大雪の合間を縫って

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1月15日(土)
痛風のはじめさんに注文していた「クラッチ」という杖が届き、足も付けるようになったので、一度はホテルをキャンセルしたのだが、別のリゾートホテルを新に取り出かけた。この日は天気が良く、雪を融かすための地下水も止めて出かけた。昼食は「一文字」。はじめさんは「チャッチャ正油らーめん」780円、私は「辛味噌らーめん」780円。私たちはゴールド会員になったけれど、特典は函館でしか受けられないようだ。しかし、確か特典は大盛りかライス付きだったと思うので、それは無理っぽい。久しぶりに外食すると、美味しいのだけれど、後で口がずっとしょっぱかった…

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甘いものが食べたくなってミスドーに並んだ。ドーナツ100円セールなのに、くまチョコはセール対象外でした。前日のレッスンで6歳の女の子が大好きだという「ピンクのくまチョコ」を食べました。右はキャラメル。可愛くて食べるのがもったいないくらいですが、美味しかったです。

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1月16日(日)
私たちは大雪とは無縁の場所に居たようです。今朝は気温がわりと高く濡れ雪でした。ホテルからキタラまで、なんと10分足らずで着いてしまいました。キタラには予め連絡していましたので、係りの人が親切に身障者用の駐車スペースを案内してくれました。エレベーターを上がると、ちょうどチケットセンターの横でした。忘れないうちに先日、電話で予約したチケットを購入しました。

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午後1時開場ですが、すでに椅子は埋まっていて身障者用の椅子スペースが無いロビー。車椅子が基本のようです。はじめさんの「クラッチ」をクロークに預けるのは不便なので、席に着いて短くして足元に置きました。キタラの座席がゆったりしているのと、たまたま便利な席で良かったです。前から3列目の中央でしたので、ピアニストのアリス=紗良・オットさんの演奏も近くで聴く事ができました。ドレスから足元が見えましたが、もしかして裸足なのかもねと、はじめさんと共にびっくりしました。裸足でピアノを弾く人は初めて見ましたが、どうやらこれがアリスさんのスタイルのようですね。車で来たので分からなかったのですが、大雪で交通機関のダイヤが大幅に乱れて大変だったようです。帰宅すると、かなり降ったらしく除雪したはずの庭が何もしなかったかのように、また雪で埋まっていました。こんなに降る年も珍しく、雪による被害も出ているので気をつけて除雪しないといけません。

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アリス=紗良・オット ピアノリサイタル

2011年1月16日(日)
場所:札幌コンサートホールKitara大ホール
ピアノ:アリス=沙良・オット

話題の新鋭女流ピアニスト、アリス=紗良・オットのリサイタルに出かけました。札幌は記録的な大雪で、日曜の午後1時半からのコンサートでしたが、遅れて到着する人が多く、会場は落ち着かない様子でした。
TV放送で「情熱大陸」やピアノリサイタルを何度か見たことがありますが、アリス=紗良・オットさんは、とてもチャーミングな方ですね。それにしても、デビューアルバムがリストの「超絶技巧練習曲集」だというのですから、恐れ入ります。
スレンダーな赤のドレスでステージに登場。アリスさんはモデルさんのようにスラリとして、歩き方も演奏する姿勢もとても美しい。プログラムはメンデルスゾーンの「厳格な変奏曲」から。タイトルは厳かでなんだか近寄り難いですが、なかなか良い曲なのです。最初の印象は、しなやかな指と、その指から紡ぎ出される美しい音。容姿も美しいですが、一音一音が完璧にコントールされた演奏で、早速はじめさんは「なんて、柔らかいのだろう。最初の音を聴いて驚いた!」と言っていました。続いてベートーヴェンのピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」。これがお目当てでチケットを取りました。以前、TV放送で「熱情」と「ワルトシュタイン」を聴いた時は、やや荒っぽい感じを受けましたが、とても丁寧に終始チャーミングな音で歌い上げるので、ちょっと意外でした。第1楽章が終わると拍手が入りましたが、ニコッと笑ってすぐに集中していました。暫くして第2楽章が始まりましたが、その幻想的で美しい音に会場のざわつきも収まり、やがて遠くの方から静かに聴こえてくる第3楽章に入ると、優しく慈しむようなアリスさんの表情が素適でした。「こんなチャーミングなワルトシュタインは初めて聴いた」と、はじめさんは言っていましたが、ベートーヴェンだという事を忘れてしまうようなアリスさんの演奏でした。そして、この曲をとても大切にしているという事が伝わってきて、なんだか暖かい気持になりました。
後半はオールショパン。華麗なる円舞曲作品34の3つのワルツ、6番「小犬」、7番と続きました。最初の2番の演奏後に拍手が入りましたが、ニコッと笑ってまた集中していました。そう集中力も素晴らしいです。情感たっぷり、メランコリックに歌い上げるので、会場の皆さんもうっとりとして聴き入っていました。プログラムの最後はスケルツォ第2番。「小気味の良い演奏は見ていて楽しくなる」と、大絶賛のはじめさん。チャーミングな音と凄まじさも兼ね備えて自由自在。前の方に座っていましたので、スケルツォ2番では、音が跳躍する時に呼吸のような、低い唸り声も聴こえてきて迫力がありました。優雅に確実なタッチで紡ぎ出される音は本当に美音です。個人的には、この曲はあまり好きではないのですが、今日のアリスさんの演奏を聴いて「目から鱗」。随分イメージが変わりました。
アンコールは、ショパンのノクターン遺作cis moll。アンコールにこの曲を演奏するピアニストは多いですね。必ずといって良いほど弾かれるので、たまにはノクターン8番とか「子守歌」とか弾いてくれないかしらと思います。(^^; 次は「ラ・カンパネラ」が演奏されました。今年はリストイヤーなのに「全然騒がれないないねぇ」なんて、はじめさんも言っていましたので、これは嬉しかった。先日TVでアリスさんの「ハンガリー狂詩曲第2番」を聴いたばかりですが、アリスさんの主張が感じ取れる演奏に好感が持てました。「ラ・カンパネラ」もテンポを自在に操り、凄まじい気迫で弾ききると、会場は大フィーバー。割れんばかりの拍手に何度も何度もステージに登場するアリスさん。もうアンコールは無いだろうと思っていましたが、最後に「エリーゼのために」を弾いてくれました。ちょうど練習中のはじめさんは「とても勉強になった」そうです。痛風で歩行困難のためキタラの駐車場に車をお世話になりましたが、じっとして座っているのも辛そうでした。しかし、素晴らしい演奏を聴いて、来た甲斐があったと喜んでいました。ロビーでのサイン会は長蛇の列が出来ていました。凄い人気ですね。これからも注目したいピアニストです。

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コンサートに合わせた生活

昨日は雪かき三昧だった。はじめさんは、まだ痛風が良くならず、3回に分けて黙々と独りで雪と戦った。それにしても今年は雪が多い。歩行困難なのでキタラに電話を入れて手続きをとり、日曜のコンサートは車で出かけることにした。それからホテルをキャンセルしたり忙しかった。しかし、夜には足が付けると騒ぎ出し、ゆっくりだけれど歩くことが出来るようになった。
今朝は、久しぶりにチケットの予約でキタラに電話しまくり。6月1日のピリスの「ショパンの夕べ」と7月7日の有森博さんのピアノリサイタルのチケットをゲットした。18,000円也。まだまだ先の公演だけれど、今年もコンサートに合わせての生活が始まった。発表会も9月18日に決まった。今日はお天気が良く、穏やかな時を過ごしている。B型人間のはじめさんは、今度は違うホテルを予約したようだ。全く予想が付かない行動を今年もするのだろう。

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スランプ状態のベートーヴェン/ ピアノソナタ第27番

ベートーヴェンは深刻なスランプ状態に陥っていたという。想像力を失い、聴力の喪失と体力の衰え、経済的打撃、結婚の失敗….そんな事が重なったら、気力も無くなり途方に暮れてしまうと思う。


26番の「告別」ソナタから4年経って書かれた27番は2楽章構成で小規模ながら、叙情的で好みの作品。緊張に包まれあっという間に終わってしまう第1楽章、そして第2楽章は、いつまでも弾いていたいと思う優しく美しい調べ。これはシューベルト!?と思っていたら、まさにシューベルトに影響を与えた曲だという。そして、「いつまでも弾いていたい」という欲求に応えてくれるかのように長いのが嬉しい。転調のオンパレードだし、歌に満ち溢れていて良いなぁ。

 

第1楽章 Mit Lebhaftigkeit und durchaus mit Empfindung und ausdruck
(速く、そして終始感情と表情をともなって)
第2楽章 Nicht zu geschwind und sehr singbar vorgetragen
(速すぎないように、そして十分に歌うように奏すること)

シンドラーによれば、ベートーヴェンは第1楽章に「頭と心臓との闘い」、第2楽章に「恋人との対話」と書くべきものだと語ったという事ですが、なるほどと思いました。後期作品へと繋ぐ重要な作品。大切に勉強したい。

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お弾き初め会 2011

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1月8日(土)
今年もお弾き初め会で元気良くスタートです。
午前の部は、5歳の子から小学5年生と幅広いですが、いつもの仲良しグループのメンバーです。みんな、どんどんレヴェルが上がってこれから楽しみですね。 リーダーのゆめちゃんは、はにかみ屋さんだけれど、とても頼もしい存在です。ショパンの小品を心を込めて演奏してくれました。サブリーダーのれいこちゃんも、はにかみ屋さんですが、今年も2人でしっかりグループをまとめてくださいね。

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演奏が終わって、ジュースで乾杯しました。お楽しみのゲームはドキドキ・ハラハラの「ぐらぐらゲーム」!みんなすごく真剣です。たくさん人形を乗せると、ぐらぐら揺れだし、いっせいに落ちる瞬間はキャーキャー言って、見ている側もドキドキしちゃいますね。じゃんけんゲームや、ビンゴで景品をたくさん獲得したのあちゃんは大きな袋を持っていましたね。歩いて帰れたかな?

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午後の部は、小学3年生から高校生までと、こちらも幅広い年齢の生徒さん。都合で欠席の人もいましたが、こちらも賑やかでした。ブルグミュラーやショパンのワルツなどを演奏してくれました。みんな今年はどんな目標を書いたのでしょう。次回のレッスンが楽しみです。

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こちらは「ブタミントン」!カラフルなブタさんを持って鼻息で紙のボールを相手コートに入れます。普段おとなしい生徒さんも、ゲームになると変わりますね。なかなかエキサイティングな戦いで、みんなで大笑い。冷静なともみちゃんが勝利を収めました。それぞれ景品をゲットしていましたが、りょうたくんはドコモダケだけでしたね。まぁそんな事もありますが、今年もがんばりましょう。るいくんは、まだゲームを続けたそうにしていましたが、みんなで楽しい時間を持てて良かったですね。

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最後は、大人の生徒さん。全員揃うのは難しいですが大人の生徒さんも賑やかでした。まだ痛風が治らず痛々しい足のはじめさんですが、3部構成の全てのトリに「村人たちの協奏曲」を演奏しました。いつものメンバーでも、独特の緊張感があって、人前で演奏するのは難しいけれど、今年も健康で素適な演奏ができますように頑張りましょう。私は、ショパンのバラード4番を演奏しました。集中力と強い精神力で曲全体をいかにして流れよく弾くかが今後の課題です。大人の生徒さんの部もビンゴやじゃんけんゲームで盛り上がりました。楽しい1日でした!

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毎日がエクササイズ

今朝ブルが入り、家の前の雪を除雪した。30分程だったので大した量ではなかった。雪かきは適度な運動になって良いけれど、時間を置かないとピアノが弾けないのが難。明日は、朝早くから「お弾き初め会」があるので降らない事を願う。

大晦日にスリムウォーク エクササイズインナー ロングスリーブ という商品をお店で発見。二の腕を細くしてくれるようだ。おまけに姿勢もよくしてくれるようだ。説明には「筋肉に適度な負荷がかかり、いつもの動きがエクササイズになるシェイプアップTシャツです。二の腕に負荷をかけるテーピングレイアウト構造。」と書いてあった。これを着て数時間ピアノを弾いたら、まるで雪かきをしたかのようだった。益々筋肉がつくのではないか・・・。先ほどは、雪かきの時に着てみたけれど30分程だったからなのか平気だった。1枚では足りないので、スリムウォーク エクササイズインナー ロングパンツ と共に追加注文した。ちなみにTシャツは、Lサイズでも見た感じはびっくりする程小さいです。ロングパンツの方はMサイズでも十分で、全然きつくないのがグッド。

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プリン体が多いものは気をつけましょう

仕事始め。今週末に教室の「お弾き初め会」があるので、お正月はその準備に忙しかった。景品わけ、キャンディー、ジュース、ティーパーティのお菓子などなど。

天気の良い日が続いて穏やかなお正月を過ごしていたが、昨日、はじめさんは油断したのか痛風にかかってしまった。窓の外は結構な雪の量で、明日は私ひとりで除雪作業になるかも知れない。小樽ビールは痛風にも優しいようなのだけど、ビールにはプリン体が多いということが健康関連の情報雑誌やテレビ番組などで話題にされることも多々あります。ビールに含まれるプリン体の含有量というのは、銘柄や種類によって違いはあるようですが、100mlあたりで約5~7mg前後ぐらい含まれており、これは原材料となる麦芽にプリン体が多く含まれているためだとか。発泡酒は麦芽比率がビールと比較して少ないので、プリン体含有量もおよそ半分程度だそうです。最近「プリン体カット」や「プリン体ゼロ」といった商品が豊富に販売されてますよね。ちなみに焼酎はプリン体含有量が非常に少ないそうです。北海道に来てから痛風にかかったのは、食生活でプリン体を多く含むものが多いからなのでしょうね。体重の増加も関係があるようで、気をつけなくてはいけません。女性が痛風にかかることは稀なのだそうです。今週は雪の量が多いようなので、ハーブティーをいっぱい飲んで早く良くなって欲しいです。

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2011年スタート!

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新しい年の始まりです。今年も生徒さんからの年賀状を楽しく読んで、お返事を書いて昼食をとってコーヒーを飲んでから余市神社へ初詣に出かけました。お天気は良かったのですが、風がとても冷たかった!雪が少なくて、蛍光色の緑のヤックトラックスが派手に見えます。昨年は黒のを片方、歩いているうちに無くしてしまったので、絶対外れないプロ使用タイプのと、目立つ色のとで冬を乗り切ろうと思います。おみくじを引いたら「大吉」でした!内容は過ぎたことを悔やまず、今日はただ今日の事を、面白く楽しく、正しい心でやって行くと災いも転じて幸いになると書いてありました。
夜は、恒例のウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2011を家族で観ました。今年の指揮者はフランツ・ウェルザー・メスト氏。洗練された指揮で素適でした。会場も、まるでお花畑のようで優雅で美しかったです。今年はリストイヤーということで、「メフィスト・ワルツ」が演奏されました。オーケストラでの演奏を聴くのは初めて。貴重な演奏を聴けてとても良かったです。そして、リストが「ピアノはオーケストラだ」という意味がよく分かります。ニューイヤーではバレエも楽しみですが、可愛らしい子供たちが会場に入ってきて踊るシーンが微笑ましかったです。

2011年も良い年になりますように!

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小樽の地酒/田中酒造 亀甲蔵

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午前中はリビングの大掃除をしました。明日はレッスン室かな。天気が良かったので小樽の田中酒造さんに初めて行ってきました。こちらはウィングベイ小樽に近い亀甲蔵。本店は別に在ります。仕込み水を汲めるかと思いペットボトルを持っていきましたが、冬は使えないみたいです。

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亀甲蔵は、明治38年頃に建てられた石倉群で小樽市の「歴史的建造物」に指定されてるそうです。店内は広く、右下の写真の奥のコーナーで「しぼりたて生原酒」ほか日本酒約10種類を無料で試飲できます。私は5種類ほど試飲しました。

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選らんだのは、大吟醸生原酒「初卯(はつうさぎ)」720ml 3,500円、本醸造 宝川 1800ml 2,200円、亀甲蔵720ml 2,280円、麹の甘酒510g 650円の4本。お正月のお酒をゲットしてご満悦。

DSC_5705せっかくなので、工場見学をしました。以前、会津の名倉山酒蔵さんで見たのとは違って、意外にも近代的な設備。外人さんたちが熱心にガイドさんの説明を聞いていたのが印象的でした。隣にはセブンイレブンが在るのですが、噂によると、亀甲蔵の仕込み水を使っている「おでん」なのだとか。冬は違うのかも知れませんけどね。
亀甲蔵から、すぐ近くの南小樽市場で好物のシャコ(メス)12匹 1,200円をゲットしました。シャコを冷蔵庫に入れるとき、うっかり手を切ってしまいました。シャコの殻って鋭いので、とても痛かったです。夕食の時に食べてみましたが、びっくりの激うま。ぷりっぷりの身がびっしりで、こんなに美味しいのは滅多に食べることが出来ません。ラッキーでした!しかし、手が痛い…。

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史上最大のコンサート

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午前中のレッスンで今年度の仕事納め。今年も健康に恵まれレッスンを休むことなく出来た事に感謝。レッスンが終わり、リビングへ行くと、重厚な曲が良い音で鳴っている。はじめさんがレコードをかけていたのだ。そういえば、昨日レコードプレイヤーが届いていた。貴重なレコードがかなり在り、捨てるに捨てられないでいた。しかし、正直なところ、またレコードを聴けるとは思っていなかった。はじめさんが言うには「レコードはCDでは聴けない音が聴ける」と。タイムドメインという小型スピーカーが役立ってくれた。

「史上最大のコンサート」という2枚組みのレコードが在る。カーネギーホール85周年記念演奏会ので、立派なケースに当時のプログラムと思われる物と、新聞が入っている。これを買ったのは高校生の頃だったろうか。当時5,000円は毎月のお小遣いで、レコードを2枚買うのが楽しみだった。圧倒的に多いのはホロヴィッツのレコードで、ほとんど持っていると思う。次に多かったのは意外にもフランソワので、はじめさんも、ちょっとびっくりしていた。

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中に入っている「苦楽疾駆」という新聞に思わず笑ってしまった。記事を読むと、カーネギーホールの危機的状況にある財政を救うため、ヴァイオリニストのアイザック・スターンが企画したもので、チケット代はなんと30万!夢の共演の出演者は、上段左からメニューイン、バーンスタイン、ロストロポーヴィッチ、ホロヴィッツ、フィッシャー=ディースカウ、スターンで前売りはあっという間に売れきれたという。ダフ屋相場90万だったというのだから史上最高価格のコンサートでしょうね。
私のお気に入りは、ホロヴィッツ、スターン、ロストロポーヴィッチによるチャイコフスキーの「偉大なる芸術家の思い出」。そして、今はディースカウとホロヴィッツのシューマンの「詩人の恋」全曲がとても貴重な録音だなと嬉しく思う。プログラムには歌詞も全曲掲載されている。面白いのは、演奏会の最後に巨匠たち6人による「ハレルヤ・コーラス」。ディースカウ以外は、お世辞にも上手いとは言えないけれど、一生懸命に歌う姿が微笑ましいのです。

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