甲州ワインを求めての旅 2/勝沼ぶどう郷ワインカーブ

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11月4日(金)
快晴!葛西から列車を乗り継いで約2時間半。勝沼ぶどう郷に到着しました。5年前は、横浜の実家から出て来たので荷物は少なかったのですが、今回は大変でした。しかも大きなロッカーが空いていなくて荷物を持ちながら、ワインカーヴまで歩きました。ホームの椅子が洒落てます。

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あちらこちらに柿がたわわになっていました。こちらのお宅では一面に柿を干しています。こういう風景は北海道では見られません。ワインカーヴは駅から見ると、もの凄く遠くに在るように思うのですが、実際に歩いてみると大した距離ではありません。ただ、荷物を持って坂を上がるのできつかったです。

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地下ワインカーヴ。1,100円を支払ってタートヴァンを受け取ります。さぁ、思う存分飲むぞー、ではなくて試飲しましょう。(^^; 前回、来た時よりお客さんがいっぱいで賑わっていました。180種もあるワインから好みのワインをセレクトしたいと思います。2回目という事で、タートヴァンにほんの少しづつ試飲していきます。私は、やはり赤が好みなので、白は、はじめさんに任せました。今回は15本中、白を1本だけ入れました。はじめさんが選んだのは辛口ではなく甘口の白。それと、ブランデーのようなデザートワインを2本。残りの12本は全て赤です。プラス、ホテルで飲む赤も1本買いました。せっかく来たのですから、こういう時は思い切りが必要です。(飲むと気持ちが大きくなります…)

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帰りは「旧勝沼駅ホーム跡」を通りました。夕陽が綺麗です。右は甲府駅。これからホテルにチェックインします。さて、今晩の夕食はどうしましょう?名物「ほうとう」も良いけれど、甲府にはサドヤというワイナリーのレストランが在るそうです。気になりますねぇ。しかし、流石にワインはもう入らないかも…

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悩んだ結果、サドヤに来ました。驚いた事に、なんと甲府駅から5分のワイナリーなのです!もっと驚いたのは、門構えがロマンティックで素敵で「あぁ来て良かったなぁ」という佇まいなのに、レストランに入ると!?なんとも殺風景だった事です。ガランとした空間に宴会をしているような団体客と接待をしている2人の男性が目に入りました。予想とかなり違ったので戸惑いながらも、「予約していないのですが…」と尋ねる私でした。シェフのお薦めコース料理(5,000円)をオーダー。そして、「ロゼプルリーム」という、この時期だけのフレッシュなワインを1杯だけ頂きました。お魚料理の時、テーブルの中央にある大きなスプーンが便利そうだったので使ったのですが、デザート用のスプーンでした。(^^;

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このガトーショコラを食べるには相当な力が要るので、大きなスプーンだったわけです。スズキのポアレや、イベリコ豚を使ったお料理は美味しかったのですが、お会計の時に係の人が誰も居ないので困りました。暫く待ちましたが、仕方がなく厨房に声をかけました。大らかと言うか、何と言うか、ちょっと不思議なサドヤさんなのです。そのお会計の時に、地下ワインセラーの貴重な情報を得て、滞在中に見学できたらイイなぁと思いました。でも、今回のスケジュールでは無理かな…

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甲州ワインを求めての旅 1/銀座・浅草 街歩き

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11月3日(木)
久しぶりの飛行機の旅です。初日は東京。暑がりなのでジャケットもコートも無し。出来るだけ軽装にしました。さて、新しくなった新千歳空港。お洒落で綺麗になりました。この日は朝早く、まだロイズのチョコレート工場など見る事が出来ませんでした。

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ショップなど一通り見て、プロントでいつものようにコーヒーとパンの朝食。それからラウンジにも行き、牛乳と野菜ジュースを飲みました。飛行機のドリンクサービスでは、カップが可愛かったです。

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東京では、空港からリムジンバス一本。快適・便利な葛西を利用しています。ランチは浅草でと思いましたが、葛西に美味しいお店はないかと探して、ホテルから近い「独一処餃子(とくいっしょぎょうざ)」というお店へ行ってみました。

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お昼時で私達が着いた時は満席でした。人気店のようです。中国語が飛びかい、横浜中華街のような雰囲気で気に入りました。それにしてもメニューが豊富で選ぶのに苦労しました。何しろ餃子でけでも20種類くらいありました。選んだのは水餃子と焼き餃子。右上の三鮮水餃子は皮がモチモチ・プリプリして、とても美味しかったです。これを辛いラー油につけると最高でした。黒いチャーハンは、今まで食べたことが無い味ですが、あっさりとしてクセになる美味しさでした。アツアツのあんかけ焼きそばも食べました。ここのお店は全然しょっぱくないし、リーズナブル。私たちには、ありがたかったです。はじめさんは「今度出張で来ることがあったら寄りたい」と言っていました。良いお店を見つけました。(^-^)

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ホテルにチェックインして身軽になり、ユニクロ銀座店へやって来ました。前回はメンズの方へは入らなかったので、どんな感じか見てみる事にしました。はじめさんが一目惚れしたダウンベスト。とても気に入ったようで、さっそく着て街歩きに出かけました。

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午後5時過ぎの銀座。ショーウィンドウが綺麗でした。ユニクロ銀座店ではレディースとメンズを両方を見たので、足がとても疲れました。お腹はまだ空かないけれど、少し休みたいなぁと思っていたところ「お酢屋」というお店を発見。さりげない試飲がナイスです。ジンジャーが美味しかったので、はじめさんはジンジャーの豆乳割、私はジンジャービールを飲みました。お酢が効いたのか、なんだか元気が出てきたので再び街を歩いて浅草方面へと向いました。

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何故か何度も来たくなる「神谷バー」。独特な雰囲気が好きです。マナーの良いお客さんしかいませんし、とにかく飲み方がカッコイイのです。しかし、デンキブランを飲むと、はじめさんはこんな顔になります。そして、大好物のメンチカツが来るとニコニコ顔になります。

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もちろん私もニコニコ顔です。ここで飲むデンキブランは格別ですね。神谷バーに入る前に紀文堂の「うずら」という餡なしの人形焼をゲットして歓喜するはじめさん。なんと仲見世を歩きながら完食してしまいました。子供の頃からの大好物だそうです。梅園でお土産を買って、仲見世をぐるりと歩いて葛西のホテルへ戻りました。明日は、いよいよ勝沼ぶどう郷へ行きます。今晩は、名倉酒造のお酒とハーフサイズのボウモアで乾杯!

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帰りを待っていたボスの「アカメ」/熱帯魚との暮らし

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6日、夜遅くに山梨・甲府旅行から帰宅。お魚たちは元気だろうか水槽を見に行くのだが、その瞬間はいつもドキドキだ。どうかみんな元気でと祈りながら水槽を見る。

圧倒的なボスだった「ライオン」の亡き後は、「ライオン」も一目置いていた「アカメ」がボスの座に着いた。右目の周りが赤いので、そう名付けた。「アカメ」は、ゆっくりと私に近づいてきた。そして、私の前に来ると、そのまま水槽の下にうずくまった。かなり弱っているようだった。「おかえり、待っていたよ」。と、そんな風に聞こえた。

翌朝、「アカメ」はフラフラとした泳ぎで近づいてくると、口をパクパク動かして何か喋っているように見えた。すると、突然「アカメ」は狂ったように泳ぎ、自分の身体を強く水槽の下に敷いている石に打ち付けた。プライドが高い「アカメ」は、弱っていく姿を晒したくないのかも知れないと思った。それからウィローモスの間でビシッとした姿勢を保ち、そのまま動かなくなってしまった。

2週間程前だったろうか、ボスの座を巡って「アカメ」に決闘を挑む一回り大きいプラティが居た。激しい戦いの後、「アカメ」はボスの座を守ったようだ。しかし、その頃から体調が悪かったのかも知れない。留守中に逝ってしまう事が多いのだけれど、「アカメ」は、帰りをじっと待っていてくれた。そんな気がした…。

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ピアノが楽しくて楽しくて!

教室では毎月「Little Players News」という新聞を発行していますが、1998年4月からスタートして今月号でNo.164となりました。”継続は力なり”と言うけれど、自分でもよく続いていると思います。しかし、ウエブに載せるのを怠っていて、9,10,11月号とまとめて載せました。9月号「発表会プログラムより抜粋して曲の解説」10月号「~発表会を終えて~抜粋して感想文の紹介」11月号「フランツ・リスト生誕200年①」

発表会で取り上げた「ギロックコーナー」。あるお母様から「とても綺麗な曲だったのでCDが欲しい」と言われました。中でもトップに弾いた6歳の生徒さんの「雨の日の噴水」の演奏がとても良かったと好評でした。「発表会」に出て考え方が変わった生徒さんやご父兄も。練習しないで平気なKちゃんは、感想文で「もう少し練習してから出たかった」と書いていましたが、実際、お母様から「この頃、ちょくちょくピアノに向かっているので驚いています!」との事で、一緒に習っているお母様も嬉しそうでした。それから、初めて娘さんのピアノ演奏を聴いて感激したお母様は、娘さんと話し合い、中学生になっても継続すると決められたそうです。多分、一番変わった人は、ピアノ歴が一番長いベテラン生徒さんかな。ピアノは職業上必要だから継続していたという彼女ですが、「今は、ピアノがもう楽しくて楽しくて!」と。本当、ここまで来るのに時間がかかったのでしょう。それにしても、片道3時間かかるそうなので小旅行ですね。

昨日、「全く練習をしないので、しばらくお休みさせたい」と、ご父兄から電話がありましたが、お母様のお話では、本人は「絶対に辞めない!」と言っているのだとか。「ピアノ教室を替えてみるか?」と本人に言ったそうですが、「ニシカワに行く。他へと行けと言うなら辞める!」と。ストレートに話されるので、ちょっと面食らいましたが、本人は辞める気は全く無いのだけれど、今は気持ちが乗らずに練習したくない訳があるのでしょう。単純にもっと遊びたいとか。子供ですからね。ただ、ご父兄にとっては、お月謝がかかりますので、「練習しないのなら辞めなさい」という事になるのでしょうね。私も同じ年齢の頃、遊ぶ事に夢中になり、練習しないでピアノ教室へ行った事がありますが、バッハのインヴェンションなどを渡されてから、ピアノが急に面白くなったのを覚えています。

母親が超放任主義だったのもあり、「勉強しなさい」とか、「ピアノを練習しなさい」と言われた事が一度もありませんでした。しかし、勉強しなければ当然、成績も悪いですし、練習しなければ、弾けずに面白くないのです。長く続ける間には色々な変化が起こるものですが、やはり「楽しくて楽しくて!」と言って、教室に通って欲しいなと思います。

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エクササイズ

キネクトで毎日エクササイズをして2週間程経った。運動不足だったので、毎日40分~60分の適度な運動が心地良い。レッスン室のTVに装置が付いているので、先日のグループレッスンで気がついた子は、しきりに「何だろう、これ?」と言って、他の子の反応を待っていたようだ。(^^; 子供たちは、ゲームだと思ったようだが、私はゲームは苦手である。目が疲れるし、時間が無いから。目が疲れるといえば、複雑な新曲の「譜読」。左手親指の痺れは、左肩の凝りが原因ではないかと。肩こりは目の疲れから来ていると思うし、エクササイズで凝りも取りたい…

旅行の前は準備があって、ピアノの練習もままならない。と言っても、大方は着るもの。先日、一気にスーツケースに詰め込んだものの、こちらの感覚で用意してはいけなかった。予想最高気温25度って、夏!?用意したものは暑そうなので、やり直し。ただ、朝晩どれだけ冷え込むのか。以前、4月の半ばに母を連れてディズニー・シーへ行った時は、日中は暑かったのに、夜は強烈に寒くて大変だった事を思い出した。パレードを観ている人たちの服装を見たら、しっかり冬の装備で驚いた。冬の装備は荷物が増えるので大変。そういえば、前回の東京旅行は3月の末だったけれど、寒くて寒くて。まさか在るとは思わなかったけれど、銀座のユニクロで「ヒートテック」を買ったのだった。しかし、遅くまで外に居ないと思うし、もう少し荷物を減らす努力をしよう。

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ベルガマスク組曲/Claude Debussy

発表会が終わってから初めてのグループレッスン。小さいな子のグループは10人と賑やかでした。集まると、それだけで嬉しいようで、はしゃぐ子供たち。でも、演奏中は静かに聴きましょう。今月はシベリウスの「樹の組曲」から「ピヒラヤの花咲く時」と「樅の木」を弾こうと思っていたら、生徒さんが、以前学校の試験で弾いた「樅の木」にリベンジしたいらしく、急遽、ドビュッシーの「月の光」に変更しました。

ベルガマスク組曲は、第2曲の「メヌエット」だけ弾いたことがありませんが、全部通して弾いてみると、やはり小宇宙を感じます。はじめさんが、ミシェル・ベロフのドビュッシー全曲アルバムを、かなり以前に購入したのだけれど、まだ全部聴いていません。今回は「ベルガマスク組曲」を中心に聴いてみました。NHKでフランスものを取り上げて、ベロフ先生が講師をした時の内容がとても良かったです。第4曲「パスピエ」はテンポがかなり速いですが、「月の光」は、アルペジオもゆっくり丁寧な演奏です。繊細なアルペジオをいかに綺麗に鳴らすかが難しいところですが、ベロフ先生の演奏を聴いて勉強になりました。

1週間前くらいから、左手の親指の先だけが痺れて気になり、昨日、アレルギーを判明してくれた内科の先生に相談しに行きました。末端神経による痺れだということで、痛くもないし、握力もあるし、指も動きますから、腱鞘炎ではないようなのですが、「ピアノを長時間弾くことと関係ありますか?」と聞いたら、「あぁ」と大きく頷かれてしまいました。恐らく「メフィスト・ワルツ」を長時間弾いた時に左手に負担がかかったのかも知れません。何年か前にラヴェルの「道化師の朝の歌」と、ハノン1冊を弾くのを日課にしていた時も、ステージ演奏の後で右手が勝手に動き出して焦りました。どうも、弾き続けている時は筋肉が鍛えられているのか問題は起きないようなのですが、しばらくして、時々弾くと、しんどい曲だなぁと思うと同時に指や腕に負担がかかるのかも知れません。以前、処方された時と同じ「メチコバール」という怪しい赤い(薬自体は白)薬が今回も出されました。ビタミン剤のようなものらしいです。先生には長時間の練習は避けるように言われましたが、ちょうど旅行に出かけるので、早く治したいです。弾かないわけにはいかないので…。

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ワイングラス/RIEDEL

先日、NHKで放送されたアインシュタインの眼「ワイングラス~魅惑のカタチの物語~」という番組が面白かった。ワイングラスでワインの味が変わるという事で、とても興味深い内容でした。早速、はじめさんは手頃で良いグラスがないかと探して、評判の良い「リーデル」の足が無いタイプのを注文した。昨日、届いたのだが、遂に天然ワインクーラーに赤ワインが1本も無いという事態に。(^^; もう少ししたらボルドーセットが届くのだが、待てないので、試しにコンビニの500円ワイン(赤、2003年、フルボディ)で、いつものグラスとリーデルのと、それから、ラップワインサーバで注いだのと3種類を飲み比べてみる事にした。リーデルのは、実際に持つと凄く大きくて、ちょっとびっくり。個人的には、たっぷり注いでくれ方が嬉しいのだけれど、ワインの香りを楽しむためには、並々と注がないという事がポイントのようだ。グラスの中に生まれる空間が、ワインと空気が融合して、ワインのアロマを再現するのだとか。さて、実験!まず、いつものグラスで飲む。「まぁ、テーブルワインだよね」。そして、リーデルので飲む。グラスに鼻を持って行くと香りがいっぱいに広がった。「な、何。全然、違う!。明らかにグレードが高くなっている!!」。そして、ラップサーバーを付けて注いだワインは、更にマイルドだった。グラスでこんなに変わるなんて、今まで損な飲み方をしてきたものだと思った。しかし、一瞬でワインが空になり、もう1本買ってこなかったことを後悔したが、天然ワインクーラーを探したら、赤ではないけれど「鶴沼トロリンガー」美味しいロゼが在りました。これもリーデルで飲むと香りが豊かで、いつにも増して美味しかったです。とても、勉強になりました。

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旅行の計画を立てる

来週に迫った「山梨・甲府旅行」だが、いつもの通り大雑把な予定だけで綿密な計画を立てていないままだ。昨日のランチタイムに、「そういえば、新千歳空港も新しくなって面白いと色々な人から聞くんだよね」と、はじめさん。時間があったら見てみたいのだが、初日は朝が早いし、帰りは遅く、翌日はハードなレッスンで、大雑把な計画は、結構ハードなようだ。(^^;

決まっているのは、2006年に行って、とても気に入った「勝沼ぶどうの郷 地下ワインカーヴ」。どういう所なのか分からなかったかも知れないけれど、朝、1個のパンを半分づつしか食べずに、そこに乗り込み、一人1,100円を支払いタートヴァンで地下にあったワインを恐らく全部試飲したのではないかな?赤ワインが、ずら~っと並んでいるのだけでも圧巻だったのに、ようやく最後の樽(一つの樽の上に数本づつワインが乗っている)まで来ると、壁を隔てて同じ列の長さで白が待っていました。あの頃は160種くらいで、今は180種類くらいになっているとか。3時間以上もそこに居たようなので、恐らく係の人が心配して「ワイン講座です」なんて洒落た事を言って出てきてくれました。今度はちゃんと食べてから出かけます。でも、不思議と酔っていなかったようなのです。タートヴァンは首にかけると、ワインをこぼしてしまいます。はじめさんが着ていたTシャツはワイン染めになってしまいましたが、私は真っ白なスカートについたワインを石鹸できちんと落としました。(^-^)

今回、予約した甲府のホテルは石和温泉の入浴込となっているようなので、それも楽しみ。はじめさんは、近いので富士急ハイランドへ行って、帰りに温泉に寄ろうと言う。えっ、そんなに絶叫したいのですか…。甲府のワイナリーにも行きたいのですが。さて、どうなることやら。
2006年の盛りだくさんな日記はこちら

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「リストの手紙」/及川浩治ピアノリサイタル

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10月21日(金)
リスト生誕200年記念ということで、楽しみにしていた及川浩治さんの「オール・リスト」に出かけました。午後6時過ぎの中島公園。紅葉が綺麗でした。少し早目に行って、年内最後の12月の小山実稚恵さんのチケットをゲットしました。この日は、どちらのホールもコンサートがあり賑わっていました。

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~フランツ・リストへのオマージュ~

●婚礼 ~巡礼の年第2年「イタリア」より

●ラ・カンパネラ

●3つのペトラルカのソネット ~巡礼の年第2年「イタリア」より
ペトラルカのソネット 第47番、第104番、第123番
●愛の夢 第3番
●献呈(シューマン/リスト編曲)
●メフィストワルツ 第1番

●イゾルテの愛の死 ~「トリスタンテとイゾルテ」より(ワーグナー/リスト編曲)
●ピアノソナタ ロ短調

アンコール
●コンソレーション 第3番
●雨だれのプレリュード(ショパン)

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キタラでは何度もピアノリサイタルを聴いていますが、今回の中央ブロックの10列目は、視界が良く、落ち着いて演奏を楽しめる席だなと思いました。ただ、不幸にも、はじめさんの隣に座った方が傍迷惑な方でした。「曲に入り込むのは良いとして、身を乗り出して、演奏を壊すような拍子で終始手と身体を動かすので、集中して聴くには目を瞑るしか無かった…」。確かに、私もその方の動きは煩わしかったです。かと言って注意するのも何だか気まずくなりそうで困りました。コンサートは、案外こういう事にも左右される事があり、気持良く聴くためにも周りに迷惑にならないように自分も気を付けたいと思います。

前半の演奏は、「ペトラルカのソネット」から「献呈」までのプログラム構成が私には、ちょっと物足りない感じでした。叙情的な歌曲が5曲続き、それが最後の「メフィストワルツ」にとって効果的な狙いのプログラム構成だったのかも知れません。はじめさんも、「メフィストは目を開けて聴きたかった」と言っていました。残響の多いホールなのにペダルがやや多いなとか、ピアニッシモと書かれている部分も強烈なフォルテだったり、意表をつかれましたが、生き生きとして躍動感があり、弾き終えると同時に立ち上がるパフォーマンスもリストらしかったのではと思います。中間部のテンポの揺らし方、歌い方が素敵でした。そうそう、前半のグリッサンドは思い切り爪の音がしたので痛そうでした。(^^;

後半は、「ロ短調ソナタ」に入る前に、暫く間があり、この大曲に挑む緊張感というか集中力が感じられました。何しろ演奏時間30分の単一楽章形式ですから、弾き手にも聴き手にも大変な曲です。この曲が発表された当時は、あまりにも独創的かつ革新的だったため、賛否の評価で激しい論争が起こり、その論争は長い間続きました。しかし、「ロ短調ソナタ」は紛れも無く、リストの最高傑作であり、ロマン派を代表する重要なピアノ作品です。「ファンタジー(幻想曲)」の返礼としてシューマンに献呈されています。私もリストの作品中、最も好きな曲で、中学生の頃からいつかこの曲が弾けたらと強い憧れを抱いてきました。聴くものを虜にし、圧倒する悪魔的な旋律、天使のような優しい声で囁くように歌う旋律。悪魔と天使が交互に現れるので、魂を揺さぶられるような感覚になります。この曲を聴くと、リストの生き方そのものではないかと思うのです。今日の「ロ短調ソナタ」は構成がやや甘く、まだ熟成されていないような感じがしましたので、できれば、何年か後にもう一度聴くチャンスがあればと願っています。

プログラムに「コンソレーション」はありませんでしたが、きっとアンコールで演奏されるに違いないと思っていました。なんと1曲目に演奏され、喜ぶはじめさんでした。隣の迷惑なご婦人も「綺麗な曲だねぇ」と心から言っていました。きっと音楽が大好きな方だと思うので、演奏中のパフォーマンス?!はピアニストに任せましょう…。もうアンコールは無いかなと思っていたら、最後はショパンの「雨だれ」。ん、オール・リストプロでショパン?と思いましたが、これが、とっても良かったです。また、エキサイティングなリサイタルを楽しみにしています!

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ちっちゃいちゃんのままお別れ/熱帯魚との暮らし

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10月21日(金)

「ちっちゃいちゃん」は、恐らく、「ブッキー」と呼んでいた奇形のプラティの子供じゃないかと思う。レッドトップ・ホワイトミッキーマウスプラティの中に突然ホワイトプラティで生まれた「ブッキー」。それから4匹のホワイトが水槽に居た。「ちっちゃいちゃん」は一番小さく、いつまでも大きくならなかった。「ブッキー」は、奇形に生まれながら逞しく生きて、身体も徐々に大きくなった。泳ぐことは出来たが、長く泳げず、浮いている事ができなかったのに、2年近くも生きたのだ。「ちっちゃいちゃん」は泳げていたが、3日程前から泳げなくなり、他のプラティがご飯を食べている時、間違ってつっつかれるので、「ブッキー」の時と同じように隔離した。ただ、この事が残り短い命に対して良い事かどうか分からない。お魚にとってみたら、つっつかれようと放っておいて欲しいと思っているのかも知れない。

DSC_9023「ちっちゃいちゃん」は、21日未明、静かに息を引き取った。短い命だった。ホワイトプラティは左下の方に居る一匹になった。「ちっちゃいちゃん」は、群れる性各では無く、慎重で、探さないと見つからなかった。隔離室では、動けるうちは、落ち着かなくグルグルと動き廻っていたけれど、力尽きてぐったりした時は可哀想だった。本当は見られたくなかったと思うのだけれど…

7月7日に先に逝った「ブッキー」も、「ちっちゃいちゃん」もコンサートがある日で、結構、気落ちして出かける事になったのだが、死に対して、何故かドライなはじめさんには、何も言わないようにしている。日常生活を送る中で、短い命との付き合いなのだから仕方が無いと割りきらなければならないのだが、なかなか慣れるものではない。

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