小樽ビール/ビールコンテスト

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4月7日(土)
天気予報では、台風並の暴風雨と聞いていたので、どんなに酷い天候かと心配していましたが、出かける時は穏やかでした。(この時は、キャメルのコートを着ていました)
高速バスに乗って小樽へ順調に到着。JR小樽駅で札幌行きに乗ろうとしたら、なんと!小樽ー札幌間は冠水のため全く動いていないというのです。ガーーン。バスで銭函へ行くしかありません。案内所で聞くと、高速バスに乗って「見晴駅」で下車して下さいと言われました。こんなアクシデントがあって、今日は一体どうなるのでしょうか?とにかく行ってみるしかありません。

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運良く、札幌行きの高速バスがすぐあって、「見晴駅」で下車しました。高速バスでは札幌駅まで乗る事はありますが、こんな経験は初めてです。コートの上に中富良野で買ったウィンドブレーカーを来ました。階段をどんどん降りて、住宅街もどんどん降りていきますが、この坂がまるで川のようでした。何故、短靴で来てしまったのか後悔しました。こんな日は長靴じゃなくちゃいけません。ようやく国道。ここも冠水で酷かったです。

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かなりボロボロになりながらも、無事に小樽ビール銭函醸造所に到着。一番乗りは意外にもJanisさんでした。それからkaz家。すでにヘレスを飲んでいました。落ち着いたところで私たちも乾杯!さて、2月に造った我々のビールはどうなっているのでしょうか。N0.43エンジェル・ブラウンをドキドキしながら試飲しました。「おぉ、美味しい!」 そのみさんも、「美味しい~♪」 はじめさんは「優勝間違いなし!」。今年も美味しく出来てホッとしました。

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ノンさん、コーさんご夫妻も揃って、席に着いて乾杯です。丁度お昼という事で、皆さん、食欲全開モードです。特にプレッツェルとビールの相性は抜群という事で、ついつい手が出てしまうようです。ソーセージにハムにサラダ、チキン、そして大人気のピクルス。ビールがはかいきますねぇ。

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50チームの樽が並べられて圧巻です。皆さん、熱心に試飲していますね。私は全部は無理なので、気になったチームのを飲ませて貰いました。ん、自分たちのが一番美味しいと思ってしまうのですが、それはきっと皆さんも同じなのでしょうね。(^-^)

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階段の壁に2月の醸造体験の写真が貼ってありました。そろそろメイン会場へ行って見ることにしました。ライブが行われていて、凄い熱気です。

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ここは、いつも暑いので夏の格好をしてきた私ですが、それでも暑かった…。今年で5回目の参加ですが、チーム43番は呼ばれませんでした。ん、ブラウン賞か、頑張りました賞にも入らなかったのは残念です。でも、6回目で初めて頂きましたとお話されていたチームもありましたから、大勢の中から選ばれるのは難しいでしょうね。よく見かける元気なおじいちゃんチームが2位でした。凄いなぁ。

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夕方まで飲んで、解散しました。歩き疲れたので、以前から気になっていた銭函駅そばの大阪屋でコーヒーを飲んでいくことに。炭焼コーヒーを飲んで、ちょっと落ち着きました。帰る頃にはJRも復旧していましたが、小樽駅での1時間近くもの遅れがあるという案内があり、帰りもバスに乗って帰宅しました。それにしても、今日は開催されるか心配していたのに、どんな事があっても集まる人たち。小樽ビールに集う人たちは凄い人ばかりだなぁと思いました。いつも楽しい企画をありがとうございます。

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張り合いのある練習をしよう

これから毎週土曜日は遠方の生徒さんが入るので、他の曜日よりも忙しくなりそうだ。しかし、生徒さんたちから連絡が入らないので、まだ予定が経たない。早く連絡下さい。今日は午前中のレッスンだった。5歳になったばかりの女の子は、とても話し上手で社交的。付き添いのお父さんが「誰に似たのだろう?」と、おっしゃっていましたが、小学校が8日から始まるのに対して、幼稚園は昨日から始まっていて、バラ組みになった事も教えてくれた。他にも沢山のクラスがあって全部言えるのだから子供ってスゴイですね。その後は、コンクールの練習に燃えている中学生。「こんなに練習したことは今までにない」と言っていた。「それでも、時計を見ると、まだ3時間しか経っていない」と言う。練習するようになると、曲の難しさが分かってくる。ショパンのワルツ、ドビュッシーのアラベスク、そして、スカルラッティとモーツァルトのソナタに曲は決まった。
私は、中学2年の時にドビュッシーのアラベスク1番を弾いて、ピアノの魅力にどっぷり浸り、ピアノの道に進む事を決心した。その頃のレッスンは、ツェルニー40番、バッハのシンフォニア、モーツァルトのソナタなどで、やはり3時間くらい練習していた。勉強はピアノの合間にやっていたくらいピアノが中心の毎日だった。彼女も中2で、ドビュッシーのアラベスク1番を弾く。他に3曲勉強しなくちゃならないが、こんなに張り合いのある事は滅多にないと思う。むしろ、楽しんで頑張ってもらいたい。

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レッスンが終わってから、隣町の仁木町にある「きのこ王国」に行ってみた。感謝祭というで、きのこ汁が一杯無料だった。ここには何回か来たことはあるが、きのこ汁しか飲んだことがなかったので、今日は初めて食事をした。注文したのは、きのこラーメン炊き込みご飯セット。と、煮込みホルモン。きのこラーメンはボリュームがあって、2人で食べたがお腹いっぱいだった。我々は案外小食である…。きのこの天麩羅が美味しかった。

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ウィンナーが1本20円だったので、10本ずつ詰めて2パック。野菜も安かったので、ほうれん草やジャガイモなどを買った。そして、凄かったのは、あまおう&とちおとめ。

sml-DSC_3594苺は、高いから滅多に買うことはありませんが、あまりにも立派で、安かったと思います。2パックで800円くらいでした。一粒が、こんなに大きくて甘いです。流石は「あまおう」。「とちおとめ」も美味しい。
明日は、2月に自分たちで造ったビールを飲みに行きます。いったいどんなビールに出来上がっているのか、ドキドキします。美味しかったらイイなぁ。ちょっとお天気が心配ですが、小樽ビールはいつも晴れなので、きっと大丈夫でしょう。

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モチベーションが上がる練習をしよう

レッスン手帳には、レッスンを休んだ時に赤で”欠”と書くのだが、結構休む事が多かった生徒さんが、最近は欠席する事がかなり少なくなっている。表情が明るいし、なんだかお洒落だ。そういえば言葉も少なかったのに、最近はよく笑いながら話すようになった。そして「最近、練習しているんですよ」と言う。ん、確かに気合が入っているのが分かる。

以前は、家族でも誰かが居ると練習しなかったそうなのだが、最近は家族だろうが、友達を連れて来ようが関係なく、時間がある時に弾いているというのです。ピアノって、練習した分、自分に帰ってきますよね。練習すると、やはり弾けるようになる→レッスンを通して、より理解が深まる→だから弾く楽しさが倍増する→モチベーションが上がる!こんな図式でしょうか。

レッスンの開始と同時に「練習していません」と、まるで挨拶のように言う生徒さんが居る。こちらのモチベーションが下がるので、毎週毎週言わないように!と笑うのだが、実は練習してきているのだ。では、何故練習していませんと言うのだろうか?練習していませんと言うことによって、案外練習しているじゃない?と、先生に言われる方がラクだから?本当は、もっと練習したいのに、思うように出来なかったから?

まあ、先生は聴けば練習しているか、そうでないかは分かります。実際、もう少しじっくりと練習したかったのかも知れません。レッスン日迄、思うように弾けなかったからなのかも知れません。しかし、出来れば、お互いのモチベーションが上がるような挨拶の方が良いと思いますけどね。(^-^)

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雪融けのお散歩&&ニッカウヰスキー

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3月31日(日)
午前中は、明日発行する教室の新聞のチェック。お天気が良かったので、散歩がてらお蕎麦屋さんまで歩いて出かけることにした。あんなに雪があったのに、随分と雪融けが進み、道路には雪はなかった。ちょっと大きめの靴を履いていたので、靴の中に石が入って、何度も出した。こういう時は雪道の方が石が入らず東しいかも知れない。
年末に新聞に折込広告が入って、食事をしたら麺つゆをサービスするというのが3月31日迄とあったので、片道4,000歩の道を歩いたのだが、ようやく到着したと思ったら、閉まっていた。暖簾も出ていないし、定休日とも、本日休みとも、何にも書かれていないので、お店に電話してみたら「現在使われていない」との事だった。閉店したのだろうか?なんだかショックで、他のお店に入る気にならず、また4,000歩てくてくと歩いて帰宅した。

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ニラ玉と、山形の乾麺で「おうち蕎麦」。
我が家は、外でラーメンを食べる事は少ない。
美味しいお蕎麦屋さんを見つけるのが好きだ。
余市にも美味しいお蕎麦屋さんが在ると思っていたのだが…
まだ閉店と分かった訳ではないので、
また食べられる日が来ますように。
コーヒーを飲んで、寛いで
はじめさんのレッスンをする直前、
急遽ニッカへ行くことになった。
時間が無いので、車で出かけた。

 

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ドライバーのはじめさんは飲めないので洋服にシールを貼りました。私は3種類全部飲ませて貰いました。本日購入のウィスキー。新しく出た、ブラックニッカ リッチブレンドですが、お手頃価格でなかなか美味しいですね。帰宅してから、はじめさんのレッスンをして、その後、自分の練習をしました。

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今晩は「麻坊豆腐」です。火鍋の素を使って作るのが我が家流。これが病みつきになる美味しさで、本格的なのです。しかも簡単!作るのは、はじめさんですけどね。(^-^)

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卯月(4月)

今月号の教室の新聞の紹介で、男の子は将来は学者になりたいと言っていたが、学者というと、義父のお兄さんを思い浮かべる。兄弟が多かったので、兄弟の中で優秀な人が大学に行き、そして学者になったと聞いた。その娘さんは、はじめさんと同い年の従姉妹なのだが、私たちが結婚した頃、Sちゃんは、ずっとイギリスに行ったままだと聞いた。何年か経って、そのSちゃんが帰ってきた。やはり学者。東大の教授である。伯父さんは、苦労して学者になったと聞いたが、Sちゃんは若いのに凄い人だ。

義父の家は横浜にあり、伯父さんの家も離れているけれど横浜だった。たまたま私たちが、横浜に滞在していた時、お呼ばれした事があった。学者一家のお宅に招かれたのは、緊張したが、会話が楽しくて、長居してしまった。一番面白かったのは、ある葬儀の席での、まだ小さかった はじめさんの言動であった。それは、故人の経歴を皆さんにお話する場面で、急に言葉が出なくなって、シーンとなってしまったというのだ。焦った感じが伝わってくるし、みんなでどうしたものかと思っていたところに、小さいはじめさんは、「それから?」と通る声で、その人に言ったのだとか。それを教えてくれたのは伯母さんだったけれど、場が場だけに、笑いを堪えるのが大変だったとか。はじめさんは全く覚えていないと言うけれど、この話は情景が目に浮かんで、Sちゃんと私は笑い転げた。小さい時から、そうだったのかと思ったからだ。

久しく横浜に行っていない。義父が元気だった頃は、よく遊びに行ったものだが、なかなか行けないでいる。先日、アド街ック天国で「横浜中華街」を取り上げていたので観たが、懐かしいお店が出てきて行きたくなった。大きなスーパーのようなお店に「湯葉ハム」という珍味があり、私はこれが大好物で、行くと必ず買ったものだ。もう何年も前になるけれど、2つ買って横浜の実家の冷蔵庫に入れたまま、忘れてきてしまった事があって、それからずっと食べていない。あれは本当に悔しかった。

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もはや私の心には感じない/ネル・コル・ピウ

学生の時に歌ったイタリア古典歌曲「ネル・コル・ピウ」。親しみやすいメロディなので、今でもよく覚えている。この曲を主題にした変奏曲をベートーヴェンは1795年に書いている。

コンクールの課題曲のひとつなのだが、恥ずかしながら今まで弾いたことがなかった。この曲とモーツァルトのソナタのどちらかを選択しなければならない。変奏曲は面白くて私は大好きなのだけれど、面白い反面、難しいのでどうするか迷っている…。譜読みの早い生徒さんなら、迷うことなく、この曲にしたい。だからといって、モーツァルトのソナタが簡単というわけでは決してない。明快だけれど、大舞台でモーツァルトを弾くのは難しいと思う。

「四期」にまたがる時代の曲を4曲並べる。ファイナルで弾く人は、これを全部演奏するのだから、かなりのボリュームだと思うし、選曲は重要なポイント。しかし、大きい生徒さんの級は課題曲の幅がかなりある。皆さん、どのようなプログラムを組まれているのか、興味があります。

いずれにしても、譜読みが早くなければ、そして、当たり前だけれど、練習がしっかりと出来ないとコンクールの参加は難しいという事です。
頑張りましょう。(^-^)

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ワインは有料試飲でお願いします

会津の酒蔵を見てみたいと思って車で探しながら見つけたのは「名倉酒造」だった。てっきり、はじめさんが調べて来たと思っていたが、ガイドブックにも載っていなかったのだ。見学したいと告げると、とても丁寧に説明してくれながら見せて下さった。多分、偉い人だったのだと思う。飲めるのら、取って置きの酒があるからと、なんと金賞を受賞した原酒を惜しげもなくドドっと注いで下さったのだ。はじめさんは運転があるから、恨めしそうに私が飲み干すのを見ていた。お酒は詳しくないが、言われた通りの飲み方で飲んでみるとお酒の旨味というのが私でも分かった。凄い経験をさせてもらった。

新潟のカーブドッチに行った事もあったが、もの凄く不便な所にあり、片道数千円の料金をかけてタクシーで行くしかなかった。行くべきかどうか迷ったのだが、行って良かったと思える素敵な所だった。有料試飲はヴィンテージをなんとグラス100円で飲めるのだ!年代別に何杯飲んだろうか。(^^; その後は、新潟でピアノ・リサイタルを聴くというメインイベントがあったので少しセーブしたと思う。素敵な所だった。ただ、タクシー代がかかり過ぎた。

甲府駅から徒歩で行けるサドヤワイナリーでグラスワイン3000円という年代もののワインを有料試飲した事があるけれど、タクシー代がかからない事を考えたら、そして、せっかくそこへ行ったなら滅多に飲めそうにないワインを飲むというのも素敵な経験だと思う。

富良野のワイン祭りも、無料試飲なんていうのは無い。全て有料で飲みたいだけ飲める。食べ物もそう。お祭りは、低料金でもお金を貰って美味しいものを振る舞う方が良いと思うのだけれど、地元の祭りは残念ながらそれをしない。味覚祭りに並ぶワインは有料試飲にするべきだと思います。お祭りなのだから、ちゃんと飲ませてくれるのが良いですね。

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「ろーとれっく」閉店/40年の歴史

コーヒーが好きで、ほとんど毎日といっていいほど珈琲を飲んでいる。飲むのは、休みの時は昼食後、レッスンのある日はレッスンが終わってから食後に飲むことが多い。最近は、1杯ずつ淹れるタイプのドリップ式のが便利で、ついレッスン前にもライトを飲んでしまう。

いつの頃から珈琲が美味しいと思うようになったのだろうか…。
やはり、社会人になってからだと思う。高校生の頃は、友達と小樽市内のカフェへ行くことが時々あった。それは「エンゼル」だったり、「コロンビア」だったり、「ろーとれっく」だったり。その頃もコーヒーを飲んでいたのだと思うけれど、美味しいと思って飲んではいなかったように思う。

新聞に”「ろーとれっく」きょう閉店 小樽の喫茶店”という記事が掲載されていて、びっくりした。40年の歴史に幕を閉じる日。店長が退職する事となり「店長と共に築いてきた店のイメージを崩したくない」と閉店を決めたようだ。今日は、せっかく小樽へ出かけたのに、車だったのもあり寄らなかったのを、少し後悔している。2007年に小樽駅第3ビルの再開発があった時に静屋通りに移転したというのは聞いていたのだが、一度も行かなかった。いつだったか寄ってみたら、早い時間にお店が閉まっていた。やはり第3ビルのあの場所に在った「ろーとれっく」が好きだったのかも知れない。今は姉妹店の「マリー・ローランサン」が在り、そこには何度か入っている。

「ろーとれっく」で飲む自家焙煎コーヒーは美味しかった。落ち着いた佇まいも好きで、ひとりでも時々入った。2007年1月に高校の同級生と再会した時にも入った。移転したのは、この年だったのだ。私たちが再会した後の出来事だったのだ。あの場所に、昔と同じように在った事を嬉しく思って感動もした。私はコーヒーを2杯飲んだ。ブルーベリータルトが絶品で、お店では必ず注文したと思う。懐かしいお店が閉店のお知らせは寂しく思う。

過去の記事
https://www.soundwalking.com/blog/?p=1355
https://www.soundwalking.com/blog/?p=1356

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王女のために書かれたソナタ/ドメニコ・スカルラッティ

昨日は、お天気が良かったのもあり、札幌まで出かけて楽譜を色々見てきた。主にコンクール用のと、コーラスなど発表会で使えそうな楽譜を店員さんにお話を伺って選んできた。簡単に見つかるかと思っていたが、スカルラッティの曲だけが、探せども探せども見つからなかった。「 K.63 L.84ト長調」は、たまたまお店に在庫が無かった春秋社版の第1巻に掲載されているそうです。

ジュゼッペ・ドメニコ・スカルラッティ(1685~1757)は、イタリアのナポリ生まれ。父親のアレッサンドロ・スカルラッティはバロック時代の有名な作曲家だったそうです。調べてみると、ドメニコも父親の影響でオペラ作曲家としてデビューしていたのですね。知りませんでした。オルガンやチェンバロの名手でヘンデルと競演したこともあったとか。ドメニコはポルトガル王女マリア・バルバラに生涯にわたってチェンバロを教えるようになったのですが、なんと555曲も王女のためにソナタを書いたのです!スカルラッティのソナタは単一楽章の短いものばかりですが、とても明快で洗練された曲が多いですよね。555曲全て知っているわけではありませんけれども。

中学生の時に聴いた、ホロヴィッツのスカルラッティがお気に入りでした。中でも暖かな春の日差しを感じるL.23ホ長調が大好きです。そうそう、このLですが、Alessandro Longoという人の整理番号に従ってLongo番号が付けられていますが、モーツァルトのK(ケッヘル)と同じようなものなのでしょう。しかし、更にKのKrikpatrick(カークパトリック)番号もあって、555曲もあるのに作品番号が覚えられません…。

555曲の中で、2番目に好きな曲は、L.413ニ短調。トッカータ Presto。同音連打の激しい曲です。これは高速で歌いながら弾くワッツの演奏が最高です。何年も前になりますが、アルゲリッチがPMFで札幌に来た時、アンコールでこの曲を弾いたのです。猛烈なスピードで!会場の誰もがびっくりしたと思いました。

はじめさんの友達でクラシック音楽にとても詳しいTさんが、北海道に遊びに来られた時にお土産に頂いたCD。イーヴォ・ポゴレリッチのスカルラッティなのですが、これがなかなか面白い演奏で良いです。ポゴレリッチは一度だけ札幌で聴いたことがありますが、1997年だったから、このアルバムを録音した6年後の事ですね。それにしても、ショパンコンクールの中に出てくる彼の演奏はショッキングでした。心を奪われそうになるくらい。映像に何度も出てくる彼の師であるケゼラーゼと結婚したというのも驚きでした。21歳年上の最愛の奥さまを1996年に亡くされたので、札幌公演はその翌年の事だったのですね…。

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コンクールの意義

札幌から楽器店の担当の人が大量の楽譜を届けて下さった。あれ、玄関には2人。何かあるのかなと思った。とりあえず、大量の楽譜のチェックをして代金を支払う。それから、昨日、生徒さんから楽器が欲しいと言われたので、担当の人にお願いした。一段落して、数年お付き合いがあった担当の人は今月いっぱいで退職されるので、それで新しい担当の人をお連れしたのだ。えーっ!
3月って、生徒さんの転校の事が気ががりになる季節で、毎年、毎年、乗り越えなくてはならない季節なのだ。まさか、担当の人は若いからこれからも、ずっと担当してくれるものと安心してたのだが…。まぁ、人生色々ありますね。それで、新しい担当の人は、なんと同姓なので、親近感が。と思っていたら、昨年の春に楽器店で生徒さんが検討している楽器がどんなものかとチェックしていた時に、質問した人だった。その時も、はじめさんが「同じニシカワですね」と言ったようだ。今日も言っていた。新しい担当の人も誠実そうな人で良かった。同じニシカワですしね。(^-^)

その後、昨日のレッスンで転勤するかしないかが決まると言っていた生徒さんのご父兄から連絡が。ドキドキした。今年は転勤しない事になったのだそうだ、そして、転勤しない事になったらコンクールにチャレンジしてみませんか?という話になっていたのだが、お父さんも承諾してくださって、いよいよ始動である。

実は、私はコンクールをずっと敬遠していた。私自身も参加した事がない。若い頃に、数名の生徒さんに楽器店のコンクールに参加して貰ったことがあるが、それ以来の事である。ここ何年かは、生徒さんが受けてみたいと言うのでピティナのステップに参加していた。しかし、コンクールとなれば重みは違うと思う。予選、本選、ファイナルと勝ち進んで行くというのもあるので。予選、本選は札幌だが、ファイナルは東京である。(ファイナルまで残ったら凄いことだが)そして、それを発表会より少し前に進めて平行していかなければならない。

何故、今コンクールなのか。まぁ人間だから、その時その時で考え方が変わるっていうもの。それにコンクール向きの生徒さんが居るのだから、本人が望んで、ご両親が応援して頂けるなら、やはりそういうものにチャレンジしていくのも良いのじゃないかって思ったのだ。今年は、さらに忙しくなる事だろう。しかし、それはきっとプラスになる事だと思っている。経験を積み、これからに生かして行きたいと思っている。コンクールに出るからには、もちろん勝ってもらいたいが、しかし、そればかりではないと思う。そう、よく言うように「参加する事に意義がある」って。まさにそうだと思う。教室の代表が参加するのだら、教室全体の参加という事になるのだと思う。頑張らないとね!

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