まるでリフォーム

昨日、近所の方から大量に「行者にんにく」を頂いたので、昼食は母を誘って(片付けをしてもらうために)天麩羅そばにした。はじめさんは、母が来る前に仁木町のフルーツパークまで走ってブルーベリーやブラックベリーの木、ローズマリーを買って来た。以前、花苗を作っていた人に偶然会って、懐かしかったという。私も行たきかったなぁ。しかし、私は練った構成を元に遂に楽譜を注文した。今度は決まったものは、じっくり見て行かなければならない。まだ全部決まったわけではなく、「ハンドベル・アンサンブル」の選曲&パート譜を作る大作業も残したままだ。

さて、山のような「行者にんにく」をサックサックの天麩羅にして、山形の蕎麦で頂いた。母は凄く美味しいと言って、私達と同じくらい食べていた。新しい所では、毎回の食事に出されたものは全部食べているとか。数キロも太ったと言っていた。コーヒー好きの母のために、毎朝コーヒーを淹れてくれるお友達も出来たとかで、なんだか我が家よりもあずましそうだ。さぁ、コーヒーも飲み終えて、母は部屋の片付けに私はピアノに向かった。午後6時が夕食タイムなので、30分前まで、はじめさんが付いて大分片付いたようだ。しかし、その後もはじめさんは母の部屋と格闘していた。申し訳ないと思いつつ、私はまたピアノに向った。

複数を同時進行で弾いているので、練習のような練習になっていないような。こんな時は時間が経つのがやけに早く感じられ焦るばかりだ。気持ちを切り替え、久しぶりにラフマニノフの「ヴォカリーズ」を練習した。んー相変わらず難しい。CDを聴くと、この楽譜がこの演奏になるのかと思うばかり…。昨年、リストの「メフィスト・ワルツ」を勉強した時に聴いたカツァリスの録音は、かなり派手にアレンジを加えていたが、リストも納得されるだろうと思う素晴らしい演奏だった。今、聴いている清水和音さんのワイルド編「ヴォカリーズ」も素晴らしい。手が混んでいない所で装飾音を入れていたり、それをオクターブ下で弱く鳴らしているのが効果的で勉強になった。

午後8時頃、はじめさんに呼ばれて母の部屋を見に行くと、おぉっ!これが母の部屋かと思うほど。まるでリフォームしたかのように綺麗になっていた。もともと一番良い部屋なのだ。母も喜ぶだろうと思った。流石は、はじめさんだ。私には、とても出来ない。(^^;

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トンネル脱出か

”スランプなのか”と思うほど、進むべき方向が見えない状態が続いていた。昨日は午前中に花苗第1弾が届き、120個の花苗を100個程使って寄せ植えを作った。夕方まで庭仕事にかかり、足腰はガタガタ。お風呂に入るとピアノに向かいたくても無理だった。しかし、寝る前にピックアップしてきた楽譜と向き合い、弾かずに頭の中で構成を練ると、なかなか良い具合になってきたのだ。

ピックアップしたのは、シューマンの「子供の情景」、「森の情景」、メンデルスゾーンの「無言歌集」、ブルグミュラー「18の練習曲」、湯山昭さんの「音の星座」。ざっと目を通して弾く。持っているものはCDも聴いてみた。メンデルスゾーンの無言歌集は50曲近くあるのだが、全曲録音しているピアニストは極めて少なく、バレンボイムの演奏は希少だと思う。

シューマンの両方の情景を考えたのだが、思ったよりも難しい。第7回の発表会の時は、シューマン特集を組んだ年だったけれど、両方の情景、子どものためのアルバム、ソナチネ、幻想小曲集から「飛翔」、そして、私は「幻想曲」より第一楽章を弾いたのだった。おまけにコーラスは混声4部合唱の名曲「流浪の民」を歌ったほどだった。よくこれだけの事が出来た(それだけメンバーが揃っていた)と、プログラムを見てびっくりした…。

悩んだ結果、あまり背伸びした選曲はやめることにした。そうすると少し道が開けてきた。まず「子供の情景」を2、3曲ずつ担当してもらい5人の生徒さんで全曲演奏する。小品とはいえ、1曲1曲きちんと演奏するのは大変だと思うし勉強になると思う。そして、次にレッスンでも常に取り上げているブルグミュラー「25の練習曲」。ピアノブログでも話題になっている後藤ミカさんアレンジの「ブルグミュラーでお国めぐり」を、はじめさん相手に連弾してみた(初見は無理なので、ゆっくりとか、メロディーだけとか)。「わっ、これ面白いわ!」。全部で8曲あるのだけれど、これをまずソロで原曲を弾いてもらい、その後に先生との連弾をして、その華麗なアレンジ曲を聴いてもらおうと思った。生徒さんにとっては、勉強する曲は1曲なのだけれど、原曲ソロとボリュームたっぷりの連弾と2曲演奏する事になる。これは今までやった事がない。しかし、手拍子をしながら立ち上がってセコンドからプリモへ移動したりするのは難しそう。(^^; 最後に、今まで大人の生徒さんに湯山昭さんのシリーズは使った事がないのだが、今回はまだ取り上げた事がない「音の星座」をと思っている。ただ、もう少し短調の曲があったらなぁと思った。

今日は眼鏡が出来上がったので午後から小樽へ出た。レンズが入っても今の眼鏡は軽くてびっくり。はじめさんが「安かろう悪かろうではないという勉強になった」と言うくらいの眼鏡で満足。ついでに庭のフェンス選び、それに合う「ツル薔薇」を2つ。夕方帰ってきて、ピアノに向かっていると「まだ明るかったのでフェンスを立てたよ」と、はじめさん。明日、雨でなければ庭仕事&ピアノ。雨なら一日ピアノ!この1週間は自分の練習がまともに出来ていない。

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眼鏡を作った

もうすぐ運転免許証の更新手続きをしなければならない。最近、健康診断で視力がだいぶ落ちているので今回で眼鏡使用になる可能性が大。という事で、小樽のグラスイズムというお店でメガネを作った。運転の時だけしか使わないと思うので一番安いのにした。なんと4,250円でメガネが作れるとは!


実は、メガネを一番最初に作ったのは中学生の時である。親戚が経営するお店で作った。当時で3万円位だったと思う。もちろん、今でも高いものは高いのだろう。はじめさんが使っているのは数万円するという。中学生の時にメガネを作ったけれど、私は眼鏡が似合わないのと、長い時間かけているのが苦痛だったので、かけるのをやめた。すると、だんだんと視力が回復して、音大時代には0.3から1.2にまでなったのには驚いた。以来、ずっとメガネとは無縁できた。メガネは似合わないからイヤだなと思ってお店に行ったが、意外とお洒落で似合うのが何点かあって迷う程だった。出来上がりは5月4日だという。

昨日から世間ではゴールデンウィークと騒いでいるし、はじめさんは9連休だという。昨日の午前中はレッスン。今日は、花苗をいつ持ってきて頂くかのご相談。そして、午後から小樽へショッピング。この連休中に発表会の企画を練らないと楽譜の発注が出来ないので、毎年の事ながらゴールデンウィークは多くの楽譜と向き合わないとならない。今のところ、楽譜を読むのには眼鏡は必要ない。

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知らない方が幸せ

中学生になり部活動が始まったため、レッスン時間を10分程遅らせて欲しいとの事で、昨日のレッスンからスタートした。今までの時間に玄関が開く音がしたので、早く来れたのかなと思って廊下を見ると、小学生の妹さんだけを先にお母さまが送ってくれたようだ。「どうしたの?」と聞くと、「中学校で、へっぷりが出たから、お姉ちゃんは遅くなると思う」と言う。「へっぷり?!何それ?」。「あぁ、カメムシのことだよ」と教えてくれた。それが大量に出て、しかも更衣室なので時間がかかっているという事だ。妹さんのレッスンが終わる頃に、中学生のお姉ちゃんが到着。2往復されるお母さまに「大変でしたね」と言うと「へっぷりが出て…」と。学校の裏が山なのでたくさん居るのだそうです。カメムシを退治している時、口の中に入ってしまった女子生徒が居て、もう号泣していたそうです。退治の方法はと言うと掃除機で吸い込むのだそうですが、そうすると今度は掃除機の排気が臭くて大変だと言うことです。
カメムシが臭いという話は、よく聞くのですが、実は、はじめさんも私も、そのニオイがどんなものなのか知りません。それをお話すると、「それは幸せですね」「知らない方が幸せですよ」と、お母さま。

古平の教室に通っていた時、部屋にカメムシが居て生徒さんたちが騒いでいるので、私はテッシュでさっと取ってしまった事がありました。まぁ知らなかったから出来たのかも知れませんが、ニオイはしませんでした。
ネットで調べてみると、本当かどうか知りませんがコリアンダーの匂いに似ているとか。それなら平気じゃないですか。しかし、周りの人がカメムシのニオイの話をする時は決まって、これはもうたまらない程のものだという顔をしますよね。やはり実際に嗅いでみないと分からないと思うのですが、知らない方が幸せなのでしょうかねぇ。

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長い一日

昨日はレッスン休みで、朝のうちにPMFのチケットを購入する事ができた。昨年と同じように芸術の森の野外コンサートだけ2回行こうと思っていた。それだと、当日券を買えば良いので発売日に慌てることもないかと。しかし、7月19日のマリス・ベーターゼン&ロベルト・セルヴィーレ デュオリサイタルのピアノ伴奏を芸術監督のファビオ・ルイジ氏が務めるとの事で、どんなピアノ伴奏をされるのか興味があり聴いてみたくなったのだ。プログラムはイタリア古典歌曲とモーツァルトの歌曲との事で、もちろん歌も楽しみ。

お天気も良く、のんびりとした昼食タイム。前日に近所の方から頂いた「行者ニンニク」を天麩羅にして、お蕎麦を食べた。初物という事もあって、すこぶる美味しい。コーヒーを淹れて、ゆったり過ごし、はじめさんはタイヤ交換を私はCDを聴いたりピアノを弾いたり。そうそう、午前中に沖縄から注文した品物が届いたのだが、「じゅ~し~の素」を試しに一つ買ったので今晩食べてみようという事になった。夕食は「じゅう~し~」と豆腐チャンプルーをサササッと作り、母が置いていった高級そうなハンバーグ。ちょっと泡盛を飲みたくもなったけれど、虫の知らせだったのか、お酒を飲まずにいて良かったと思った。

今日は、ゆったり過ごせたなぁ。たまにはスパークリングワインでも飲もうと思い、いつものように天然クーラーから出すと、温かった。仕方がないので少し氷をグラスに入れて、さぁ乾杯というところで電話のベルが鳴った。深夜11時半である。ちょっとドキッとして電話に出ると、ピーポーが鳴っている。えっ!?ドキドキが早くなった。救急隊員の説明では母が誰かをかばって下敷きになり、頭を打って血が出ているという事だった。こんな時間にいったいどういう事なのか、かなり混乱したが、いまのところ命に別状は無いとの事。しかし、高齢なのと場所が頭という事で検査が必要。これから小樽の病院へ運ぶので、すぐに来て欲しいと言われた。

慌ただしく用意して、ワインと氷を入れたグラスをそのままにして、小樽へ向かった。母が引越てからまだ1週間も経っていないのに、もうこんな事が起きてしまった…。ちょうど長いトンネルに入ろうとした時、めったにかかってこない私のケータイが鳴った。今度は、かなりドキッとした。看護師さんからで、「今、どこですか?」と聞かれた。「長橋のトンネルだから、あと10分程で着きますが、何かあったのですか?」と、私。トンネルの中で途切れ途切れに声が聞こえた。運ばれた病院から別の病院へ移動するというのだ。要するに運ばれた病院では検査が出来なかったようなのだ。引き返し、移動先に行くと、かなりぐったりとした人が担架の上に居るのが見えた。母だろうと思い、走って中に入ると、別の人だった。どうやら移動先に我々が先に到着したようだ。

待っている時間は長く感じられ、ようやく母が救急車に運ばれてきた。思ったよりも平気そうで、意識もはっきりしていた。CTスキャナで検査した結果、どこにも異常は見られなくてホッとした。しかし、高齢なので3週間~4週間は油断できないとの事だった。

事件は、ある会合に出かけた帰りに知人宅で起きたようだ。かなりお酒が入った来客があり、千鳥足であっちこっちにぶつかり、転ぶので、見兼ねて母が手をかしたらしいのだが、その男性が帰宅中、男性の下敷きになり、母は頭を道路にぶつけ、たまたま通りかかった人が救急車を呼んでくれたとの事だった。唖然とした…

知人宅へ置いてあった母の車をはじめさんと引き取りに行き、我が家へ向かう。時計は午前2時。母は「お腹が空いた」と言う。はい?!よくこんな時にお腹が空くものだと思い、腹が立つやら、可笑しいやら。まぁ、何でも無くて良かったから言えるのだと思うが、打ちどころが悪かったら命を落としていたのかも知れないのだ。我が家に着いて、母は夕食に炊いた「じゅう~し~」を美味しいと言って食べていた。全く、とんでもなく長い一日だった。ようやく氷が解けたスパークワインを飲んだ。

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疲れたと口にしない

教室にやってきて、挨拶をした途端に「疲れたー」と言う生徒さんが居ます。さぁレッスンをしましょう!と張り切っている私は、少しモチベーションが下がるわけですが、何が疲れたのか言いたいから口にするのだろうと思い、そういう時は黙って生徒さんの顔を見るようにしています。なるべくスマイルで。話を聞きながら、「それはさぞかし疲れたね。でも、レッスンに来たのだから根性あるねぇ」と、やる気モードに導くべく先生も少しは饒舌でなくてはと思っています。

私は「疲れた」と言うのは好きではありません。何だか自分に負けたような気がするのと、「疲れた」と口にする事で余計に疲れると思うから。特に、遊んできた後に「あぁ疲れた」と言うのは何だか違和感があります。「あぁ面白かった」と言った方がはるかに良いと思う。昨日は、大人の生徒さんから東京へ行ってきたお話を聞いたのですが、先週のグループレッスンの前に演劇鑑賞で行かれたとの事。フットワークが軽い!だから、いつも生き生きとしているのだなぁと思います。

沖縄の最終日に牧志公設市場でたまたま入ったお店は、「青切りシークワァーサー」や「12年ものの古酒」が格安でした。ネットでも5,000円以上で沖縄から送料無料で送ってくれるとの事で、すっかり気に入った「青切りシークワァーサー」を追加注文しました。最近、我が家では赤ワインを飲むのに買ったリーデルの大きなグラスにたっぷりと氷を入れ、ドライジンと「青切りシークワァーサー」を炭酸水で作るカクテルにはまっています。炭酸を作るボトルがあるので、毎晩手軽に出来るのが良い。何しろ、ヘルシーで身体に良いし、気分爽快です。これで、ますます元気にレッスン出来ると思う。(^-^)

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魔法の呪文で生徒さんが変わった

レッスン休みの予定だったが、急遽レッスンが入った。月曜日に2レッスンを入れていた生徒さんが無断欠席。携帯もつながらないし、連絡がつかなくて心配していた。私は無断欠席が一番しんどい。翌日に連絡があって、レッスン日を勘違いしていたのと、携帯の留守電を聞いて、返事をしようとしたけれど終電で遅くなったからとの事だった。遅いのは全然平気だから、ずっと心配しているのだから、遅くとも連絡を入れるように伝えた。暫くレッスンしていなかったので、今日レッスンをしたら、暗譜は無理だったけれど、楽譜を見てなら落ち着いてイイ音で弾くなぁと思った。やはり少しでもピアノに向かえる時間を作って欲しい。5分でも10分でも違うと思う。

最近の小2の男の子のケース。私が楽譜に書いた注意をまるで呪文のように繰り返し読み、覚えるまで言い続けている。それがきっかけで、前向きになった。彼にとっては「魔法の呪文」だったのだろう。

”まず楽譜を見る。ゆっくりと、そして、かぞえること。”

たったこれだけの事なのだけれど、人って変わるものなのだなぁと、またひとつ勉強になった。

さて、そろそろ発表会の、選曲にかからなければならない時期がきた。毎年の事だが、企画を練るのは頭と神経と体力を使う。レッスンの前後やレッスン休みを使って、取り組まねば!

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3代目ボス「あらくれ」逝く/熱帯魚との暮らし

沖縄に行く前から「あらくれ」は弱っていたので心配だったが、それから1ヶ月以上もった。しかし、政権交代はあって、身体が一番大きなプラティ「バン」が4代目のボスの座についた。今までボスが生きている間に政権交代が見られたのは初めてだ。圧倒的な存在だった「ライオン」は弱っても生き抜いて、その「ライオン」が一目置いていた「アカメ」がボスになったが、弱っている「ライオン」をそっと見守っているような感じがした。死期が近づいた2代目の「アカメ」は、私たちが旅先から戻ってくるのを待っていたかのようで、翌日、自らの身体を水底に叩きつけるようにして往生した。もう少し生きられたのかも知れないが、弱っている姿を晒したくなかったのだろうと思った。3代目の「あらくれ」はボスの座を退いても一日でも長く生きたかったのだと思う。それぞれに性格があるものだなぁと、彼らの短い一生を見守っていると、そう思う。

昨日から母の新しい生活が始まった。新居で初の朝食を取って、まだ片づけが残っているのもあり、すぐに戻ってきた。(^^; 昼食は、お願いせず自由食にしているので、母の整理品のパスタソースを使って作った。スープとサラダ添え。そして、コーヒー好きの母のために豆を挽きコーヒーを淹れた。レッスンのある日は終わってから飲むのだが、仕方がないなぁ。母は、今日もお昼持参で我が家で食べていった。サラダを添え、やはりコーヒーを淹れた。母の部屋を見ると、片付けているのか散らかしているのか分からない。はじめさんが手伝って、冷蔵庫のものや引き出しのものは昨日片付いたが、部屋が片付くのはいつになるのだろうと思う。それにしても母が居ないと、ガランとした家に感じるね。と、はじめさん。ゴミ出しや、資源ゴミなどは母の担当だったのだが、ビンや雑誌は重たかったのに大変だったろうなぁと思う。

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人生のよう/ベートーヴェン・ピアノソナタ

昨日、グループレッスンでベートーヴェンのピアノソナタ第5番を演奏した時、小5の男の子が「人生のようだ」と。正直、びっくりしました。まだ10歳そこそこの子から「人生のようだ」という感想があるとは。それだけ、ベートーヴェンは偉大だという事なのでしょうね。教室ではダントツ1位の音楽家です。グループレッスンごとに録画を撮り、後で反省を兼ねて観てみると、小さい子のグループでは、まだ人の演奏を聴くという姿勢ができていなくて、特に前列はおしゃべりしまくり。しかし、昨日の小学生グループは最小学年の小1の女の子のグレードが高いのもあり、恐ろしいくらい真剣に人の演奏を聴く姿勢が見られました。私の演奏はダイジェストでも10分少々かかったと思うのだけれど、最後列の子が前のめりになって聴いていたのが見えました。お互いの演奏を熱心に聴き合うようになるとグループのレヴェルも上がってくると思います。

今日の午前中は遠方の生徒さんのレッスン。差し迫っている学校での伴奏についてのレッスンがメインになった。時計を見ると、かるく90分を超えていた。その後に演奏を聴いてもらいましたが、ダイジェストではなく全楽章とのリクエストに応えていると、そろそろレッスンが終わった頃だろと思った、はじめさんから電話が入った。ちょうど第3楽章の緊迫したパッセージを弾いていましたが、「昼食に出かけよう」。「はい、了解!」と返事をして、中断した所からすぐに弾きだすと、生徒さんも、ちょっとびっくりしていたようでした。(^^; 先月もそうでしたが、特に第2楽章に引きこまれるようで、瞑想の世界へと誘われるのだそうです。

夕方、引越し先の母の部屋がだいぶ落ち着いたとの事で見に行きましたが、まるでホテルのようでした。それにしても大きなTV!一人暮らしをするには、ちょっと贅沢なのではという環境です。昨日、今日と母とワインを飲みましたが、時々はこうして一緒にワインを飲んだり、旅行もしたいものです。

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ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第2番/ファンタジア

グループレッスン。今月から新しい編成なので、子供たちも少し緊張気味だった。新しく入った生徒さんは、同じ4歳の子が欠席だったのもあり、まだ大きいお姉さん方に混ざってのレッスンは苦手なようだ。玄関ですでに泣きそうなので、今日は、お母さんにも同席してもらった。お母さんと一緒なら平気そうだが、普段のレッスンではひとりも平気なので、だんだんと慣れてもらえるように工夫したい。私は、課題曲のベートーヴェンのピアノソナタ第5番を全楽章弾きたかったのだが、リピートなしでも14分かかるので、第3楽章をメインにして、ダイジェストで弾いた。第1、第3楽章でハ短調を弾くことも考えたが、やはり間に第2楽章はあった方が第3楽章へのアプローチが良い。演奏が終わって、久しぶりにディズニーの「ファンタジア」から何か1曲聴いてもらおうと思い選んだのが、ショスタコのピアノコンチェルト第2番。可愛く小気味の良い音楽と「鈴の兵隊」の映像がマッチしていて見事だなと感心させられる。子供たちも、食い入るように観ていた。4歳のEちゃんも「面白かった」とのこと。

大人の生徒さんのグループでは、高校1年の生徒さんが混ざってのレッスン。受験前に指を骨折して、最近ようやく両手で弾けるようになった。珍しく、はじめさんは食あたりで欠席した。午前中、痛風でかかっている病院で点滴を受けてきたが、夜になっても回復はしなかった。ベテランの大人の生徒さんは、2週間ほど前に転んだのが今になって出てきて、長くはピアノを弾けない状態だそうだ。今月はソナチネ9番を全楽章弾く予定だったけれど、第2、3楽章に変更された。中学生のお孫さんもソナチネに入ったけれど、お祖母ちゃんが先を行き頑張ってるのだ。これは本当に凄い事だと思う。指が達者に動くのでソナチネを勉強してもらっているけれど、大正解。他の大人の生徒さんの励みにもなると思う。痛みが取れるまで長くかかるそうだけれど、リハビリ・ピアノで行きましょう。

さて、明日も午前9時からレッスン、グループレッスン、レッスン、グループレッスン。日曜も遠方の生徒さんが入っているが、母の引越しもあり、バタバタしそうだ。

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