蜘蛛から逃れた赤い蝶が舞い降りてきた

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お買い物に出掛ける前に庭の花に水遣りをしていると、目の前に小さな赤い蝶が舞い降りてきた。

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この蝶は恐らく、蜘蛛の巣にかかって間一髪というところを助けた、あの時の蝶なのではないかと思った。あの時、花びらのように見えた赤い蝶は、まるでお礼を言うようにフワフワと飛んで、そして行ってしまった。

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土曜日、運動会の予定でレッスンを昨日に変更した中2の生徒さんは、運動会が今日に延期になったという。今日はお天気も良かったので、朝は花火が上がって運動会のお知らせがあった。

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今年は町内会の班長で、はじめさんは会報を配ったり、集金したり忙しそうだ。もうすぐ余市祭り。お祭りのお花をピアノの上に飾っているし…。

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暖かかったので、窓を開けると、カッコー、オオジシギ、ギィーッと叫ぶように鳴く鳥たちの声が聞こえてきた。

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1週間が経つのは早いなぁ。先週はユンディ・リの演奏会でレッスン休みだったのだが、2週間ぶりに来た生徒さんたちは、すっかり練習の仕方を忘れていたり、とんでもない勘違いをしてきたり、高音部の音が読めずに練習できていなくて泣いてきたりと、散々であったが、まぁそれも成長していく上では必要な事なのかも知れません。

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7年ぶりに再開した大人の生徒さんは、すっかり指の筋力が衰えて、特に左手が全然音が鳴らないと言います。音を鳴らそう鳴らそうとするあまり、身体に力が入ってガチガチになり腕が使えていないので、歩く時に自然に腕が動くように、ピアノも呼吸をして腕の重さを利用してみましょうと言うと、だんだん打鍵が出来るようになってきました。不思議なもので力が入れば入る程、ピアノって鳴らないのですよね。上手な人の演奏は本当に見ていてラクに弾いています。

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宮田 大チェロリサイタル

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2016年6月5日(日)
札幌コンサートホールKitara大ホール
チェロ:宮田 大
ピアノ:ジュリアン・ジェルネ

Program

●サン=サーンス:白鳥「動物の謝肉祭」より
●ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
●ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ ホ短調
●ポッパー:ハンガリア狂詩曲

—————–intermission————–

 

●プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調

Encore

●グラズノフ:吟遊詩人
●ラフマニノフ:ヴォカリーズ
●J.Sバッハ:無伴奏チェロ組曲 第一番より「プレリュード」
●植松伸夫:サマルカンドにて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

チェロリサイタルに出掛たのは、2000年に聴いたミッシャ・マイスキー氏の「無伴奏チェロ組曲」以来の事です。宮田大さんの事はTVでよく拝見していて、いつか機会があったら聴いてみたいなぁと思っていました。北海道では何故か北見でのリサイタルが行われていてTV放送がありました。ピアノはジュリアンさんでした。7年になるパートナーだそうです。

当初のプログラムはサン=サーンスのチェロ・ソナタでソナタが3つだったのですが、「主催者さまのご依頼で変更になった」と宮田大さんから説明がありました。だからでしょうか。珍しくプログラムというかパンフレットが無かったのです…。しかし、変更になった2曲は馴染みのある曲ですので、お客さんにとっても良かったのかも知れません。私もラヴェルの「亡き王女のパヴァーヌ」の美しい世界に浸る事が出来て幸せでした。ヴィヴァルディのソナタも凄い良い曲でした。第4楽章まであり、Largo Allegro Largo Allegroと交互に演奏されます。ホ短調という調性が切ない哀しみを訴える調で、宮田大さんの表現力に惹き込まれました。第4楽章 8分の3拍子の小気味の良い演奏であっという間に終了。プログラム前半の最後はポッパーの「ハンガリア狂詩曲」。これは超絶技巧的を要する曲で楽しかったです。リストのハンガリー曲から第2番&10番は勉強した事がありますが、緩やかな「ラッサン」と急速な「フリスカ」で構成されます。情熱的で激しいフリスカを演奏し終えると、なんと弦が切れていました。凄かったです。隣に居たはじめさんは「ピアノと息がピッタリだね」と感心していました。ジュリアンさんのピアノが素晴らしかったです。

後半はプロコフィエフのチェロ・ソナタ。初めて聴く曲でしたが、聴いていて、あぁプロコフィエフだなぁと感じました。打楽器のようにチェロが演奏する部分が多く登場したのが印象的でした。ピアノとの掛け合いが面白かったです。

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Encoreがまた素晴らしかった。美しい演奏、美しい世界に溜息が出ました。最後の音の余韻まで聴き逃すまいとしていた会場のお客さんも素晴らしかったと思います。今年30歳で宮田大さんは9月にサントリーホール30周年記念でバッハの無伴奏チェロ組曲を演奏されるのだとかで、サプライズ演奏してくださいました。リサイタルでは必ず邦人の作品を演奏するという事で最後は植松伸夫さんの「サマルカンドにて」でした。拍手が鳴り止まなかったです。良いコンサートを聴かせて戴いて感謝です。

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休憩中に「一會集」というアルバムをGETしました。サイン会は長蛇の列。

 

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ラヴェルの「亡き王女のパヴァーヌ」やフランクのソナタが入っていて嬉しかったです。

 

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お二人のサインを戴いてきました。

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リサイタルの前に緑の小径を散策

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6月5日(日)

午後1時からKitaraでコンサートなのでブランチです。それにしても、東札幌からKitaraって凄く近くてびっくりでした!札幌ファクトリーに行こうと思っていましたが、遠いのでやめて超久しぶりのビクトリアステーションにしました。10時開店のお店って少ないですよね。

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若い頃はワンコインで食べられたのでよく利用しましたが、久しぶりに来たら進化していました。ジューっと焼きながら戴くハンバーグが美味しかったです。
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初めて利用した駐車場から中島公園に向かうとここに出ました。ピカピカの豊平館。快晴ですが、ちょっと肌寒かったです。
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長い事Kitaraに通っていますが、中島公園の中に日本庭園が在ることは知りませんでした。
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こういうスポットって癒やされますね。

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何だか得をした気分。
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サクランボのような可愛い実は何でしょうか?池の傍で読書する人が絵になっていました。
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突然、カモちゃんが道を横切っていきました。彼らは大人気ですね。
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青空に映えてキングサリが綺麗。我が家にもありますが、こんなに大きくなるのですね~。
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宮田大さんのチェロリサイタルはKitara初。小澤征爾さんとの演奏会をTVで観た時に聴きたいなぁと思っていました。
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素晴らしいリサイタルでした。ピアノのジュリアン・ジェルネさんとの息もピッタリで、休憩中にCDが飛ぶように売れて、「Firstアルバム」は完売でした。でも「一會集」の方がフランクのソナタなどが入っていて、私は良かった。サイン会では、ご覧のような長蛇の列が出来ていました。お二人のサインを戴いてきました。
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演奏会後の豊平館。清々しい気分でした。(^-^)

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東札幌は穴場かも

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6月4日(土)
土曜日を希望する生徒さんが増えて、朝は8時過ぎから6レッスン!慌ただしくも美味しい「おうちパスタランチ」。午後から札幌に出掛ける用意をする前に、まず練習〜。特にお店の予約などしていないので、午後3時半に出掛けるというのは、ちょっと優雅な気分。

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だいぶ前に利用した東札幌のホテルを取りました。ここに付属している「鶏家とことん」が、なかなか良いです。

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ご覧のようにご満悦のはじめさん。

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大して飲めませんが、グラスを持つとスマイルになる私です。そう、大して飲めないので二日酔いには決してならないのです。(^_-)-☆

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流石の「鳥わさ」!

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メニューが豊富なのが食いしん坊の私たちには何より嬉しい。(•ө•)♡

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つくね盛り合わせが楽しい〜♪

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ホテル周辺を少し歩いてみると、私たち好みのお店が色々ありました。東札幌って穴場なのかも知れません。ホテルのすぐ傍に美唄焼き鳥の三船を発見!

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三船のお店に入るのは初めてです。美唄焼き鳥の本家より、かなり上品な感じです。山形のお酒「ばくれん」がありました。超辛口で私もこれは好きです。

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初ホッピー。なかなか面白いお店でした。

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言いがかりをつける人って何なのだろう

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今朝は母の通院で小樽へ。6月だというのに連日とても寒いです。病院は割合空いているように見えましたが、1時間半近くも待たされて母は車椅子でぐったりしていました。診察室の前の通路が狭くて、車椅子の母を階段の下のスペースで待機して下さいと以前、病院の人から指示されていたので、そこで待っていると、隣に居た介護人のような人に大きい声で「そこに居たら階段を使う人の邪魔になる」と言われた。しかし、そこの階段は時々スタッフが使うのであって、十分に通れるのだ。ましてや指示されてそこに居るのであり、何故、大きな声で邪魔だと言われなければならないのか。

大きな声で言いがかりをつけてきた人にそっくりな人を思い出した。◯◯ハで習っていたのだが、喧嘩して辞めてきたと言う。それで教室に入ったのだが、まさにクレーマーだった。グループ・レッスンの曜日がご自分の仕事休みとぶつかると、子どもと会話できないようにわざとレッスンを組んでいるだとか、発表会での出番を自分の仕事が終わってから聴きに行きたいのでプログラムの最後にして欲しいと言われた事もあった。学芸会でも同じ事が言えますか?と聞くと、「それは…」と詰まって、その後も増々クレームを付けてくるようになりました。生徒さんとは良い関係で、上手な子でした。ある日「お母さんは音楽の事をぜんぜん理解してくれない…」と寂しそうに私に言った事がありました。そして、子供の意思ではなく母親が「面白くないから」という理由で、発表会の後に辞めさせてしまったのです。

そんな事を思い出して、ようやく診察室に呼ばれた、ふぅ。帰宅して「わらび入りソバ」を作った。

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レッスン室が特に寒いので今日は暖房を入れました。先日、Birthdayの日に小樽バインのショップで買ってきた「初しぼり」です。辛口のロゼで美味しかったです。お誕生日の特典で10%オフになり、可愛いペアグラスをプレゼントしてくれました。

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ニセコでGETしたアスパラも最高に美味しいです。

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元気な男の子が教室に入りました

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体験レッスンをして、元気な男の子が入会しました。お父さんとお母さんも見えました。男の子は懐っこい子で「せんせい」と話しかけてきます。例によって「スオミ」から”滝”をやってみると、とても面白かったようです。パンダのカスタネットも気に入ってくれたようで、ハンドベル・アンサンブルではカスタネットを担当してもらう事になりました。「やったー!」と喜ぶ男の子。

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引き出物で頂いた素敵なワイングラス。九谷焼きなのですって。青い方が好みですが、白のグラスになりました。

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今日も我が家のカレーは辛かった。

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嵐のBirthday/小樽ビール倉庫No.1

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昨日に続きJR余市駅に来ました。17:30頃のJRで小樽へ出ます。

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17時を過ぎると切符が買えないようで、前の方から乗り整理券を取ります。今日はマイ・バースデーですが、もの凄く風が強い。家を出てすぐ傘が強風で壊れたので、はじめさんは家にポンチョを取りに行きました。

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小樽運河。これから小樽ビール倉庫No.1へ向かいます。

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◯◯歳の記念撮影!寒っ

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倉庫No.1に到着。

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6月1日蔵出しの「ロッゲンビーア」。まるで私のバースデーを祝ってくれているような気分。(^-^)

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プロースト!ライ麦40%ですって。ん~フルーティですね。ヴァイスに近いかな。スパイシーチキンが合う。

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最初の1杯は中のグラスで。グラスを持つと何故かスマイルになります。(^-^)

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2杯目は小のグラス。このグラスがとっても可愛い。ブリッジトースト美味しかったです。

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最後に注文した田舎風テリーヌ。お腹いっぱい。ご馳走様でした!

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強風で壊れた傘。オレンジの方は修復できました。

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ユンディ・リ ショパンを弾く

2016年5月31日(火)
札幌コンサートホール Kitara大ホール

All Chopin Program

バラード第1番 ト短調 Op.23

バラード第2番 ヘ長調 Op.38

バラード第3番 変イ長調 OP.47

バラード第4番 ヘ短調 OP.52

—————–intermission————–

 

24の前奏曲 OP.28
1.ハ長調 2.イ短調 3.ト長調 4.ホ短調 5.ニ長調 6.ロ短調
7.イ長調 8.嬰ヘ短調 9.ホ長調 10.嬰ハ短調 11.ロ長調
12.嬰ト短調 13.嬰ヘ長調 14.変ホ短調 15.変ニ長調 16.変ロ短調
17.へニ長調 18.ヘ短調 19.変ホ長調 20.ハ短調 21.変ロ長調
22.ヘ長調 24.ニ短調

Encore

ノクターン第2番 Op.9-2
中国民謡 彩雲追月
アンダンテ・スピアナート

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ユンディ・リを聴いたのは2回目。前回の記事です。

2005/ 9/21 Wed.

ユンディ・リ ピアノリサイタル2005

場所:札幌コンサートホール Kitara 大ホール
ピアノ:ユンディ・リ

 

2000年にポーランドのワルシャワで開催された第14回ショパンコンクールで、18歳にして史上最年少の優勝者となったユンディ・リ。 その話題のピアニストの演奏を今日初めて聴きました。 キタラの大ホールがピアノリサイタルでほぼ満席になるのは珍しく、開演前から場内は活気に溢れていました。
気品があってハンサムなユンディ・リが颯爽とステージに登場。 モーツァルトのピアノソナタ第10番からドラマは始まりました。 中学の時に弾いた大好きな曲です。 爽やかで清々しい風を感じる演奏。 続いて、シューマンの謝肉祭。 こちらも大好きな曲。 優雅で情熱的な演奏に、すっかり夢見心地になってしまいました。 先日、発表会のステージで音の鳴らし方に苦労していた私は、ユンディ・リさんの大きな演奏に目が釘付けになっていました。 良い音、演奏を引き出すために、全身を使って、しかし無駄な力を使わず、バネでフォルテを引き出す。 そして、繊細な音も自在に奏でるテクニック。 見ていて大変勉強になりました。 後半はリストのスペイン狂詩曲から。 色々なピアニストの演奏を何度か聴いていますが、何度聴いても凄い曲です。 ピアニストにとってもチャレンジ的な曲なのでしょう。 でも、リさんは余裕のある演奏で、拍手が入らなければ、そのまま続けてショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズに入る感じでした。 凄みのあるリストの曲の後に、ショパンのなんとも言えない繊細で情緒のある音楽の組み合わせは、聴いていてたまりませんでした。 大ポロネーズはダイナミックなフォルテが場内に響き渡ります。 とにかくカッコイイ! ファンが多いのも頷けます。 割れんばかりの拍手に応えて、アンコールは東洋的な響きの曲が2曲演奏されました。 お国、中国の曲なのでしょうか。 どこか懐かしい感じのする美しい曲でした。 拍手が鳴り止まず、何度も何度もステージに現れるリさんの姿を見るだけで、場内はますますボルテージが上がり、その人気ぶりがうかがえました。 終わっても、なお余韻に酔いしれている隣のお客さんに失礼して前を通ってきた私です。 大変な実力と魅力を兼ね備えたピアニストのドラマを堪能してきた一夜でした。

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この後に尖閣問題でキャンセルがあったりで、私はユンディ・リのリサイタル聴いたのは実に11年ぶり。まだ33歳なのですね。雨の中、会場に到着すると凄い人でした。会場はほぼ満員。相変わらずの人気ぶりです。プログラム内容を見て、最初にバラードを弾くのだろうか?と、ちょっと不思議に思いました。実際に始まって、バラード1番の冒頭の音Cの位置に手がありました。あ、本当にバラードから始まるのかと思ったのは私だけでしょうか。

良い感じのスタートでした。しかし、ゆったりと聴けると思っていたのは束の間。唐突にテンポがおかしくなる!?最初は「え?」と思ったのですが、何度かそれが発生します。そうなる時はペダルを強く踏んで、まるでテンポコントロールに集中しているような感じを受けました。1番を聴いて、この状態で4番まで行けるのだろうか?何だかとてもハラハラしてきました….そして、それはやはり的中。明らかにおかしいです。どの曲も不安定な感じ。美音なので、余計にそれが目立つのかも知れませんが、やはりショパンは怖い。誤魔化しが通用しないです。もしかするとコンデションが悪いのでしょうか?本来ならテンポが速い箇所も敢えてゆっくりに弾く。でも本当は速いテンポで弾きたいというジレンマなのかも知れないと感じました。だから唐突にテンポが速くなり、音が抜けて、そのパッセージは諦めて次へ行く。止まるなぁとハラハラするけれど、最後まで弾き切るので大きく崩れた印象はありません。周りは盛大な拍手を送っていましたが、その中に居る自分は、何だかとても違和感を覚えました。曲が終わるたびに拍手が入っていましたが、それには応えませんでした。4列の左側の席に居たので、袖に戻る彼の表情が見えるのですが、苦悩しているように見えました。一体、ユンディはどうしたのでしょう….

休憩にビールでも飲もうかと思いましたが、あまり寝ていなかったのでやめました。後半のプレリュード1曲目でも例の症状が。またなのか…と思いましたが、2番から立ち直って、ようやく彼らしい演奏を聴くことが出来ました。しかし、後半でも、今度こそ止まる!と思う場面がありました。恐らく、この症状は今夜だけの事ではないような気がしました。だから逆に開き直れて、持ち直し、最後のニ短調は圧巻の演奏でした。それにしても、2005年に聴いた彼とは別人のようでした。こんなにハラハラするコンサートを聴いた事がありません。ただ音は素晴らしく綺麗なのです。

1万円のチケット。レッスンを休んで交通費をかけて札幌まで行くので、コンデションが悪いシーズンは休養してコンサートはしないほうが良いのではと思い、ちょっと残念でした。あくまでも私の感想です。多くの人は盛大な拍手を送っていました。

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今週は忙しい…! Kitaraでピアノ・リサイタルを聴く

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朝早くに庭に出て水遣りをしていると、大人の生徒さんのご主人がワンちゃんの散歩をされていました。今日は夕方から札幌に出てコンサートを聴くので、8時頃まで寝ようかなと思いましたが、やる事がいっぱいあって、8時になってしまいました…。午前中は買い出しやら用事で過ぎてしまった。

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ハンドベル・アンサンブルで以前はエレクトーンで弾いた箇所をグロッケンでと思ったが、この小さい楽器で演奏するのは難しいので、担当の生徒さんと相談してスコアを変えようと思う。

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天気予報では「雨が降る、雨が降る」のオンパレードだったけれど、お昼過ぎまで雨は降らなかった。16時頃のJRで行く前に唐突に降り出す雨。はじめさんにJR余市駅まで送ってもらった。ユンディ・リのチケット1万円!なので本日は独りです。傘を持つのが煩わしい。

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札幌駅をグルグル周って、どこかで食べようと思ったけれど、中島公園まで行って、いつものライフォートで「あんかけ焼きそば」を注文した。周りを見ると、みんな同じオーダーで、看板メニューなのですね。隣の年配の女性2人もユンディ・リのリサイタルに行くようです。かなりのファンという感じ。

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雨の中島公園。傘を差しても濡れました…

コンサートノートは後日。ちょっと考えさせられるコンサートでした。ここのところ色々とあったようですね。

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宮山の小径/歴史的遺産

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29日の朝刊に、昨日、歩いた有島地区「宮山の小径」が載っていてビックリ!

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まさにこの写真でした。水色の小花はワスレナグサなのでしょうか

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小川があって気持ちの良い小径でしたが、道沿いに草が背丈よりも高く伸びていて景観を損ねていました。カモが居たのに….

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新緑がとても綺麗でした。時々、視力が回復するのは新緑の効果なのではと私は思っています。この日はサングラスをかけて歩きました。

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有島記念館も綺麗にお手入れされていました。

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