小山実稚恵ピアノ・リサイタル「音の旅」

第14回~夜のしじまに~

2012年10月26日(金)
札幌コンサートホールkitara小ホール

プログラム

シューマン:森の情景 作品82

ラヴェル:「夜のギャスパール」

—————休憩———————

ショパン:ノクターン13番 ハ短調 作品48-1

ショパン:バラード第4番 ヘ短調 作品52

スクリャービン:ソナタ第9番「黒ミサ」 作品68

グラナドス:「ゴエスカス 」~恋するマホたち~より 第4曲「嘆き、またはマハと夜うぐいす」

シャブリエ:ブーレ・ファンタスク

【アンコール】
ショパン:ノクターン 第1番 作品9-1

スクリャービン:ノクターン 作品9-2(左手のための作品)

ショパン:ワルツ 第7番

*********************

小山実稚恵さんの「音の旅」シリーズに出かけました。第1回目の「白」を聴いてから何回か聴いていますが、今回は 「黒」です。”夜のしじまに”と題されたこのプログラムを見て、好きな曲ばかりが並び、驚きました!ということは、私も夜の曲が好きなのでしょうね。欲を言うと、リストの「メフィスト・ワルツ第1番」が入っていればと思いました。この曲は、違う回で弾かれるようです。ステージの上には、黒の色彩をイメージした木にお花がコーディネートされていました。一際目立つ真っ赤な花が印象的で、ゾクッとしました。さて、今宵のコンサートの解説に小山実稚恵さんがステージに登場。黒のドレスが素敵でした。

プログラムは 、シューマンの「森の情景」から始まりました。全曲演奏ですと、結構なボリュームがあります。穏やかな曲で締めくくられると、後ろから「こんな難しい曲があったのね」と聞こえてきました。以前に発表会で取り上げた事がありますが、よくこれだけの作品を弾くメンバーが揃っていたものだと、私も感心してしまいました。続いて最も聴きたかったラヴェルの「夜のギャスパール」。”オンディーヌ”の美しく悲しい調べが会場を満たします。そして不気味な”絞首台”。第3曲の”スカルボ”では、もう心臓がバクバクしていました。この超難曲を演奏するのは勿論大変ですが、聴くのもまた難しいものだと思いました。曲がメロディアスではないと、よく分からないと思う人も多いようです。はじめさんと私はバクバクしながら聴き入っていましたが、隣の方は、ちょっとついていけないという感じでした。ラヴェルの作品で「鏡」より”道化師の朝の歌”を弾いた事がありますが、これも大変な難曲で必死に演奏しました。がしかし母と何人かの大人の生徒さんに「よく分からない」と言われてショックを受けた事を思い出しました。でも、やはり弾いてみたいと思う魅力がいっぱい詰まっている曲なのです。「スカルボ」はリストのメフィスト・ワルツが下敷きになっているそうですし。最初は小さな悪魔が会場を駆けまわっているようでしたが、次第に巨大な悪魔に変身していきます。バクバクが最高潮に達した時、悪魔はニヤッと笑って姿を消してしまいました。ラヴェルの美学なのだとか…。固唾を飲んで聴き入っていた はじめさんもホッと安堵したようなため息をついていました。

後半はショパンのノクターン第13番ハ短調。ノクターンというより、バラードのようで唯一ステージで弾いた事があるノクターンです。そしてバラード第4番。前半まで少し不安定な箇所がありましたが、後半からの盛り上げ、圧巻のコーダに持っていく小山さんは流石!と思いました。 次がスクリャービンの「黒ミサ」ですからね。本当に凄いプログラムです。一転して、グラナドスの「ゴイェスカス」から最も有名で美しい”嘆き、またはマハと夜うぐいす」。ん、正直なところ、この曲の出だしを聴いて、別の曲が演奏されたのかと思ってしまいました。それほど元気が良くて、私には”嘆き”には聴こえませんでした。ちょっとイメージが違うようでした。プログラムの最後はシャブリエの”ブーレ・ファンタスク”。初めて聴く曲でしたが、明るくお祭りのような曲調で、闇から完全に放たれたようなイメージを受けました。

アンコールは、お約束の3曲。 まず、ショパンのノクターン第1番が優雅に演奏されました。次に演奏された曲を聴いて、舘野先生の十八番なので、すぐにスクリャービンのノクターンだと分かりましたが、左手のための作品なのです。いやぁ、これにはかなり驚きました。器用と言ったら失礼ですが、左手だけでこれだけの演奏が出来るのは本当に素晴らしいと思いました。はじめさんも、びっくりした!と言っていました。最後はショパンのワルツ第7番を、アンコールならではの速いテンポで軽快に。そういえば、曲と曲の間であえず拍手を入れずに、シーンとした会場にちょっとびっくりしたのですが、かなりの方がこの「音の旅」に通っていらっしゃるのでしょうね。それだけ小山実稚恵さんの演奏が人気があって支持されているという事なのでしょう。7年目の折り返しということですが、これからも素敵な演奏をお届け下さい。

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演奏者に対して容赦のない咳

午前中レッスンの予定だったが、体調不良のため欠席でレッスン休みとなった。帯状疱疹にかかったという事で先週に続き欠席。母や知人もかかった事がある病気で、痛みを伴うらしい。安静が一番なのだろうけど、ご自身のお仕事、家事などあるから、なかなかゆったり安めない現状のようです。あまり無理せずにお大事にしてください。

午後から集中してピアノに向かっていると、恩師から電話が。先日のコンサートのお電話で、いつもは葉書が届くのだけれど、相当お疲れのよう。そう午後2時スタートで終わったのが7時近かったのだ。4部構成の1部を除く会の全てのトリを務められたのだから無理もありません。とにかく凄い数のプログラムだったので、ステージの上には2台のピアノが置かれ、次の演奏者が待っているのでした。そして、暗闇の中を演奏者が登場しては退場されるので、客席はいつ拍手をしたら良いのか戸惑っていました。(^^; プログラムも見れない程の暗さでしたが、スムーズにプログラムを進めるための演出だったのでしょう。でも、演奏の後には、やはり拍手をしたいのにと、ちょっと不思議な感覚に包まれました。

沢山の先生がご出演されていたので、小学生のお子さんも多かったです。丁度、通路を挟んだ席の子が、ひっきりなしに大きな咳をするので、ゼスチャーで静かにねと合図したのですが、全然ダメでした。こちらをチラチラ見ながらの咳はわざとらしく、隣の席のお母様も知らんぷりです。本当の咳なら、せめてハンカチを当てさせるとか注意して欲しいものです。しかし、その子も最初から最後まで居たのには驚きでした。私たちは耐えかねて4部で席を移りましたが、おしゃべりな人、鈴を鳴らす人、ビニール袋を開けてパンを食べだす人が居て、先日のキタラでも驚きましたが、マナーが….
3部からナレーションが入ったり、照明が加えられたりと、ステージも華やかになり、また演奏も素晴らしかったです。熱心に聴いている方や、演奏者に失礼なので、もう少し聴くマナーを指導していく必要もあるのではないかと思いました。(^^;

26日(金)は小山実稚恵さんのピアノ・リサイタルに出かけますが、ゆったり聴けたら良いなと思います。

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わすれものNo.1

生徒さんが、教室に忘れていく物で一番多いのは傘。
我が家では100円ショップで買ったのが多いけれど
生徒さんのは結構高そうなのがあって
忘れても気が付かないのか、寄付してくれているのか定かではないが
傘立ての傘が日増しに増えている…

旅先で突然雨に降られて、高いビニール傘を何度買ったことか…
そんな傘は、荷物が一杯なのに、もったいないからと持ち歩いてきたり。
お気に入りの傘を、電車の中や、旅先(遠くは知床とか)に忘れてきた事も何度かあった。

私自身は、傘を持って歩くのが嫌なので、ちょっとくらいの雨だったら持たいないか
仕方がなく折りたたみのを持って出かける。

雨の降る日が増えてきた。
一雨ごとに寒さが増して、やがて雪になるのか…。

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パガニーニ大練習曲第3番「ラ・カンパネラ」

ラ・カンパネラとはイタリア語で「鐘」という意味。しかし、ラフマニノフのプレリュード3-2「鐘」とは、かなりイメージが違い、リストの鐘の音は軽やかで綺羅びやかだ。クラシックに疎い人でも「ラ・カンパネラ」を知っている人は多く、教室の生徒さんにも人気が高いようだ。

この曲の難しいところは、跳躍する音を軽やかに小指で弾く事。プロのピアニストでもミスタッチが目立ったりするので、怖い曲だと思う。

子供の頃に習っていたピアノの先生がアンドレ・ワッツが弾く「ラ・カンパネラ」が素晴らしいと、熱く語ってくれた事があり、私もいつかワッツのリサイタルで聴いてみたいと思った。そして、それは20代の時に叶った。パガニーニ大練習曲、全6曲演奏したのだ。オール・リストのプログラムでロ短調ソナタもあった。瞬きをする瞬間も惜しむくらい、とにかく凄い演奏だった。

「ラ・カンパネラ」は、リストの作品で1番最初に弾いた曲なので思い入れがあるが、かなり前に弾いたきりで、発表会が終わってからブダベスト版を使って譜読に取り掛かったが、結構時間がかかてしまった。楽譜は数冊持っているけれど、勉強していた時のコルトー版が私は1番好きで使いやすいと思います。

コルトー版はショパンのエチュードでも使っているけれど、練習の方法や、解説が細やかで丁寧で良いですよね。パガニーニ大練習曲では、6番のイ短調も弾きましたが、変奏曲になっていて大好きな曲です。凄く苦労しましたが…。ラフマニニノフも「パガニーニの主題による狂詩曲」を書いていますが、この主題に魅せられてブラームス、シューマンも書いています。

全曲弾くことが目標ですが、3番、6番の次に弾くとしたら5番の「狩り」だと思う。

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ヒドジョウのゲンさんとお別れ/熱帯魚との暮らし

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2009年1月7日。我が家にやって来たのは2匹のグッピー(ペア)とヒドジョウ。ドイツ・イエロタキシードのルーツであるパクとミクは、アクアリウム初心者だという事もあり、その年の6月と8月に他界した。ゲンさんは、実はメスだったようなのだが、到着早々に私によって命名されてしまったのだ。

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その後すぐに、はじめさんがミックス・プラティを購入した。そして、すぐに産仔したので、慌ててゲンさんを隔離した。ゲンさんは、よほど怖かったのか気絶してしまった。そして、私たちはぐったりとしたゲンさんを見て、最初、死んでしまったのかと思ったのだ。

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最初は1つの水槽で、グッピー、プラティ、そしてゲンさんと混泳していた。消灯時間になると、姿を隠すプラティ、本気で眠るグッピーたち。ところがゲンさんは、容赦なく暴れ回り、かなり迷惑な存在だった。

短命な熱帯魚たちは、次々と他界していった。水槽を3つに分けて、ゲンさんは専用の水槽で昨日まで暮らしていた。かなり身体が大きくなって、2倍近くになった。ここ数カ月は体調が悪かったようで、ひっくり返ったままで、死んでしまったのかと何度も思った…そんな状態だったから、昨日の朝、はじめさんが水換えをした時に、ゲンさんが死んでいるのが分かったのだ。
でも、気をつけていたから、それほど時間は経っていないと思う。レッスンを終えると、はじめさんが「ゲンさんが死んだよ」と、私に知らせにきた。いつになくショックを受けているようだった。

4年弱も一緒に暮らしたから、これから淋しくなる。家に来てくれて、ありがとう!ゲンさん。もう少し可愛い名前を付けてあげたら良かったね…。

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芸術の秋/コンサートラッシュ

残暑の厳しい北海道でしたが、過ごしやすい秋はつかの間で、一気に寒くなり、今日は子供たちのグループレッスンという事もあって、ついにボイラーのスイッチを押した。生徒さんが入っている吹奏楽部の定期演奏会だったが、来週はキタラで小山実稚恵さんのピアノ・リサイタルがあるため、2週続けて休めずに今年も出かけることが出来なかった。明日は恩師のコンサートがあり、例によって突然、招待券が送られてくるので、予定していたグループレッスンは来週に延期。午前中のレッスンが終わったら、すぐJRに飛び乗るという感じ。記念演奏会という事で、数時間にわたり繰り広げられる内容らしい。はじめさんは、腰が大丈夫か心配している。コンサートの後は小樽ビール倉庫N0.1へ行こうかと思っている。滅多にお店で飲むことが出来ないでいるから。

さて、発表会明けのグループレッスン。寒さなんかなんとも思っていない元気な子供たち。久々に集まるのが嬉しいのか、終始賑やかである。グループリーダーが注意しても全然言うことを聞かず、先生に席を替えられたり。落ち着かない子はリビングへ行きなさいと言うと、途端に静かになる。(^^; 暫く、ハンドベル・アンサンブルの練習をしていたが、音楽ノートを使って聴音をした。絶対音感のある子が1回聴いただけで答えてしまうのだが、いかんせん、それを楽譜にすることが出来ない…。 レッスンが終わってから、近くのセブンイレブンがリニューアルしたという事で、粗品の醤油を貰いに行ってみた。おぉ、余市にも100円でコーヒーが飲めるようだ。明日、JRに飛び乗る前にコーヒーを買っていこう。

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涼しいを通り過ぎて寒い

9月の半ばまで残暑が厳しく、クーラーを入れていたのに、一気に寒くなった。北側にあるレッスン室は、天上が高いのもあり、午前中は冷凍庫のようにひや~っとする。先日、行った中札内のフェーリエンドルフでは暖房が入っていたし、夜は暖炉に火を灯したりしたが、道東だから不思議な感じはしなかった。でも、家でボイラーを点灯するのは、まだ早いでしょう。「今日は涼しくて過ごしやすい」という日が、まっこと短か過ぎませんか?コスト的には、寒い部屋だけを少し暖めれば良いという事で、クーラーの暖房を使うのがベストだと言う。まぁ、こんな時期は、やっぱり暖まるものを頂くとかね。お鍋の季節に突入!我が家は、夏でもスンドゥブでした…

先日、叔母から鮭を食べないかい?と電話があり、頂きますと答えたら、叔父が大きな生鮭を2尾も持ってきてくれた。その日は、はじめさんも覚悟を決め、捌きまくり、私は醤油漬けにする鮭の切り身を焼きまくった。母がよく作ってくれたが、今は何でも自分たちでやらなければならない。しかし、私たち好みに出来るので結構美味しく出来た。ハーブを入れたり、シークワーサーを加えたり。

発表会を終えて色々変化があるけれど、1番嬉しいのは、人の演奏を聴いて刺激を受け練習熱心になる事。親子で習っているご家庭では、ちょっと異変が起きているようです。お母さんの話では、お姉ちゃんのIちゃんが狂ったように弾いていると言うのです。(^^; そうなると、練習熱心ではない妹のKちゃんもやる気になり出し、先日のレッスンではどちらが先にレッスンを受けるかでもめていました。2人とも後で受けたいと言い張るのは、後の方がリビングのピアノで練習できるからだそうです。それにしても40分レッスンの間、びっちり練習して、40分のレッスンを受けるのですから、大したものです。出来ればご自宅でもアコースティックで練習して欲しいなぁと思います。

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及川浩治 ピアノ・リサイタル「情熱のソナタ」

2012年10月14日(日)
札幌コンサートホールkitara大ホール

プログラム

J.S.バッハ
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよBWV639(ブゾーニ編)
主よ、人の望みの喜びよBWV147(ヘス編)
シャコンヌBWV1004(ブゾーニ編)

ベートーヴェン
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」op.57

—————休憩———————

ドビュッシー
月の光「ベルガマスク組曲」より
月光の降り注ぐテラス「前奏曲第2集」より
金色の魚「映像第2集」より
花火「前奏曲第2集」より

ショパン
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調op.58

【アンコール】
ショパン:ノクターン遺作

*********************

穏やかな日曜の午後の優雅な時間でした。
駆け足でステージに登場する及川浩治さん。今日も元気です!
厳かにバッハ から始まりました。厳かなピアノの音に混じって、隣の席から荒い鼻息が聞こえてきて周りの人も気になっているようでした。 2曲目の「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147(ヘス編)は有名な曲ですよね。私もヘス編の楽譜で演奏した事がありますが、暖かくて心が洗われるような名曲だと思います。そして、ゴージャスな 「シャコンヌ」で、鼻息はイビキに変わりました。心地良いのは分かりますが、きっと及川さんにも聞こえていたのかも知れません。ベートーヴェンに入る前に椅子を後ろに引いて、目を覚まして下さいと言わんばかりに音を出していましたから。その瞬間は目を覚ましたようで効果ありだと思いました。まぁ椅子を後ろに引いたのは演奏上の都合だと思いますが。
前半の最後は「熱情」です。全32曲のソナタの中で1番好きな曲です。第1楽章には交響曲第5番「運命」のリズムが現れます。劇的で緊迫感のある第1,第3楽章。第2楽章は穏やかな歌で満ち溢れ、切れ目なく第3楽章へと進みます。圧巻はコーダ。火山の如く激しい演奏で、ダダダダーン、ダーンの箇所では髪が逆立っていました。そして、気迫漲って最後は弾き終わると同時に立ち上がりました!なんと熱い演奏でしょう。この演奏で、休憩時にはCDコーナーにお客さんが群がっていました。流石です。

後半は、ドビュッシーから。及川さんのドビュッシーは珍しいですが、これがドビュッシー好きのはじめさんに大受けの演奏した。「もうドビュッシーを 超えている!」と言っていました。「金色の魚」と「花火」は、大好きでいつか演奏したいと思っています。プログラムの最後はショパンのピアノ・ソナタ第3番。んー、なんて優雅な調べでしょう。ショパンならではの洗練された豊かな世界に包まれました。 しかし、前の席の方までイビキをかいたり、せっかくの熱演なのにガクッときます。年配の方も多かったので、大曲についていくのは大変なのかも知れませんが、演奏者にも周りにも失礼ですよね。軽快な第2楽章、ゆったりとしたラルゴの第3楽章、第4楽章は「熱情」のコーダのように激しい音楽ですが、まさに全力での演奏でした。 いやぁ素晴らしかった!スタンディングオベーションで演奏を讃えるお客さんが多かったです。汗びっしょりでしょうね。アンコールはショパンのノクターン遺作。1曲だけでしたが、実に美しい演奏でしたよ。まだまだ聴きたいと拍手が鳴り止みませんでしたが、これだけのプログラムですからね。
本当に聴き応えがあり素晴らしい演奏、そして素敵なプログラミングでした。

ここのところ凹む事が連続で起きて、ため息ばかりついていましたが、及川さんのリサイタルを聴いて元気を貰いました。 早く家に帰ってピアノ弾きたい!そんな気分になりました。

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ガトーキングダム&ピアノ・リサイタル

10月13日(土)
8時からレッスン。お昼には出る予定でしたが、10時30分からの生徒さんが来なくて、連絡もつかずに困りました。勘違いらしいけれど、レッスンノートを見ないのか、1時間以上も遅れて到着。(^^; 明日は、午後の早い時間にキタラでコンサートがあるので、ガトーキングダムに泊まってみようという事で、夏くらいに予約してあったのです。

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はじめさんが小樽ビールが飲みたい(小樽ビール以外は飲めないそうな)という事で、倉庫No.1に寄ってピルスナーを1ダースゲット。次はユニクロ。結構混んでいてレジも凄い人でした。午後2時過ぎ、銭函にある餃子屋さん「青空3丁目」に到着。ここはいつも混んでいますね。通る度に入ってみたかったのですが、ようやく来れました。注文したのは、ジャンボ餃子と焼売、水餃子とちまき。焼売がジュシーで美味しかったです。

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昔は「テルメ」という名前のスパリゾートをお菓子のシャトレーゼが買い取って「ガトーキングダム」という名前で復活。初めて行ってみましたが、ホテルは立派ですね。お部屋も広い。ワクワクしてプール・温泉に行ったのですが、これが結構ショックでした。まず、お部屋から遠い。立派なホテルから一気に昭和な感じになり、夢も希望もない通路を通って、靴をロッカーに入れて、フロントへ行き手続きをして、階段を登ったり降りたりして、ようやくプールに到着。しかし、泳げるようなプールはなく、屋外は今の時期は閉鎖で、すぐにお風呂に行く事に。これが設計ミスだと思うけれど、昔のままだから仕方がないかも知れないけれど、水着を脱いでタオル1枚持って、また階段を上がっていくのです。服を着た人が行き違うし、はじめさんは、たどり着くまでかなり勇気が要ったそうです。唯一、露天が良かったので救われました。部屋に戻るまで迷子になりそうでしたが、なんとか戻れました。ギャップがあり過ぎ。

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うさぎのお饅頭。とても可愛い。あまり甘くなくて美味しかったです。この後は、小樽ビール「ピルスナー」を2本ずつ飲み、(お風呂あがりでしたので)映画を観ながら赤ワイン。そして、バーボンへ移行。しかし、製氷機が1台しかないため、氷が追いつかず出て来ません。フロントに電話したら届けてくれましたが、改善した方が良いと思います。

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10月14日(日)
露天に入りたかったのですが、ちょっと遅くに起きたのと、遠いのと手続きが面倒なので、お部屋のお風呂に入りました。朝食の会場が見えるのですが、行列が出来ている!とはじめさんが叫びます。9時過ぎに行ってもまだ並んでいました。10時迄なので、あずましくありませんが、まぁ食べ過ぎなくて良いかも知れません。ホテルは立派で、朝食も付き、格安料金で何の不服もないと、はじめさんは言いますが、あまり機嫌が良くないようです…。バイキングの後ってお昼は絶対入りませんので、そのまま中島公園へ。楽譜を買ってから公園をお散歩しました。

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中島公園は綺麗な木がいっぱいあって癒されます。

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秋らしい風景。

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カモたちが可愛い。餌をくれる人を探しているようです。今日は及川浩治さんのピアノ・リサイタル。「情熱のソナタ」です。(詳細は後日まとめますが、良かったです。とっても!)

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開演前のロビーで。ここから外を眺めるのも綺麗で素敵でした。

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美味しい秋の車旅 3

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10月8日(月)
最終日は体育の日。今日も爽やかな秋晴れで気持ちの良い朝を迎えました。昨日と同じように8時30分頃に釜土ではじめさんがご飯を炊いています。私は写真係。お、ポニーのミントちゃんに男の子が乗っています。スタッフの方が「こんなに大人しい馬は、珍しいんですよ」と言っていました。アルフレッド君は、やたらミントちゃんにちょっかいを出してスタッフの方に怒られていました。

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レストラン「ミュンヒ・ハウゼン」の前でエゾリスを発見。木の実が用意されているので、お腹が空いたら食べに来るようです。可愛い。突然、市庁舎と呼ばれる管理棟から、粒の整ったスケールが聴こえてきました。はじめさんは、サン=サーンスの動物の謝肉祭に出てくる曲「ピアニスト」だよね。なんて言っていましたが、違います。少しピアノの事を忘れていましたが、3日間も弾いていない時にスケールを聴くと、ちょっと罪悪感があります。フェーリエンドルフにはピアノが置いてあるコテージも何棟かあり、予約の時に言うと練習させて頂けるのです。前回、申し込んだのですが、とても落ち着いて練習する時間はありませんでしたので、ここでは弾かないと思います。それに、あんなにはっきり外に聴こえると、ちょっとね…

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そうこうしているうちに炊き上がったようです。(^^; いつも食べているお米なのと、昨日は火力が弱かったので、今日は思い切って強火で炊いたそうです。おこげを作る余裕もありました。ん~、一段と美味しい。今朝は、私が鶏小屋へ行って産みたての卵をゲットしました。こんな豊かな暮らしが出来るなんて素敵ですね。見て下さい。この卵の色!100円ショップで見つけた「牡蠣醤油」は、はじめさんが絶賛する程の美味しさですが、ついでにお茶碗も買って来て、このお醤油で卵かけご飯~♪

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こちらは私の卵かけご飯。大葉を散らしています。右の写真の中央のカップですが、昨日、水光園で頂いたもので、カツオの佃煮みたいな感じです。ありがたいですね。頂きます!

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残ったご飯をチャーハンにして持ち帰ります。卵を2個使っていますが、こんな綺麗な色になります。フワフワですよ!

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畑で収穫した「スイスチャード」。茎が鮮やかでびっくりしますが、ほうれん草のようで美味しいです。これにランチョ・エルパソで買って来た「どろ豚のチョリソー」と一緒に炒めました。

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チェックアウトの11時。もう少し居たかったですが、慌ただしく帰り支度をして、ゴミ出しなどをしてアルフレッド君の所へ行きました。大きいので、最初はおっかなびっくりのお子さんも、色々な葉っぱを摘んでアルフレッド君にあげていました。柏の葉が好きなようで、もっと頂戴とはじめさんに催促しています。「また来年も来るよ」と言うと、言葉が分かるのか優しい眼差しで、そしてちょっぴり寂しげな表情で見送ってくれました。

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今回、初めて中札内の道の駅に来ました。私たちは、ここの道の駅が大好きで、帯広へ来たらいつもP泊していました。「フェーリエンドルフ」を知ってからは、より中札内が好きになっちゃいました。鶏肉の唐揚げアラカルトとアイスプラント。それにしてもイイ天気です。お天気に恵まれて最高の車旅となりました。

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こちらが「豆資料館・ビーンズ邸」です。初めて入って見ることに。豆畑拓男さん(架空の人物)は色々な趣味をお持ちで、なかなか見応えがありました。

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十勝野フロマージュ本店。ここへ来たのも初めてです。お天気が良いのでテイクアウトして外で頂きました。カマンベールとあずきのダブルにして2人で頂きました。コーンのスプーンだと説明したのに、はじめさんときたら、美味しくてすぐにスプーンを食べてしまいました。(^^; あずきが特に美味しかったです。流石は十勝。美味しい物がいっぱいあって、困ってしまいますね。

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道の駅の後は、昨日行った水光園へ行きました。もう、はじめさんは大のお気に入りの温泉だそうです。もちろん、私もですが。そして、温泉の後は帯広から高速に乗って一気に帰宅しました。あ、まだ開いていたので小樽のユニクロに寄りました。思い出の品々。(一部)
お天気に恵まれ、今回も充実した楽しい旅でした。

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