受け身では前に進まない

レッスンしていて、生徒さんが受け身であり続ける事ほどつまらないものはない。そもそも音楽とか芸術の世界って、こうしなさいと言われる事だけを素直にやる事ではないと思う。時々、こちらがハッとするような演奏をする生徒さんは、レッスンを通して自分の演奏を楽しんでいるのだと思います。こうしてみたけれど、どうですか?くらいの気持ちになって欲しいと思います。

何にも考えないで音を出す。いやそれ以前にポジションすら適当だったりすると、私はその後は聴きたくないという反応を示します。それで、ようやくハッと気づいて苦笑していますが、それ位の注意は必要というか当たり前だと思わなくちゃ駄目だと思います。

毎回、何調?と聞くのは、弾く前に調号や拍子を考えてという最低限の意味があります。聞かれてようやく「ト長調」と答えたものの、全てのファの♯を落とす…。(^^;  落とす度に「あっ」と言う。

質問に答えられない時に黙ったままでいるのも受け身だと思う。せめて「分からない」とか「忘れました」とか言いましょう。答えられないのが悔しいと思うのは間違いだと思う。どれだけ勉強している?どれだけ練習している?変なプライドは何の役にも立たないと思う。と時々、私も自分自身に問いかけています。次回は、有意義なレッスンが出来ますように。積極的に参加しましょう。

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小樽ビール/ビールコンテスト

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4月6日(日)
2月に行われた小樽ビール醸造体験の大試飲会です。それにしても今日は冬に逆戻りの寒さで自宅から歩いてバス停に向かいバスを待っている間、凍えそうでした。高速バスで、あっという間に小樽へ。小樽から銭函までJRを使い、時間には余裕があったのですが、あまりの寒さにタクシーに乗って小樽ビール銭函工場へ到着。11時半開場でしたが、私たちが到着したのは10時半。すでに飲んでいる人も居て盛り上がっています。いつもの部屋に入るため並びましたがギリギリな感じでした。暫くして、そのみさんも到着。私も小さいジョッキで季節のビール、ヘレスを飲んでいます。

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今回は一番参加チームが多く、50チーム以上もの樽がズラリと並んでいました。私たちのチームはN0.22 West Solt Island(西塩島)です。
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今年の出来はどうか飲んでみました。美味しいのですが、ドンケルではなく今年も黒ビール寄りでした。ちょっと泡が立たないのが課題のままです。

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ビールにはソーセージですよね。みんな大好きなプレッツェル。他にもサラダやパン、チキンなどがありました。ただ、この人数ですから並んでお料理を取りに行くにしても、ちょっと対応しきれていない感じでした。はじめさんが落ち着いて席について飲むまでの時間がかなりありましたね。

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はじめさんがプレッツェルを持ってきてくれましたが、あっという間に完売でした!(写真:byコーさん) 午後2時半からメイン会場で発表がありました。いつもながら凄い熱気です。毎年、頑張っているのだけれど、お隣のほとんど頑張っていなかったチームが「頑張りました賞」を貰っていました。(^^;   選ばれる基準は謎です!?6回くらい参加していますが、そろそろ醸造体験は卒業かなと思いました。

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瓶詰め。13本出来ました。泡が少ない分、多く出来たのかも。栓をする作業が結構、大変そうでした。

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帰りは根性で銭函駅まで歩きJR小樽駅で下車。籔半で熱燗&お蕎麦で〆ました。昨年から小樽ビールに佐藤さんが居ないのが、何かが足りないと思うところです…。佐藤さんの存在は大きかったと改めて思うのです。とてもとても寒い一日でした。

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気合が入っている生徒さんたち

午前中レッスン。もうすぐ新学期が始まるというのに、窓の外は、すっかり雪景色..

元気な生徒さんが、雪なんかどうってことない!という練習をしてきました。明後日から始まる小学校にワクワクのEちゃん。今日はご家族みんなで見学に来てくれて嬉しかったのでしょうね。妹のEちゃんとお揃いのお洋服、可愛いですね。

今月号の教室の新聞の主役は、マスクを付けて風邪気味のよう。将来はアイドルになりたい!という紹介文でした。昨年のTVドラマ「あまちゃん」の影響で、アイドルを目指している女の子は増えているのでしょうね。最近はピアノの先生になりたいという子はあまりいないなぁ。

悪天候の中、札幌から熱心に通っている姉弟。昨年末のワイナリーのコンサートの時は、まだまだ小学生という感じのR君でしたが、ここのところ会う度に「あれ、また背が伸びたんじゃない?」という程、成長している。ついにお姉ちゃんを追い越したのだそう。そのお姉ちゃんは受験生だが、気合が入っている。教室に着くなり、リビングのピアノで集中して練習していたが、ドア越しにもクリアな音が聞こえてきた。2階に居たはじめさんも、レッスン室の音と、リビングの音が重なって大変だったようだ。

さて、明日は小樽ビールの大試飲会です。2月に作ったビールがどんな風に出来ているのか楽しみです。何チームの参加になるのだろう。いつも完成した樽がズラッと並ぶ光景は圧巻なのです。

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夏のコンサートの予約

午前中、外へ出ると冬に逆戻りしたかのような寒さだった。雨から雪に変わっていた。なんだか、小樽ビールの大試飲会が近づいてくると荒れるような…。昨年はJRが動かなくなって、会場に辿り着くまで大変だった。明後日もどうやら雪マークのようだ。

夏のコンサートのチケットを取るのと同時に健康診断の予約もするので、どんどんスケジュールを立てなくちゃならない。そんな中で、はじめさんは6月の私の誕生日に高校の同窓会のため東京に出るので飛行機の手配をしていた。私も一緒に東京へ出て自由行動をしようかとも思ったが、やめた。コンサートでもあれば別だが、昨年の東京・福岡旅行の計画を練っても、東京にそれほど魅力を感じなくなったのだ。さて、私は自分の誕生日をどう過ごそうかな。

先日、体験レッスンを行って新しく入った生徒さんの第1回目のレッスンだった。とても社交的なので、2週間後のグループレッスンは、お母さまが付いていなくても全然平気ですとの事。5歳、6歳の子が5人も居るし、すぐ仲良くなると思う。小さい子の多いグループで8分程の曲を弾くのは、いつも躊躇うのだけれど、お弾き初め会でもショパンのバラードを弾いたし、発表会の事もあるから弾かせてもらおうかな。意外と小さい子の方が静かに聴いている事の方が多かったりする。

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レッスンが気持ち良くスムーズに行えますように

レッスンの前後にちょっとした雑談をしたりするけれど、次の生徒さんが待っている場合はレッスン時間内に収めてバトンタッチしないと、時間が押していくので時計を見ながらと思っています。一人一人の生徒さんのレッスン時間枠にはゆとりを持っているのですが、電話がかかってきたり、ピンポンが鳴ったりとか、色々あるものです。

だいぶ前の事。レッスンが終わってから、次の生徒さんが待っていると分かっているのに、話が止まらなくなる生徒さんに苦労しました。何故、あの時は「ごめんなさい。次の生徒さんが待っているので」と言えなかったのだろうと思います。やはり、目上の生徒さんだと遠慮してしまう気持ちが働くのだと反省でした。若かったのかなぁと思います。しかしながら、今でもレッスン時間を超えたあたりで分からないと質問があると、どうしたものかと思うのです。「ごめんなさい。時間をオーバーしているので質問は次回に。待てない時は後でお電話で」と言うと、ご理解して頂けると思います。

レッスン時間枠は子供でも40分とっていますが、30分~40分以内という事なのです。(最初に習う時にレッスンの決まりや、レッスン時間についての用紙をお渡しして、ご説明しています)だから内容によっては30分で終わる事もあります。教材を忘れたとか、練習していないとか、逆に凄く出来た時などでしょうか。まぁ、30分で終わる事はそんなにありません。上級の生徒さんのレッスン時間はもう少し長く取っています。

今日は、レッスン時間の10分前に来た生徒さんが、子供の感覚で30分くらいで終わると親御さんに告げたようです。しかし、前に生徒さんが入っていたので約束のレッスン時間からのスタートとなり、お子さんが伝えた時間とズレが生じたのかなぁと心配になりました。レッスンを終えた生徒さん(お子さん)が少し待つぐらいの気持ちで、ゆとりを持ってレッスン出来たらと思います。

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滑らない連結フックハンガー

ホームセンターに行くのが苦手です。特に大型店などには着いた途端に帰りたくなるのですが、はじめさんは大好きで何時迄でも居たいようです。だから時々1人で出かけては何か見つけてくるようです。

そんな中に優れものがありました。滑らないハンガーです。スリムな上に、連結できるようにフックが付いているので、たくさん収納できるので感動しました。今迄あった全てのハンガーをこれに替えたくて、そうすると何セットも必要となり、はじめさんがホーマックに行くたびにお願いしています。大きいのと小さいのがあり、私は小さい方を使っています。

ちなみに、教室の生徒さん用もこれに切り替えました。冬用のジャンパーなどの素材が滑りやすく何度も落ちるのが解消されました。グループレッスンで10人くらい生徒さんが来た時にがさばらない点が良いです。

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卯月

4月に入りました。
卯月の由来ですが、卯の花が咲く季節であるとか、「う」は「初」「産」を意味する「う」で、一年の循環の最初を意味したという説もあり、また十二支の4番目が「卯」であることから「卯月」になったとか。

春休みですが、もう少しで新学期が始まります。新1年生になる人はちょっと緊張感もあるみたいです。今月から教室のグループも新しいメンバーになり、グループリーダになる人は、これから秋の発表会に向けてみんなをまとめていくように頑張ってもらいたいです。

さて、今月中に発表会の構成を練らないと!もうゴールデンウィークの最初の方にレッスンの予約が入ったし、雪も融けてきたし、隠れていた地面が見えてきて庭仕事もしなくちゃならないなぁと思う季節がやってきました。日中は暖かくても、夕方からはまだまだ暖房が必要な北海道です。

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青色吐息

小6になる生徒さんのレッスンからでしたが、開口一番は「明日から消費税が上がる!いやだなー。100円ショップしか利用できない。どうしよう先生!」と嘆くではありませんか。子供もお小遣いに響いてくるのでしょうね。
「イオンではトップバリューの商品は今迄と同じみたいよ」と言うと、ホッとして「これからはイオンだね。」

明日から消費税が8%に上がりますが、3月後半は我が家もお買い物が多かったです。4月は出来るだけお買い物を控えようと思っている人は多いのではないでしょうか。夕食前に近所のイオンを覗いてきましたが、明日に備えての金額の提示になっていました。正直なところ、目の当たりにすると結構ショックで、これがこれから続き、更に来年は10%にまで引き上げられたら頭が痛いです。収入が増える訳ではないので、家計費に響いてくるのは確かです。ピアノピースなどの楽譜も値上がりしている上に増税ですし、ほとんどの物や事が増税に付き値上げで、青色吐息です。こんな時に、多くの教室は間違ってもお月謝の値上げなんてしないでしょう。生徒さんが上達して進級していった時にしかお月謝は変わりません。

明るい春を迎えられるのでしょうか。

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ショパンの装飾音

コーヒータイムに久々にマルタ・アルゲリッチのショパンを聴いた。24のプレリュード、バルカローレ、英雄ポロネーズ、スケルツォ第2番などが入ったかなり古いアルバムだけれど、小気味良い。そう、アルゲリッチの演奏ってキレのある力強いタッチの中にハッとする繊細な音が魅力なのだなぁと改めて思います。

ショパンの装飾音は原則として拍の頭に合わせて弾きますが、全てこの奏法でというのは無理じゃないかと思う曲もあります。例えばノクターン第8番Op27-2などでは少し前に入れないと演奏困難な箇所があって、これを拍の頭で弾くとしたら大変忙しくて、優雅に演奏できません。本当、ショパンの演奏って難しいですよね。

アルゲリッチの弾く「バルカローレ」が気に入りました。ショパン晩年の傑作ですが、哲学的で難曲。さり気なく出てくる重音トリル!上から入れた方が綺麗ですね。後半の和音がゴージャスで、とにかく難しい。頭をフル回転させないと厳しいですが、アルゲリッチの演奏は、かなりテンポが速く力強く、そしてクリアです。今年は、この曲を優雅に演奏したいです。

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良きライバル

グループレッスンで年齢が近い生徒さん同士は良い意味でのライバル意識を持っているようだ。ただ、テキストが進んでいるとかそういう事ではなくて、どういう演奏が魅力的で、人の心を打つ演奏が出来るのかという事をもっと研究して欲しいと思う。

中学生の頃、私は部活に入っていなくて、授業が終わったら帰宅してピアノの練習を3時間以上やる事が日課だった。それを音楽の先生だった担任にも話して先生も納得してくれた。担任からは、全校生徒が集まった時の校歌や応援歌などの伴奏を任されていた。一つ下の学年に、とてもピアノの上手な生徒が転校してきた。彼女はすぐに合唱部のピアノ伴奏の担当になり、華麗なピアノを披露して、たちまち学校のピアニスターになった。その演奏を聴いて衝撃を受けたが、彼女は彼女だと思い、また自分の練習に明け暮れていた。

そんなある日、ピアノの先生から宮沢明子というピアニストのプライベートレッスンを受けてみないかと言われ、即答で受ける事に決めた。受講曲はベートーヴェンのピアノソナタ第5番。会場には同じ学校の一つ下のピアノの上手な彼女の姿があった。私の前にレッスンを受けていたのでドア越しに先生と聴いた。ツェルニー40番のエチュードを弾いていたのが意外だった。先生は「粒が揃った綺麗な演奏ね」とおっしゃっていた。端正な演奏だなぁと私も思った。私はというと、演奏する時に無駄に身体が動くのを注意された記憶がある。そして、ベートーヴェンを勉強するならヘンレ版を使いなさいと。

高校の時はクラスに3人も凄く上手な人が居て、彼女たちはコンクールにも果敢に参加していた。そして、同じ音大へ進んだのだが、もう周りには凄い人だらけで、くじけそうになった。一番仲の良かったYちゃんも、私よりも手が小さいのに抜群に上手くて、どうしたらYちゃんのように弾けるだろうかと羨ましく思ったものだ。Yちゃんは、英文科だったかな別の学校を卒業して、ピアノを学ぶために入学したので私よりもお姉さんだった。優しくていつもニコニコしているYちゃんだったが、ピアノに向かうと変貌する。それがまた魅力的だった。Yちゃん、お元気ですか?

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