譜読みとは、まず一通り弾けるように練習すること

昨日、2ヶ月ぶりに病院へ行くと、前回5.8だったA1çが5.6に下がっていました。毎日30分ウォーキングと、ちょっと食に気を付けるだけで下がるものだと思いました。

発表会の曲を渡して2週間以上経ちますが、6月中に譜読みが間に合うのだろうかと心配になる生徒さんが何人かいて、ちょっと心配になります。

最初の1ページだけを練習して、その先の3ページを手つかず状態にしているのが一番よくありません。

最後まで楽譜に書かれている音を全部弾く作業

子供の頃、先生に楽譜を渡されたら、嬉しくて嬉しくて、すぐに家に飛んで帰って全部弾いてみるとうことをずっとやってきました。生徒さんに話すとビックリしますが、別にスゴイことではなくて、どんな曲なのだろうと興味を持つことだと思います。

今はYouTubeを聴けば分かりますが、自分で弾いてみることです。私は先生に弾けるまでは、レコードを聴かないようにと言われていました。

大事なことは曲全体を把握することなので、超ゆっくりのテンポでもとにかく最後まで目を通して弾くことなのです。

曲の構成を知る

数ページある曲でも、ここはA、ここからB、またA、次はC、またA、そしてコーダという風に、曲の骨格が分かるだけで何だか弾けそうな気持になるものです。

Aの部分が3回出てくる曲であれば、Aが分かったらBを練習しましょう。そして、Cとコーダ。

難しい箇所は片手ずつ。フレーズはまとめて読みましょう。まとめて読めないと弾けないことに気が付きましょう。弾けないのではなく読めていないことが殆どなのです。

7月はある程度のテンポで表現をつけて

6月に譜読みができないと、スケジュールがキツクなってくるので、発表会は9月だから、まだまだ先の事だと思わないことです。

譜読みができただけで完成ではなく、いかに表現して弾けるかということがピアノの演奏では重要です。

暗譜は練習を重ねて自然にできるもの

手元を見ないと心配で心配で、ついつい楽譜から目を離しがちですが、鍵盤を見ないで楽譜を見て弾けるようにゆっくり弾きましょう。

最初から短いパッセージを暗譜して弾いていくのは効率が悪く、1曲を弾くまでに膨大な時間を要します。

時には弾かずに、楽譜をしっかりと読む時間を作ってみましょう。

6月のグループレッスンから練習開始

今回はサン=サーンスの「動物の謝肉祭」を弾く大人の生徒さんが譜読みが早く、6月は2台で合わせていますが、7月から連弾で練習する予定です。6月のグループレッスンで全14曲通しで練習してみようと思います。

ソロで弾く生徒さんは、メロディーを全部弾いてみるとか、曲の雰囲気を把握して全体を弾けるように工夫をしましょう。8月は暗譜で9月は本番です。

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