真っ赤な秋の車旅/晩秋の函館 1

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11月3日(土)
珍しく土曜日の祝日ということで、レッスン休みです。今季最後の車旅は函館。家から、蘭越の道の駅が休憩ポイントになります。風が冷たく寒いです!お天気は、今ひとつですが、紅葉が綺麗で絵本の中をドライブしているような気分でした。今回は「トマニン」は、祝日も日曜もお店が休みだと確認したので、別の所へ行き当たりバッタリで行ってみようということに。第一候補の「カフェレストラン・ソマリ」。ちょっと分かり難い所にありましたが、見つけられたので歓喜したら、なんと「定休日」の札が!別のカップルも定休日を知らずに来ていたようです。

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第2候補は谷地頭にある「同楽舎」。”おにぎりあたためますか”で紹介されたお店で、担々麺しかありません。ここは駐車場が無いのがちょっとマイナスポイント。みなさん、路駐禁止では無い所に車を置いて食べているようです。さて、ようやくお昼だと思ってニコニコしていたら、「本日のスープはおいしまいです」の札が!ガーン。ここも早く来ないとダメみたいです…気を取り直して、2割引きの案内が届いていた「ノイ・フランク」へ行きました。最初に来た時、ソーセージのお店なのにワインを置いているのが、マスターの拘りというかお洒落だなと思いました。赤と白のテーブルワインと2割引きなのでソーセージもまとめ買いしました。

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さて、以前行ったことがある「ビストロ・コパン」へ行ってみましょうという事に決定!ところが、お店が無くなっているではありませんか!こんなことって。きっと移転しているのではないかと調べてみると、やはり移転していました。電話で確認して営業しているとの事なので行っみることに。ちょっと分かり難い場所でしたが、ようやく遅いランチにありつけました。はじめさんは一日5食限定の「大人様ランチ」。私はお肉のランチ。各1,300円です。ランチとしては、ちょっと高いですが、人参のスープ、写真のプレート、私はパンとバター、それにコーヒーとデザートが付いています。

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ガトーショコラ。「う~ん、大人な味だね」と、満足そうなはじめさん。そうそう、ここはバターが絶品なのでライスではなくパンをオーダーする人が多いようです。はじめさんもお気に入りのバター(310円)をテイクアウトしました。この後は、温泉へ行く予定ですが、お腹がきついので函館のユニクロへ行ってみました。すっごい混んでいてびっくり!はじめさんは旅行前にネットでゲットしましたが、私は函館でプレミアムダウン・ウルトラライトジャケットをゲットです。軽くて暖かくて良いですねぇ。(この旅行で大活躍しました)

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温泉は都会的な「北美原温泉」に行ってみました。清潔で女性に人気があるようです。温泉の後は、ハセストでシュワ~とするワインを買って、お気に入りの道の駅、なとわ・えさんへ行きました。幻想的な夜空で、星が綺麗でした。明日は晴れそうです。

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霜月

午前中は大人の生徒さんのレッスン。お休みの電話が無かったので、3週間ぶりに今日はレッスンできるなと思っていたのだけれど、律義にお月謝を届けに来てくれたのでした。帯状疱疹が治り切らないうちに帯状疱疹神経痛というものに移行したとか。痛みが続き座っていられないとのこと。だから、ずっと立ったままレッスン室でお話していました。「やめたくないので」と必死におっしゃるので、あぁ練習出来ない事を悩んでいるのだと思いました。焦らず、10分、15分と弾けるようになったら、短いレッスンから始めましょうという事に。今日は少し話す事が出来て良かったです。

午後の少し遅い時間から、今日は遅くまで学生のレッスン。小5の女の子は、質問に答えるのが苦手。ようやく蚊の鳴くような声で答えるのだけれど、聞き取れないので、レッスンがスムーズにいかない。その事でご父兄に相談した事があるのだが、家では五月蝿いぐらいによくしゃべるので、ちょっと静かにしてねと言うくらいなのだとか。照れ屋さんのなのでしょうね。次の小2の女の子は、しばらく泣きグセから遠ざかっていたのだが、最後の方で涙していた。それでも、得意な曲になると表情がガラリと変わって自信を持って弾くのだから、お母様がおっしゃるように、負けず嫌いなのだな。次の生徒さんも小2。こちらはいつもニコニコ。よく練習してくる時は勿論、あまり弾いていなくても、取り敢えずニコニコ。ハキハキしているし、レッスンがはかどる。生徒さんから、補助ペダルをもう使わなくなったので、教室で使ってくださいと預っているのだけれど、アコースティックで練習している小さい子は小2のRちゃんだけなので、お母様にお話すると喜んで下さり、早速、持っていかれました。これで足をぶらぶらせずに練習できるし、ペダルを使う曲も楽しく練習できるでしょう。次は中2の生徒さん。お正月のお弾き初め会で弾く、ピアノ・コンチェルトのスコアを1ヶ月前に渡しているのだが、何ページもある大曲なのにまだファイルに入れないまま。そういう時ってやる気が出ない時なのだ。この子は乗せると本当に凄いのだが、エンジンがかかるまでに時間がかかり、いつもハラハラさせられる。しかし、これでは楽しくないし、一緒に弾く私も練習が出来ないのだ。それでも、ちょっと合わせていくと楽しそうに弾きだして、やはりもっと練習してくれば良かったなという顔をしていた。レッスンノートには前代未聞の「まじめにね!」という判子を押され、こんな判子があったのですか!と驚いていた。滅多に付くことのない判子を付けられ、大受け。最後のレッスンの高1のお姉ちゃんに、ノートを見せてと言われていた。(^^; 進学校に通いながら、ハードな部活をこなしているお姉ちゃんは、練習の仕方がとても上手でいつも感心する。

毎日、バラエティな生徒さんが相手。レッスンもその人その人によって違うし、その日の気分、体調などを見ながらレッスンするのは、ちょっとお医者さんに似ていると思う。昨日、病院へ行ってから膝がだいぶ軽くなったので、週末は今年最後の車旅で函館へ行く計画を立てている。

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労りながら、付き合っていく

20年前に右膝の手術を受けた北海道整形記念病院に、20年ぶりに行った。数年前に雪道で大転倒した際に再発したような感じになり、以来だましだまし来たが、長時間ピアノを弾いたり、ガーデニングに精を出したり、ちょっと無理をすると膝が腫れる。先日は1年ぶりにボウリングをして帰宅したら痛みが生じたので、思い切って病院に電話してみた。靭帯断裂の手術の執刀医が、まだ膝の中に骨片が残っていて、将来悪さをするかも知れないというのを思い出したからだ。その時のK先生は、もう居ないことは知っていたが、20年も経っているので一度見てもらったほうが良いという事。はじめさんも、職業病の腰痛を調べてもらいたいという事で、今朝早くに出かけた。

病院は、20年前とすっかり変わっていた。近代的でとても立派になり、洒落たカフェまであり、病院ではないかのようだ。 はじめさんは、ひたすら驚いていたが、私は骨片を取り除くために手術になるかも知れないとか、そうなるとレッスンをどう調整しようとか、待っている間に色々考え過ぎて疲労困憊気味であった。合理的な案内手順に従って、はじめさんの診察は早くに終わって、「治らないと言われた」であった。レントゲンを撮り、診察を受けたが、骨の老化によるもので、リハビリなどで付き合っていくしか無いのだという。でも、はっきりして良かったとの事で表情は曇っていなかった。担当医は違うが、かなりの時間差で呼ばれた私はドキドキしていた。医師はなかなか現れず、ようやく現れドカッと椅子に座りレントゲン写真を見た第一声は「なんじゃこりゃ」。複数の医師の診察を受けてきたから予想は付いていたけれど、ちょっと無神経過ぎませんか?だって小6の時に発症して繰り返してきたのだから、年齢にそぐわないのは分かってるって….やっぱりK先生に診てもらいたかったな。骨片の事は問題視されずに少し溜まっていた水を注射器で抜き、薬を入れるという従来の処置だった。手術をするとしたら、人口膝関節を入れるという事になり、年齢的にも早いし(入れたくありません)、入れても何年かしたら入れ替えなければならないし、スポーツは出来なくなるというので、その先生も今まで通り、症状が軽くなったら適度な運動を取り入れて上手に付き合う事。という診察だった。

合理的な機械による会計で、お金を入れるのが遅いと、やたら冷たい声で「お金を入れて下さい」と連呼する。ちょっと腹が立った。(笑)
多量のロキソニンと胃薬を出された。シップはまだ良いけれど、痛み止めは飲まないなぁ。まぁ、はじめさんには必要な薬だというので無駄にはならなかったけれど。

「この歳になると、みんなどこかしら持っているものだよ」と、はじめさんは言うけれど、忌々しい右膝とこれからも付き合っていくしかないようだ。運動不足もまずいし、過度な運動は避けなければならず、難しいものだと思うが割りきっていくしかないのでしょう。医学が進歩して、快適に暮らせるようになれば良いけれど。

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また音楽の道に舞い戻りました

高校2年生の頃まで習っていた元生徒さんに、時々会う。我道を行くタイプの、とにかく個性的な子だった。
自作曲などを書いてくる事もあり、見せてもらうと、けっこうな曲を作っているので、発表会で披露してみましょうという事になった。「草原にて」というタイトルだったと記憶しているが、3分程の曲を見事に自作自演した。当時中学生だったけれど、音楽の先生にも褒められたと嬉しそうに報告してくれた。
腰の高さまで降った大雪の日。交通は麻痺、歩く道も無し、雪かきに追われグッタリしていると、レッスン時間になって、その子だけはやって来た。かなり遠いのに、どうやって来たの?!と聞くと、道なき道を自ら道を作り(雪の中を漕いで)やって来たという。その根性に驚かされた。しかし、それから間もなく美術の方へ進みたいからと、音楽ではもう間に合わないというような事を言いスパっと辞めてしまったのだ。
それが今日、「また音楽の道に舞い戻りました!」とニコニコして言う。中国琵琶を習っているそうで、携帯で演奏している写真を見せてくれた。ピアノではなく、中国琵琶っていうところが彼女らしいというか、本当に個性的だと思う。まぁ、やっぱり音楽が好きなのでしょう。いつかまたピアノも復活したいと思う時が来るかも知れないし。個性的な人が弾くピアノは、やはり個性的で、私はレッスンしていて楽しかった。それにしても時が経つのは早く、彼女も30歳を超えているのだろうと思うと、私も歳がいくわけです…

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小山実稚恵ピアノ・リサイタル「音の旅」

第14回~夜のしじまに~

2012年10月26日(金)
札幌コンサートホールkitara小ホール

プログラム

シューマン:森の情景 作品82

ラヴェル:「夜のギャスパール」

—————休憩———————

ショパン:ノクターン13番 ハ短調 作品48-1

ショパン:バラード第4番 ヘ短調 作品52

スクリャービン:ソナタ第9番「黒ミサ」 作品68

グラナドス:「ゴエスカス 」~恋するマホたち~より 第4曲「嘆き、またはマハと夜うぐいす」

シャブリエ:ブーレ・ファンタスク

【アンコール】
ショパン:ノクターン 第1番 作品9-1

スクリャービン:ノクターン 作品9-2(左手のための作品)

ショパン:ワルツ 第7番

*********************

小山実稚恵さんの「音の旅」シリーズに出かけました。第1回目の「白」を聴いてから何回か聴いていますが、今回は 「黒」です。”夜のしじまに”と題されたこのプログラムを見て、好きな曲ばかりが並び、驚きました!ということは、私も夜の曲が好きなのでしょうね。欲を言うと、リストの「メフィスト・ワルツ第1番」が入っていればと思いました。この曲は、違う回で弾かれるようです。ステージの上には、黒の色彩をイメージした木にお花がコーディネートされていました。一際目立つ真っ赤な花が印象的で、ゾクッとしました。さて、今宵のコンサートの解説に小山実稚恵さんがステージに登場。黒のドレスが素敵でした。

プログラムは 、シューマンの「森の情景」から始まりました。全曲演奏ですと、結構なボリュームがあります。穏やかな曲で締めくくられると、後ろから「こんな難しい曲があったのね」と聞こえてきました。以前に発表会で取り上げた事がありますが、よくこれだけの作品を弾くメンバーが揃っていたものだと、私も感心してしまいました。続いて最も聴きたかったラヴェルの「夜のギャスパール」。”オンディーヌ”の美しく悲しい調べが会場を満たします。そして不気味な”絞首台”。第3曲の”スカルボ”では、もう心臓がバクバクしていました。この超難曲を演奏するのは勿論大変ですが、聴くのもまた難しいものだと思いました。曲がメロディアスではないと、よく分からないと思う人も多いようです。はじめさんと私はバクバクしながら聴き入っていましたが、隣の方は、ちょっとついていけないという感じでした。ラヴェルの作品で「鏡」より”道化師の朝の歌”を弾いた事がありますが、これも大変な難曲で必死に演奏しました。がしかし母と何人かの大人の生徒さんに「よく分からない」と言われてショックを受けた事を思い出しました。でも、やはり弾いてみたいと思う魅力がいっぱい詰まっている曲なのです。「スカルボ」はリストのメフィスト・ワルツが下敷きになっているそうですし。最初は小さな悪魔が会場を駆けまわっているようでしたが、次第に巨大な悪魔に変身していきます。バクバクが最高潮に達した時、悪魔はニヤッと笑って姿を消してしまいました。ラヴェルの美学なのだとか…。固唾を飲んで聴き入っていた はじめさんもホッと安堵したようなため息をついていました。

後半はショパンのノクターン第13番ハ短調。ノクターンというより、バラードのようで唯一ステージで弾いた事があるノクターンです。そしてバラード第4番。前半まで少し不安定な箇所がありましたが、後半からの盛り上げ、圧巻のコーダに持っていく小山さんは流石!と思いました。 次がスクリャービンの「黒ミサ」ですからね。本当に凄いプログラムです。一転して、グラナドスの「ゴイェスカス」から最も有名で美しい”嘆き、またはマハと夜うぐいす」。ん、正直なところ、この曲の出だしを聴いて、別の曲が演奏されたのかと思ってしまいました。それほど元気が良くて、私には”嘆き”には聴こえませんでした。ちょっとイメージが違うようでした。プログラムの最後はシャブリエの”ブーレ・ファンタスク”。初めて聴く曲でしたが、明るくお祭りのような曲調で、闇から完全に放たれたようなイメージを受けました。

アンコールは、お約束の3曲。 まず、ショパンのノクターン第1番が優雅に演奏されました。次に演奏された曲を聴いて、舘野先生の十八番なので、すぐにスクリャービンのノクターンだと分かりましたが、左手のための作品なのです。いやぁ、これにはかなり驚きました。器用と言ったら失礼ですが、左手だけでこれだけの演奏が出来るのは本当に素晴らしいと思いました。はじめさんも、びっくりした!と言っていました。最後はショパンのワルツ第7番を、アンコールならではの速いテンポで軽快に。そういえば、曲と曲の間であえず拍手を入れずに、シーンとした会場にちょっとびっくりしたのですが、かなりの方がこの「音の旅」に通っていらっしゃるのでしょうね。それだけ小山実稚恵さんの演奏が人気があって支持されているという事なのでしょう。7年目の折り返しということですが、これからも素敵な演奏をお届け下さい。

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演奏者に対して容赦のない咳

午前中レッスンの予定だったが、体調不良のため欠席でレッスン休みとなった。帯状疱疹にかかったという事で先週に続き欠席。母や知人もかかった事がある病気で、痛みを伴うらしい。安静が一番なのだろうけど、ご自身のお仕事、家事などあるから、なかなかゆったり安めない現状のようです。あまり無理せずにお大事にしてください。

午後から集中してピアノに向かっていると、恩師から電話が。先日のコンサートのお電話で、いつもは葉書が届くのだけれど、相当お疲れのよう。そう午後2時スタートで終わったのが7時近かったのだ。4部構成の1部を除く会の全てのトリを務められたのだから無理もありません。とにかく凄い数のプログラムだったので、ステージの上には2台のピアノが置かれ、次の演奏者が待っているのでした。そして、暗闇の中を演奏者が登場しては退場されるので、客席はいつ拍手をしたら良いのか戸惑っていました。(^^; プログラムも見れない程の暗さでしたが、スムーズにプログラムを進めるための演出だったのでしょう。でも、演奏の後には、やはり拍手をしたいのにと、ちょっと不思議な感覚に包まれました。

沢山の先生がご出演されていたので、小学生のお子さんも多かったです。丁度、通路を挟んだ席の子が、ひっきりなしに大きな咳をするので、ゼスチャーで静かにねと合図したのですが、全然ダメでした。こちらをチラチラ見ながらの咳はわざとらしく、隣の席のお母様も知らんぷりです。本当の咳なら、せめてハンカチを当てさせるとか注意して欲しいものです。しかし、その子も最初から最後まで居たのには驚きでした。私たちは耐えかねて4部で席を移りましたが、おしゃべりな人、鈴を鳴らす人、ビニール袋を開けてパンを食べだす人が居て、先日のキタラでも驚きましたが、マナーが….
3部からナレーションが入ったり、照明が加えられたりと、ステージも華やかになり、また演奏も素晴らしかったです。熱心に聴いている方や、演奏者に失礼なので、もう少し聴くマナーを指導していく必要もあるのではないかと思いました。(^^;

26日(金)は小山実稚恵さんのピアノ・リサイタルに出かけますが、ゆったり聴けたら良いなと思います。

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わすれものNo.1

生徒さんが、教室に忘れていく物で一番多いのは傘。
我が家では100円ショップで買ったのが多いけれど
生徒さんのは結構高そうなのがあって
忘れても気が付かないのか、寄付してくれているのか定かではないが
傘立ての傘が日増しに増えている…

旅先で突然雨に降られて、高いビニール傘を何度買ったことか…
そんな傘は、荷物が一杯なのに、もったいないからと持ち歩いてきたり。
お気に入りの傘を、電車の中や、旅先(遠くは知床とか)に忘れてきた事も何度かあった。

私自身は、傘を持って歩くのが嫌なので、ちょっとくらいの雨だったら持たいないか
仕方がなく折りたたみのを持って出かける。

雨の降る日が増えてきた。
一雨ごとに寒さが増して、やがて雪になるのか…。

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パガニーニ大練習曲第3番「ラ・カンパネラ」

ラ・カンパネラとはイタリア語で「鐘」という意味。しかし、ラフマニノフのプレリュード3-2「鐘」とは、かなりイメージが違い、リストの鐘の音は軽やかで綺羅びやかだ。クラシックに疎い人でも「ラ・カンパネラ」を知っている人は多く、教室の生徒さんにも人気が高いようだ。

この曲の難しいところは、跳躍する音を軽やかに小指で弾く事。プロのピアニストでもミスタッチが目立ったりするので、怖い曲だと思う。

子供の頃に習っていたピアノの先生がアンドレ・ワッツが弾く「ラ・カンパネラ」が素晴らしいと、熱く語ってくれた事があり、私もいつかワッツのリサイタルで聴いてみたいと思った。そして、それは20代の時に叶った。パガニーニ大練習曲、全6曲演奏したのだ。オール・リストのプログラムでロ短調ソナタもあった。瞬きをする瞬間も惜しむくらい、とにかく凄い演奏だった。

「ラ・カンパネラ」は、リストの作品で1番最初に弾いた曲なので思い入れがあるが、かなり前に弾いたきりで、発表会が終わってからブダベスト版を使って譜読に取り掛かったが、結構時間がかかてしまった。楽譜は数冊持っているけれど、勉強していた時のコルトー版が私は1番好きで使いやすいと思います。

コルトー版はショパンのエチュードでも使っているけれど、練習の方法や、解説が細やかで丁寧で良いですよね。パガニーニ大練習曲では、6番のイ短調も弾きましたが、変奏曲になっていて大好きな曲です。凄く苦労しましたが…。ラフマニニノフも「パガニーニの主題による狂詩曲」を書いていますが、この主題に魅せられてブラームス、シューマンも書いています。

全曲弾くことが目標ですが、3番、6番の次に弾くとしたら5番の「狩り」だと思う。

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ヒドジョウのゲンさんとお別れ/熱帯魚との暮らし

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2009年1月7日。我が家にやって来たのは2匹のグッピー(ペア)とヒドジョウ。ドイツ・イエロタキシードのルーツであるパクとミクは、アクアリウム初心者だという事もあり、その年の6月と8月に他界した。ゲンさんは、実はメスだったようなのだが、到着早々に私によって命名されてしまったのだ。

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その後すぐに、はじめさんがミックス・プラティを購入した。そして、すぐに産仔したので、慌ててゲンさんを隔離した。ゲンさんは、よほど怖かったのか気絶してしまった。そして、私たちはぐったりとしたゲンさんを見て、最初、死んでしまったのかと思ったのだ。

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最初は1つの水槽で、グッピー、プラティ、そしてゲンさんと混泳していた。消灯時間になると、姿を隠すプラティ、本気で眠るグッピーたち。ところがゲンさんは、容赦なく暴れ回り、かなり迷惑な存在だった。

短命な熱帯魚たちは、次々と他界していった。水槽を3つに分けて、ゲンさんは専用の水槽で昨日まで暮らしていた。かなり身体が大きくなって、2倍近くになった。ここ数カ月は体調が悪かったようで、ひっくり返ったままで、死んでしまったのかと何度も思った…そんな状態だったから、昨日の朝、はじめさんが水換えをした時に、ゲンさんが死んでいるのが分かったのだ。
でも、気をつけていたから、それほど時間は経っていないと思う。レッスンを終えると、はじめさんが「ゲンさんが死んだよ」と、私に知らせにきた。いつになくショックを受けているようだった。

4年弱も一緒に暮らしたから、これから淋しくなる。家に来てくれて、ありがとう!ゲンさん。もう少し可愛い名前を付けてあげたら良かったね…。

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芸術の秋/コンサートラッシュ

残暑の厳しい北海道でしたが、過ごしやすい秋はつかの間で、一気に寒くなり、今日は子供たちのグループレッスンという事もあって、ついにボイラーのスイッチを押した。生徒さんが入っている吹奏楽部の定期演奏会だったが、来週はキタラで小山実稚恵さんのピアノ・リサイタルがあるため、2週続けて休めずに今年も出かけることが出来なかった。明日は恩師のコンサートがあり、例によって突然、招待券が送られてくるので、予定していたグループレッスンは来週に延期。午前中のレッスンが終わったら、すぐJRに飛び乗るという感じ。記念演奏会という事で、数時間にわたり繰り広げられる内容らしい。はじめさんは、腰が大丈夫か心配している。コンサートの後は小樽ビール倉庫N0.1へ行こうかと思っている。滅多にお店で飲むことが出来ないでいるから。

さて、発表会明けのグループレッスン。寒さなんかなんとも思っていない元気な子供たち。久々に集まるのが嬉しいのか、終始賑やかである。グループリーダーが注意しても全然言うことを聞かず、先生に席を替えられたり。落ち着かない子はリビングへ行きなさいと言うと、途端に静かになる。(^^; 暫く、ハンドベル・アンサンブルの練習をしていたが、音楽ノートを使って聴音をした。絶対音感のある子が1回聴いただけで答えてしまうのだが、いかんせん、それを楽譜にすることが出来ない…。 レッスンが終わってから、近くのセブンイレブンがリニューアルしたという事で、粗品の醤油を貰いに行ってみた。おぉ、余市にも100円でコーヒーが飲めるようだ。明日、JRに飛び乗る前にコーヒーを買っていこう。

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