絶好調だよね~

はじめさんは、発表会以来ずっと私に「絶好調だよね~」と、うるさい…

今日は久しぶりに体験レッスンでした。なんと受けたのは母のケアマネージャーさんの娘さん。発表会にも一緒に来てくれたし、何年も前からずっとピアノを習いたいと訴えてきたようなのだが、なかなか習えなかったのは、姉弟が多くて一人だけ特別というのは難しいとの事でした。発表会が終わってすぐにケアマネージャーさんと、ゆっくりお話をした時に、何年もピアノを習いたいと言い続けているので流石に習わせたいと相談されました。てっきり小樽のピアノ教室で習うものだと思ってお話を伺っていると、私に習わせたいとおっしゃるので、びっくりしました。

中学生までずっと習いたいという気持ちを強く持っていたKちゃん。体験レッスンを熱心に受けてくれました。「面白い?」と聞くと即答で「面白いです!」とやる気満々。すぐにレッスンを始めたいようなので、明後日から開始する事になりました。

それにしても、人の縁って不思議ですね。7月の半ば頃は精神的に参ることが勃発して大変でしたが、色々な人に出会い助けて頂きました。週2回のデイケア、月に2回の通院、ヘルパーさんがほぼ毎日母の部屋を尋ねる事で生活にメリハリが出来て、母も随分と明るくなったように思います。今の住まいから更に我が家に近く良い条件の場所が見つかり、転居する事が決まったので、また忙しくなりそうです。

Kちゃんの入会はがまると、はじめさんは「やっぱり絶好調だよね~」と言っていました。

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旭川&雨のふらのワイン祭り/秋の車旅2

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9月15日(日)
大雨で目が覚めた朝。駐車場は相変わらず満車で、あずましくないので美瑛の花人公園まで移動することにしました。移動中も土砂降り!こんな雨でもワイン祭りは決行されました。傘を持ってワインを買うのは大変です。そして、ワインを持って食べ物を買うのは至難の業です。取り敢えず並ばずに40食限定の「ふらの野菜とソーセージの煮込み」をゲット出来ました。柔らかくて最高に美味しい~♪ 食べ物は大体500円です。500円で一枚、飲み物は1杯につき一枚の福引券が貰えて5枚で抽選が出来ます。このへんは祭り上手だと思いますが、いかんせん座る場所が少ないのと、雨でずぶ濡れの椅子で困りました。

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バレルの白ワイン(400円)を買うと、ふらのワインチーズを串に刺せるだけ刺して下さいと言われました。太っ腹ですねぇ。このチーズはお祭り価格で1個150円で売られていましたが、7個ゲットしました。お目当てのチーズフォンデュは、ちょっと不便な場所にあったためか、雨のためか全く並ばずにゲット。パンにかけると500円で、ふらの野菜の方は600円。これは野菜にしました。ん~、たまりません!2人でチーズフォンデュを食べていると、愛知県から旅行して廻っているという90歳のおじいちゃんに声をかけられました。ご夫婦で毎年のようにマイカーで北海道へ旅行に来ているのだそうです。運転は年齢が若い奥様がされているのだとか。少しの間、話しただけで、おじいちゃんは「もう別れの時か…」と、なんだか寂しそうな表情をしていました。お元気で!

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肩ロースの赤ワイン煮込み。あぁワインがはかいきます。しかし、運転手のはじめさんが飲めないのに一人で飲むのは気が引けました。すでに3杯目に突入です。福引すると10等で、500円の金券が当たりました。これは後ほど、フラノマルシェに在る”キッチンふらの”の「たまねぎチップス がつんと黒胡椒」にチェンジ。これがまた黒胡椒が効いてワインに合う合う。しかし、ここはワインが進むお料理が満載で長時間滞在するのは危険でした。最後に一番高い白ワイン(500円)飲んで(まだ飲むのかい…)、ファーム富田に移動です。

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中富良野のファーム富田に着く頃には、雨もあがっていました。ここはいつ来ても綺麗ですね。

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食べてばかりでしたので、お花を眺めながらちょっと歩くことに。癒やされますね~。

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ラベンダー石鹸の出来るまでを実演していました。磨いて磨いて出来るのですね。右は、花がらを積む作業をしている人たち。

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この優しい色合いが好きです。サボテンのようなピンクのお花。

DSC_5233 最後はこれです。電話予約すれば取り敢えず買うことは出来ます。あまりメジャーになり過ぎて買うことが出来なくなるのは困ります。はじめさんは私が白ワインを美味しそうに飲んでいたのが悔しかったらしく、「今夜は白が飲みたい!」と言っていました。(^^; 午後7時頃、帰宅。熱帯魚たちは、まだ消灯時間前なのに、体力を消耗させないようにするためなのか寝ていました。きっと、ご飯が貰えない朝は不安になるのでしょうね。

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旭川&雨のふらのワイン祭り/秋の車旅1

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9月14日(土)
発表会が終わったので、秋の車旅スタートです! 第一弾は、旭川&富良野の旅。旭川には、4年前に母と3人で来ています。雪の美術館&旭山動物園などを見て廻りました。今回は、科学館サイパルにやって来ました。プラネタリウムと常設展示場&特設展示場の全てを見て廻るコースで大人900円を選びました。入ってすぐにプラネタリウムが始まる時間でしたが、もう少し窓口がスムーズであるといいのになぁと思いました。ここのプラネタリウムは綺麗ですね。今日の旭川の月から始まって40分の幻想的なプログラムでした。良かった。

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体験型の展示が多く大人も楽しめると聞きましたが、目一杯楽しみました。常設展示場に長居し過ぎて、慌てて特設展示場へやって来ました。フライトシュミレーターというのをやってみましたが、難しくて2人とも墜落しました。何回も練習しないと無理だと思います。右はドライヤーでスポンジを持ち上げるのがなかなか出来ず、ようやく出来たの図です。コツが分かればすぐ出来ますが、なかなか難しいものですね。2時前に入って閉館の5時まで居ました!その後は、「とりせん」で唐揚げをテイクアウトしようと思いましたが、「おにぎりあたためます」で放送されてから激混みのようです。全然買えない状況でしたので温泉に行くことにしました。
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道の駅「あさひかわ」に車を置いて、大雪地ビール館まで歩きました。1,8キロですが、往復だと少しは良い運動になったかなと思います。

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道の駅から電話した時は満席でしたが、到着した時は少し席が空いていました。クーポンを使うと最初の一杯がサービスになります。喉が乾いていたので、サービスはすぐに空になり、全部で3杯飲みました。黒ビール「黒岳」は冬期限定なのですね。飲みたかったなぁ。ビールはちょっと軽めだけれど、お料理も美味しくて、また機会があったら来たいと思います。

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14日は我が家のワインの日なので、コンビニでワインを買って道の駅に戻ると、なんと満車でした。こんなに混む道の駅は初めてで、びっくり!今日は雨の予報でしたが、雨にあたらず地ビール館まで歩いて行くことが出来て良かったです。朝8時30分に出発して、今日は長い一日でした。発表会前にアルデオ君のマフラーを修理したら、絶好調で嬉しくなりました。さて、明日は「ふらのワイン祭り」に出かけます。そうそう、今宵の旭川の月はプラネタリウムで観たのと同じでした。(^-^)

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水面下の白鳥の如し

日曜日に発表会が終わって、「狩」と「ラ・カンパネラ」を弾く回数は一日に1,2回程。それがキツイのだ。すぐに筋力が落ちているのを痛感する。発表会に参加できなかった生徒さんに聴いてもらうと、「ラ・カンパネラ」ってそんなに派手な曲でしたっけ?」とのコメントだった。なるほど。

聴く分にはメロディーがゆっくり流れていて優雅な曲だが、奏者は、まるで水面下の白鳥のように、凄まじい音の数と跳躍を繰り広げながら繊細な鐘の音を奏でなければならない。そして、最後の最後に大音響で鐘を鳴らす。どちらも難しいが、私はカンパネラは最初の方が怖いと感じる。目をつぶっても弾けるくらい練習したが、それでもテーマの後、大事に弾こうとしてタイミングを外し音も外れてしまった。止まりはしなかったが、冷や汗が出た。あの後、よく立ち直ったと思った。それでも演奏後の表情は渋い。

ケアマネージャーさんに「凄かったですよね。全然、緊張してないのですよね」と言われた。いやいやとんでもない。しかし、あの辛口の母も「良かったわ」とボソリ。母は初めて最初から最後まで客席で聴いていたようだが、得意気にケアマネージャーさんにプログラムの解説をしていたと聞いた。母は、うちの発表会は面白いと言ってくれる。プログラムを渡すかどうか迷ったが、楽しんでもらって良かった。

昨年までは、会館のピアノはただ音が鳴らないだけであったが、今年は中央付近だけ何者かの手によってフェルトが張り替えられていたという。何故、中央だけ!?それは恐らく手間を省いて料金を安くあげるためだったのだろう。それによって、うちの調律師さんは多大な労力を強いられたはずだ。公共のピアノなのに、勝手な事をするのは許せない事だと思う。オーバーホールをやるなら、ちゃんとやって欲しい。しかし、そんな事を感じさせないほど完璧な調律で、私が何も知らずに弾いていると、Sさんは「結構、良い音が鳴っている」と、心の中で思っていたそうな。会館のピアノの鍵盤が象牙で、これがまた滑らずにグリッサンド奏法に苦労した。今年は調音パネルの効果が絶大だったので、できるだけ軽く弾く事に専念し、返ってくる音を聴いて弾けた事が集中に繋がったのだと思う。

今日は”ドラマティック・c mollの日”とした。バッハ:平均律2番、シューベルト:インプロンプチュ90-1,ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」。シューベルトの90-1は、「魔王」を彷彿させる所もあって面白い。Op.90は4曲並べて弾けたらと思う。今日は、1番c mollの後、4番と3番で力尽きた。

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発表会2013スナップ写真/Little Players Vol.22

「やばいです」を連発するMちゃんですが、私は「やばい」という表現が嫌いです。今や当たり前の流行り言葉なのかも知れませんが、それでも私は女の子が言う言葉ではないと思います。だって美を追求する人が遣う言葉では無いでしょう。それとマイナスの言葉を言うのもNGです。言ったところでどうにもならないからです。

Mちゃんを見ていると、まるで中学生の自分を見ているような気がします。はじめさんにも言われましたが、「連弾していると、まるで姉妹のようだと」。まぁ親御さんより年上なので姉妹は有り得ませんが、流石に血は争えないものだと思います。父の良き兄貴として、私も大好きだった伯父。Mちゃんは伯父に会えないまま生まれてきたわけですが、初めてMちゃん姉妹に会った時は、うわっ同じ顔をしている!とびっくりしたものです!

人前での演奏は甘いものではありません。もし練習の100%を出したいのなら120%の練習でないと無理でしょう。残念ながら、今回は明らかに練習不足だったMちゃん。それでも、挽回しようと必死でした。しかし、その練習不足は容赦なく襲い掛かります。例え練習でノーミスだと思えた演奏が何回か出来たとしても、それを本番で同じように出せる事の難しさをMちゃんは知っているのです。その上で、私に何度も「やばい」を繰り返すのは、「練習不足だったけれど、終盤で盛り返したでしょう」と私に言って欲しかったからなのかも知れません。しかし、人前の演奏はやはり甘いものではないのです。はじめさんが「演奏は自由だけれど、誰も助けてくれない」と言った時に、はっとさせられた言葉でした。正にその通りだと思います。「マイナスな言葉を言っても始まらない」と言う私に、「だったら余裕ですと言ったら良いのですか?」となおも食い下がるMちゃん。もしかすると、演奏には出来た!という到達点は無いのかも知れません。少なくとも私は一度も思った事がありません。自分が上手いと思ったことも無いです。だから、人の何倍も練習しないと上手くなれないと思っています。自分を助けてくれるのは練習しかない。それ程に人前ので演奏は厳しくてシビアな世界なのです。でも、そこに聴いてくれる人が居て、演奏を讃えてくれる人が居る。その喜びは、それまでの練習の苦労を忘れさせる喜びとなる事も、恐らくMちゃんは知っています。それが発表会の場だと思います。

今年も色々とありましたが、2013発表会スナップ写真は、こちらです。

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第22回発表会無事に終了!

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昨日、9月8日(日)。第22回の教室の発表会でした。今年は後援のヤマハミュージックリテイリング様のご好意により調音パネルを6枚使用させて頂いたお陰で(1枚は我が家+6枚)、いつもよりもピアノの音が自分に返ってきて、響きを確かめながら演奏できた事が大きかったです。調律のSさんは、はじめさんに「先生は綺麗な音で弾いてくれている。この調音パネルの効果は大きいのだろうね」と。パネルの配置はグランドピアノの下に2枚、5枚はピアノの左側に並べるという事になりました。

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今年は、生徒さんのコンクール参加に伴って教室のレヴェルがグンと上がり、生徒さんが飛躍的に上達した事に喜びを感じました。だから、本当に最後の最後に演奏するのは、言葉では言い表せないほど、とてつもなく緊張しました。 決死の覚悟で!?ステージに出て行くと、暖かい空気に包まれて、此処は自分との戦いの場ではないのだ。今ある自分の演奏を聴いて頂こうという気持ちに切り替わりました。約10分の演奏が終了。演奏中は水を打ったような静けさだった事が嬉しく集中できたのだと思います。ありがとうございました。

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写真撮影の時、会場に母の姿を見ました。なんと最初から最後まで会場で聴いていたようです。ケアマネージャーさんと一緒に来たそうです。そして、中3まで習っていたNちゃんも赤ちゃんを抱っこして会いに来てくれました。母のリハビリの担当なのだそうです。そして、昨日のリハで思うような演奏が出来ず悔し涙を流した生徒さん、飛び入り参加した生徒さんのお母さまも挨拶に来てくれました。2人とも、良い演奏をしていました。プログラムの3部で演奏するのは、生徒さんにとって誇りであり、同時に大変なプレッシャーがかかります。親ばかかもしれませんが、びっくりするほど、どの生徒さんも感動的な演奏でした。詳しくは発表会のページでお伝えしたいと思います。

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ハラハラ・ドキドキのリハーサル

午後1時より教室で明日の発表会のリハーサルを行った。なんと休憩なしで3時間かかった。人数は多くないのだけれど、小さい生徒さんも少し大きい曲を弾くので演奏時間が長い。明日は、スムーズに運ぶように行わないと!

発表会前に部活の試合とぶつかって急遽参加できなくなった生徒さんから電話があり、今日、明日と雨天でもないのに試合が中止になったと昨日知らせがあったと言うのだ。それで本日のリハーサルと本番に参加する事となった。雨天の時は飛び入り参加なんてあるかも知れないから練習だけはしておきましょうと言っていた通りになった。しかし、プログラムには名前と演目の掲載がないので、どこで演奏してもらうか、などなどリハーサル前とリハーサル後に協議となった。結果、もともとのポジションで出てもらうことにした。

リハーサルが一番緊張するのかも知れない。思うように弾けなかった部分は、明日ガンバレば良いと思う。さて、あっという間に明日が本番となってしまったけれど、無事に行われますように。

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自分の演奏をする事

ダカンの「かっこう」を弾く生徒さんに、「Youtubeで聴いたら楽譜と違う音がある」とレッスンの時に言われた。「ん、Youtubeは、結構間違えた演奏も多いから、参考にするだけにした方が良いよ」と私が答えると、「でも、10人くらいの演奏を聴いたけれど、みんなそう弾いている」と言うのだ。本当かな?では、プロが演奏しているCDを聴いてみようと言って聴いてみたが、楽譜通りである。まぁ楽譜によっては、音が違う版というのもあるのかも知れないが、先ほどYoutubeで何人かの演奏を聴いてみたが、楽譜通りなのだけれどね。テンポが速いから、下がっているように聴こえるのかなぁ。しかし、今は楽譜の音と違う音を誰かが弾いているかも知れないという事より、もっと自分の演奏を磨く事が大切だと思う。

モーツァルトのソナタを弾く生徒さんが、先日のグループレッスンではつっかえが多かったが、ここのところ毎日練習しるようにしていると言って、今日はかなり良くなってきた。しかし、弾けてきて初めて表現までレッスンできるのだから、譜読みを早くできるようにしていたら、もっと深くレッスン出来たのにと悔やまれるのだ。トリルの半分程入れられなかった。小気味の良いテンポで堂々と演奏できる生徒さんだから本当にもったいないと思う。

練習にはきりがない。良くなっていくと悪い箇所が浮き彫りになるから怖い。プロの演奏は惚れ惚れするけれど、プロと同じようなテンポで弾いたら破綻するし、自分の演奏をするしかないのだと言い聞かせないと、どうしても速く弾きたいという自分の気持ちに負けてしまう。だから私は、この時期はあまり人の演奏は聴かないようにしている。

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アンドレ・ワッツ/曲目変更

昨日、カジモトから11月のアンドレ・ワッツの東京公演について重要なお知らせメールが届いた。まさかリサイタルのキャンセルかと思いヒヤッとしたが、プログラムの変更についてだった。ん、ワッツはプログラムの変更が多いピアニストで、楽しみにしていた曲が変更になったりする事もしばしばだが、それでもワッツの演奏を聴けたら良いので、本人の強い希望なら仕方が無いことなのだろう。

変更前

J.S.バッハ(ケンプ編):コラール「汝その道を命じたまえ」BWV272
J.S.バッハ(ケンプ/ワッツ編):カンタータ「神よ、われら汝に感謝す」
               BWV29から シンフォニア
J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 op.26
J.シュトラウスII(タウジッヒ編):ワルツ・カプリス「人生は一度だけ」
J.シュトラウスII(ドホナーニ編):「ジプシー男爵」から 宝のワルツ

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■変更後

スカルラッティ:ソナタ ニ短調 L.422
        ソナタ ヘ短調 L.187
        ソナタ イ長調 L.391
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 op.57 「熱情」
リゲティ:「ムジカ・リチェルカータ」から 第2、3、9番
ドビュッシー:版画(パゴダ/グラナダの夕べ/雨の庭)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」から 第9、8、7番

それにしても、今回はまた派手な変更だとおもった。同じ曲が全くない。しかし、ちょっと風変わりな変更前のプロより、むしろ変更後のプロの方が私は嬉しいけれど。

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発表会まで一週間!

今日で8月が終わり、明日から9月だということをすっかり忘れて9月号の教室の新聞を書いていない。明日、早急に取り掛かって明後日には発行しないと。

発表会まで一週間前の今日のグループレッスンは重みがあった。参加した生徒さんにとっては有意義だったと思う。特に今日は学生と大人の生徒さん合同だったのだが、楽譜を見て弾く生徒さんは手前のG5で、暗譜で弾く生徒さんは調音パネルを使用した奥のC7で弾いてもらった。もちろん譜面台を外して。人前での暗譜演奏というのは、とても集中力を要し、とてつもない緊張感を伴う。シューマンの奥様であったピニストのクララ・シューマンやピアノの魔術師と言われたフランツ・リストがそれをコンサートで始めたのが今日のピアノ・リサイタルに繋がっているのだが、ピアニストにとっては大変な作業である。

難病で身体の弱い大人の生徒さんが2年ぶりに発表会参加される。ここのところ腰痛が酷くて、先週のグループレッスンは欠席されたのだが、今日は一週間前という事で無理をして杖をつきながら参加された。しかし、人柄がとても明るいので言われないと具合が悪い事をつい忘れてしまうのだ。今日も、緊張している場がHさんの存在で随分と明るい雰囲気になっていた。初参加の大人の生徒さんは緊張のあまり、何を弾いたのかすっかり分からなくなってしまうくらいだったが、いの一番に「上手!驚いた」と褒めていた。実際、緊張しても上手に演奏されていたが、そういうリアクションは演奏した人にとって、とても励みになり嬉しいものなのだ。

ようやく暗譜が出来たモーツァルトのソナタを弾く生徒さんは、かなり緊張してつっかえていたが、それでも演奏が終わるとすぐに大きな拍手をもらっていた。彼女は苦笑いして私の反応を見ていたが、初めて人前で暗譜演奏を披露したのだから大変な事だったとろうと思う。生徒さんのトリを務める中学生は、緊張のあまり出番直前でトイレに駆け込むし、皆、本当に必死なのだ。プログラムの最後に弾く私も大変なプレッシャーで胃が痛くなるほどなのだが、それでも演奏は続けたいと思う。今回もパガニーニ大練習曲集から2曲並べるのは、やはり相当なもので、今更ながら馬鹿な事をしているなと思っているが、生徒さんが参加したコンクールに触発されたようなのだ。まだ現役でありたいという思いがどうしても強くて、毎年ちょっと無理をしている感がある。(^^;

モーツァルトを弾く生徒さんは、決して上出来ではなかったトリの生徒さんを褒めていたと聞いた。彼女は腰痛のHさんの荷持を車まで持ってくれたという。そういう心遣いができる彼女は大人になったなぁ思う。明日は、練習しない生徒さんのレッスンが入っているが、後は彼女だけ。前向きな気持で参加してくれる事を願っている。

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