ピアノで勝負!?

お盆休は、教室も夏休みとして1週間休むので、その前に発表会の曲を暗譜する事が目標である。今年は、去年のダメダメ練習から一転して快調だった男の子。ところが、今年は妹が不調なので、「お兄ちゃんの秘伝の練習法を教えたら?」と言うと、次のレッスンの時に妹がまず1曲は弾けるようになったと報告。昨日は、難しい2曲目も、ほぼ暗譜で弾いてきた。ところが、今度はお兄ちゃんの方がオリンピックばかり観ていて、さっぱりだ。妹に「弾ける方の曲で勝負しない?」と持ちかけられたそうだ。「で、受けて立ったの?」と聞くと、なんと逃げたという。情けないなぁ…。しかし、発破を掛け合う兄妹は微笑ましい。お兄ちゃんもガンバレ!

心配なシューマンのコーナでは、徐々に弾ける生徒さんが増えてきた。先月のグループレッスンでは、聴いているのがしんどいから、1曲にしたらと厳しい言い方をした私だが、2曲中、1曲は暗譜し、難しい方も楽譜を見てなら弾けるようになった。ところが、3曲当たっている軸と成る生徒さんは、今日のレッスンで1曲も暗譜出来ていず、楽譜を見ても弾けていない…。部活が忙しいのは分かるが、また雷を落とさなければならなかった。来週のレッスンでは反省して頑張ってきて欲しい。

今日は、生徒さんに立派な梅をなんと4㎏も頂いた。はじめさんは、明日、梅ドリンクと梅酒造りに挑戦するようだ。上手に出来たらイイなぁ。

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つっかえない、止まらないで弾く練習

8月に突入。いよいよ発表会は来月と迫ってきたので、1回1回のレッスンに重みが増す。今日は午前中に大人の生徒さんのレッスンがあった。前回は、間違った箇所を全て弾き直したり、気に入らない箇所を弾き直したりするので、通す練習をする時には、間違っても気に入らなくても弾き直さない練習をしてもらった。練習の時も、弾き直しをどんどんやると、つっかえ癖がつくので、良くないのだ。例えば、先生と一緒に弾く連弾は、生徒さんが間違っても、付き合って止まらないので、置いて行かれるだけ。それが独奏になっても同じだと考えて欲しいと言うと、見事に弾き直しの無い演奏をしたので、びっくり!しかも、今日は初めて通して弾いてもらったので、もの凄く緊張しながらも、集中して弾き切った。口で言うのは簡単だけれど、つっかえないというのは素晴らしい。

「今度のレッスンでは暗譜ね」と言うと、「暗譜なら、もう出来ているよ!」と元気に答える子供たち。そういえば昨年、この時期に弾けなくて何度もレッスンに呼んだ生徒さんたちが今年は別人になっている。そして、「去年は全然ダメだったけど、今年は少し余裕があるから、他の曲も練習しているよ」と、なんとも頼もしい事を言うではありませんか。お母さんのお話でも、昨年の曲を弾いたりしているらしい。ん~、人間、苦労すると何かを得るものがあるようだ。

ラフマニノフの音楽は、音のシャワーとか、音の洪水のようだと言われるくらい和音が多く、お洒落な和音故に複雑。今年はプレリュード「鐘」の後にアール・ワイルド編の「ヴォカリーズ」を弾く予定だが、難解過ぎるワイルド編を、生徒さんに言っているようにつっかえずに通して弾くのは、もうかなり大変な事である。今月半ばにはステージ練習があるし、それまでにはなんとかしたい。

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PMFピクニックコンサート2012

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7月29日(日)
場所:札幌芸術の森野外ステージ〈レナード・バーンスタイン・メモリアル・ステージ〉

今年もPMFの最終日のコンサート、ピクニックコンサートに出かけました。前日に札幌に泊まったのでいつもよりラクでした。しかし、朝から強烈な暑さ!10時ですが、今日は厳しい暑さを覚悟しなければならないでしょう。今年からPMFフレンズの優先レーンが出来ましたが、既に私の前に並んでいる方々が。皆さん、早いですね。今年で音楽監督を離れるファビオ・ルイジ監督のTシャツをゲットしました。渋い茶色で、素材がいつもより薄いのですね。11時開場ですが、フレンズの人たちは一足お先に案内されました。

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芝生席の最前列です。後ろから声が聞こえましたが、振り返るとJanisさんでした。せっかくなので私たちのサイトへ移動して頂いて、一緒に鑑賞しました。

【PMF青少年のための音楽会】指揮とお話:山下一史、札幌交響楽団
ドビュッシーの「小組曲」は、ピアノ連弾で何度か取り上げていますので、スコアがまだ頭に入っています。オケヴァージョンも優雅で迫力があって良いですね。続いて、ビゼーのカルメン組曲 第1組曲、第2組曲から。こちらも有名な曲がズラッと並んでいます。指揮者の山下氏のお話が面白くて、お客さんもより分かりやすく、楽しめたのではないでしょうか。

【PMFアンサンブル・コンサート】指揮:ダニエル・マツカワ、PMFオーケストラ・メンバー
ロッシーニ:木管四重奏曲 第4番 変ロ長調
ドヴォルザーク:弦楽四重奏 第12番 ヘ長調 作品96「アメリカ」から第1楽章
ジョリヴェ:クリスマスのパストラーレ
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136

ジョリヴェ:クリスマスのパストラーレは、ワッツが登場した日のプログラムに入っていた曲で覚えていました。その時と同じようにハープを中央に置いて演奏されました。Janisさんは、パストラーレの意味を検索していたようです。牧歌風とか田園的な雰囲気を持った曲ということで、生徒さんたちには、余市の中のあんな場所とか、絵を見てもらってイメージしながら演奏できるようにレッスンしています。それにしても休憩の都度、立ち上がるようにしていますが、汗が凄い。熱中症に気をつけて水分をお摂りくださいと何度もアナウンスがありました。

【PMF POPS!”レッツ・スウイング】PMFアメリカ、PMFオーケストラ・メンバー、天羽 明恵(ソプラノ)、アレクサンダー・ビューロー(ピアノ)
バーンスタイン(バーグラー編):ウエストサイド・ストーリーより”ダンス”
R.ロジャース:『サウンド・オブ・ミュージック』から「すべての山に登れ」
マンシーニ(セントパーリ編):ピンクパンサー
J.パーカー:ニューヨークのロンドン人から「セントラル・パーク」/「ラジオ・シティ」
バーンスタイン:『キャンディード』から「着飾って、きらびやかに」
PMF賛歌~シュピター~(ホルスト/田中カレン編/井上頌一)

とても元気な司会とソプラノを担当されている天羽 明恵さんの指導で、なんと会場の人たち全員でPMF賛歌なるものを歌ったのですが、その練習をプログラムが始まる前に行われました。いやぁ、まさか歌わされるとは思いませんでした。この曲はD durからEs durに転調し、最高音がオクターブ上のGですから、高いのです。面白い司会の天羽さんが、最初に歌った時、その声の素晴らしさに会場の誰もが驚いたと思います。練習の後のこのポップス・プログラムも面白かったです。最初の曲では、出演者が演奏前に黒いサングラスを一斉にかけて、会場から笑いがありました。心地良いサウンドが流れ、バーンスタインの『キャンディード』から「着飾って、きらびやかに」では、先ほどの天羽 明恵さんが堂々と高らかに歌われ大きな拍手がありました。その後に、いよいよあれが始まるようです。会場の8,200人がオーケストラの伴奏でPMF賛歌を歌いました。参加型のコンサートって良いですね!

【PMFオーケストラ演奏会】ファビオ・ルイジ(指揮)、ディヴィッド・チャン(ヴァイオリン)、ラファエル・フォゲロア(チェロ)、PMFアメリカ、PMFオーケストラ
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重奏協奏曲 イ短調 作品102
R.シュトラウス:アルプス交響曲 作品64 TrV 233

いよいよプログラムの締めくくり。ようやく涼しい空気に包まれて、ゆったりと優雅にブラームスを聴きました。いかにもブラームスと分かるようなメロディ。重厚で綿密な音楽でした。素晴らしいソリストの演奏で贅沢な時を楽しみました。最後の曲、R.シュトラウスの「アルプス交響曲」は、エッシェンバッハの時も取り上げていましたが、プログラムの曲目を追っていても、どこだか分からなくなるとJanisさん。確かに!「雷雨と嵐、下山」だけは自信を持って、ここだと言えますけどね。勿論、スコアがあれば追っていけるのですが、まぁゆったりまったりと聴くのがピクニックコンサートの良いところです。しかし、お昼前から午後7時まであっという間でした。午後4時半頃まで強烈な暑さでしたが、それでも雨よりは良いです。ずぶ濡れになった年は大変でした。また来年も、そしてこれからもずっと続いて行きますように。

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人間ドック&東山魁夷展&創成川小樽ビヤガーデン

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7月28日(土)
人間ドックの日。朝5時起きで札幌へ向います。明日はPMFのピクニックコンサートがあり、2日間も留守にするので何かと不安でした。ドックの方は午前中に滞り無く終わり、午後から医師との面談がありました。まぁ同じものを食べているので同じような結果ですと、お医者さんに言われました。はじめさんは、「小樽ビールだけは痛風にならない」と医師に伝えると、興味深そうに「それはいい話を聞きました」と笑っていました。ドックの後は、かねてより観たかった「東山魁夷展」へ。道立近代美術館へ行きました。すっかり車の事を忘れていたので、慌てて駐車場を探しました。東山魁夷さんの作品は、まず純粋に綺麗な絵だなと思いました。作品を追っていくと、明らかに作風が変わっていき、北欧旅行をきっかけに青に拘ったそうですね。深淵な青に魅了されたのでした。はじめさんは、せっかくの作品が照明が悪くで、硝子に反射している人を見ているようで、勿体無いと言っていました。まぁ、ルーブルでもそういう点はありましたよ…。「白夜行」は、フィンランドの白夜を描いていますが、キラキラと光った湖と森のコントラストが素晴らしいと思いました。「冬華」、「花明かり」、「行く秋」が特に素敵でした。さて、美術展を堪能してホテルにチェックイン。少し休んでから創成川公園の小樽ビールビヤガーデンに出かけました。写真はホテルで撮りました。

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今日は土曜日でお天気も良く、すっごい人です。先にノンさんが席を確保してくれて助かりました。えっもう2杯飲んだのですか!イクミさんも合流して、まずはシュヴァルツで乾杯しました。ドックの後に昼食を食べ過ぎて、私は2杯しか飲めませんでしたが、明日飲めない はじめさんは4杯飲んでました。楽しそうなイクミさん。

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待ち合わせから1時間程して、お祓いと会社の飲み会からコーさんが駆けつけてくれました。先ほどまで飲んでいたそうですが、「いやぁビールは、やっぱりこれだよねぇ」と。うんうん。コーさんの後ろに人気者の佐藤さんとタヌキさんが見えます。

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素敵なボーカルと音楽に合わせて踊りだす粋な人たち。創成川公園のビヤガーデンは風が心地良くて、ずっと居たい気分でしたが、午後9時までなのですね。粘る私たちを追い払うように!?佐藤さんが見送ってくれました。

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狸小路もお祭りで、賑わっていました。あちらでもこちらでも楽しそうにお酒を飲んでいました。

DSC_1654狸さんとツーショット。
この後は、流れでカラオケということに。
しかし、どこも混んでいて、今日はダメかなぁ
そんな諦めムードでしたが、
少しだけ待っていると空きが出ました。
ということで、気分良くみなでカラオケを
楽しみました。明日はPMFのピクニックコンサート
なので、ちょっと早目に切り上げようと、
はじめさんが言ってたのに、
はじめさんは歌い足りなさそうでした。
あぁ今宵も楽しかった。(^-^)

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初見は難しい?

楽譜をざっと一通り見たら、こんな曲だと分かる人は、初見も出来るのだろうと思う。瞬時に指使いを決めて弾き進めていくので、初見演奏の場合は止まらないで、音楽を壊すこと無く弾き通せる事でOKだと思う。学生の頃、初見で連弾曲の相手したり、歌曲の伴奏を弾く機会が多かったので、数をこなせば、ある程度は出来るのではないかと思う。

レッスンの時に、学校で当てられた伴奏譜を持って来る生徒さんが居る。ざっと弾いてもらい楽譜を見ていくと、すぐに見て弾くより、ずっとラクなので、「ちょっと貸して」と言って私は弾くのだが、「どうして練習していないのに弾けるのか?」と生徒さんは思うようだ。

発表会で、私はソロの他に沢山の伴奏を担当するのだが、これも初見が出来ないと覚えきれるものではない。先日のPMFでの演奏会で2人の歌手の伴奏を全て行ったルイジ監督も当然、初見が得意なのでしょう。あのスケジュールの中で、本番まで何回も合わせられるとは思えないから。

譜読みに時間がかかる人は、初見が得意になると、もっと楽しくなるのにと思うのだが、初見が苦手なはじめさんが調べたところ、「プロでも苦手な人は苦手みたいだよ」と言う。楽譜は、勿論、正確に読まなくてはいけないから、初見演奏ではある程度弾けたらOKだと言う場合でも、生徒さんの伴奏でアバウトではいけないので、初見が出来なくても構わないと言う先生もいらっしゃいます。しかし、出来るのなら出来た方が遥かに効率が良いと私は思います。

青島広志氏が初見の極意を伝授!「初見のうまくなる本」という楽譜が出版されたようなので、今度、生徒さんに使ってもらおうかなと思っています。私も興味があります。

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水沢うどん&夏野菜

今日、生徒さんから日本三大うどんのひとつに数えられる群馬の「水沢うどん」と、お庭で丹精込めて作られた大きなお野菜を頂きました。伊香保温泉という名前はよく聞きますが、行ったことはありません。勿論、「水沢うどん」も食べた事がありません。ちなみに三大うどんとは、讃岐、稲庭、水沢うどん、ということです。

早速、今晩の夕食で「水沢うどん」を頂きました。タレも付いていて、茹でて冷やしうどんで頂きましたが、つやつやとして美しいうどんでした。写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。コシが強く、モチモチとした食感で、とても美味しかったです。大皿に乗った「水沢うどん」を、美味しいねぇを連発しながら、はじめさんと頂きました。(^-^)

そろそろドレスを着ることを考えなければいけません。その前に今週末は健康診断があるので、今週からダイエット開始です。(^^;
お昼は「ところてん」とサラダとお味噌汁。ところてんは高千穂から取り寄せていますが、太くて両もたっぷり。食べた時は、お腹いっぱいになりますが、お腹が空くのが早いのが難点かな。付け合せに野菜サラダを食べますので、「水沢うどん」と、たっぷりのお野菜を頂いて大感謝です。

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アリアの夕べ/PMF演奏会

マリス・ペーターゼン&ロベルト・セルヴィーレ デュオ・リサイタル

7月19日(木)
札幌コンサートホールキタラ 大ホール
マリス・ペーターゼン(ソプラノ)
ロベルト・セルヴィーレ(バリトン)
フォビオ・ルイジ(ピアノ)

〈演奏曲目〉
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』からレスタティーヴォとドンナ・アンナのアリア
「私の名誉を奪おうとしたもの」 マリス・ペーターゼン(ソプラノ)

ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』からロドリーゴのアリア
「終わりの日は来た~カルトよ聞け、私は死ぬ・・・」 ロベルト・セルヴィーレ(バリトン)

ヴァルディ:歌劇『リゴレット』からリゴレットのアリア
「いやしい罰当たりの廷臣ども」 ロベルト・セルヴィーレ(バリトン)

オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』からアントニーアのアリア
「逃げてしまったの、雉鳥は」 マリス・ペーターゼン(ソプラノ

ヴェルディ:『椿姫』からジェルモンとヴィオレッタの二重唱
「天使のように」 マリス・ペーターゼン(ソプラノ)ロベルト・セルヴィーレ(バリトン)

休憩

トスティ:アマランタの4つの歌
     かまわないで、私の安らぎを/暁は光から闇をへだて/むなしい祈り/ 賢者の言葉よ、何を物語っているのか
     
トスティ:君なんかもう愛していない

トスティ:魅惑 

 ロベルト・セルヴィーレ(バリトン)

シューマン:女の愛を生涯 作品42
あの人に会ってから/だれよりも素晴らしい彼/私にはわからない、信じられない/指につけた指輪よ
あの人の姉妹を手をかして/やさしい友よ、気の眼差しは/私の心に、私の胸に/いまあなたは最初の悲しみを私に与えた

マリス・ペーターゼン(ソプラノ)

アンコール

トスティ:可愛い口元 ロベルト・セルヴィーレ(バリトン)

R.シュトラウス:献呈 マリス・ペーターゼン(ソプラノ)

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今年のPMF演奏会で唯一キタラに出かけたコンサートでした。あまり歌のコンサートには出かけませんが、音楽監督のファビオ・ルイジ氏がピアノ伴奏をするという事に興味がありました。とにかく、これだけの曲目を全てルイジ氏が伴奏しました。終始丹精な音で、歌手やホールのバランスをよく考えた伴奏で、聴いていて大変勉強になりました。バリバリのピアニストだったクリストフ・エッシェンバッハ氏が監督を務めた時は、ほとんど弾きませんでしたからね。小品ソロを1曲だけ披露してくれたのを覚えています。演奏後に、PMFへの想いなどを語ったのですが、通訳の方が書き留めても書き留めても語りが続き、えっ、今のを全部通訳するの?というくらいに熱く語ってくれました。そういうコンサートは、実はなかなか出会えるものではありませんが、今日のコンサートも本当に素晴らしくて、暖かく幸せな気持ちになりました。行って良かったなと心から思いました。

伸びやかなソプラノのマリス・ペーターゼンさん、恰幅の良い、いかにもヴェルディなどを歌うにふわさしいバリトンのマリス・ペーターゼン氏。おふたりとも表現力抜群で素晴らしい歌手です。そして、伴奏のファビオ・ルイジ氏と3人で作り上げた今宵のコンサートですが、お客さんの満足度が最高に高かったと思います。何度も3人でステージに出てきて手を繋いでお辞儀をしていましたが、楽しそうでした。アンコールも3人で仲良くステージに登場して、1曲ずつ披露して下さいました。

休憩時にPMF会員特典を生かして、割引でビールを飲みました。この時期はテラスが気持ちいいのですが、昨夜は肌寒かったです。でも、心はホットになる素敵な演奏会でした。ブラボー!!

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興味を持って前向きに

先週の土曜日のグループレッスンから、あまり日が無かったけれど、木曜日はPMFの演奏会に出かけるので、レッスン日を変更させてもらった。はじめさんが「あんな厳しいレッスンをしていたら、辞めるのでは?」と心配していたが、シューマンの軸になる中2女子の開口一番は「努力してきました!」だった。彼女は学祭でも難曲と言われている合唱曲の伴奏を務めるので、そちらに力を入れているのではと聞くと、昨年がそうだったので、今年はそうはならないように気を付けて、どちらも楽しんで演奏したいとの事だった。吹奏楽部でも張り切っていて、この時期はコンクールの練習もあり輪をかけて忙しいが、休みたくない子なので、部活や他の行事とピアノのレッスンがぶつかったりすると、なんとかレッスンを変更してくれませんかとお願いされる。まぁ、一生懸命だから、こちらも協力するのだが、必ず「変更して頂いて、ありがとうございます」と、きちんと言う子なのだ。

午前中は、大人の生徒さんのレッスンがあった。ちょっとしたきっかけで、今年は、なんだかとても練習しているご様子。お子さんたちも習ってるのだが、「お姉ちゃんの弾きっぷりを見ていると、圧倒されて恥ずかしいので、隠れて練習しています」との事。ちょっと、可笑しい。でも、お母さんの努力は、子供たちにも伝わっていると思う。3人共とても張り切っているから。

お母さんがピアノに興味を持っていると、お子さんにも伝わる。昨年は、ギロックの曲が綺麗で素敵だったのでとCDが欲しいと頼まれた。今回は、ベートーヴェンの「月光」の楽譜が欲しいそうだ。「月光はソナタなのですが、全楽章ですか?」と聞くと、やはり第一楽章のようだった。ん、この曲に憧れる人って多いですね。私は、子供の頃は圧倒的に第3楽章に憧れたけれど、今は、やはり全楽章弾く事によって「月光」はイイなぁと思う。習っているお子さんも、発表会の曲の他にも沢山練習してくる。宿題を出していないところも、どんどん自分でやっているようだ。やはり、ピアノは楽しみながら努力して欲しいもの。さて、私も来月はラフマニノフを2曲披露出来るように頑張ろう。

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海の日/いきいき祭り

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午前中は札幌からの生徒さんのレッスンが入りました。世間では3連休だったのですね。連休初日はハードなグループレッスン、昨日はPMF野外コンサート、今日はレッスンと「いきいき祭り」と練習日。明日から東京出張が入っている はじめさんですが、数日前から痛風の初期段階ということで、ワインもビールもアルコール無しの生活をしています。いつもは、このお祭りには家から歩いて会場へ行くのですが、初めて車で出かけました。

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昨日に続き、今日もイイ天気です。母も、今日は豊浜方面に出かけると言って、昨夜、サマーバックなどを取りに来ていました。車会社のお祭りですが、毎年、結構なお品を頂くうえに、クーポンで軽い食事を楽しませてもらっています。昨日の野外コンサートより人が多いのでは?と言う はじめさん。とても賑やかな会場でした。野菜の即売会もあって、トマトとキュウリとピーマンを500円分買ったら、袋にいっぱいになりました。夏野菜って良いですよね。昨日は、全く練習は出来なかったので、小一時間程お祭り気分を味わって会場を後にしました。
はじめさんは、暑い東京に行く前なのでスタミナをつけるために、今晩はギョーザ・パーティをしました。

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PMFオーケストラ演奏会/芸術の森・野外コンサート

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今年初めてのPMF演奏会に出かけました。ずっと会員を継続していますが、会員の特典が少しずつ減ってきて、今年は公式プログラムも買わないといけないそうです。これは、ちょっとショック…
今日は13時からだと思って出かけましたが、車の中で確認するとヴォーカル・アカデミー・プレ・コンサートが12時からある事を知りました。芸術の森に着いたのは12時を過ぎていたので、今年から新たに出来た会員特典の優先入場を利用する事が出来ませんでした。(^^;
こんな時は1番後ろでイスに座って聴いた方があずましいなと思いました。ヴォーカル・コンサートは3人の歌手の歌声を聴く事が出来ました。
13時から、ファビオ・ルイジ監督の出番です。演目は、ストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」とチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。鳥を見るために買った双眼鏡が役立ちました。ストラヴィンスキーの3大バレエ音楽はPMFでは、よく取り上げられますね。中でも「ペトルーシュカ」は、華やかな技巧が散りばめられて素敵です。野外で聴く「悲愴」も、なかなか優雅でした。特に第2楽章が好きです。第3楽章が終わると、演奏が終わったと思って拍手する人が多かったです。フィナーレの第4楽章は、対照的に静かに消え入るように終わります。演奏が終わって、ルイジ監督は何度も拍手に応えてステージに登場しました。次は、ルイジ監督が2人の歌手の伴奏を務める公演に出かけます。楽しみです!

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演奏会が終わるとお腹が空きました。車の免許更新の時に行った「ホンタンロン」へ行きました。なんと夕方4時までランチタイムなのだそうですが、道路が混んでいて10分間に合いませんでした。注文したのは、写真の麻婆豆腐、チャーハン、北京焼きそば、焼きギョーザ。どれも美味しかったですが、麻婆豆腐が絶品でした。それにしてもボリュームも凄くて、お腹がいっぱいになりました。ギョーザは大きいのが6個も出てきてびっくりしました!
ちょっとお買いものをして帰宅すると、余市のシンボル「シリパ岬」の夕陽が素晴らしく美しかったです。車を停めて写真を撮っている人が沢山いました。ちょうどレスピーギのローマ3部作を聴いている時に見た夕陽が、この世のものとは思えない美しさでした。写真は、その5分後位に撮ったものです。夕焼けって秒単位で刻々と変化していきますよね。

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