ピアニスト ユジャ・ワン

すごいものを見てしまった。
2008年にスイスのヴェルビエ音楽祭の行われたピアノリサイタルが
TV放送されたのだが、昨夜ようやっと、腰を据えて見た(聴いた)。
はじめさんが録画しておいてくれたものだが、だいぶ前に少しだけ冒頭の方を
聴いて、あぁ、これはゆっくりと見たいと思っていたのだった。

ユジャ・ワン。初めて聞く名前。
プログラムの最初にリストのロ短調ソナタ。
20代の若い女性ピアニストが、どんな演奏をするのだろうと思ったが
切れのある演奏で、思い切り好みのピアニストだ。
あまりの激しさにスタミナが持つのかと思いつつ、途中からそんな事を忘れて
聴き入ってしまった。
ロ短調ソナタは、悪魔的な激しさあり、甘美で美しいメロディも盛りだくさんで
壮大なドラマが繰り広げられていく大曲だが、いやぁ素晴らしかった!
余韻に浸っていたかったのに、この大曲の後にすぐ弾き始めたのだ!
「くまばちは飛ぶ」。そう、リムスキー・コルサコフの名曲をシフラがアレンジした曲。
このアレンジものは初めて聴いたが、超絶技巧を見せつけるにはうってつけの曲。
最初っから、こんなに飛ばすピアニストって珍しい。相当な自信家なのだろう。
赤のドレスに着替えて、後半はスクリャービンのピアノソナタ「幻想ソナタ」と
ラヴェルの「ラ・ヴァルス」。
まさに難曲ばかりのプログラムだったけれど、余裕綽々。
「ラ・ヴァルス」はオーケストラでもよく聴くけれど、こんな凄いピアニストだったら
ソロで十分オーケストラを楽しめると思う。
若き天才ピアニスト ユジャ・ワン。堂々たる演奏ぶりに恐れ入った。

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やる気満々のピアノレッスン

ここのところ、よく練習してくる生徒さんが増えてきた。
昨年12月に入った4歳のお子さんは、「次のレッスンはいつ?」と、いつも
お母さんに聞くのだそうだ。4歳だけれど、「4歳のリズムとソルフェージュ」は
1ヶ月ほどで終わり、今は「5歳のリズムとソルフェージュ」に入っている。
やはり、読み書きが出来ることは大きい。
リズムとソルフェージュは、ひとりで練習できるようなので
興味があって好きなら、どんどん読めてしまうのだろう。
小さいお子さんはト音記号でもド~ソまで覚えるまで時間がかかるが
音符カードを使って1オクターブの音名が言えるようになった。
すでにヘ音記号も読めるようになっていたのには驚いた。
「ピアノは好き?」と聞くと即答で「好き!おもしろい!」と答えてくれる。
難関のバトンタッチも出来るようになり、ピアノも宿題の先を練習しているようだ。

小4のRちゃんは、ピアノが大好きな生徒さんだが
以前は自分の弾きたいものを勝手に弾くタイプ。宿題はあまりやらない。
だから練習時間も短かかったようだ。
しかし、コンクールに出たい気持ちが強く、親御さんに言ってみたところ
親御さんは「今のような状態では、まず10年は無理だろうね」と言われたと
私に笑って話した事がある。
コンクールに出たい気持ちは益々強くなり、最近の練習内容は目を見張るものがある。
先日、お母さんからお電話があり「ようやく本気になってきたようです」と
納得してもらえる程、練習しているようだ。
Rちゃんは練習してきた曲を私と一緒に弾いたり、曲の感想を聞いたり、
私が解説しながら弾くのが嬉しいのだと家で話すのだという。
新しい曲を出される事も嬉しくて、すぐに報告するのだそうだ。
積極的にレッスンを受けてくれる生徒さんのレッスンは私も嬉しいです。

小6のTちゃんは、小さい頃から習いたかったピアノを小5から始めた。
もうすぐ中学生だが、キャリアはまだ2年。とても努力家で練習は教室でも
1,2を争う生徒さん。それでも練習時間は1時間。練習の仕方が良いのでしょう。
やる気の出るレッスンでは、曲の数は多い方が良いように思います。
「時間があったら見てきてね」と、次の曲を説明すると大抵はどんな曲だろうと
弾いてみるのだそうです。
そして、何も説明していない曲も、これはどんな曲だろうと弾いてみるのだそうです。

生徒さんは先生に多大な影響を受けるのでしょう。責任重大です!
友人のピアノの先生から届いた年賀状には「自分に似た個性的な生徒ばかり」
だと書いてあった。
私の生徒さんは「難しくて長い曲を弾きたい」と口をそろえて言う。(^^;
私もまだまだ走り続けないといけないなぁ。息切れしないように頑張ろうと思う。

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久しぶりのウォーキング

朝からレッスンだったので、おーちゃんが心配だったが
気持ちを切り替えレッスンした。
午後1時過ぎ、急いで水槽を見にいったがすでに息絶えていた….
病気にかかってから一番タフで、毎日を懸命に生きようとするガッツは
見習いたい。
小さい命だけれど、1匹1匹に思い出があり、お別れは寂しい。
最後まで見守ることが出来て良かった。

お天気が良かったので、午後から久しぶりにノルディック・ウォーキングに
出かけた。ポールを持って歩くので雪が在る方が自然に見える。
滑らないように靴底には例の「ヤックトラック」を付け、ポールを持つと
凄く安定感があり、どこまでも歩いていけそうな気がした。
実際は、5~6キロくらいだったと思う。
なにしろ久しぶりで万歩計は忘れるし、タオルは忘れるし。(^^;
冬でも、けっこう汗をかくので気持ちが良かった。
やっぱり外を歩くのは良いものだなぁ。

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熱帯魚との暮らし

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昨年1月。B型人間のはじめさんが内緒で突然、熱帯魚を飼った。
通販でドイツ・イエロータキシードのグッピーたちが届いたのには驚いた。
そして、第2弾も内緒でミックスプラティが届いた。この中にミッキーマウス・プラティが
一匹入っていて、2月5日に稚魚が10匹生まれた。左の写真。
右の写真は3月11日。約1ヶ月後の成長した稚魚。

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5月7日、60センチの水槽に引越し。大きく育ったオスの「おーちゃん」

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8月11日の60センチ水槽はプラティとグッピーたちが混泳していて
とても賑やかで華やかだった。おーちゃんも元気そのものに見えた。
ところが、それから間もなくのこと。おーちゃんの尻尾に白っぽいものが見え
それから、その部分が溶けていくのだ。初めて知った病気「尾腐れ病」だった。
初心者のはじめさんは、大したことはないだろうと思っていたようだが
この後、水槽に異変が起こり始めた。まずグッピーのオスが次々と急死した。
グッピーの父親「ぱく」も急死してしまった。それからプラティのメスも見た目には
なんでもないのに急死した。おそらく「えら病」にかかっていたと思われる。
それから隔離病棟に移った「おーちゃん」。尻尾が縮んだり伸びたりを繰り返し
大丈夫かと思い、再び60センチ水槽に戻したが、「尾腐れ病」は治らなかった。
以後、隔離病棟で暮らし、一緒に生まれたミッキーマウス・プラティのメスが3匹とも
死んでしまったが、おーちゃんは年を越して頑張っていた。
そのおーちゃんが、昨日の朝。身体を横にして苦しそうにしていた。大抵はそうなると
あまり持たない。あるいは気がつかないうちに亡くなったりしていた事もあった。
しかし、おーちゃんは今日も横になりながら、生きようと必死だ。倒れた身体を何度も何度も
起こそうとする。人間の側から見たら苦しそうで可哀想だけれど、生きようとするおーちゃんの
ファイトは凄い。静かに見守りたいと思う。

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盛岡冷麺「北緯40度」

だいぶ以前「盛岡冷麺」を通販で購入して食べてみたところ、はじめさんの反応は「ゴムを食べているみたいだ」と酷評だった。コシが強くツルツルしているところがイイのに分かっていないなぁと思った。


年末に「仙台牛タンオフ」を行った時に、盛岡にお住まいのにっしーさんから人気の「ぴょんぴょん舎」の冷麺をお土産に頂いた。帰宅した翌日に頂いたのだが、「流石に本場の冷麺は違う。美味い!」と言う。ようやっと分かったのかと思った。本当にこういうところがB型人間はじめさんなのだ。おっと、世の中のB型の人すべてに当てはまるわけではありませんので悪しからず。

さて、我が家で最近はまっているのが「盛岡冷麺」である。岩手の味の麺匠 戸田久「北緯40度」がお気に入りだ。冷麺の他に「温麺」や「ビビン麺」、「じゃじゃ麺」なども注文してみたが、やはり冷麺が一番美味しい。

冷麺と言えばキムチ。私たちは辛いのが好みだけれど、少しでも変な甘さが入っていると駄目。ちょっと酸味があり辛いのが好き。上野の「キムチ横丁」に行ったことがあり、ここなら美味しいキムチに出会えるだろうと思ったのだが、意外と好みではなかった。

2種類購入したらサービスも付けてくれて、それが量がありホテルを転々としながら食べ続けたが、完食できず自宅まで持ち帰りラーメンに入れてなんとか食べきったのだ(^^;

「盛岡冷麺」の本場ではスイカを入れるらしいが、ちょっと意外でびっくり。我が家ではキムチ、ゆで卵、ゆでモヤシ、辛しネギ、ハム、豆腐などを入れる。ゆでチンゲンサイも美味しかった。第2便が今朝届いたので、また週末が楽しみ♪

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月見うさぎ

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はじめさんの従妹が結婚されたので、お祝いの品をと小樽の北一ガラスに出かけました。
たくさんの中から選んだのは「月見うさぎ」という麦酒グラス。
春夏秋冬の4つのデザインと色が3色あり、とてもとても迷いました。
手造りのため、ひとつひとつが違います。デザインは「春」、色も決まってから、大きさ・濃さ
形など、本当にひとつひとつ違うので選ぶ楽しさもありました。
凄く素敵なグラスだったので店員さんにお願いして写真を撮らせてもらいました。
気に入ってもらえるといいなぁ。個人的には右の色が好きです。
はじめさんは自分たち用にも買おうと言いましたが、お値段がよくて諦めました。(^^; 

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雪が降っていましたが、小樽は相変わらず観光客が多いです。
プレゼントが決まってホッとしたので六花亭でシュークリームを食べました。
1個70円でコーヒーのサービスがあり嬉しかったです。
私はキャラメル、はじめさんはカスタード。どちらも美味しかったです。
せっかく出てきたので南樽市場でお買い物をしてから帰りました。

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偏屈だと思う

ここのところ仕事に忙殺されているはじめさんだが、昨日の夕方のこと。
レッスン休みでピアノに向かっていると、突然レッスン室に現れ「今なら行けるかも?」と言う。
とあるお店に行きたかったのだ。出かける準備をしていると仕事の電話がかかってきた。
やっぱり無理なのかなと思っていたら、「いや、行ける」と言う。
そうしてやってきた、とあるお店は午後5時前だったが、まだ明かりが付いていた。
ホッとしてお店に入る。今回は、今まで買わなかった「へら蟹の燻製」に目が行った。
小さいへら蟹が2ハイあったので「これください」と言ったら
「クーラーボックス持ってきましたか?」と聞かれ、ちょっとびっくり!
「いやぁ、すぐそこですから」と言ったのだが、「札幌から来た人も、よく言うんだよねぇ」
と、なんだか感じが悪く、ただならぬ雰囲気になってきた。
たかが「へら蟹」(と言っては何ですが、私にとってはそうなので)でしょ。
毛蟹でもタラバ蟹でもない、ましてやズワイでも花咲きでもない。「へら蟹」なんだもの!
隣町の古平町では1,000円もあればスーパーの袋にいっぱい詰まった
「へら蟹」を購入できた。夏日の事である。それが何故!?
しかも、お店には常温で置いてあるのだ。それが何故!?
「燻製のへら蟹」がどんなものか食べてみたかったというだけのことなのだ。
しかし、店主にはどうしても欲しいと映ったのか「おとり置きしておきますから
クーラーボックスを取りに行っては?」と言うではありませんか。
もう、ただ呆れるばかりで、はじめさんと苦笑い。
「そうまでして欲しいわけじゃないので。だって、ね。へら蟹でしょう?」
この時点で地元の人間だと分かったみたいだが、はじめさんが
「黒川町まで車で数分だけれど、何か問題があるのですか?」と聞いたら
「燻製の風味がなくなり、茹で蟹よりも美味しくなる。まぁ、簡単に作れますから
ご自分で作ってみたら?これは隣の人が来てもクーラーバックが無いと売らない
決まりになっていますので」という。
ポリシーとか拘りの頑固オヤジとかのお店は、なるほどと頷くものがあるけれど、そうではないように思う。どうやら地元の人間にではなく、観光客に食べてもらいたいようだ。
これ以上「へら蟹」で時間を潰したくないので出てきた。
それにしても元旦以来のアルデオ君に乗って束の間のドライブが何にも悪い事をしていないのに
気分が悪くなった。アルデオ君も気分を害したのか、走行中に後ろのワイパーが止まってしまった。もう来る事はないだろうと残念に思った。
はじめさんは、もともと「へら蟹」は嫌いなので尚更だけれど、どんなものか夏になったらスモークした「へら蟹」を作ってもらおうと思う。
何しろ簡単に作れるらしいので。

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左手の強化

お弾き初め会に弾いた、リストの「ハンガリー狂詩曲10番」。
オクターブの和音の連打や、左手の旋律に右手の細かい音符をバランス良く乗せるのが難しい。
数分のコンパクトな曲ではあるが、きっちりまとめあげて弾く事の難しさを改めて痛感する。
リストのほとんどの作品が、リスト自身がピアノの技巧を磨くために書いたもので
次から次へと技巧的なパッセージが出てくる。
10番ではグリッサンドの部分が、指を痛めなければ難しくはない。
いずれにしても、余裕を持ち楽しみながら弾けるようにならないと。

左手のピアニストとなって活躍されている舘野先生ですが、当初は
「いままでいかに左手をおそまつに使っていたのかがわかった」とおっしゃっていました。
インヴェンションなどを弾いていても、右手の音を頼りに左手が弾いているのが分かる。
生徒さんが暗譜を忘れたり、つっかえるのもほとんどが左手の音が分からなくなるのが原因。
今年は「左手の強化」を実践しようと思う。

当面の課題曲。
左手を意識してインヴェンションの暗譜
左手強化のハノン
リスト:ハンガリー狂詩曲10番 
ショパン:インプロンプチュ1番、4番、「革命」 
ベートーヴェン:ソナタ12番「葬送」 
ショパン:バラード4番 

2時間の練習を1日2~4回出来るようにしたい。

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練習時間を検討する

生徒さんに「どれくらい弾いているの?」と聞いたところ、毎日弾いている派は思ったより少ない。よく練習してくる子で弾く時間は平均30分。長くて40分だと言う。

「ウォーミングアップ程度の時間しか弾かないのか…ずいぶん短いのねぇ….」と、かなりガッカリした声でつぶやいたのかも知れない。すると、つぶやきが効いたのか、次のレッスンに変化が表れ始めた。あきらかに音が変わっている。しかも自信のある演奏になっている。「もしかして練習時間を増やした?」と聞くと、ニッコリうなずく。嬉しい瞬間だった。

将来ピアノの先生を目指している小4のRちゃんも、そのひとりだ。ベートーヴェンが好きで、弟子であるツェルニーのエチュードを熱心に弾くようになった。「ただ、教えられるかどうか….」と10歳の子が不安げに言うので驚く。弾く事においては自信があるのだろう。実際は、まだまだだけれど頼もしいなぁ。

大人の生徒さんは、練習熱心な生徒さんが多い。どんなに仕事がハードでも、練習を始めると我を忘れてピアノに向かうようだ。レッスンまでと思い練習をしていたら、夢中になりレッスン時間が過ぎていて電話をした事もある。近くて良かったです。

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読書の時間

子供の頃は本を読むのが好きで、お昼休みや放課後に図書室へ行くのが日課だった。
最初はSFものを次第に純文学へと好みが変わっていった。

大晦日のレッスンの事。
遠方から通っている小6のSちゃんは、いつもレッスンバックに漫画本を入れている。
はじめさんは「漫画を読む子は本を読まない」と断言していたが、そうではない。
練習中の曲の解説文を音読してもらって驚いた。もの凄い早口でスラスラ読むのだ。
それにしても解説文って、どうして堅苦しく、難しい文章が多いのだろう。
先生方は読まれるのだろうか?ましてや生徒さんは絶対読まないのではないかと思ってしまう。
文章の中に「~当時、漸次一般化してきた演奏法と一致している~」という箇所があり、
読み終えてから「ざんじで合ってたかな?」と聞かれた。
正しくは「ぜんじ」だけれど、暫時と漸次は微妙に違う。
「暫時」は、しばらく。「漸次」は、しだいにという意味なのだそうだ。
勉強にはなったけれど、解説文はもう少し分かりやすい方が生徒さんも参考にして読むのではないかと思う。
Sちゃんは、速読が得意で分厚い本でも1日で読破してしまうらしい。
私は、「文章を味わって読むのが好きなので、マイペースでゆっくりと楽しむのが好きなのよね」。
などと会話したが、Sちゃんはピアノを弾くより目を輝かせ「へぇ~」と嬉そうに、
そして、「私は、質より量」と語った。
「ピアノもそれくらい熱い演奏をしてくれたら良いのにね」と言うとへへへと笑った。

最近は、小説を読まなくなった….
一時期は図書館へ足を運んでいたが、だんだん本を読む余裕がない生活になっている。
今年は小説が読める、ゆとりのある生活をしたいものだ。

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