スペインの香り/アルベニス

3連休だったようですが、土曜日がレッスンだったりするので、あまり関係なく過ごしていました。昨夜になって、今日も休みだという事に二人共気づく始末です。(^^;

お弾き初め会を挟んで、はじめさんはレッスンをまともに受けていません。自分から受けたいと言うまで放っておこうと思いましたが、今週も来客がありレッスン出来ない事を伝えると、流石に焦って練習していました。全く練習していないのに、レッスンバックには全ての楽譜を入れて持ってきました。よく見ると私の貴重なリストのハンガリーラプソディNo.10のコルトー版も紛れ込んでいるではありませんか!練習していない作戦として、ノートに目標を書いていました。「毎日5分練習する!」。おこちゃまですか…。そして、「レッスンしてくれないから、どんどん忘れてしまった」と言うのです。当たり前です。ピアノは弾かないと、どんどん落ちていきます。ピアノの方は指練習だけして、「今年の発表会のために声楽をやりたい!」と言い出し、まぁ何もレッスンしないよりはマシかと思い、コールユーブンゲンとコンコーネ50番の伴奏をしました。久しぶりに歌ったので、高い音がきつそうです。以前は、音大を目指していた生徒さん用にイタリア歌曲などもレッスンしていました。発表会でも歌ってもらった事があります。それを羨ましく思ったのか、はじめさんも声楽のレッスンも受けたいと申し出たのでした。ピアノも真面目にやりましょう。

私も練習日としましたが、方向性が決まらず模索中で、思い立ったまま何曲も譜読みしました。あまり有効な練習ではないのですが、久しぶりにアルベニスなんか弾くと止まらなくなります。良いですよね。異国情緒たっぷりで!グラナドス、ファリャ、モンポウと気持ちが行きそうなので、ベートーヴェンに。16番、18番、いや「熱情」かと言った感じでそれぞれの第一楽章。ショパンのノクターン3番と8番。「バルカローレ」には8番の練習が有効かも知れないと思った。単に好きなだけです。

中村紘子さんの演奏が放送されたので、練習前に聴きました。大御所ですよね。堂々とした演奏で、所々で轟くように鳴り響くffが凄かったですし、幅がありますね。ショパンの「ファンタジー」が素敵でした。現役で活躍されているのは立派で流石だと思います。見習いたいです。ピアノ講師に成りたての頃、中村紘子さんのリサイタルに出かけて、アンコールにアルベニスの「タンゴ」を演奏して下さったのですが、何という曲だろう?と思いながら聴き入った事を思い出しました。

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