グループレッスン

R0012825 R0012826

本日は3本立て行った。
みんなが集まるのはお弾き初め会以来。
火曜日に調律をして頂いたので、ピアノの状態がとても良く
気持ち良く演奏できたようです。

子供のグループの中には、全身を使って生き生きとピアノを
鳴らす子が居てみんなを惹きつけていました。
新しく入った子も、習ったばかりなのに物怖じせず堂々と演奏。
これからが楽しみな生徒さんです。


R0012828
 R0012831

大人の生徒さんのグループレッスン。
演奏する側も聴く側も、とても真剣!
少しレッスンをしながら進めます。
1ヶ月に1回ですが、人前で弾く機会があると
励みにもなり、このグループレッスンはなかなか好評です。

最後に私も演奏しました。
ショパンのノクターン作品9-2とベートーヴェンのソナタ1番の終楽章。
ノクターンの方は自分でも驚くほど綺麗に弾けたのですが
この後に情熱的なベートーヴェンを弾くのは
気持ちを切り替えるのが難しいなぁと思いました。(反省)
次は10番に進みますが、1番もまだ始まったという感じです。
勉強には終わりがないですね。32曲全部弾くには何年かかるかな。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

ジョルジュ・シフラ

リスト弾きで有名なピアニスト。去年は「エステ荘の噴水」を勉強した時に、シフラの演奏を一番聴いた。シフラの事はほとんど知らなかったのだが、ハンガリーに生まれ、リストの再来と噂されたとか。

フランツ・リストの再来!


聴衆を唖然とさせる恐るべき技巧の持ち主だったにもかかわらず、クラシック音楽界では不当に評価されることが多いようだ。

高校生の頃、ワッツを聴きに行こうとしてレッスンをお休みしたいと言った時の先生の言葉を思い出した。悲しい事だ….。

はじめさんがネットで注文したCDが今日届いたので聴いてみた。「ラ・カンパネラ ベスト・オブ・リスト」。勉強中というか、譜読みがなかなか進まない「リゴレット・パラフレーズ」が入っている。今朝、はじめさんが大音量で聴いていたが思わず聴き惚れた。

バレンボイムがスカラ座のリサイタルで最後に演奏しているのが素晴らしくて勉強を始めたのだが、シフラの演奏もまた魅力的だ。それにしても、過酷な運命を生きたピアニストだったのだなぁ。リストの膨大な編曲集の中で最も良く知られている「リゴレット・パラフレーズ」だが楽器店の人に調べてもらったけれど、あまり楽譜は出ていない。

手元にはドーヴァーのが1冊だけある。ペータースやブダペスト版からも出ているようだが、入手するのに1ヶ月以上もかかる上に凄く高い。ショット社からピースが出ているという事で注文した。コンサートでも良く聴くし、それほど魅力を感じなかったのに、弾き手によって鳥肌が立つほど感動することってある。残念ながら、シフラはもう亡くなっているのでコンサートは聴けないけれど、CDはたくさんあるようなので、もっと聴いてみたいと思う。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

暗譜で演奏するのは難しい?

R0012733 R0012737

2月とは思えない陽気な天気。
札幌は雪祭り、小樽は雪あかりで賑わっている。
昨日も外へ出かけたくなったが、階下からはピアノの音が聴こえていた。
レッスン室のグランドだったり、リビングのアップライトだったり。
それはハノンだったり、ブルグミュラーだったり。
憧れのベートーヴェンの「ワルトシュタイン」を弾くまでは、
まだまだかかりそうだが、陽だまり君も楽しそうに聴いていた。

「大人のための教本」の中に、原曲を易しくアレンジした曲が載っている。
例えば、ショパンのノクターン9-2。
原曲は8分の12だが、4分の3で書かれている。
雰囲気をつかむのには良いかも知れないが、
音は少ないし、短いし、練習中のはじめさんも物足りないようだ。
しかし、原曲との差はかなり大きく、今の段階ではちょっと難しいと思う。
私は発表会では原曲を易しくアレンジした曲は選らばない。
いつか原曲を弾けるようになって欲しいと思っている。

発表会といえば、大人の生徒さんも当たり前のように暗譜で弾くが、
ある先生に「どうしたら大人の生徒さんに暗譜で弾けるように教えられますか?」
と聞かれた事があった。私は、暗譜で演奏する事が年齢的に難しくなったり、
あがって忘れてしまうようであれば、楽譜を見て演奏するのも良いと思っている。
教室では一番年齢が上の大人の生徒さんが誰よりも早く暗譜するので、
グループレッスンなどで刺激を受けて、子供より大人の生徒さんの方が
暗譜するのが早いのだ。
ただ困る事はある。暗譜はしていても、レッスンで「ここは、このように….」と
指摘した場所がどこなのか解らない、あるいは、つっかえてしまった所が
楽譜のどこなのか解らない。最初から通して、なんとなく指が覚えている程度の
暗譜では人前での演奏は危険だと思う。解らなくなるほとんどは左手の和音。
メロディーを歌って伴奏が弾けるのなら、ほぼ大丈夫だと思う。
それと楽譜のどこからでも弾ける事も大事だと思う。
あと意外かも知れないが、楽譜を見ながら弾ける事。
暗譜の仕方も人それぞれ個性があって面白い。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

久しぶりのお外

R0012674
午前中でレッスンが終わったので、
外出を試みた。
まずは、忍路海岸のパン屋さん
Aigues Vives(エグ・ヴィヴ)へ。
お昼に到着したので、パンはまだありました。
後ろのお家がパン屋さん。

R0012677
パン屋さんの後は海の見えるレストラン
ハンマーヘッドという所へ行ってみましたが
お休みだったので、塩谷の中華店へ。
国道沿いにある輝楽飯店というお店で、
初めて入りました。
私がレッスンしている時にご飯を食べた
はじめさんですが、食欲旺盛な彼は
早く来ないかなぁという顔をしています。

R0012681
私は海鮮やきそば。
はじめさんは刀削麺(とうしょうめん)を
注文しました。
どちらも凄いボリューム。

R0012683
辛いのかと思いきや、酸っぱい!?
赤いのはトマトスープ。それに卵。
なんだかオムライスのような感じです。
麺はもちもちして美味しそう。
海鮮やきそばも、野菜がたっぷりで
美味しかった。

R0012689
2人ともおなかいっぱい。
この後、お借りしていた松葉杖と足カバーを
病院に返却しにいきました。
そして、南小樽市場とユニクロでお買い物。
けっこう歩いたので、ちょっと疲れたけれど、
久しぶりに外出できて嬉しかった。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: 食事・食べ物 food | コメントする

好きな作曲家は?

習いたがっている子の体験レッスンだった。
教室の生徒さんから楽譜を借りて勉強していたようだ。
楽譜1冊全部目を通したうえで、最後から2曲目が難しいと言うので驚いた。
確かに!では、ちょっと弾いてみようかと言うと、スラスラと弾く。
ヘ音記号は読めないとの事だが、体験レッスンとは思えない展開だった。
とにかく本人のやる気に、お母様も応援してくださる事になった。
先日、好きな作曲家は?と中学生に聞いたところ
以前はモーツァルトと言っていたが、最近はショパンが好きだと言う。
お母様がよくCDを聴いているようなので、それでなのかと思ったら、
「先生がよく弾くからと」言うので、ちょっとびっくり。
名曲アルバムに入っているような、「子犬のワルツ」「ノクターン9-2」
「幻想即興曲」「別れの曲」「革命」などは、どちらかというとあまり好きではないが、
よく耳慣れた曲を弾くのもまた大切だと思う。
今回はベートーヴェンの1番の終楽章の前に「ノクターン9-2」を弾こうかと思っているが、
和声を綺麗に弾くのは、けっこう大変だと思う。
レッスンでは生徒さんが「別れの曲」を弾いているが、中間部が弾けない。
彼女も中間部があんなに難しいとは思わなかったのだろう。
それほど難曲ではないが、私は手が小さいので和音を掴むのがかなりきつい。
ショパンの作品の中では「バラード」、「ノクターン」が特に好きだ。
ノクターンは8番が好きだが、16~18番も不思議な魅力がある。
「最後のノクターン18番は、ショパンの魂はもうこの世に無いかのようだ」と、
あるピアニストが語っていたが、確かにそんな感じがする。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

しばれる

昨年は暖冬だったのに対して、今年は寒い冬なのだそうだ。家の中に居るので、あまり実感がないのだが、昨晩は「今晩は、しばれるねぇ」と北海道弁が出るほど寒かった。


灯油が高いので、部屋の温度を低めにしている家庭が多いようで、水道凍結も続出なのだそうだ。我が家は22~23度の設定にしているが、はじめさんは夏と同じ格好をしている。

そんな格好で外へ出て回覧板を持っていくのは恥ずかしいので、やめてほしい。(^^;
午前中に大人の生徒さん1人だけレッスン。半袖のセーターで来られたので、寒くないですか?とびっくり!

暖房で乾燥するので、ピアノを置いているお部屋の温度は低くされているようだ。我が家はジョーバを置いている部屋は温度を下げている。運動すると丁度よくなり、15分の軽い運動の後にバスタイム。お風呂に入るのも、階段の上り下りも徐々に日常の生活に戻りつつある。まさに「日常の生活をすることがリハビリです」と、生徒さん(看護婦さん)の
おっしゃる通りだと思いました。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

ティータイム

サポーターを外してみた。
ようやく右足もルームシューズをはけるようになった。
一見、普通の人に見える段階まできた。
仕事が忙しいと、はじめさんは「お茶の時間は?」と聞く。
そうでもしないと区切りがつかないからだ。
レッスンの前にお茶を入れるのが習慣になっている。
その日の雰囲気で色々なお茶を楽しむ。
今日は、レモンバーム、レモングラス、ローズ、オレンジピール、ジュニパーベリー。
レッスン前はホット。レッスンの時はペットボトルにアイスティーを作っておいて
レッスンの合間に飲む。
週に何回かは昼食なしでお茶だけで過ごすのも慣れた。
痛風のはじめさんは2リットルは水分を摂らないといけないようなので
お茶を作る量は半端ではない。
月曜と火曜日は午後の早い時間からレッスンなので、
昼食代わりのティータイムだが、あまりのんびりもしていられない。
レッスンの前に少しは練習をしておかないと。
なかなか優雅なティータイムとはいかない。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

家では弾けたのに

年末に3万円以上も楽譜を購入したのに在庫が無くなりつつあり、
また大量発注した。
天気の良い休日に札幌へ出て食事でも出来たらと思っている。
あくまでも願望である。外はまだ雪で歩くのは恐怖だ。
フロアーも滑るだろうし、考えただけでブルブルする。(^^;
レッスンで生徒さんがよく言う台詞は「家では弾けたのに」である。
では、教室で弾けなかった理由を一緒に考えてみる。
・緊張して弾けなかった
・勘違いしていた
・指使いが決まっていない
・家の楽器では弾けた
・実際に弾けてない
私も人前で弾くと、打鍵が浅くなったり、走ったりして
思うように弾けない事が多い。先日の録音と同じで、回を重ねて、
自分の音を聴いて、少しづつ良くなっていくように思う。
しかし、レッスンで粒が揃っていない、滑らかに弾けていないなど指摘しても
自分では難しくないと思っている生徒さんは問題である。
家の楽器、特にキーボードなどではどのように弾いても音が同じように鳴るから
出来たと思うのだろう。しかし、ピアノはタッチが命で
出てくる音が汚ければ、それに気づく耳を持っていないと上達は難しい。
なかなか合格できないでいると辛いだろうなぁと思う。
練習では、それぞれの壁があると思うが、
レッスンではネバーギブアップで臨むしかないのである。
私は手が小さいので(特に小指が短い)独自の指使いを考える。
アルペジオで弾いたり、右手で弾くところを左手で弾いたり、色々考えるのだが、
いとも簡単に弾けてしまう生徒さんのレッスンをすると、
とても悔しく、そして、羨ましく思う。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

Handy Recorder H2

朝、起きた時にまだ痛みを感じるけれど、松葉杖なしでも歩行ができるようになってきた。


生徒さんは1週間ごとに教室に来るので、「あれ、今日は車イスじゃない」とか「歩けるようになっている」とか励ましてくれる!?小さい子は何にも言わないけれど足をじっと見る。(^^;

もちろん、まだスタスタ歩けるわけではない。はじめさんが録音マイクを購入して、グランドピアノで弾いては録音している。それをパソコンに取り込んで聴けるので便利だ。
先日は譜読中の曲を廊下で盗み録り!?されてしまった。

廊下で録ったのにけっこう良い音で入っているのでびっくり!早速私も使ってみた。ビデオより音がシビアなので聴いてみて、がくっとなったが、チェックして何回か録音を重ねると少しづつ上達していくようだ。せっかくなので勉強中の曲をレコーディングしていこうと思う。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする

ピアノを習うには

生徒さんのお友達でピアノを習いたがっている子がいるのだけど、お母さんから、習っても意味ないし反対されていると聞いた。せめて体験レッスンだけでもと思い、習いたがっているお子さんのお母様とお話したところ、本当にお子さんはピアノを習いたがっていて、去年の発表会にはお友達の演奏を聴きに来てくれだそうだ。


お話を伺うと、お母様はピアノを習った経験が有り、ピアノを所有しないでピアノを習ったがために、家での練習はつまらなく数年でやめてしまわれたので、お子さんには電子ピアノではなく、アコースティックピアノを買ってあげたいのだそうだ。

しかし、そうなると今の環境では置ける状態にないので、ピアノを買うためには、家を建てなければならなくなり、何千万というお金がかかり、その頃にはお子さんも何歳になっているか解らないしと、困っていらっしゃるようなのだ。なるほど….。

アコースティックが置けない場合は電子ピアノを購入するというのが一般的な考えではあるが、電子ピアノにお金はかけたくないという強い気持ちがおありなのだ。今時のと言ったら失礼だが、ちょっと嬉しく思った。と同時に習いたがっているお子さんの気持ちになって考えるとそれはかわいそうだなと思うのだ。

「今」というのは大事な事で、例えアコースティックピアノを後で購入する事になったとしても、基本的な事は習えるし、グランドピアノでレッスンした事をイメージして家の電子ピアノで何時間も練習してくる生徒さんも居るのだ。

楽器店の方が嘆く。楽器が売れない時代。子供は忙しく、ピアノを習ってもいつまで続くか解らないので高価な楽器は買わない。だから、安易におもちゃのようなキーボード、そして、調律の要らない電子ピアノを購入する。私が子供の頃はオルガンはあったけれど、電子ピアノは存在しなかった。

ピアノを習うにはピアノがなければという時代だったのだ。そんな私も、10年くらい前に夜間用にと電子ピアノを購入した。58万くらいする高価なものだが、それでもピアノにはなり得ないのである。今は夜間の練習はほとんどせず、翌日グランドピアノで練習している。

ほとんど、はじめさんの練習用だが、グランドピアノでレッスンを受けるには違いがありすぎて不満だと言う。だから、お母様が反対されるお気持ちも解るのだ。体験レッスンをする事になったけれど、解決の糸口が見つかりますように。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする