ベートーヴェンのピアノソナタ残り7作品をどう進めるか

今日も秋晴れ快晴でした。先週の水曜日にウォーキングがてら余市町役場まで期日前投票を済ませました。往復4.8㎞の道のりでしたが、よりによって嵐のような日で、はじめさんには修行のようだったといわれました。ピアノも修行のようなものですが、私はベートーヴェンのピアノソナタを全曲弾くことです。長い道のりです。

32曲のピアノソナタの難易度は人それぞれ

今週は人間ドッグを受ける予定があるので、問診票を書いたりなど準備をしなければなりませんでした。前回はコロナのため延期して今年の1月に受けたので、まだ1年経っていません。

ベートーヴェンには32曲のピアノソナタがあり、難易度をまとめられている方々のページをときどき拝見させていただいていますが、自分とはまた違った難易度のようにも感じます。誰もが共通して難しいという作品は29番の「ハンマークラヴィーア」ですね。

ソナタは全楽章を勉強するべきだと思う

学生の頃のレッスンでは、ベートーヴェンのピアノソナタを全楽章弾くというようなことは、ありませんでした。次は何番の何楽章を指示されたり、試験や発表会でもそんな感じだったので、ピアノ教師になってから全曲演奏の旅を始めたときは、白紙に戻しての練習。

私は、むしろ全楽章弾くというレッスンを生徒さんにもしています。しかし、発表会で全楽章を弾くのは時間的に難しく、昨年は「月光」全楽章、だいぶ以前には、どうしても「熱情」が弾きたくて、第2・3楽章を弾いた2回だけです。だから「熱情」は残り7作品に入っています。

第1番から始まった長い旅

第1番の次は10番、そして17番の「テンペスト」だったように記憶しています。今は13番を練習していますが、これが私にはなかなか難しい作品です。残っているのは、21番「ワルトシュタイン」、22番、23番「熱情」、29番「ハンマークラヴィーア」、30番、31番、32番。

後期作品に挑むときが近くなってきた


28番も後期作品に入ると思いますが、これはだいぶ以前に勉強しました。終楽章がかなり難しかったと記憶しています。全楽章弾く難しさは、自分にとって苦手だと思う作品でも、弾けるようにする道を探って勉強すること。

若い頃から目標としていた、ベートーヴェンの後期のピアノソナタも、そろそろ勉強しないといけないと思っています。13番の次はマイナーな22番かも知れませんが。

一番人気の「月光」ソナタ


人気の「月光」は、静寂に包まれた神秘的な第1楽章が「月光」だと思っている人も多いですよね。ベートーヴェンが付けたタイトルではないですが、本当にピッタリで楽譜も売れたのだとか。

「月光」ソナタも全楽章弾くことで、その魅力が何倍にもなります。神秘的な第1楽章、可愛らしい第2楽章、そして、嵐のような激しい第3楽章。

ボロボロになったヘンレ版

中学生のときから使っているヘンレ版。流石に第1巻はボロボロになっています。当時の先生は書き込みが激しく、全音版、春秋社版なども買い足してヘンレ版を特別レッスンなどで使っていました。ヘンレ版は当時で全音版の何倍もする高い楽譜でしたが、ピアニストの宮沢明子さんのレッスンを受けたときに必要だといわれました。分厚くても、新品でもパッと開き見やすいですが、ボロボロになりやすいのが玉に瑕です。すぐにカバーフィルムするとボロボロになるのを軽減してくれると思います。

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