だったかと車の中で話しましたが、正解は間をとって118でした。(^^; 飲むヨーグルト100円は濃厚で美味しいです。そして、飲み放題の牛乳100円。ジョッキで出されました。今回も3杯が限界でした。DSC_5060 DSC_5061

左は昆布館にて味きらくなどを購入したらアイスが150円のサービスでした。昆布ソフトですが、ビミョウという表情の私。右は八雲飲料。時間に余裕があるのでペットボトル12本分汲みました。さて、短かったけれど、今回もよく食べました。森のパン屋さんで少しだけパンを、隣のセブンイレブンでコーヒーを買って帰宅してから飲まなかったワインを開けました。ノイフランクのチキンローフやソーセージをおつまみに軽く1本が空きました。食欲の秋は、まだまだ続く。

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秋の函館くるま旅 パート1

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9月25日(土)
仕事に忙殺されている はじめさんですが、24日の夜10時半に急に「よしっ、函館へ行くぞ!」と 言い出しました。予定では24日の夜は、道の駅「つど~る・プラザ・さわら」でP泊でしたが、ほぼ諦めていたので土曜の朝に出る事にしました。さて、今年初のトマニンですが、お店の営業時間は11時~14時半という事(しかも日曜はお休みという狭き門)で、トマニンを食べるためには遅くとも9時には家を出ようという計画になっていまいした。当日の朝は決まって はじめさんは私を急かせます。私は忘れ物がないかチェックして車に乗りました。家を出て間もなく、「そういえば歯ブラシとか持った?」と聞いてみると、はじめさんの顔色が変わりました。「新しいのに入れ替えたばかりなのに忘れた」。と言い、まだ近くだし家に戻りました。母は笑っていましたが、気を取り直してさぁ今度こそ出発です。そして、家からかなり遠くまで来たところで、財布・カメラ・携帯が入った貴重品バックを忘れた事に気がついた はじめさん。「ゴメン・・・でも、なんとかなるさ。」と言って、また家へ戻りました。流石に母も呆れていたようです。(^^; 忙しかったのだから仕方が無いかも知れませんが、まさか貴重品バックを忘れるとは思いませんでした。これでトマニンは、かなり難しくなりましたが、初めて高速を使ったりして執念で間に合いました。左上がトマニン激辛。サラダがカボチャにバージョンアップ。スープと、はこなび特典のドリンクが付いて650円は安過ぎ。帰り際、お店の人に「(激辛のため)味見が出来なかったけれど、辛さは大丈夫でしたか?」と聞かれました。「はい。タバスコを数敵加えただけです」と答えると「ありえなーい」と唖然としていました。ん、ちょっと汗ばみましたがナイスな辛さでしたよ。

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5月に道の駅「なとわ・えさん」でP泊したところ、偶然バキバキを手に入れ、さらに「食彩なとわの里」の大将に9匹もさばいて頂き、もう感謝感激でした。それでお礼に何かプレゼントしたかったのですが、以前から気になっていたものの何となく入れないでいた「越前屋」さんというお洒落な酒屋さんでお酒を選ぼうという事になりました。お店に入るとワインのいい香りがしました。凄い品揃え!迷っていると感じの良い店主に「何かお探しですか?」と尋ねられたので、経緯を話し、お勧めの日本酒をゲットしました。すかさず、はじめさんは我が家にも一升瓶でゲット。晩酌が楽しみです!ワインも豊富にあり、店主と会話がはずみました。お洒落すぎて、なんとなく入りにくかったと言うと、皆さんに言われるのだそうです。今度はためらわずに来ます。はこなびのお店の紹介はこちら。http://gourmet.hakonavi.ne.jp/meisan/echizenya.html

 

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「道南四季の杜公園」で閉園まで久々にノルディック・ウォーキングを楽しみました。DSC_4944 DSC_4948

杜の中を歩いていると「トントントン」と木をつつく音が聞こえました。もしやと思いましたが、アカゲラが木をつついてる音でした。アカゲラを見た事は数回ありますが、木をつつく音を聞いたのは、初めて。左の写真の真ん中あたりにアカゲラが居ました。右は夕暮れ時の公園の雰囲気。
この後は、陣川温泉でバースデーの特典を利用して嵐の湯に入りました。温泉を出たら8時でした。ちょっとお寿司をつまんでいこうと回転寿司「北々亭」に行きましたが、写真を撮る事も忘れる程、美味しくて、しっかり堪能しました。ネタが大きくてびっくりしますよ。驚愕の「大アナゴの白焼き」だけでも写真を撮りたかった。お勧めメニューばかり頼みましたので、いつもより高いお皿でしたが、それでも安いなぁと思いました。職人さんにこれから余市へ帰るのか聞かれて、恵山に行くと言うと「えっ、これから恵山に!」と、かなりびっくりしていました。そして、「親戚でもいるのかい?」と。函館の人にとって恵山は遠い場所のようです。1泊なのでお決まりのパターンですが、気に入ったものを食べ、気に入ったところへ行くのが私たちには楽しいです。「なとわ・えさん」では、美味しそうなワインを持ってきていたので、日本酒を少し飲んでからワインにと思っていました。ところが、越前屋さんの店主がおっしゃっていたようにスイスイと入りワインまでいきませんでした。山形の六歌仙酒造の季節限定品で山法師 純米中汲み生々というお酒。秋の夜、かなり寒くなり星が綺麗に瞬いていた。

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思いを綴る感想文

発表会明けのレッスンは、反省会という内容でステージでの演奏を生徒さんと一緒に観ます。そして、感想文を提出してもらうのですが、生徒さんがどんな感想文を書いてくるのか、感想文を読むのは毎年の楽しみです。私は生徒さん全員分に書いているのですが、ひとりひとりに思いを書き綴るのは結構な時間を要します。それがレッスン休みの私の仕事でもあります。今年は書き始めるまで、気持ちの整理をするまで時間がかかり、ふらのワイン祭りの翌日からスタートしました。3分の2まで書きましたが、明日からレッスンが始まります。翌日は函館へ行く予定でしたが、はじめさんは仕事に忙殺されているので行けない雰囲気。その場合は地元の「味覚祭り」に出かける予定です。

昨晩はタオルケットでは寒くて布団を出しました。秋になったなぁと感じる肌寒さ。カレンダーを見ると今月もあと1週間。10月が近づいてきて日も短くなりました。そういえば昨日、体験レッスンしたお子さんのお母さまからお電話がありました。人に接する機会がなく、人見知りするお子さんでした。ようやっとピアノの椅子に座ってもらってレッスンしましたが、質問には、なかなか答えてくれませんでした。スオミのイメージでピアノを弾くあたりから、そう、私がいつものように滝の絵を指差して滝の説明をして一気にグリッサンドで水が流れ落ちていく様を弾いたあたりから目が輝いたのです。そして、うさぎの絵を指差し「なんていう動物かな?」の質問に初めて「お母さんが言って」と言ったのです。お母さまは「ブタだと思うよ」と言いって、お子さんに答えてもらおうとしましたが、その日はそれでお子さんにとっては精一杯だったのでしょう。帰りの車で「とても楽しかったし、先生は優しい」と言ってくれたそうです。お父さまには「4歳になったら習う」と言ったとか。そういう内容のお電話を頂き、嬉しく思いました。

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太陽の周りに虹

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昨日もガーデンランチをしました。はじめさんのリクエストによる「イモサラダパン」です。フランスパンは「ふらのワイン祭り」で買った残り。ふらのプリンス工房のパンで最高に美味しかったです。美瑛の花人公園で買ったお野菜も、ふんだんに使ってみました。

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新しい仲間の「きのこドール」。選んだ鉢は「カラーなんばん」。カラフルで暑さに強いのが良いです。ひのきのウッドチップの香りが、とても気分をリフレッシュしてくれます。今はフカフカですが、だんだんと固まってくるようです。ふと、空を見上げると虹が見えました。あれ、何だか形が変です。なんと、太陽の周りをぐるっと囲っているのです。私は初めて見る現象でした。

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写真は切れていますが、ぐるっと360度囲っている巨大な虹でした。調べてみると「日暈(ひのかさ)」というものらしいです。雨が降る前触れで、雲の中にある氷がプリズムとなって働くために、
太陽の光が氷の中を通り抜ける時に屈折して起きる現象だとか。眩しくて、はじめさんはグーで太陽を隠して撮っていました。それにしても、9月も下旬に差し掛かっているのに、いつまでも暑く出来るだけ日陰に座っています。暑いけれど外は風が心地良いなぁ。

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発表会スナップ写真&熱帯魚との暮らし

ようやく「リトルプレイヤーズVol.19」のスナップ写真を発表会のページに載せました。こちらです。http://www.soundwalking.com/swalking/dialy/special/20100912/index.html

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昨日、帰宅して荷物を片付けてからドキドキしながら水槽を見に行った。「やっほ~」が水底に沈んでいるのが目に入ってきた。先月のPMFピクニックコンサートの時に「ハイフィン」がそうだったように、我々が居ない時に逝ってしまうことが多い。あの食欲旺盛な「やっほ~」がいつから具合が悪かったのだろう。発表会が終わってから急に、みんなから離れて食べなくなった。そうなると大抵は長くない。それでも薬浴させようと思い、「やっほ~」を捕まえようとしても泳ぎが達者で頭が良く、全く捕まえられなかった。まぁ、こんなに元気ならと思ったけれど、泳ぎが達者なだけで元気は無かった。ボスの「ライオン」も懸命に阻止しようとしていた。プラティがそんな事をするなんて…。「水槽から出して薬浴してもストレスを与えるだけかも知れない。そっとしておこう」と、はじめさんと決めたのだ。「やっほ~」は、恐らく発表会まではと懸命に生きて、その後も頑張っていたのだと思う。息を引き取ったのは、私たちが家を出て間もなくの事だったかも知れない。昨年の秋には数匹になったレッドバック・プラティだったけれど、「やっほ~」が沢山の子供を残してくれた。過酷な環境の中で兄弟を失い逞しく生きてきた。こんなに早く旅立つとは…昨年10月31日。右下の小さいプラティが「やっほ~」

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ふらのワイン祭り 2010

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美瑛の朝は決まって雨。そして、必ず晴れるのです。この日は、お目当てのチーズフォンデュを頂いている時は、まだ小雨でした。パン500円と野菜600円がありますが、野菜がとっても美味しいので、私たちは野菜。パンはフランスパン200円を購入して、自分で追加するという作戦が成功しました。チーズがたっぷりなので、「これは良いね!」と、はじめさん。


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はじめさんは飲めませんが、せっかくワイン祭りに来たのですから飲まなくちゃ。まず、羆の晩酌(赤400円)、赤200円、そして、樽熟バレル(白400円)。たっぷりの量なので、ここまで。
はじめさんはというと、野菜の詰め放題500円に参加しています。

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人参を中心に上手い具合に詰めまくって、とても重かったです。これはお得!そうこうしているうちにワインクイズがあるということで、2人で参加することに。〇か×のクイズなので、迷ったら別々に並ぼうの作戦でした。しかし、1問目は私が一緒に〇の方に慌てて並んで2人とも正解。2問目で、はじめさんはダメ。私は6名まで残りました。「ソレイユ」といロゼワインは3年連続銅賞を受賞していますか?で〇の方に行きましたが、正解は4年連続という事で×でした。並んだだけなのに、そのソレイユを頂きました。ソレイユとはフランス語で「太陽」という意味なのだそうです。

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「けむり屋」さんではスタンプカードがいっぱいになって、サービスで2袋も頂きました。嬉しいな。
美瑛の花人公園に戻って、お野菜を購入。安くて新鮮ですよ。「久しぶりにイモサラダパンが食べたい」というはじめさんのために作りましょう。美瑛の北工房さんでコーヒーを飲んで、さぁ帰りましょう。帰る途中、美唄焼き鳥のお店に電話して、今回は40本注文しました。三笠の道の駅で美味しそうにほおばる はじめさん。食欲の秋は続きそう…

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鶴沼ワイナリー

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9月11日(土)
昨年に続き、富良野ワイン祭りに参加するための車旅をしてきました。と言っても、はじめさんが超多忙で1泊です。昼食は、いつものロイズでパンとコーヒー。深川のライスランドでおにぎりを食べるには何かイベントが欲しいところに、鶴沼ワイナリーの前にやって来ました。お天気も良かったので、ちょっと寄ってみることにしました。流石に日本一の敷地面積を誇るだけあって広大でした。ぶどうの産地でもある余市ですが、私はぶどう狩りをしたことがありません。500円で1キロまで持ち帰れるという事で2人で「ぶどう狩り」開始!

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ぶどうが大好きな はじめさんはもう軽く1キロを超えているようでした。「じゃぁ食べちゃえ」と言って1房食べていました。試食を超えていました。それにしても立派で美味しい葡萄です。

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ワイン(辛口)は好きですが、どうも葡萄は子供の頃からちょっと得てではない私は控えめに収穫しました。左上の葡萄が甘酸っぱくて美味しかったです。ワイン用の葡萄は粒が小さく種がとても多かったです。広大な敷地を歩いてウォーキングも楽しめました。「ぶどう狩り」は、とても気持ちが良くてリフレッシュできました。タオルマフラーをしてきて良かったなぁ。そうそう、収穫した葡萄ですが、はじめさんは2.2キロ。私は0.9キロで、2人合わせて250円の追加金は安いなと思いました。葡萄好きな方はお勧めです。
鶴沼ワイナリーのHPはこちら。http://www.sorachi.pref.hokkaido.jp/so-tssak/html/parts/17tsurunumawainarii.html

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道の駅「ライスランド深川」です。ここの「鮭とイクラのおにぎり」200円が大好きです。1.5倍程あります。水槽のお魚たちにも久しぶりに会う事ができました。家で飼っているプラティの「やっほ~」が数日間ずっとごはんを食べないで元気がなかったので心配で、出かける時「明日、帰ってくるからね」と声をかけてきたけれど…大丈夫かなと思いました。
温泉は中富良野にある「ふらのラテール」へ行きました。入浴料980円は少し高いですが、綺麗な温泉ホテルでタオルも付いています。HPはこちら。http://f-laterre.com/ くじ引きがあり、私はソフトクリームが当たりました。特大なソフトクリームでびっくり!
本日のP泊は美瑛の「花人公園」。鶴沼ワイナリーで購入したワインを飲みながら映画を珍しく2本も観ました。「バグダッド・カフェ」は何度観ても面白いなぁ。もう1本は「戦場のピアニスト」。こちらは重くて、なかなか眠れなくなり、バレンボイムのピアノを聴きながら眠りにつきました。

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お化けより怖いと言われる私

先日、行った発表会の会館にある照明室に、お化けが出るという中学生はスタッフを担当してくれた。しかし、本当はお化けが出るのでやりたくなかったのだそう。はじめさんが聞いた話によると、「でも、先生が怖いから断れなかった」。はじめさんが「じゃぁ、お化けが出る照明室と先生が居る舞台袖で先生の指示を聞くのと、どっちがいい?」と聞くと、その子は「お化けの方がいい」と言って照明室へ行ったという。お化けより私は怖いということになるけれど、はじめさんに話したらバレバレになるのだから、実際のところはどうなのでしょう。

組曲の最後にグロッケンを使ってアンサンブルしたのだけれど、このグロッケンを使うために荷物が増えた。グロッケンを置くためにエレクトーンの椅子、座る椅子、譜面台、そして、グロッケン。演奏を担当してくれた生徒さんは舞台の上で楽譜を持ってこなかったと言って我々を唖然とさせた。開会の挨拶の文章を書いた紙も楽譜も一式持ってこずに、手ぶらで来たと舞台袖でニコニコして話すのだ。譜面台は何の役にも立たなかった。それにしても、堂々と全部を成し遂げ驚かされる。お化けより怖いと言われている私だけれど、この子の方が上を行くと思う。

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ピアノソナタ第26番「告別」

今週は金曜日に発表会に参加していない生徒さんのレッスンと、お待たせしている3歳の子の体験レッスン。発表会の最初に5歳の子が3人続いたのだけれど、楽しく聴いてくれたそうで嬉しく思いました。翌日は富良野ワイン祭りに出かける予定です。

勉強中のベートーヴェンの26番「告別」は、人が亡くなったという事ではなく、ナポレオンが率いるフランス軍にウィーンが占拠され、大切なルドルフ公が皇帝の実弟であるという立場上、ウィーンを離れたことから書かれました。ベートーヴェンの草稿には「1809年5月4日 尊敬するルドルフ大公殿下の御出発にあたって」とあり、勝利したフランス軍はやがて引き上げたため、皇帝一族はウィーンに帰ってきました。大公帰着は、第3楽章草稿に「尊敬するルドルフ大公殿下御帰還 1810年1月30日」。こうした事情からベートーヴェンは第一楽章「告別」、第2楽章「不在」、第3楽章「再会」のタイトルを付けたのですが、32曲あるピアノソナタにおいて唯一の珍しい例でもあります。ルドルフ大公に献呈されました。どの楽章も好きで、以前に少し勉強した事がありますが、改めて譜読みをしていくとベートーヴェンって本当に凄いと思います。この曲を最初に聴いたのは横山幸雄さんのリサイタルですが、特に第3楽章はベートーヴェンの喜びが伝わってくるようで生き生きとして素晴らしかったな。私にとっては「月光」以来のベートーヴェンのピアノソナタ再開。8番「悲愴」の第2、第3楽章からスタートして、1番、10番、17番「テンペスト」、24番「テレーゼ」、19番、20番、25番「かっこう」、12番「葬送」、14番「月光」。まだ3分の1くらい。ケンプのベートーヴェンが聴きやすくて気に入っています。バレンボイムのリサイタルでの演奏も見てみよう。この膨大な作品を3回も録音しているなんて本当に尊敬してしまいます。

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リベンジは続く、どこまでも

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9月12日(日)
第19回目の教室の発表会「リトルプレイヤーズ」が終了しました。
左の写真は帯広に転勤になったHさんから送られたお花です。舞台のお花を飾って頂いているお花屋さんが、わざわざお店に戻ってお花を飾る台を持ってきて下さいました。本当にありがとうございます。長年スタッフを担当してくれたHさんが抜けた今回の発表会は、はじめさんとYさんに多大な負担をかけてしまいました。加えて前日に会場で行われた演奏会の舞台装置を勝手に壊すなどの行為があって、照明の準備をするのにどれだけ大変だったことか。会館の人は、そういう事はしないで下さいと伝えたとの事ですが、後で使う身になって考えて欲しいと思いました。

長年、ずっと苦しんできた合唱団でのリベンジは、この日をもって果たせたのかなと思いました。3部合唱でしたが、たったの15名でも、これだけの事が出来るのだと。そして、生徒さんたちも立派に演奏してくれて、先生としてはこれ以上の嬉しい事はありません。ただ、私は自身に対して、あまりにもプレッシャーを与え過ぎたのではと反省しています。

背骨を骨折してから母は、この日の打ち上げで飲むビールを心から楽しみにしていました。初めて行った居酒屋「いっ徳」さんは、車の送迎もあってお洒落で素敵なお店でした。写真は、シーザーサラダですが、「よしと言うまでチーズを削ります。ブッラクパッパーもふりかけます」のシーンです。チーズは、あまりにも綺麗に削れて行く瞬間に見とれて、よしと言うのが遅くなりました。ブラックペッパーも大好きですが、腱鞘炎になりそうな手の動きに、早目に「はい、そこまで」と言ってしまいました。個室でメニューも豊富で送迎もあり、これからも行きたい、お気に入りのお店になりました。打ち上げの後、眠っていなかったのもあり、倒れるようにベットで眠りました。しかし、深夜に目覚めると後悔の嵐に襲われました。はじめさんに「反省すべき点は素直に反省して、録画したビデオを全て見るように」と言われ一緒に明け方まで観ました。

失敗を生かせるかどうかは、これからなのだと思います。いつもは、翌日は腕がパンパンに張って痛くて、今日はゆっくり休ませようとなるのですが、今年は違いました。そこが、リストとショパンの違いなのかどうかは分かりません。自分では同じように練習を積んだつもりでしたが、腕は痛くもなく、心が痛いだけでした。(^^; しかし、いつまでも打ちひしがれてはいられません。結局、自分を取り戻すためにはピアノしかありません。次の課題曲はベートーヴェンのピアノソナタ26番「告別」。これを全楽章、譜読みして、バラード4番は、書き込みをしていないスコアを使って復習をしていく事が今の自分を立ち直らせる手段なのだと思います。演奏にこれでよしという事は無く、リベンジは果てしなく続くのだなと思い知る良い機会だったなと思いました。

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