桜・望洋台オープンガーデン

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今年で第7回目ということですが、一日限りのオープンガーデンに3年連続で出かける事が出来ました。 お昼時でしたので、街を歩く前に腹ごしらえです。小樽といえば「あんかけ焼きそば」という声が 聞こえてくるようですが、会場に近いということで、今年も「じょっぱり亭」でランチです。 はじめさんは醤油。私は塩。既にコショーをたくさんかけてしまいました。昨年はもっと海老が たくさん入っていて「海老塩焼きそば」だったのに、コスト維持のためか海老は1個でした。 ん、でも美味しかったです。小樽でこれを食べると大好きなキイちゃん(叔母)の事を思い出します。 前回の記事です。

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今年は今まで周らなかったお宅を中心に拝見させて頂きました。
シックな色でまとめられたハンギングはセンスが光ります。
 

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はじめさんが歓喜したハンモック。とっても座り心地が良かったです。

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素敵なデザインにうっとりしました。印象的なクレマチスのアーチ。

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スペースを上手に使っていらっしゃるのがとても勉強になります。
右の写真の「エゴの木」が気に入りました。我が家にも欲しいです。

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「雑誌で見るより遥かにいいね!」と、はじめさん。ガーデンって癒しの空間ですよね。
どこのお宅も薔薇が綺麗に咲いていて見頃でした。

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左は「バレリーナ」。とても小さい可憐な薔薇で、はじめさんのお気に入り。
右は「アイスバーグ」。刺がない扱いやすい白い薔薇は私のお気に入り。

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どこのお宅にも素敵なパーゴラがあって、それが重要な役割を担っています。
我が家もパーゴラのある庭作りをしたいものです。

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家の壁に薔薇を這わせたお宅が印象的でした。腕にたくさんの傷があって、薔薇を
綺麗に維持するのは、やはり大変なのですね。

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「エゴの木」ピンクです。どちらかと言えば白の方が好きですがピンクも可愛い。
駐車場へ向かって歩いていると、目に止まった黄色の薔薇。
今年もお天気に恵まれて、約2時間6件のお宅を訪問させて頂きました。
お花を愛でながら散歩して、それぞれのオーナーから興味深いお話をお聞きする事ができて
とても有意義な時間を過ごせました。ありがとうございます。

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アピールする力

先日のコンクール予選を受けた小2の生徒さんの審査員の評価を、今日のレッスンに持ってきてくれたので読んだのだが、5人の審査員の共通のコメントは、綺麗、丁寧、テンポがしっかりしている。というものだった。では、何が惜しかったかというと、演奏が少しおとなしいというものだった。

選択したガボットは、左手がノンレガートなのだけれど、「もっとはずんで」と書いている人も居れば、「デュナーミクの差をつけて丁寧に弾けていた」というコメントもあった。「元気が欲しい!」という審査員からは一番高い点数をもらっている。出だしがP(ピアノ)から始まる短い曲だが、これもアレグレットで、それほどテンポは速くないのだ。

もう1曲の「やわらかなマーチ」も、一番高く評価してくれた審査員のコメントは「やわらかな表現力がすてきでした」や、別の審査員からは「よくうたって感情がこもっています」に対して、「もっと表現して欲しいと思いました」という評価もあった。楽譜の指定のテンポは四分音符=108だから決して速くはないのだが、上の曲と共通していえることは、コンクール向きの演奏が必要ということでしょうか。タイトルの柔らかに行進するのではなく、かなりの急ぎ足で歩いたほうが強弱は付けやすいのかも知れません。

評価点は低いものはなく、かと言って高い訳ではありませんが、あと一歩(トータルであと5点だったそうですが)及ばなかったのは、経験だったり、本選へ余裕を持って臨めなかった事が大きかったと思います。お母さまは、タッチが弱いのではとおっしゃっていましたが、そうではありません。表現力と一言で済ませるのは簡単な事ですが、どう感じて演奏するかをアピールしていく事だと思います。

まずは初めての参加で、良い評価をもらったと褒めてあげましょう。堂々と演奏できたのだから!ただ、コンクールの趣旨として、4つの時代の作品を深く勉強するところまで行かなかったのが、私は残念でした。予選が迫ってくると、その2曲だけに気持ちが行くのは分かりますが、本選へ進んだ生徒さんはそうではないと思います。予選を通過したら今度は本選の曲というスタンスでは、このコンクールには勝てないと思いますし、これは大きな反省材料となりました。

楽譜に書かれているから、それをきちっと弾くのではなく、そこからどう感じてイメージを膨らませていくのかを小さい子に指導するのは難しいですね。色々な人の演奏を聴いて、同じ曲でも弾く人が違うとこんな風に変わるのかを聴く経験できたのは、コンクールに参加して良かった点だと思います。もう一人参加した中2の生徒さんは、半分も力を発揮出来なかったけれど、前向きな子なので他の人の演奏をよく聴いていたようだ。本選で弾く予定だったモーツァルトのピアノソナタを発表会でリベンジしてもらいたい。

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中田喜直さん

中田喜直さんというと、「雪の降る街を」の作曲者として思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?そう、あのしみじみとした旋律の歌です。

雪の降るまちを 雪の降るまちを
想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降るまちを 遠い国から 落ちてくる
この想い出を この想い出を いつの日か包まん
あたたかき幸せの ほほえみ

これは、一番の歌詞で3番までありますが、偶然TVで歌手の稲垣潤一さんが歌うのを聴いて、なんて素敵な歌い方なのだろうと感激した事があります。

中田喜直さんは、子供や小さい手の人がラクにオクターブを弾ける「細幅鍵盤」を薦めた方としても知られていますね。ヤマハから特注で購入する事が出来ますが、家を建てる時に細幅鍵盤を購入するか迷いました。しかし、グランドピアノを3台並べる広さは確保出来なかったのでやめました。当時、舘野先生が監修している「スオミ・ピアノ・スクール」の公開講座をされていた先生が札幌にいらして、その先生のレッスン室には細幅鍵盤と普通サイズのグランド2台、計3台がズラッと並んでいました。細幅鍵盤だとリストでもショパンでもラクに弾けると、おっしゃっていましたが、私は弾く機会がありませんでした。弾いてみたかった…。

今年の発表会では、3人の生徒さんに中田喜直さんの曲を取り上げていますが、なんだかいつもより練習してくるのです。響きが綺麗な「夕方の歌」や、元気で面白い「土人の歌」などが子供に受けるのでしょうか。「おまつり」が当たっている生徒さんは苦労していますが、確かにけっこう難しいですよね。選択したのは「日本のいなか」「おまつり」「ひとりぽっち」「土人の歌」「わらべうた」「夕方の歌」です。有名でカッコイイ「エチュードアレグロ」も候補に挙がりましたが、なかなかピニスティックなので、もう少し上達してからチャレンジしてもらおうと思います。

中田喜直さんは、とても繊細な方で、本当かどうか分かりませんが、ししゃもの骨までよけて食べるという事を聞いた事があります。

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オクターブ

私は手がとても小さいが、指が広がるのでオクターブの曲でそれほど苦労したことがない。いくつの頃からオクターブが届くようになったのかは覚えていないが、小4の時に「エリーゼのために」を弾いたから、それよりは前だったのだろう。オクターブが連続する「乙女の祈り」も小学生の時に弾いたと思う。その頃の練習曲としてツェルニー30番、バッハ:インヴェンション、ソナチネなどを弾いていたらから、オクターブは当たり前のように出てきた訳で。

昨日のレッスンで小5と小6の生徒さん同士で連弾する曲を練習したところ、ふたりともセカンドパートを弾いている最中に手が痛いと言って手をぶらぶら降り始めた。確かにセカンドはオクターブと和音が多い。普段はブルグミュラー25のレヴェルだから、それほどオクターブが出てこないので、指を広げるストレッチが必要なのだと思った。

先日のコンクールの予選で、とても小柄な小5の生徒さんが中学生に混じってラクラク演奏しているのを聴いて驚いたが、オクターブを含む和音も多くあるのに柔らかなタッチで全く力む事無く弾いていた。脱力奏法が身に付いているのだろう…。こういう生徒さんは、毎日どういった練習内容でどれくらい練習するのでしょうね。

教室には50代でピアノを始めた小柄な生徒さんが、最初はオクターブが届かなかったのに、いつの間にか届くようになっていたという例がある。10年のキャリアがある生徒さんなのだが、指を広げているうちに手が柔らかくなって、オクターブも届くようになったのでしょうね。

手が大きい人でもオクターブが苦手という人も居る。過去には、電子オルガンでは講師レヴェルの実力の人が「乙女の祈り」でオクターブに苦労して泣きだしてしまった事があった。その後、結婚して遠くの地へ行ったので分からないが、上の生徒さんのようにオクターブが届かなくても、訓練しているうちに、きっとラクに「乙女の祈り」が弾ける日が訪れたであろうと思った。

ん、でもやっぱりピアノを弾くには、手が大きい人が羨ましく思います。

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初めてコンクールに参加した生徒さんたち

昨日は、初めてピティナのコンクールに生徒さんが2人参加した。やはりステップとはまるで違う世界だった。

A1級に参加する小2の生徒さんは、朝9時過ぎに受付との亊で家を7時半に出た。予選はこの日の他に後2回くらいあったと思うが、それでも15人と思ったより少なかった。その前に就学前のお子さんたちのA2級というのがあり、このグループと同時に演奏が行われた。HPにも生徒さんの参加票にも何も書いていなかったのだが、受付で参加本人以外は入場料が1人1,000円かかるという亊を知らされて驚く。せめてご家族の方々は無料に出来ないのものでしょうかね。それから、演奏は拍手無しでお願いしますと最初に放送があった。要するに予選は、本選への選抜だから淡々とスケジュールを遂行するという亊で、ステップのようなアットホームな場とは大違いであった。

足台の設置もステップは係の人が行なってくれたのだが、これも保護者か指導者が行うのだ。ここで凄く驚いた亊があった。足台を使用する人はほぼ全員が持参されていた亊だ。それだけコンクールは僅差の勝負だから出来る事は何でもしなくてはならないのだろう。会場を一枚の板で仕切った程のステージへの袖へ10人前になったら行くように言われた。その狭い通路に演奏する小さい子と保護者または指導者がびっしりと並ぶ。しかも持参した足台を持って!しかし、足台を持参していない私はどんな足台なのか心配で係の人に聞いたのだが、大丈夫ですと言われるばかりであった。そして出番直前になって、ステージの袖で静かにセットの練習をしてくださいと言われた。それは4段階になっているようなのだが、思うように出来ずに係の人に、いつも使っている高さくらいのところにセットしてもらった。賭けであったが、ステージへ足台を持って行き、生徒さんに座ってもらったところ、ほぼいつもと同じ感じで生徒さんも頷いて演奏が始まった。

袖で生徒さんの背中を見ながら聴いていたが、実に落ち着いて堂々と演奏するのには驚いた。ミスはひとつも無い。良い出来だった。会場に戻ってはじめさんにどうだったか聞いてみたが、丁寧で好感の持てる演奏だったというコメントだった。選択曲のテンポをコンクールの2日前に速すぎたので指定の4分音符=108のテンポで練習したのだが、このテンポで弾いている人は他に一人で、後はみな120~130くらいのテンポなのだ。この方が生き生きとは聞こえるかも知れないが、マーチの速さではないと思う。結果は、残念ながら入賞できなかった。私はまだ審査員の方々のコメントを読んでいないので詳しい評価は分からない。次回のレッスンでそれを読んで反省会しようと思う。しかし、小さい子にとって、先生も良かったと言っていたし、いつもと同じように弾けたのにどうして?の連続で悔しかっただろうと思った。コンクールはミスなく演奏するのは当たり前。加えて、いかに表情豊かに、そして深いタッチでピアノを鳴らせるかという亊だと思う。僅差の勝負だからこその足台持参なのも納得した。

B級になると、ぐんとレヴェルが高くなって聴いていて、ただただ驚くばかりだった。昼食を摂るため数人聴いて会場を出た。もう一人の生徒さんが出場するのはD級。中1~中2の生徒さんなのだが、プログラムの中に小学生も何人か混ざっていた。こういう子は、自分の級より上でも通用する生徒さんたちなのだろう。実際、とんでもなく上手い小5の生徒さんが居た。横に居たはじめさんも「巧すぎる」とつぶやく程だった。当然、入賞していました。

初めて出るので、生徒さんには、演奏前に途中で切られる場合があり、その際にブザーが鳴る亊を告げた。実は小さい子たちの時は曲が短いのでブザーが鳴ることはなかったのだが、C級を聴いていてこのブザーが鳴り、かなりびっくりしたのだ。しかし、拍手が入らないのは最初に放送されただけで、受付でも言われなかったという。恐らく彼女くらいの学年の生徒さんは小さい時から参加しているので、そんな事は知っているでしょうという事なのでしょう…。だから、ちょっとステージでオドオドしてしまって、そのまま演奏に突入してしまった。無理もないと思う。前日に弾いたテンポより相当速くなり、故にタッチが甘くなり、音が客席まで響いてこない。切られるなという箇所であったが、ブザーの音が無常に感じた。そして2曲目も最後まで演奏させて貰えなかった…。勿論、他の生徒さんもソナタなどは再現部でブザーが鳴ったけれど、レヴェルの違い、練習量の違いを痛感した。どの生徒さんも場慣れしていて、やはり小さい頃からコンクールに参加しているのだろうと思った。逆に言えば、このクラスに混じってよく弾いたと思った。結果はどうであれ、この経験を生かして今後に繋げて貰いたい。全ての演奏が終わって落胆しているだろう彼女に声をかけにいったら、「でも、楽しかった」と笑顔で答えてくれた。コンクールに出ると言ったのもスゴイけれど、これには本当に驚いたわ!でもね、今のレヴェルをもっと上げないとね。ガンバレ~

さて、次のE級は中3~高1の生徒さん。この級が4人と少ないのは勉強との両立の難しさなのでしょうか。しかし、この級の4人は素晴らしく上手くて聴き惚れた。拍手できない代わりに、大きく頷いてその演奏を讃えた。参加しているのは中3と高1の生徒さんなのに、演奏も容姿も大人だなぁと思った。F級も最後迄はじめさんは聴こうと言っていたのだが、流石にバッハの平均律を連続で聴くのはシンドイので4人まで聴いて会場を後にした。

長い長い一日でした。初めての参加で知らなかった事が多く、驚きの連続であったが、たいへん勉強になりました。ご両親のご理解のもと、生徒さんも努力したと思います。

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人前での演奏を積む

土日にレッスンがある時は、平日と違って朝が早い。私は、朝が苦手なのだが暫く続きそうだ。

朝一番は5歳の女の子から。近くのスーパーへ行くときに、その子が通う幼稚園を通るのだが、外で賑やかに運動を行なっている。「なにやっているの?」と聞くと、「うんどうかいのれんしゅう!」と元気よく答えてくれた。「いつ?」「あした!」。あっそうだったの。それで最近よく焼けているのだな。今日は肌寒かったけれど、明日は気温も上がるみたいだから頑張ってね。

続いて、忙しすぎる看護師さん。先日は久しぶりにグループレッスンに参加が出来て良かったとの亊でした。やはり人の演奏を聴いたり、人前で演奏する亊が励みになると思うし、頑張ろうという前向きな気持ちになるのだと思う。後藤ミカさんの「ブルグミュラーでお国めぐり」のコーナーに出ていただくので、ソロと連弾の2曲がありボリュームがある。譜読みの間は2台で練習していたが、1台のピアノで連弾してみると手がぶつかったりするから、スリリングだし、面白い。本当に子供も大人も楽しめる素敵なアレンジだと思います。

次は、久しぶりにレッスンの札幌から大人の生徒さん。練習が心配だったが、やはり間が開くとそれに比例して練習していない。レッスンの最後に、ダカンの「カッコウ」と彼女が弾くシューマンの「飛翔」を弾いた。「カッコウ」は面白い曲だと言い、小2の生徒さんが弾くというのを聞いて驚いていた。シューマンの「飛翔」は演奏効果が高いので、たいていの人は「おぉっ!」とか「スゴイ!」とかの反応がある。カッコイイ演奏が出来るように頑張って欲しい。明日コンクールに参加する中2の生徒さんと、はじめさんの3人でコラースの練習をした。そして、お客さんになってもらって、コンクールの曲を演奏してもらった。「えーっ」と言っていたが、明日が本番なのだから。前回よりも内容が良くなっていたし、演奏時間も8分半かかっていたのだが、8分になった。テンポがあがってスッキリとした感じ。欲を言えば、もっとインパクトのある演奏をして貰いたいが、よく頑張ったと思う。明日は無心になって、自分の音だけを聴いて、自分の世界を作ろう。

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予選前のレッスン

肌寒い天気が続いているけれど、暑がりなのでこれくらいの気温だとピアノの練習に快適。クーラーを入れないで済むが、それでもうっすらと汗をかく。午前中は、園芸やさんで買った種をようやく撒いた。涼しいうちに撒けて良かった。花苗のポットが40個あったのだが、丁度全部のポットを使った。残りは花壇に適当に撒いた。以前、イエローガーデンというミックスの種を撒いたら、これでもかというくらいの様々な黄色の花がどんどん咲いて怖いくらいだった。出来れば、可憐に咲いて欲しい。

明後日コンクールに出る小2の生徒さんのレッスンから。丁度、はじめさんが階下に降りてきたので、お客さんをやってもらったが、堂々と演奏した。当日は、もっと大勢の人が居ると思うけれど、普段と同じように演奏してもらいたい。演奏する2曲が、心持ち速いので、メトロノームで確認したところ、1曲はマーチなのにかなり速かった。自宅でメトロノームが使えない状況にあるようなので、教室のを貸して落ち着いた速さで練習するように指導した。2曲弾いても1分半。あっという間である。この短い演奏時間の中でどれだけアピール出来るか。もっと表現豊かに自然と身体が動いてというのは、こうしなさいというものではないから難しいところだ。やや淡々という感じでではあるが、安定はしていると思う。当日は、保護者か指導者が足台の設置をするのだが、これは私が担当する亊になった。朝早いので寝坊は禁物。ステージに上がる以上、きちっとした服装も求められるでしょう。まぁ指導者だから当たり前か。

明日は中2の生徒さんの予選一日前のレッスン。8分半の集中が求められるが、自分の音を聴いてステージでも楽しく演奏出来れば良いと思う。たった一回しか演奏できないのだから。

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譜読みは出来るだけ早く

6月は発表会曲の譜読みなのだが、今年は早い生徒さんが多い。既に内容に入っている人や、暗譜に近い人も居る。学祭の準備で忙しい高校生の生徒さんもショパンのワルツが良い感じだ。ただ妙なクセがあったので、あれ?と思った。何か聴いているの?と聞いたら、「You Tubeを聴きました」との亊。あぁやっぱりね。便利な世の中だと思う。でも、You Tubeは先ほどのように、妙なクセのある演奏も多いので、気をつけないといけない部分もあると思う。プロの演奏も、アマチュアの演奏もあるけれど、恐らく生徒さんは分からないで聴いていると思うから。

私が学生の頃はYou Tubeなんてなかったから、レコードを買って聴いていた。すると、先生に「誰の演奏を聴いたの?」とよく言われた。そして、「出来れば自分の力でこの曲はこういう曲なのかと分かるまで弾いてから、プロの演奏を参考にした方が良い」と。プロにも、もちろん個性というか、弾き手が違えば同じ曲でも雰囲気がガラリと変わるからだと思う。最終的には、自分らしい演奏をするという亊が大切なのだと思う。

演奏会に出かけて、初めて聴いた曲に感銘を受けて、その曲をどうしても弾いてみたいと思う亊や、今まで何度も聴いているのに、もの凄く感動して弾いてみたくなったり。それはダン・タイ・ソンのリサイタルで聴いたラヴェルの「水の戯れ」だったり、舘野先生のリサイタルで聴いたファリャの「火祭りの踊り」だったり、シューマンの「幻想曲」だったり。CDで聴くより、遥かに感動する事が多いのが生演奏の良いところだと思う。

今年は、リストの「パガニーニによる大練習曲集」から2曲弾こうと思っているが、今月中に暗譜出来なければ無謀だなと思っている。頑張らないと!

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6月も半ばを過ぎました

今朝は2人の生徒さんの午前レッスンだと勘違いしてレッスン室で準備していたら、明日と勘違いしていた。ということは、久しぶりのレッスン休み。レッスン前のちょっと張り詰めた空気から少し開放されて、五線譜に音符を書く作業と残りは練習時間に当てた。先日のグループレッスンでは、生徒さんが演奏するダカンの「カッコウ」とシューマンの幻想小曲集から「飛翔」を紹介した。2曲ずつというのに拘っているが、2曲で6分程である。10分を超える曲になると大曲なので流石にそれはしない。中学生の生徒さんがコンクールで弾くショパンのワルツとドビュッシーのアラベスクの2曲を、2日連続で生徒さんの演奏を録画してみたところ8分半だった。テンポが安定しているという亊でしょう。しかし、いつもなら発表会で弾くレヴェルの2曲なので2曲並べるのは大変な亊だと思う。受ける級は3グループもあり、これを全員で弾くわけだから、審査員の方々も大変な亊だと思います。本当、時間割を見たら、これを一日で聴くのかというスケジュールです。ステップを受講した生徒さんのを見ても、短い演奏時間の中でコメントを書くのは慣れもあるのかも知れませんが、大変な亊です。3人の審査員の評価が、それぞれ違っていたりするのも興味深かったです。

コンクールで物議をかもしたとして有名なのは、なんといってもショパンコンクールのポゴレリッチの演奏を巡って、彼が落ちた時にアルゲリッチが怒って審査員を放棄したという事件を思い出します。ポゴレリッチの演奏は本当に凄まじくてインパクトがありましたが、優勝したダン・タイ・ソンの演奏もまた繊細で美しくて惹かれるものがありました。2人の演奏は対極だったと思います。あのショパンコンクールの映像はお宝ものですね。最近のポゴレリッチは、極端に遅いテンポで弾いたりして、どうしちゃったのだろう?という評判をよく聞きます。それはそれで聴いてみたいと思いますが、怖い気もします。あのアルゲリッチが「彼は天才よ!」と言うほどドキドキするくらい強烈な印象のポゴレリッチの演奏は、もう聴けないのでしょか?ダン・タイ・ソンは数回聴いていますが、いつ聴いても素晴らしいピアニストだと思います。あぁコンサートに出かけたい。来月はPMFの季節です。

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残念に思うこと&嬉しく思うこと

今日はレッスン開始前から、とても嫌な思いをした。それは、旦那さまのご理解を得ないで奥さまである生徒さんがピアノ教室に来ていた亊となるのでしょうか。熱心な生徒さんだから、昨年、家庭での事情を伺った時に出来るだけ応援しようと思った。しかし、その頃も、その生徒さんから根も葉もない誹謗中傷を聞かされた。笑い飛ばすくらいあり得ない作り話だったから、その時は腹が立ったが、すぐに忘れてしまっていた。それが今日また酷い誹謗中傷。

今日になって分かったのだが、中古であってもピアノを旦那さんに黙って買ったことが原因なのだと思った。だから奥さんが熱心になればなるほど、旦那さんは面白くなかったのではなかったのかと。誹謗中傷の内容は、私が宗教にかなり入れ込んで大金を注ぎ込んでいるから、あの教室は今に潰れる。というものだった。もうね、ただただ呆れた。宗教って何?元旦に初詣に行って、お賽銭箱に縁があるようにと5円しか入れない私が、裕福でもない我が家が、どこからそんな話になるのか。恐らく、旦那さんの作り話なのでしょう。さも他所で悪い噂になっているから、そんな教室に行くなと言うのでしょう。でもね、家庭内での亊であればこちらも我慢しますが、もし外からこんな誹謗中傷が聞こえてきたら名誉毀損で訴える亊も考えなくてはなりません。明らかに営業妨害ですからね。とにかく、こんな嫌な話はこれ以上聞きたくないので、旦那さんが言うように別の教室に行くことも考えた方が良いのではと思います。ピアノを内緒で買った亊が原因で、こんな風にこじれたのだとしたら、それは家庭内でなんとかして欲しいものです。私はレッスンする亊が好きで、その生徒さんの亊も好きなので本当に残念に思います。

我が家は無宗教だけれど、そもそも宗教ってそんなに悪なのでしょうか。オウム真理教とかなら分かりますが、世の中には熱心なクリスチャンや熱心なその他の宗教を信仰している人は大勢居ると思います。それがその人の拠り所になっているのであれば、他人に迷惑をかけなければ信仰するのは自由だと思いますけれどね。

最初のレッスンの生徒さんが欠席になったので、気を取り直して練習していたら、今日はレッスンが無いのに、間違って姉妹で教室にやって来た。沢町からお母さんが送ってくれたし、先日のグループレッスンでは連弾曲が悲惨だったからレッスンしようという亊になった。最初の生徒さんが欠席だったので出来たのだけれど。レッスンしていると、先ほどの嫌な思いも薄れてきた。何より生徒さんが来て良かったと、そして、分からない所が理解できた亊が大きかった。

レッスンが終わって近くのスーパーへ行くと、懐かしい人たちに会った。まず高校2年になったという元生徒さん。すっかりお姉さんになって、本当はピアノやりたいのだけれど、なかなか時間が無くてと言っていた。お母さまも一緒でニコニコの再会でした。それから、帰りがけに元生徒さんのお母さまにお会いした。ちょっと痩せられていて心配でしたが、やはりお子さんが東京に行ったりすると寂しいものですよね。教室は習いにくる生徒さん、そしてご父兄との信頼関係で成り立っています。私が出来る事は、誠実なレッスンをする亊。レッスンを通してのご縁は、辞めた後もずっと続くのです。会ったこともない人から根も葉もない誹謗中傷を言われる筋合いはありません。大人気ないですし、やめて下さい。それでも言いたいなら直接私に言って下さい。教室が潰れるなんて心外ですし、大きなお世話です。

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