紅葉の車旅3/看板犬マッシュ君~絶景の中をドライブ

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10月14日(月)
連休最終日です。昨日は遅くまで飲んでいましたが目覚めが良く、清々しい朝を迎えました。そもそも、二日酔いを経験したことがありません。まずは朝風呂に入ってスッキリしていた頃、若いカップルとお散歩に出かけていたマッシュ君が戻ってきて、記念撮影に快く応じてくれました。流石は看板犬ですね!

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でもさぁ、いい顔するのもけっこう大変なんだよ~。と言っているのかも。(^-^)

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じゃぁマッシュ。ちょっと散歩に行ってくるね。本当、可愛いです!またワンちゃんを飼いたくなりますよ。

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美留和の森を散策中。澄んだ空気が美味しいです。軽装で全然寒くないし快適。

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8時半に朝食をお願いしていました。朝食も、とてもお洒落です。自家製のベーグルはモチモチして美味しかったです。窓の外を眺めるとマッシュ君は気持よさそうに寝ていました。よく見ると、枯れ葉を枕にしているようです。

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タケさんが来るとマッシュ君も大喜び。もっと遠く迄お散歩に行きたいのですね。最後に宿の皆さんと記念撮影をして、私たちもマッシュ君とのツーショットをお願いしました。タケさん、奥様。暖かいおもてなしをありがとうございました!昨年末から6月に来る予定を立てていたのですが、2人の生徒さんのコンクール参加と重なり、体育の日の連休に行く事を、なんと6月1日のマイバースデーに予約したと、はじめさんから聞きました。実現して本当に嬉しかったです。きらの宿すばるは、お食事も温泉もおもてなしも、友人だということを抜きに素晴らしい宿だと思います。また来たいです。

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美幌峠から屈斜路も最高の眺めです。お天気も最高!

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留辺蘂の道の駅に寄りました。時間があったら「山の水族館」も見たかったです。帰りが長いので眠気防止にハッカスプレーを買いました。層雲峡でも休憩。ここはもう紅葉の名所ですね!燃えるような赤い色をしていました。紅葉を満喫して層雲峡から高速に乗りました。流石に弟子屈からだと、はじめさんも運転が大変なので、岩見沢でバトンタッチして自宅まで運転しました。久しぶりの運転が高速の合流からで、車の数も多く、またどこの出口も渋滞して、ちょっと緊張しましたが、無事に帰宅しました。私たちには、ちょっと長い3泊4日の道東の旅。深川から土砂降りのスタートでしたが、それからお天気に恵まれ、綺麗な写真を沢山撮ることが出来ました。やはり日頃の行いが良いからなのでしょう。(^-^) アルデオ君もご満悦でした。それにしても、旅行中は、ついつい食べ過ぎてしまいますねぇ。帰ったらダイエットしなくちゃ!

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紅葉の車旅2/フェーリエンドルフ~きらの宿すばる

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10月13日(日)
清々しい朝です。8時に釜戸でご飯を炊くというイベントは通算6回目。だからといって上手く炊けるとは限りません。毎回、条件がその都度変わるので大変ですが、それは全部はじめさんに任せています。(^^;

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はじめさんがご飯を炊いている時、レストランの木にエゾリスが姿を見せました。こちらを見ています。可愛い~♪ 素早い動きで木を移動していました。

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アルフレッド君とミントちゃんも元気そう。ゆっくり遊びたかったですが、今回は写真だけ。今朝もニワトリ小屋へ行ってみましたが、宿泊客が多いようで卵はありませんでした。昨夜ゲットできて良かったです。

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いつもより苦戦して時間がかかったようですが、途中で「鶏ごぼう釜飯」担当の人に今年もお会いできて助言を頂き、上手く炊きあがりました。ありがとうございます!究極の玉子かけご飯。頂きます!美味しすぎる~

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3合炊いたので大盛りを食べても結構残りました。はじめさんが、おにぎりとタマゴ焼きを作っている間にコーヒーを淹れました。窓を開けると心地の良い風が入ってきます。もう少し、ゆっくりしたいところですが、チェックアウトの11時に荷物をまとめて出発。

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高速を走って弟子屈に向かいます。途中、足寄の道の駅に寄りました。足寄というと松山千春が有名ですね。リニューアルされた道の駅には松山千春の展示コーナーがありました。高校生の時に1枚だけLPを買ったかな。あの頃はカッコ良かったなぁ…。売店でランチョ・エルパソの「ドロ豚サラミ」を発見!今回はエルパソに行かなかったので入手出来ないと思っていましたが、嬉しかったです。

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突然、助手席から素晴らしく綺麗な滝を発見!はじめさんに言って車を停めてもらいました。滝の名前は分かりませんが、紅葉の中を滝が流れる風景に釘付けとなりました。足寄は暑いくらいでしたが、ここはとても寒かったです。右は双岳台から見えた風情のある山。着々とタケさんの宿に近づいています。

 
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チェックインが午後4時だと知らずに(調べていなかった)「きらの宿すばる」に3時過ぎに到着してしまいました。夕陽の摩周湖が見たかったので、摩周湖へ向かいました。時間的に丁度良かったです。

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霧の摩周湖という事で有名ですが、3回来て3回ともバッチリ見ることが出来ました。摩周湖は神秘的な湖ですね。霧の摩周湖も見てみたいものです。それにしても風が強くて寒かったです。

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すばるに戻ると、厨房でタケさんが一生懸命お料理を作っていました。奥様にお風呂とお部屋を案内されました。綺麗なペンションでお部屋も広くて、とても素敵です。お洒落なプチホテルのような感じ。ちょっと寛いでから、温泉に入りました。柔らかい泉質で露天は、いつまでも入っていたくなります。身体の芯から温まりました。いやぁ気持ちよかった。午後7時。お楽しみの夕食のメニューです。アボガドと林檎のサラダ。美しいですし、とても美味しく、かつボリュームもあって嬉しくなりました。色合いも可愛くてクリスマスのようです。南瓜のポタージュスープも絶品です。はじめさんも「旨い!」を連発して、ビールから日本酒に入りました。

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若いカップルが日本酒を頼んでいて、切子のグラスで飲んでいるのが素敵でした。辛口で美味しいお酒です。お酒の影に屈斜路湖産姫鱒の香草焼きがチラッと写っていますが、これもソースがとても美味しくてお酒がはか行くのです。お料理のグレードが高くて、これはもうオーベルジュですね。漢字テストのようなメニューがまた心憎いでしょう。木野子の蕪蒸しですが、香りだけでヤラレマシタ。プリプリの海老も入って素晴らしく美味しい。私たちの他に2組のお客さんがいらっしゃいましたが、みんなで美味しいとタケさんのお料理を讃えていました。はじめさんが、タケさんの奥様に次の「女将生家でとれたライス」がどういうものなのか聞いていたのが可笑しかったです。女将(おかみ)なのに「にょしょうなまいえ」と言っていました。酔っていたのかな。(^^;

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これがそのライスです。新米という事もあり美味しすぎて、おかわりしました。知床鶏の赤ワイン煮込みもボリュームがあって、お腹いっぱいです。最後に、はじめさんの好きなプリンがデザートです。そうそう「ぶんぶんカード」を持って行くと、コーヒーのサービスがありますよ。コーヒーが好きなので嬉しいサービスでした。ん~、大満足でした。ご馳走様!食後にタケさんとお話して、こんな素晴らしいお料理を作れるタケさんが、実は料理に興味が無くて、キャンプ場で周りが作る料理に触発されたのだとか。まぁ確かに皆さんお料理が上手ですが、次元が違いますから。他にも知らなかった事がポンポン飛び出して、びっくりしたり感心したり。この続きは、お酒を飲んで、みんなで語らいましょうという運びになりました。

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タケさんに持参した「竹鶴17年」ですが、ショットグラスを出して貰ってチビチビ飲むのがお勧めですよと言うと、確かにショットグラスが出てきたのですが、タケさんが5ショットくらい注ぐのです!口当たりが良くて飲みやすいですし、コスパも良いので私たちのお気に入りなのですが、皆さんに喜んで頂いて嬉しかったです。連泊されているご夫婦は根室で購入した花咲ガニの剥き身をたっぷりお皿に出してくれました。カニを剥くのが苦手なはじめさんも大喜びです。タケさんの奥様とお話するのは今回初めてでしたが、とても芯の強い女性だなと思いました。手作りのチーズが濃厚でとても美味しかったです。私たちは、キッチン富良野で入手した「玉ねぎチップ ガツンと黒胡椒」と、足寄で手に入れた「ドロ豚サラミ」を奥様に薄くスライスして貰いました。意外だったのは、これらをタケさんがご存知なかった事です…。神奈川県からいらした私たちより一回りちょっと年上のご夫婦が、とても素敵で、こんな風に歳を重ねられたらと思いました。ご主人は今もバリバリの外資系で活躍中との事で多忙な中、思い切って今回の旅行となったようですが、電話で応対した時のタケさんの声で人柄が伝わり「きらの宿」に連泊する事を決められたそうです。奥様もフラダンスやコーラスの話を中心に話題豊富な方でお酒が強く、そう集った皆さんは、とてもお酒が強くてびっくりでした!そうそう、若いカップルの男性も途中で参加してくれた事が一同嬉しかったです。私たちの漫才夫婦ぶり!?も健在なようで、カッコイイご夫婦に面白いを連発されてしまいました。そして、すっかり意気投合して2時まで飲んでいました。ご主人は眠りながらもニコニコして相槌を打って、とにかく面白い方でした。きらの宿すばるで楽しい時間がゆったりと流れていきました。

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紅葉の車旅1/食欲全開の秋の旅行

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10月12日(土)

昨夜レッスンが終わって、準備をして自宅を出たのは午後9時半頃でしたので、高速を使って道の駅「ライスランドふかがわ」でP泊しました。お楽しみの「鮭とイクラの大きなおにぎり」!これが楽しみでここにP泊しています。(^-^) それにしても、凄い雨!!土砂降りです。これから十勝を目指しますが、はじめさんは「今日は、ずっと雨かもね…」と言っています。いいえ、きっとこのおにぎりを食べたら晴れますよ!走っていると時々晴れ間が見えて天気になったり、前が見えないほど激しい雨が降ってを繰り返していました。あまり時間はないのですが、富良野マルシェの「たまねぎチップス ガツンと黒胡椒」が前回来た時にとても気に入ったので、思い切って10袋買いました。プレーンのより30円高い280円です。富良野は相変わらず雨でしたが、十勝に入るとご覧のように秋晴れ。正に十勝晴れでした!

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お昼は新得の「みなとや」さんで新そばを頂くのを楽しみにしていたのですが、12半頃に着いた時は激混みで駐車場に入りきれなかった車が道路にびっしり停まっているので泣く泣く諦めました。一旦、引き返して「蕎麦の館」の駐車場まで行ったのですが、ふと、前回のお気に入りの温泉「水光園」の隣にお蕎麦屋さんが在ったことを思い出しました。どの道、温泉には行くことになっていたので好都合でした。しかし、お腹が空いていたので混んでいたら困るなぁと心配していたら、時間が遅かったのもあり、あっさり入れました。注文したのは2人とも「盛りそば大盛り」750円です。写真は最初に運ばれてきた、はじめさんの。おぉなかなかの盛り!しかし、次に運ばれてきたのは普通盛りに見えました。間違えたのかなと思って、お店の人に「これって大盛りですか?」と聞くと「はい、そうです。でも、私が見ても少ないように見えますので盛り方なのでしょうねぇ。言っておきます」との事でした。まぁ、お腹が空いていたのでそう見えたのでしょう。(^^; お蕎麦は、更科で「みなとや」さんとは違いますが、ここ「匠」もコシが強くて、とても美味しかったです。お食事すると温泉の入浴料も少し安くなります。今回は結果オーライでした。「水光園」はモール温泉なのに420円という安さ。しかも、綺麗であらゆる点が素晴らしいと大絶讃のはじめさん。今回は、お蕎麦を頂いて更に安く400円でした!

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温泉を出てから、ユニクロに寄ったりして外は真っ暗。明るいうちにフェーリエンドルフに着いて、卵や野菜を収穫したいのに…。前回「インデアン」カレーの極辛を、コテージに在ったお鍋を持ってルーだけ買ったのですが、今回はご飯も一緒にテイクアウトしました。はじめさんのお気に入の「かき醤油」や「つぶつぶでんぷん」を買ったりして、更に到着が遅くなりましたが、真っ暗なニワトリ小屋へ行ってみるとラッキーな事に卵が有りました!野菜も少し収穫できたので安心してコテージへ向かいます。やれやれ。ようやく落ち着いて「インデアン」を頂くことに。大盛りを頼んだかなと思うほどのご飯の量にびっくり!はじめさんにシフトすると、流石のはじめさんも苦しそうでした。でも、「インデアン」は安くて美味しいですね。次回は、お鍋を持ってルーだけにしよう。(^-^)

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インデアンでお腹いっぱいになりましたが、映画を観て少し落ち着いた頃、ライスランドふかがわで買った土日限定の「生あげ」を、先ほどゲットした「かき醤油」をかけて頂きました。あっさりとした美味しさでした。ワインのような洒落たボトルに入った芋焼酎「桜島」によく合って美味しかったです。明日は早起きして、釜戸でご飯を炊き、友人のタケさんが営むペンション「すばる」が在る弟子屈まで行きます。ワクワク♪

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グランドピアノとアップライトピアノの真ん中のペダル

7月の半ばくらいから、色々な関係の人との話し合いやら契約やらが続いている。今日も朝10時から2時間も会議室みたいな所で話し合いがあった。30分くらいで済むような内容だったと思うのだが、「そろそろお昼なので…」と切り出さないと、いつまで経っても平行線のまま拉致のあかない話し合いであった。2時間あったら結構弾けたのにと思うが致し方ない。それにしても、暑いくらいの天気だったのに、その会議室は我が家のレッスン室のようにヒンヤリして肌寒かった。

帰宅して、慌ただしく昼食を摂って、レッスン前に練習をしようと思ったら電話が鳴った。明日、体験レッスンが入った。5歳の女の子だという。ストックしてある楽譜からギリギリ間に合った。また補充しておかなくてはならない。そういえば、発表会でお世話になったきり、ヤマハの担当の人とも話をしてない。あっという間に時間が経つばかり。

今年の春に入った大人の生徒さんは、最初は3ヶ月持つかどうかなんて話されていたが、積極的にグループレッスンや発表会にも参加され、ピアノのある生活を満喫されているご様子。旦那さんには「倒れるまで練習しなさい」と励まされているのだとか。娘さんが習っていたピアノで練習されているが、早く休むご主人のため夜間の練習は控えているとの事ですが、アップライトピアノは夜間の練習などのために音を弱くするペダルが付いている事をご存知なかったようです。そう、真ん中のペダルですが、グランドピアノの真ん中のペダルはソステヌートペダルといって機能がまるで違います。グランドピアノでレッスンしている教室の生徒さんは、アップライトピアノを所有していても真ん中のペダルの事を知らないまま弾いている人が案外多いのではないでしょうか?さぁ、これでGさんも今晩から倒れるまで練習が出来る事でしょう。(^-^)

明日は最後の生徒さんのレッスンが終わると午後8時近くになるのだけれど、それからご飯を食べてお風呂に入って、3泊4日の車旅に出かけます。遅くに出るので深川でP泊の予定。私たちにとっては、ちょっと長旅なので熱帯魚たちが心配です…。早起きして練習と用意をしなくては!

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弾けるって楽しいね!

Mちゃんが学芸会で弾くという曲をレッスンで聴かせてもらったが、学校では指導を受けずに、ひとりで譜読みしてスラスラと弾いている。2分の2拍子なのだが、4拍子で捉えていたのを直して、少しだけリズムの違い、ペダルの入れ方、細部のタッチを指摘すると、練習してきた分、飲み込みが早く、だいぶ良い感じになった。
先日決めた、お弾き初め会用の曲のブルグミュラーの2曲のうち、1曲はすでに暗譜しているというし、もう1曲も結構弾けていた。ん、なんだかスゴイ!
ちょっとしたきっかけで、子供ってこんな風に変わるから驚く。しかも、ちっとも大変そうでないし、むしろ楽しそうだ。「こんなに弾けるようになったら楽しいでしょう」「はいっ!」
お姉ちゃんのYちゃんも負けてはいない。新しいショパンのワルツは、ほぼ譜読みが出来ているし、他にも小品を沢山練習してきた。本当に譜読みの早い生徒さんだと思う。しかも正確に読むので、演奏も端正だ。今日レッスンした大人の生徒さんは、Yちゃんの演奏が素敵で、ずっと耳から離れなかったとお話された。

家での練習が上手くいかなくて泣いていた生徒さんも、それだけ真剣だということなのだろう。ただ小さい子だから、そういう時はレッスンに来て「ここが分からない」と言えば解決したと思うのだけれど、いっぱい練習して先生に「上手だね!」と褒められたかったのかも知れない。

5歳から習っているMちゃんも、お姉ちゃんのように上手に弾けないと言って、小さい時は教室で泣いて泣いて、それはそれは大変だったのだ。お母さんがなだめても、お姉ちゃんが何を言っても、レッスンの間中泣き続けていた事があった。心配して後で電話したら、気持ちの切り替えが出来たから、もう大丈夫です!と言われてホッとした。

子供は大人が思っているより逞しいと思う。だから、やはり暖かく見守る事が大切だと思うのだ。

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穏やかな気持ちでピアノに向かおう

レッスン時間の前に生徒さんのお母さまから電話があり、練習していたら出来なくて今、泣いていると。それでレッスンに行くように説得したのだけれど、先生に怒られるからと。・・・!?分からないのだったら、それを分かるようにする所が教室なのだから、レッスンに来るように伝えた。それに、そういう事で怒りません。お母さまも「分かっています。ただ、自分の出来なさが不甲斐なくて、それが悔しいのだと思うから、今日は休ませて家で練習させます」と。ん、絶句した。何だか大きな勘違いをしていると思う。子供たちの発表会の感想文の大方が「間違わないように」という事にあまりにも重点を起き過ぎていて、間違わなければヨシで、一音でも間違えたなら、それはダメみたいな文章が多くて、短絡的すぎて危険だとすら感じている。

大人の生徒さんは、子どもたちの飛躍的な進歩を讃えて、勇気や感動を貰って頑張っている生徒さんが多い。年齢が上の子供たちも、人の演奏の良い所を称える人が多い。ちょっと危険だなと思うのは、小学校低学年の子供たちだ。どうかすると、親御さんも軽い気持ちで「間違えたでしょう?」というコメントをするのかも知れない。しかし、それが子どもたちには最も傷つく感想で、だから子供たちは絶対に間違わないで弾かなくてはならないと思うのかも知れない。

親御さんは、いつも家でお子さんの演奏を聴いているから「間違えたか、間違えないで弾けたか」を知っている。”あなたの演奏はよく知っている”という事なのだろうけれど、ちょっと表現を変えてみてはいかがでしょう。「ステージでは、とても緊張して弾いたと思うけれど、大勢のお客さんの前でよくあれだけの演奏ができたわね」と言ってあげた方が「間違えたでしょう?」というコメントより遥かに良いと思います。いやいや、これは実際にそうかどうかは分からないのだけれど、感想文の内容から感じられる事なのです。

ピアノコンクールとなると、ミスは致命的になる事が多いけれど、それも演奏の内容が深ければ良い点数が付くこともありますしね。大事な事は普段のレッスンを高める事。分からなければ教室で先生に聞きましょう。そのために先生は教室に居ます。今日はレッスンに来られず残念でした。次は笑顔で合いましょう!

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譜読みが早く出来る練習をしよう

レッスンの時に「まだ両手で弾けないのですが」と言う生徒さんが結構多い。ゆっくり両手で弾けなければ、メロディを弾いてみて、次はメロディを歌いながら伴奏を弾いてみるなどの練習を薦めているが、私自身はゆっくり全部の音を鳴らして最後まで弾いてみるという練習が子供の頃から定着しているので、「今日は両手で弾けません」と先生に言ったことはない。バッハのインヴェンションなどは、片手ずつの練習は有効だと思うが、レッスンでは両手で、勿論通しで弾けるようにしてから通ったものなのだが…。

昨日、ショパンのワルツを両手で合わせられないと焦って言う生徒さん。メロディもつっかえつっかえだ。伴奏に至っては、1拍目のバス音から2拍目3拍目の和音が掴めないと言う。調性を理解しないで弾いているから、主和音も分かっていないのだ。いつもは要領良く練習してくる生徒さんだから、今回の練習の仕方はかなり反省していた。

新しい曲に入ると、音を塊で捉えずに一音一音読む生徒さんも居るが、これだと気が遠くなる作業だ。楽譜をまず見ることから初めて欲しい。どういう構成になっているの?楽譜にA、B、A、C、A’など書き込んだだけで、随分と表情が明るくなって帰っていく生徒さんが多い。

今日は、お弾き初め会の曲がブルグミュラーから2曲では大変ですから1曲にして貰えますか?と生徒さんのお母さまが心配して相談されたが、「こちらにお任せ下さい」と言ってレッスンした。どうもイキナリ弾けないとダメみたいに捉えているようなのだ。とんでもないことに。まずは譜読みなのだけれどね。今日のレッスンでかなり譜読みは出来たので、次回のレッスンでほぼ大丈夫でしょう。11月にはゆっくり弾けると思うし、12月には自然と暗譜も出来ていると思うのだ。ただ、どうしても無理な状態なら当たり前の事ですが考えますし、お子さんと話し合って対処しますので、お子さんのレッスンは暖かく見守って欲しいのです。

譜読みや、初見もコツみたいなものがあって、やはり練習が必要なのだけれど、一音一音見るのではなく、フレーズを歌うという事が基本だと思う。文章を読むのと同じなのです。そう、まず声を出してフレーズを読んでみましょう。つっかえないでスラスラ言えるようになったら弾いてみましょう。魔法のように弾けますから!

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苦い経験から学ぶ事もある

今年は、ピアノを継続して10年目の生徒さんが2人、15年目の生徒さんが1人が居て、せっかくなので発表会ではステージでお花を渡すことにした。あっという間のようでもあるし、思い返すとやはり色々な歴史がある。私も教室を開いてから22回目の発表会。それ以前も特約店に9年ほど勤務した。ピアノは7歳から習って練習熱心ではなかったけれどブランク無く続けている。はじめさんは第1回目の発表会に、ピアノプレイヤーに私が録音した曲から、ギロックの「魔法の木」を選曲して参加した。まさかステーで演奏するとは思わなかったので私の方が驚いた!以来、エレクトーンの人数が少ない時はエレクトーンで参加してもらったりした。

第7回目の時は、初めてコーラスに挑戦した。合唱曲としてメジャーなシューマンの「流浪の民」を選曲したのだが、私自身のリベンジでもあった。ブログにも何度か書いているが、若い時に、ある合唱団の伴奏をどうしても引き受けて欲しいと頼まれて頼まれて引き受けたのだが、とても苦い経験となったのだ。最初の年は、札響との共演で町おこしみたいな演奏会のオケパートの代わりとなる伴奏で、町内外がら募ったコーラスの人数は当初300人程も居ると聞いて驚いた。実際は200名程になったが。当然、バリバリの素人さんも多く、コーラスの指導も大変だったと思う。プロの指揮者が3回来町して私は必死に指揮棒を見て伴奏をした。基板になっていた合唱団もこの努力が生かせられたら、ダレダレにはならなかったのかも知れないが、燃え尽きたのか、元の鞘に戻ったのか…。町おこしの行事が過ぎてから、やはり頼まれて2年間伴奏を引き受けたのだが、私だけの力では根本となる練習もどうにもならない次元の低いものだった。そもそも音楽的センスが対極の合唱団の指揮者の降る棒に合わせなければならなくて、それがたまらなく嫌だった。合唱団の伴奏経験のない私が、いきなりプロの指揮者が相手だった事も強くあったと思う。しかし、いくら私の思いや考えを訴えても、私が若かったから生意気なと思ったのか、全く聞き入れようとしない頑固な人間だった。だからなのか、プロの指揮者が初めて来町した時、練習は全て私の伴奏にかかっているからと言い、楽譜1冊、それぞれの曲について細かく指示を出していった。この事は私自身の良い勉強になったし、今にも繋がっていると思う。教室のコーラスでは、伴奏しながら指揮を担当しているつもりで弾かなくてはならないのだが、音楽的センスが対極な指揮者が降るよりは居ないほうが、遥かに良いと思う。そして、コーラスも第7回の成功がきっかけで今に至っている。

発表会が終わると祭りが終わったような寂しさを感じる。しばし緊張感から開放されてしまうと、ダレダレになるのかも知れないのがコワイ!終わった時からまたスタートしないとね。今年はレヴェルの向上に伴い生徒さんのやる気も上り調子なのだけれど、中には発表会を区切りに辞めたいと言う生徒さんも居る。この生徒さんも今年はびっくりするほど成長したのだが、また新たな練習をするという事に気持ちがついていかないのかも知れない。練習そのものが楽しいものだと思えるような指導を心掛けていても、残念ながら全員には伝わらない…。それでも大きくなってから「またピアノを習ってみたいな」という気持ちになってくれたらと期待している。

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秋晴れの余市味覚の祭典&NIKKA&ガーデンパーティ

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9月29日(月)
秋の余市味覚の祭典に4年ぶりに訪れました。前回の記事はこちら。昨夜、ガーデンパーティの前にこのお祭りの事があることを思い出して、友達のkaz家にメールをしたところ、急遽、余市オフのような形になりました。この日は、秋晴れでとても暖かかったです。会場も大勢の人で賑わっていました。

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そのみさんとワインのブースへ行ってみました。以前までは試飲だけだったのですが、ようやく有料でグラスワインが飲めるようになっていました。ただ、飲みたいワインはお店の人に聞かないとグラスワインの金額が分からず、ちょっと利用し難いなぁと思いました。試飲も愛想や雰囲気の良いお店の方が断然良いですね。今回は札幌藤野ワイナリーが目に留まり、試飲したところ説明も大サービスで気に入りました。辛口のロゼスパークリングワインをそのみさんと即購入することに決めました。白の方も気になり試飲。ナイアガラのスパークリングも辛口でとても美味しくてゲットしました。各1,890円。これは本日、我が家のガーデンパーティで飲むことになりました。私は朝から何も食べていないので、やん衆鍋の列に並びます。その間はじめさんからの差し入れ、胡麻団子などを食べてしのぎました。(^^;

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以前は無料で振る舞われていましたが、1杯100円です。ワインもそうですが、有料にした方が利用しやすいように思います。具沢山でとっても美味しかったです。おかあさんたち、どうもありがとうございます。ご馳走様!

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お天気が良いので景色が素晴らしいです。余市のシンボル、シリパ山。やん衆鍋を食べていると、kazさんとサヤちゃんも合流しました。りんごのほっぺなどを買ってビンゴカードもあったのですが、かなり待つことになるので、会場をNIKKAに移すことにしました。
 
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NIKKAへは、みんなで我が家からテクテク歩いて行きました。サヤちゃんのお兄ちゃんのUC君は大学見学のため来られなかったそうです。高1なのに、もう大学見学があるのかとびっくりでした。NIKKAのお庭は紅葉が美しかったです。2手に分かれて、私たちは有料試飲会場へ向かいます。

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記念撮影パチリ。さぁ、何を飲もうかなと意気込み中ではなくて、迷い中。

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私たちは久しぶりのシングルカスク15年(ワンショット500円)。そのみさんは竹鶴21年(400円)に決めました。シングルカスクはアルコール度数が60度くらいもあるので、舐めるように飲みます。だから1杯で結構満足してしまいます。私の隣に居た男性が竹鶴25年(1,600円)を注文していましたが、正式な!?余市オフの時に飲みたいですね。

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kazさんと無料試飲会場で合流。JRでいらしたので、飲む気満々のkazさんでした。(^o^) 「いつからこんなにお洒落になったの?」とkazさん。そういえば、前回一緒に来たのはもう10年以上も前でしたか…

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NIKKAから我が家へ戻り、いよいよガーデンパーティ開始!味覚祭りで買った藤野ワイナリーのナイアガラで乾杯しました。ナイアガラって甘口のイメージがありますが、これはスッキリとした辛口のフルーティなワインです。ん~美味しいっ!そろそろkazさんには小樽ビールをと思っていたら、なんと持参されたクーラーバックから季節のビール「フェスト」が登場してびっくりでした。8本もお土産に持ってきてくれたのですね。重たかったでしょう。実は飲みたかったんですよねぇ「フェスト」。とても嬉しかったです。ありがとうございます!そして、ナイアガラが空になり藤野ワイナリーのロゼを開けましたが、その美味しさに脱帽!写真を撮るのも忘れています。札幌にもこんな美味しいワインがあるのですね。そうそう、このワインの蓋はワインが残ってもスパークリングの気が抜けないように保管できるのです!試したかったのですが、残りませんでした。(^^;

超久々にkaz家とのガーデンパーティは楽しくて時が経つのが早かったです。

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文章を書くのも演奏に役立つと思う

感想文がだいぶ集まってきたが、たったこれだけ!?というくらいミニメモに一言だけ書いてくる生徒さんも何人か居る。これは感想文なの?と言うと、だって何を書いていいのか思いつかないという返事。学校でも作文とか書かないのだろうか?

間違えたからダメ。間違えずに弾けたから良かった。相変わらず、このどちらかしかないみたいな感想も多く、つまらない。文章力も演奏に通じるものが私はあると思う。演奏って、間違えたらダメ、間違えずに弾けたから良しだけでは、ないですから。少なくとも何か伝わるものがなくちゃね。

何度も参加している大人の生徒さんが、「今まではただただ緊張する場だったのに、今年は思い切り楽しめた!」という感想が書いてあった。ミスタッチはあるものの、それでもとにかく楽しかった。と言うのだ。相変わらず、お辞儀する時に、お客さんを見れないのが惜しいのだけれど。ここでニコッと微笑み、さぁ弾きます。どうぞ聴いて下さい!という生徒さんは、やはりなかなかの演奏をします。

ミニメモに対して、レポート2,3枚くらいも書いてくる生徒さんも居る。自身の演奏を細かく分析して、もっとこうしたら良い演奏が出来たのではないかと悔やまれるので、次回はこうならないように反省して深い演奏をしたい、などなど。

生徒さんを通して、ご父兄の感想も耳にする。コーラスでは、はじめさんは男性パートただ一人なのだが、スゴイ声量!という感想が多かった。確かに、本番であれだけ歌えれば文句なしです。

困ったことに、発表会で燃え尽きてしまう人も居る。(^^; 反省会までほとんど弾かないで過ごす人。逆に人の演奏を聴くことで刺激を受け、その日からピアノに向かう人も居る。どちらのタイプも、やはり目標があるとそれに向かえるので、次はお正月のお弾き初め会の日取りと曲を反省会で言い渡すようにしています。はい、また楽しみましょう!

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カテゴリー: ピアノ piano, コンサート concert | 2件のコメント