演奏後に「どうだった?」と私に聞いた子は、今まで、どちらかというと問題児だった生徒さんだ。

今年は発表会で出番が3回もあり、ひとつひとつ丁寧に仕上げている努力がみえて嬉しい。しかし、毎日レッスンでは問題が発生する。暗譜のうまくいかない生徒さんに、レッスンをしようとしても「弾きたい気分にならない、今日は帰る」と言うのだ。
こんな事を言う事自体考えられないし、本当に習いに来ているのだろうか?あと1、2回のレッスンしかないのに、今日、レッスンしなければレッスンの意味が無いことになる。本人は「まだ何日もあるから、家で練習してきます」と言う。問題点が解決できないまま、自分本位に練習しても結果は同じ。だから、帰さなかった。
本人の弾くテンポで一緒に弾くことで、いかに無駄が多いか。それが伝わっただろうか・・・。練習とは針の穴を通すくらいの気持ちで臨まないと必ずつっかえるし、忘れるし、人前での演奏は練習の半分になると言っても過言ではないと思う。











