旭川を満喫 / OMO7&居酒屋天金

10月31日(金)
それほど寒くはありませんが、家を出る時は曇り。しかし、旭川が近づくにつれ激しい雨に見舞われました。

明日は更に大雨の天気予報

今日は旭川までなので、それほど雨も苦になりませんが、明日は数時間かけて弟子屈まで走りますが、かなりの大雨になりそう。それでも雪ではないので、ゆっくり走って行こうと思います。それにしても、10月も今日で最後。明日から11月に突入ですね。

2年ぶりの星野リゾート旭川OMO7

2年ぶりのOMO7旭川。前回は手術後で今回は手術前。だいぶ前から予約して支払い済みなので、お得に泊まれる仕組みです。その替わキャンセルはできません。

サウナは平日ということもあり、ほぼ貸し切り状態で、とてもとてもあずましかったです。ウォーキングバスがあり、プールの中を歩けるのが嬉しいです。旭川というと、やはり旭山動物園が人気ですよね。プラトーサウナアにも、たくさんの動物のお出迎えが可愛いです。

なんと、15時から17時までスパークリングワインのサービスがあり、我々はサウナから出て、このサービスを堪能しました。グラスで3杯も飲むと、けっこう酔います。

友人のノンさんは、午後1時頃に旭川入りされ、ラーメンの後、ギンネコで焼き鳥をたべたのだとか。そして、旭川の大人気居酒屋店「天金」に行く前に、お洒落な角打ちに来ていて、我々の分も席を確保しているとのこと、しかし、我々はサウナの後にスパークリングワインを3杯も飲んだので、角打ちは諦めました。

OMO7から徒歩で数分でお洒落な角打ちのお店を発見。お店に入ると誘惑に負けそうなので、外でノンさんを待つことに。素晴らしいお店で、普段呑めないような獺祭のセットがあって、4杯も呑まれたとのことでした。旭川は奥が深い!

旭川の超人気店「天金」を午後6時に予約していました。お店の中に入ると、予約の人で満席状態。すぐに飲みものや料理が運ばれてきて活気がありました。驚くほどメニューが豊富で、しかもリーズナブル。それでも、「がんがら」を超えるのはやはり難しいと我々は思いました。

ゆったりウイスキーを味わう

我々は2次会、しかし、ノンさんは何次会になるのだろうう。大きな四角い氷で、ゆっくりロックを楽しみました。メニューを見ると、ほとんど家に在るので、無いものを頼みました。この後、ナッツを頼むと、塩茹でされた生の落花生が登場して、とても美味しかったです。

実はウイスキーのお店を、此処の飲み屋さんに教えてもらい、はじめさんは帰りに寄るつもりだったようです。立ち飲み屋さでしたが、此処で日本語が達者な韓国の若者と出会い盛り上がりました。旭川の後は、札幌を楽しむようなので、ノンさんは「福鳥」を教えていました。

さて、明日はいよいよ弟子屈に集結して壮大なオフが待ち受けています。早朝のサウナに入ってから出掛ける予定です。

 

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今季最後の車旅 / 旭川~弟子屈へ

昨年の忘年会の日に、なんと11月1日に友人が営む弟子屈のペンションでオフをするという壮大な計画が立てられました。そして、それが遂に近づいてきました。

トルコ旅行中に入会が決まった生徒さん

ブルサやカッパドキアからメールでやり取りをして入会することが決まった生徒さん。もうすぐ修学旅行があり、冬休みや、学校が始まる迄の期間があるので、昨日はレッスン休みでしたが、彼女だけレッスンしました。

ドビュッシーの「月の光」がお気に入りだということで新聞の紹介に載せました。今月はグループレッスンに参加できなかったので、昨日、ペダルの説明をしながら聴いてもらいました。驚いたことに、真ん中のソステヌートペダルを知ってました。ソフトペダルを踏むと鍵盤が動くことには驚いていました。

函館方面への車旅では漁火や海に移る月の光に癒されたものです。相当前のことになりますが「ナッチャンRera」から見た漁火の明るさに驚いたものです。2008年11月末をもって運航会社の東日本フェリーは国内フェリー事業から撤退しましたが、「ナッチャンRera」に一度だけ乗るチャンスがあったのは良い記念の旅行となりました。

明日は旭川OMO7へ

弟子屈まで行くのは距離があるので、旭川で1泊してから行くことにしていました。はじめさんはお昼まで仕事だそうですが、私はランチまでピアノに向かおうと思います。

旅行好きな、はじめさんの2人の英会話の先生から写真を沢山撮ってきてといわれているようです。

豆腐抜きのスンドゥブ

お寿司は3貫までと決めているので、スンドゥブに豆腐を入れたら、お腹に入らないと思い、なんと豆腐抜きのスンドゥブ。最近出た旨極辛。辛さ12らしいでが、そんなに辛くはありません。赤いパッケージの辛さ7と、そんなに変わらない辛さです。豚キムチで食べました。豆腐抜きでもやっぱり、お腹がいっぱいになりました。

 

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フェデリコ・モンポウ / 静寂な音楽に魅せられて

晩秋。今日は2回目の銀杏拾いに出掛けた。短時間で大きな銀杏を収穫した。すでに真冬と同じ服装だが、厳しい真冬に立ち迎えられるのかと不安に思う。

ピアノの女王、アリシア・デ・ラローチャ

ピアノを勉強していると、色々と不思議な繋がりがある。舘野 泉氏がグラナドスの「ゴイェスカス」を勉強されていたときに、習いたいと思ったという今は亡きピアノの女王、アリシア・デ・ラローチャ。私は彼女の演奏を3回聴く機会に恵まれた。

鎌倉・サントリーホール・札幌市民会館。彼女はアンコールにモンポウの「秘密」を弾くのだと、スペインに住んでいた熊本マリさんのCDのジャケットに記載されていました。『モンポウ・眠れる詩人の歌』が若い頃のお気に入りでした。

楽譜コレクター

若い頃から、楽譜を集めるのが趣味で、よく入手困難な楽譜を信頼のおける人に頼んで入手してもらいました。

先日、ガルシア・ガルシアさんがアンコールで弾いた「歌と踊り第6番」を弾きたくて、楽譜を買おうと思っていましたが、実は持っていました。ピアノピースで当時は1,400円でしたが、今はAmazonで2,517円です。昨年、ガルシアさんが演奏した「ショパンの主題による変奏曲」も持っています。モンポウの楽譜は輸入になるので、どれも高いですね。

『沈黙の音楽』」

ガルシア・ガルシアさんのサイン入りアルバム。『沈黙の音楽』。スペインのピアニストであるガルシアさんが敬愛するモンポウの代表作(私は知りませんでした)と、ガルシアさんの作曲による《アブストラクト集》。これを入院のするときに、ゆっくりじっくりと聴きたいと思います。

 

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拍や拍子を意識して練習しよう / リズムが取れない

霙(みぞれ)が降る寒い日でした。2件のスーパーでお買物をした後にマリーナに到着。風が強い中、霙が降り続き過酷な天気の中を歩きました。

カモメが乱舞していた

到着すると、すぐにカモメの乱舞が見られました。素早く飛ぶので写真には、ほとんど写っていません。真冬と同じ服装ですが、帽子や手袋、ネックウォーマーも必要となる季節。

海の風は冷たく、真冬はマリーナは厳しいかも。来月、手術の後のリハビリを兼ねて、ゆっくりスノーシューができるだろうか。

五線譜を使って、低い音や高い音を書いて練習

グループレッスンではヘ音記号やト音記号を書いて、簡単な聴音をしていますが、五線譜に音符を書くのは慣れないと難しいようです。

今日のレッスンでは、ヘ音記号を書いて低いドから中央のドまで全音符で書く練習をしました。すぐに書けましたが、低いドに中央のドのように真ん中に横の線を書いたりする生徒さんもいました。

すぐに弾かずに楽譜を読みましょう

4分の4拍子の曲を、4分の3拍子で弾いてしまう生徒さん。4回叩いてリズムを言うことが出来ません。八分音符と四分音符が曖昧で、1拍に八分音符を正確に入れられず、拍子がずれてしまいます。また、ゆっくりのテンポだと四分音符は思ったよりも長くなりますが、待てなくて短くなってしまいがちです。

けっこう進んできているのに、「えっ?!」と思うことが時々あるので、基本的なことが本当に分かっているのか確認しながらレッスンしないといけないと痛感しました。

基本的なことが分かると、どんどん弾けるようになる!

譜読みの早い生徒さんは、1回のレッスンに相当な曲数を持ってきます。本人は時計をチラチラ見て、全部の曲を弾きたいのと、レッスンを受けたいのでしょう。

音名を言いながらリズムが取りにくい生徒さんは、リズムに置き換えて「タタ・タタ・タン・タン」などといいながら楽譜を読みましょう。ピアノは楽譜が読めないと弾くことができません。すぐに弾かずに、まずは楽譜を見ましょう。

 

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黄葉が美しい / 秋の味覚「銀杏」

10月25日(土)
そろそろ銀杏が成っているのではないかと、久しぶりに運動公園へ行ってみました。けっこう銀杏が成っていて、黄葉も美しかったです。

トルコのスープは、たっぷりで2回分

土曜日のパスタランチ。バジルソース&ブルスケッタを使って、市販のソースは使いませんでした。サラダには自家製燻製チャーシューを合わせました。はじめさんは燻製造りのベテランなので、かなり美味しい。

トルコで買ってきたスープは1リットルの水を使って作るので、たっぷり出来ます。残りは夕食の分。

銀杏拾い

最初に、私たちが「カラスの樹」とよんでいる方へ行ってみました。落ちている銀杏を拾いますが、素手で銀杏に触ると、かぶれる可能性があるので必ずグローブを着用します。銀杏葉っぱの下に隠れていることが多く、うっかり踏んだりもします。

とても大きな銀杏なので、少し積んだだけでも袋にいっぱいになりました。

図書館の方へも行ってみました。沢山成っていましたが、今年は小さいのは拾わないことにしました。

清々しい野球少年たち

グランド側。今年は「有料施設のため無断使用禁止」の立て札がかけられ、あまり人が来なかったかもしれません。作業している人からは、歩くぐらいは大丈夫といわれましたが…。

こちらでも、はじめさんが銀杏を拾っていました。その後にグランドを1周しました。フリードに戻る時、野球少年が数人いて、帽子を脱いで「こんにちは!」と1人1人がはじめさんに挨していました。少し遅れて彼らの前を私が通ったときも同様に挨拶してくれ、なんだか清々しい気持ちになりました。

帰宅してから、今週末、道東へ行くのでいつもより早めにタイヤ交換をしていました。

久しぶりの火鍋

今年は秋のキャンプがトルコ旅行で、あまりできなかったので火鍋の出番が少なかったです。それにしても、熊の出没が凄くて毎日ニュースで熊による被害を聞くとアウトドアも、ちょっと簡単ではなくなってきたなと思います。

初めてキャベツをたっぷり入れてみましたが、とても美味しかったです。身体もポカポカと温まりました。

 

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グループレッスン 2 / 余市川に一羽の白鳥

大川橋を渡っていたとき、フリードから一羽のが白鳥が見えました。白鳥が余市川に来るのは珍しいので、マリーナを歩かずに図書館の方から大川橋に渡るコースにしました。

川鵜も珍しそうに白鳥を眺めていた

川鵜も近くで見たら、けっこう大きな鳥ですが、白鳥は真っ白で目立ち、そして大きい。白鳥は佇まいが優雅です。長い首と白い羽毛が織りなす姿、水面を滑るような動き、しかし、水面下では激しく水をかいて必死に泳いでいるのだとか。傍からは全く、そのように見えません。

一羽でも存在感が半端ない。遠くからでも、すぐに白鳥だと分かりました。大川橋から白鳥を見るのは初めてです。それにしても、白鳥が一羽だけいるのは珍しく、渡りの途中で群れから離れたのか、親鳥から独立した若鳥なのでしょうか。

グループレッスン2本立て

昨日に続き、グループレッスン2本立て。小学生の部ですが、相変わらず「何調」なのかをよく理解していなかったり、レッスンで音階を弾く練習をしているのに、家では楽譜ありきの生徒さんが多くて、レッスンを見直さなければと思いました。

家では練習しているという生徒さんですが、「もうひといき」の判子ばかり付くといっていました。その理由をよく考えて練習しましょう。

リピートが面倒なのか、リピートせずに練習している生徒さんは、聴くとすぐに分かります。繰り返しのタイミング、終わり方のタイミングが雑になってしまいがちです。

楽譜を見ながら、どのような演奏をしているのか懸命に聴いている生徒さん。グループレッスンならではの光景です。

先日、インフルエンザに罹って2日間学校を休んだ高1の生徒さん。ラモーのメヌエットを演奏しましたが、やはり3拍子は難しいようです。スオミ・ピアノ・スクール2を使っています。以前はヤマハから出版されていましたが、現在は入手困難になってしまいました。

「月の光」はというか、ドビュッシーの作品は奏者によってテンポがかなり違います。私は、あまりゆっくり弾くのは好まないので4分くらいで演奏します。8分の9拍子なので、やはりアルペジオは流れるように速く弾きたい。

午後8時半のバルのような夕食

流石にグループレッスン2本立てだと、夕食は簡単に用意できるものに。アジを焼き、キノコとウインナーを炒め、ミニサラダとお寿司な夕食。あとはセコマのワンコイン・ワインがあれば幸せです。

 

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グループレッスン / グランドピアノのペダルについて

10月23日(木)
発表会が終わってから初めてのグループレッスン。久しぶりに集まった子供たちは、とても元気で嬉しそうでした。

リーダーシップを発揮する

サブリーダーのSくん。リーダーが不在だったのでSくんにリーダーを務めてもらいました。歌が得意で、よく通る大きな声でご挨拶してくれました。なんだか個人レッスンのときよりも頼もしく感じました。

日本人は3拍子が苦手

日本の音楽は主に4拍子や2拍子が多く、3拍子のリズムに慣れていない。童謡や学校教育でも多くが4拍子で3拍子の曲は少ないという現状。 また、日本人の祖先は農耕民族で、作業のリズムが4拍子に近く、 農耕文化が日本人の体に刻み込まれているからなのだそうです。

レッスンで3拍子の曲を弾くと、多くの生徒さんが4拍子にしてしまうことがあります。ピアノを弾かずに手拍子で音名を歌ったりすると、すぐ勘違いに気が付きます。

素早く指を移動する

よく練習してくるRくん。本人も次の発表会では、もっと難しい曲にチャレンジしたいようです。10本の指を素早く移動して弾く練習曲。音の粒も揃えて、なめらかに弾くのは、なかなか難しいですね。

来年のお弾き初め会ではペダルをマスターする曲に挑戦。小さな身体でダイナミックに演奏する姿に子供たちも釘付けとなっていました。

ペダルで音色を操る

手前のグランドピアノのでペダルを説明しました。といっても、このG5には真ん中のペダルはありません。真ん中のソステヌートペダルは、演奏にほとんど使われないペダル。ちなみにアップライトピアノの真ん中のペダルとは全く違います。アップライトの真ん中のペダルは音が弱くなるペダルです。

今日は、左側のソフトペダルの効果を子供たちに感じてもらいました。これから弾くのはドビュッシーの「月の光」。たくさんソフトペダルを踏みます。

ベルガマスク組曲より第3曲「月の光」

説明した上でドビュッシーの「月の光」を弾くと、子供たちは足もとを気にしながら聴き入ってくれました。繊細なアルペジオを美しく弾く、また10本の指で柔らかいタッチで重厚な和音を弾くなど、なかなか難しい奏法が出てくるので、2つのアラベスクより難しいと思います。

身体が温まる「カジカ汁」

レッスンが終わって生協へ行くと、カジカが特価になっていました。結構な量で2人で十分でした。それにしても、グリドルで「カジカ汁」も出来てしまうので便利。黒いのはキクラゲですが、初めて「カジカ汁」に入れてみました。意外にも合います。これからの寒い季節は身体が温まる鍋が美味しいですよね。

 

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マルティン・ガルシア・ガルシア/ ピアノ・リサイタル2025

ショパンコンクールが終わってから、4年連続でガルシア・ガルシアさんのピアノリサイタルを聴く機会に恵まれ感謝しています。今年も最高の演奏を聴かせていただき、大興奮のリサイタルでした。

2024年11月8日(金)18:30開演
札幌コンサートホール kitara 大ホール
ピアノ:マルティン・ガルシア・ガルシア

第1部 F.Chopin(F.ショパン)

●バラード 第2番 ヘ長調 Op.38

●スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54

●スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op39

●3つのマズルカ Op.63 ロ長調、へ短調、嬰ハ短調

●バラード第4番 へ短調 Op.52

intermission

F.Liszt( F.リスト)

●尼僧院の僧房 S.534

●伝説 S.175より 第2曲 ”水の上を歩くパラウの聖フランチェスコ”

●ソナタ ロ短調 S.178

encore

●スクリャービン:エチュード Op.8-12

●ガルシア・ガルシア:Abstoract Op.1-8

●ラフマニノフ:楽興の時 第4番 Op.16-4 ホ短調

●モンポウ:歌と踊り第6番 嬰へ短調 Op.44

●ショパン:ワルツ第5番 Op.42

●モンポウ・子供の情景 No.5

前半はピアノの詩人ショパン

今宵も颯爽とステージに登場したガルシアさん。今年はショパンコンクールがあったので、それを意識してなのでしょうか、前半はオールショパンでした。バラードとスケルツォを中心としたプログラム。1曲ごとに間を置いて集中されますが、遅れてきた人たちが方々から会場に入ってくるのには驚きました。時間を勘違いしたのか、駐車場に停められなかったのかしりませんが、遅れてきた人を演奏中に入れるのはNGだと思います。

今年はピアノリサイタルを初めて聴く人が多かったのか、素晴らしい演奏に感動したのか、演奏がまだ終わっていないのに拍手をして、会場の雰囲気が更に悪くなっていく感じ。せっかくの演奏なのに…。圧巻のバラード4番の演奏が終わって盛大な拍手が送られましたが、ガルシアさんはステージに登場せず、何故?をオーディエンスに訴えていたように思いました。

まるでドラマのように1曲1曲を大切に演奏されていく素敵なプログラムでした。演奏者にも聴衆にも配慮をして欲しいものです。

後半はピアノの魔術師リスト

今回のプログラムに、リストのロ短調ソナタが入っていることに歓喜しました。ガルシアさんの演奏で聴けることを、とても楽しみにしていました。

1曲目の「尼僧院の僧房 S.534」は初めて聴きましたが、リストの作品は1,400曲以上もあるそうです。この曲は、「愛の夢 」第3番に似ていました。それにしても、ガルシアさんは楽しそうに歌って演奏されます。2曲目の「伝説 S.175より 第2曲 ”水の上を歩くパラウの聖フランチェスコ”」は、スケールの大きな曲に圧倒され、演奏後に拍手が送られ、この時はガルシアさんも応えていました。

ロ短調ソナタは30分くらい演奏時間を要する大曲。リストらしい華麗でドラマティックな超絶技が盛りだくさん。激しく情熱的な「悪魔的な要素」と、美しく優しい「天上的な要素」の極端な二面性が面白い作品です。ガルシアさんの音の幅がもの凄く、ズガーンと轟くような大きな音、とてもとても繊細な音が交互に聴けて素晴らしかったです。そして、この大曲の後に暫く間を置いて、静寂な空気に包まれながら、ゆっくりとガルシアさんが立ち上がると大きな拍手が送られたことが、きっとガルシアさんも嬉しかったのではないでしょうか。

いつまでも聴いていたいアンコール

ロ短調ソナタの後に、スクリャービンの重厚で難曲のエチュード!2曲目は、魔法のような音楽。はじめさんは「自作?」とつぶやいていましたが、まさに今日買ったCDの中の曲でした。きっと、もう弾かないと思ったお客さんが、けっこう席を立ちました。私は、まだまだ弾くと思っていましたよ。そして、華麗なるラフマニノフ!4曲目は大好きなモンポウの「歌と踊り第6番」。ネルソン・フレイエさんのアンコールでは、間違えて「岩と乙女」と張り出されて、吹き出したことがありました。

更に立ち上がった人たちは、まさかの5曲目に立ったまま隅の方で驚いてショパンのワルツを聴いていました。小さな男の子が満面の笑みを浮かべて大きな拍手を送っているのが見えました。こんなに素晴らしいアンコールは、いつまでだって聴いていたいです。それにしても、アンコールの紙に足りずに足された6曲目はモンポウで締めくくられました。サイン会がなければ、またホールの人が止めなければ、まだまだ弾けるのだと思います。ちなみに昨年のアンコールは7曲でした。

サイン会にて

サイン会に並んでいると、後ろにいた男性が「本当にピアノを弾くのが好きなんだね」と話していました。楽しそうに揺れながら歌いながら演奏するガルシアさん、ショパンコンクールのときでさえ、コンクールだということを忘れてしまうような演奏でした。はじめさんに、「グレイト!」と言った後に目を見て「ありがとう」と伝えたらとアドバイスされましたが、ガルシアさんに「ありがとうございます」と言われました。来年もまた北海道に来てください!

 

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4年連続で聴いたピアノリサイタル / ピアノは謳う

10月22日(水)
今朝は、はじめさんの英会話の先生であるセルビアのミレナ先生が体調不良が続いていたら、実は「おめでた」だと分かり賑やかでした。

平日の夜のピアノリサイタル

2021年のショパンコンクールで3位に入賞されたガルシアさんが、2022年から毎年、北海道に来てくれるのは本当に嬉しい。今日は4年連続でキタラでのピアノリサイタルに出掛けます。

平日の夜だとレッスンを休みにしないと聴けませんが、今週はグループレッスンなので今日はレッスン休みにできました。

早めに札幌に到着したものの、キタラ周辺の駐車場はどこも満車状態で、1km離れたタイムズにフリードを停めました。

外はかなり寒くて厚着をしてきましたが、キタラの中は暑がりの私には、ちょっと暑い。開場までパティオに居ましたが、はじめさんは寒がりなので並んでいました。ガルシアさんは大人気でスゴイ人でした。

コンサートマナーが悪い人が多かった

今年は、遅れて入ってくる人が多く、前半は会場がざわついて煩かったです。何故、キタラのスタッフは演奏中に何人もの人を会場に入れたのか? おそらく、ガルシアさんは拍手が入らなければ、1部のショパンを通して弾く予定だったのかもしれません。だから、途中で遅れた人をいれたのだろうか。しかし、遅れたのは自己責任なので、演奏中に会場に入れるのはやめて欲しいです。

まだ最後の音が鳴っているのに、拍手をする人が多く、最初はガルシアさんも苦笑いしながらも応じて立ち上がりましたが、2回目はちょっと呆れ顔で、そのまま演奏されました。どんなに素晴らしい演奏でも、まだ音が鳴っているのに拍手するのはタブーです。何度もblogに書いていますが、ピアニストが立ち上がったら盛大に拍手を送りましょう。

初めてガルシアさんのサインをいただきました

サイン会に並びましたが、ガルシアさんはお洒落な茶色のスーツに着替えられて登場。待ち受けていた人たちが写真を撮っているのを見て、驚きました。はじめさんも、ああいうのはできないと唖然。最新のアルバム「沈黙の音楽」を購入しましたが、ガルシアさんが作曲した作品《アブストラクト集》が入っていました。コンサートは、ただただ素晴らしく、感動しました。コンサートノートは後日。

 

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うっかり指を切ってしまった / ピアノの練習

昨日、ジャガイモの皮を剥いたとき、うっかり親指を少し切ってしまった。意外にも血がたくさん出て、後からジワジワ痛い。

超フィットなバンドエイド

バンドエイドというとツルツルした素材のを思い浮かべますが、はじめさんがトルコ旅行に持っていき、そのままスーツケースに入れていたのを持ってきてくれました。

右手親指の上の方を切ったのですが、キネシオのような柔らかい素材で指をくるむようにして貼ることができました。

本番前は要注意

指を切ると、ピアノ演奏には大ダメージ。バンドエイドしても黒鍵の角に当たったりすると痛いし、バンドエイドで音が鳴らなかったりもするので、包丁を使うのを気をつけないと。それでも、バンドエイドのお蔭で数曲を練習することができました。

2025年のショパンコンクールも終わりましたね。桑原詩織さんが4位入賞おめでとうございます。明日は、マルティン・ガルシアガルシアさんのピアノリサイタルに出掛けます。

銀杏に入りチョコレート

昨年採った銀杏を冷凍しておきました。先日、ミキサーで砕いて全く甘くないチョコレートをはじめさんが作っていました。これがけっこう美味しい。お酒にも合う!食べ過ぎないように少しづつ食べています。

記念ボトルのテキーラ

クエルボ200周年記念ボトルが1本だけイオンにありました。テキーラって強いお酒というイメージがありますが、意外にも飲みやすい。テキーラの材料はサボテンに似た竜舌蘭(リュウゼツラン)という植物の一種なのだそうです。

 

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