2016発表会プログラム/Little Players vol.25

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夏休み最終日。毎日、暑いです!

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リビング、寝室、レッスン室と移動するたびにクーラーを入れています。3台フル稼働する日もあり、まるで内地の夏のようです。

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ゲルギエフのショスタコーヴィチを毎日のように聴いていますが、このコメントに驚いたというか、先日の野外コンサートのラストの様子を見て、なるほど~と思いました。ゲルギエフ氏はショスタコーヴィチの交響曲の中で印象的なのは4番の8番のラストだと。「聴衆は素晴らしい余韻に、ただただ浸りたいと感じる事でしょう」。だから、演奏後にすぐ拍手してはいけなかったのです!邪魔なだけとまで、おっしゃっています。それにしても、8番は凄まじい不協和音の連続、緊張した音が大音響で鳴り続けます。その後に訪れる「ゆったりとした音楽、静寂」が見事なコントラストだと思う。もう少しじっくり聴いてみたいと思います。

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2016発表会プログラムを載せました。さて、明日からノンストップで緊張が続きます。

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お家で戴く生ウニ丼

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漁師さんから直で仕入れた「生うに」との事で、量も味も、もう笑っちゃうくらいの美味しさでした。ミョウバンを使っているウニとは全然違います。あんまり美味しくて、写真を撮るのは忘れませんでしたが、海苔を忘れました。

ランチの前に発表会の花束とProgramの印刷をお願いにいきました。間違いがないか何度も原稿を見ますが、何度確認しても心配です…。

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余市産の桃。小振りですが、美味しいです。

7月末からレッスン出来ないでいた姉妹のレッスンをしました。5歳になったばかりの子はハンドベル・アンサンブルのリズムがまだ出来ないからイヤだと言って、レッスン室に入るのを拒んで、石のように固まっていました。完璧主義者のようで、出来ないとダメ!と思ってしまうのは、楽しく続けられなくなる要因にもなりかねないので、自信を持たせる事が大事です。なだめてレッスン室に入るように促すと、気持ちを切り替えるのが早く「りょうてでひけるようになったよ!」と言います。綺麗な音で流暢に弾いていました。

お姉ちゃんは「弾けない所は無い」と頼もしい反面、やや楽観的です。まだ弾けていないところがそのままでしたが、伸び伸びと演奏するのでレッスンが楽しい生徒さんです。

休みのような休みでないような短い夏休みは明日迄。

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甘い想い出

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甘納豆たっぷりのお赤飯。甘納豆は洗って甘みを落として使うのだと、叔母から聞いて、かなりびっくりでした!それでも、かなり甘いです。甘いご飯が私は得手ではないので、「おはぎ」も子供の頃から逃げまわっていました。(笑)でも、今日は少しだけ戴きました。ん、やっぱり甘いです。

父親の仕事の関係で、建前が2件も3件もあると、お赤飯が大集合したので、それが食卓に出されるのが不満でした。建前のは小豆のも多かったですが、あったかい白いご飯の方が断然好きでした。今では懐かしい想い出です。そういえば、叔母が作る甘いお稲荷さんは何故か凄く好きでした。逆に、はじめさんはお稲荷さんは苦手だそうです。

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夕方、発表会の舞台のお花を担当してくださるお花屋さんへ。家のパラソルも大きく育っているので、当日使えそうだったら舞台にスタンド付きで飾ろうと思う。それから、はじめさんの発表会の衣装を選んだ。曲のイメージカラーはグレーですが、ドンピシャなのがあって良かった。

我が家の「ワインの日」だったので、夕食はトマトをたっぷり使ったナスとチキンのパスタ。激ウマでした。おうちパスタもお店に負けないくらいに美味しいと思う。キリリと冷えたカヴァで乾杯!

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お盆初日はお墓参り&親戚の集い

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昨年に続き叔母の家で親戚の会食に参加した。昨年はまだなんとか歩行が出来た母だったけれど、今はほとんど車椅子の生活なので、家の中に入るまで、家の中での移動がもう大変でした。段差のある階段はスッと足が動くのに、フラットになると途端に動きが悪くなる。棒を使ったりして目標を示すと一歩一歩ですが動けました。

大人気の「かねしちのザンギ」を1kgお土産にしました。お店が混んでいて、予約しておいて良かったです。これは老若男女OKな食べ物ですね。とても大きいのですが、母は2個食べていました。それにしてもお寿司の量が凄い!今年は一人一皿付く「生うに」は母だけ戴いて、他の人は家に持ち帰って「うに丼」にするという事になりました。すこーし、母から味見させてもらえるかなぁと思っていましたが、美味しいと言って完食してました。

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食が細くて、ズボンもブカブカになってしまうほど痩せてしまった母ですが、今日は食欲旺盛でびっくりでした!こんな大きな「らいでんメロン」も綺麗に完食。1年に一度の会食に参加できて良かったです。叔母はお赤飯を一升5合も炊いたそうです。甘納豆入りのお赤飯は、北海道独特なのだとか。私はちょっと苦手ですが、はじめさんは喜んでいました。

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今日も猛烈な暑さでした。帰宅してから、クーラーを入れて夕方まで練習。夜も半袖でOKですが私は完全防備でガーデン焼き焼きします。

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焼き焼きしていると、お向井さんから「とうきび」を戴きました。

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健康診断&はじめさんのBirthday

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8月12日(金)

毎日、忙しく、とにかく一つ一つ行事をこなしていくことだと言い聞かせて生活しています。今日も5時過ぎに起床。睡眠時間はナポレオンを維持し続けています。今日は、はじめさんの誕生日ですが、健康診断の日でもあり、早朝、札幌に向かっています。確かに、この日に生まれた人は世間では、あまり人に祝ってもらえないのでしょうね。全国の今日がお誕生日の人「おめでとうございます!」

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会場のライフォートには8時前に到着。いつにも増して、とてもスムーズに運んで、なんと10時前に全ての検査が終わりました。昼食の11時半まで、かなり時間があるので、一旦外に出ました。

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昼食券はライフォート以外にも使えるのですが、せっかくなので会場のランチバイキングにしました。はじめさんは大好物のチャーハンを食べて「あ、シェフが替わった!」とすぐ言っていました。尋ねると確かに替わっていました。鋭いですね!この1回の量が多すぎて、お腹がいっぱいでした。

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帰宅して、私は少し練習しましたが、ドライバーのはじめさんは夕方まで休憩。それからBirthdayのお祝いをしました。しかし、医師との面談で「甘いものとアルコール」を控えるようにと10回くらい言われた はじめさん。とてもバースデーケーキの気分ではなく、大好きなカラオケで英語の歌を歌いまくっていました。英語の勉強になるようです。私は先日の野外コンサートでゲルギエフに届くように歌った効果が絶大で声量が増し、95点を連発!スカッとしました。

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予約なしでしたが「がんがら」に入れました。今日はマスターの姿が見えず、代わりに息子さんが二人!初めて見る息子さんが、よりマスターに似ていました。絶品の「梅ちそつくね」。ギリギリで間に合いました。

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焼き鳥屋さんで飲む白ワインが合います。こういう時はカジュアルで美味しい!

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ステージ練習&快晴のドライブ

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8月11日(木)
今日は新しく出来た祝日「山の日」。今日から束の間の夏休み。ランチはトマトチャーハン。

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午後1時から岩内の荒井記念美術館で恒例のステージ練習です。

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200名入るホールですが、これくらいの会場で発表会を行えたら良いなぁ。

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ここのベーゼンとも長いお付き合いですが、弾き始めると、あまりにもピアノの音質やタッチが違うので、びっくりします。

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左側の黒い鍵盤が特徴。通常のピアノは88鍵ですが、黒い部分があるので92鍵。インペリアルだと97鍵もあります。

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こんな所にも!お洒落なピアノです。

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ショパンのスケルツォ第2番を弾きますが、スコアはこの2冊。主にヘンレ版の方を使って勉強しています。

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約10分かかる大曲なので、構成をしっかりと考えて、面白いと思える演奏がしたいです。それにしても、素敵なフォルムですね。ベーゼンって!

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はじめさんは、モーツァルトの幻想曲ニ短調を演奏します。モーツァルトを美しく弾くのは難しいですよね。

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トルコ行進曲の最後にも出てきますが、長調になる箇所の16分音符に苦戦してます。楽しい雰囲気を出して欲しいです。

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当丸峠。快晴で海水浴をしている人が多かったです。

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セタカムイ岩。港から戻ることが事がなかった若い漁師の飼い犬の化身なのだとか。海に向かってお座りをしている来る日も来る日も待っていたのでしょうね…。

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とても珍しい「鱒のトバ」を入手しました。いつもならピアノの練習の後はスパとお寿司ですが、明日は健康診断なので午後10時までの飲食。ということで、まっすぐ帰って家でゆっくりする事にしました。

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珍しい「おおば」の干物。2枚で200円でした!

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明日は、はじめさんの誕生日ですが、山形の「ばくれん」という超辛口のお酒をプレゼントしました。私もこれが好きです。

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北一硝子の可愛いグラスで。はじめさんのは夏。私は秋です。

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明日から束の間の夏休み

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暑い日が続いているので温麺はずっと避けていたのだけれど、はじめさんの希望でトマト麺にした。トマトを贅沢に使って、夏野菜と炒めて、溶き卵で完成。ん~、トマトの酸味が良いです。

久しぶりの生徒さん2名のレッスン。明日から16日までレッスンはお休みです。短い夏休みに、ステージ練習、健康診断、お墓参り、親戚との会食などなど。Programも仕上げないと。

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夕食もトマトソースのお魚フライ。トマトがあるとゴージャスになります。

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ジムビームがリニューアルして、金額も200円程値上がりした。右が新しい方です。飲み比べてみましたが、同じでした。ボトルはカッコ良くなったけれど、値上げ幅が大きいですね。

丁度、卓球の福原愛選手の試合が入っていたので観戦しました。ストレート勝ち!はじめさんは「速すぎて、球が見えない!」と大興奮でした。

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やっぱりNIKKAかな。初めて、この大きな瓶のブラックニッカを買ってみました。凄く重いです。

さて、明日からの短い夏休み。充実した練習が出来ますように。

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友だちに無理難題を頼まれたら?

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お買い物に行くと、仏様のお花ばかり。ホームセンターで花苗を買ったついでに、デンファレをGET。

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今朝は、中学時代の同級生から電話があって喜んだのだが、だんだん話しているうちに核心は教室のピアノとレッスン室を貸して欲しいとの事だった。えっ!?と思った。友だちでなかったら、即答で断る話。スタジオを借りたら高いから2時間ほどで良いから貸して欲しいというのは、どういう事なのだろう…。すぐ断らなかった自分に腹が立った。

明日にでも電話しようかと思ったが、今日のうちに断った。「難しい」と一言だけね。

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家にグランドピアノがあっても、明後日はステージを借りて2時間練習します。当然、お金はかかります。当たり前の事です。もう少し、考えて欲しかったなぁ。ましてや仕事だったら尚更のことだと思う。教室には莫大なお金を投資しています。でも、それは生徒さんのためであって、他の人に提供するためのものでは決してないのです。

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昨日、ご父兄からこんなに沢山の立派なお野菜を戴いてしまいました。もうビックリです!

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あんまり立派なナスだったので触ると、「あ、棘が刺さりますよ」と。いや~確かに。かぼちゃのようなのはズッキーニなのですって。これまた飾っておきたいくらい綺麗です。大きなトマトはトマトスープにしたり、トマトソースに使わせて頂きます。感謝です。

今夜も寝る前にゲルギエフのショスタコを聴こう。DVDなので観ながら聴けて良いです。なかなか手に入らないのも頷けます。

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マリン・ブルーに癒やされて/夜の水族館Part2

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今の携帯のカメラは進化していると思いますが、やはり本物のカメラは凄いですね。これぞ夜の水族館!神秘的な深いブルーの中をカメが優雅に泳いでいました。

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涼し気で気持ち良さそう。

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何だか笑っているように見えます。 DSC_0145

小さい胞子みたいのを虫眼鏡で見ると、小さいクラゲで、泳いでいました。

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館内が暗いので他の水槽が反射して映っています。幻想的でした。

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ネズミイルカ。楽しそうに泳いでいました。

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熱帯魚はカラフルで綺麗ですね。

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ナポレオンフィッシュが小魚を食べるので、この水槽は怖かった!

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夜に出逢う。

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人が好きなのかサービスなのか。近くに寄ってきてくれて可愛かったです。この子にまた逢いたいです。

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トドたちが一斉に海水を浴びせているシーン。2回行われて最前列の人は思い切り水がかかりました。(笑)

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イルカカフェ。お洒落で素敵でした。

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PMFピクニックコンサート2016

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8月7日(日)
10時過ぎに芸術の森に到着しました。

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フレンズと一般に分かれて並びます。私たちはフレンズの4番目くらい。一般の方々は凄い列ですが、フレンズは少ないですね。優先で先に会場に入れます。

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それにしても、朝から強烈な暑さです。今年のTシャツは、はじめさん用に買っておきました。シンプルで良い感じです。

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10時半に当日券が販売されました。一度だけ無駄にした事があるので、野外コンサートだけは当日券で購入します。フレンズ会員は10%オフです。
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木陰に入るとだいぶ温度が違います。

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いよいよ開場!ファンファーレがカッコイイです。

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野外コンサートでは「ワインクーラー」で飲みます。グラスに氷をたっぷり入れて白ワインを注ぎ、強炭酸で割ります。長時間で暑い時は、これが最高。食材が沢山あったので、出来るだけ作ってきました。はじめさんは、激辛ナンバンを使った彩り玉子焼き。私は、ソーセージと夏野菜のグリル&スモークチキンの彩りサラダ。

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パンを買ってオープンサンドを作りました。スモークチキンが入ると、ぐっとゴージャスな感じになります。坦々焼きビーフンも、けっこう辛かくて美味しかったです。

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「モツの赤ワイン煮」を200グラム買いました。玉子が大きくてびっくりです。

ピクニックコンサート〈レナード・バーンスタイン・メモリアル・コンサート〉

そうこうしているうちに12時になり、ソプラノ歌手の天羽明恵さんがステージに登場されました。そして、華やかにファンファーレが森のステージに鳴り響きました。とっても暑いのですが、風が心地良くて、聴く分にはラクでした。演奏される方々は風で楽譜が飛んだり、楽譜押さえ係の人が登場されたり、野外ならではですね。

千歳ジュニアオーケストラは、とても小さいお子さんから高校生まで幅広いメンバーで参加されました。ダニエル・マツカワさん指揮の「シンコペーテッド・クロック」(アンダーソン)は可愛らしい演奏でした。指揮者が野村聡さんに替わって「交響曲 宇宙戦艦ヤマト」の壮大な序曲が、そしてお馴染みのメインテーマが爽やかな風に乗って届けられました。はじめさんは「上手だね~」と褒めていました。

前半は実に多彩なProgramで面白かったです。後半に入る前に恒例のPMF讃歌~ジュピター~を歌うのですが、音域が2オクターブ以上もあり、これを楽譜通りに歌える人は居るのだろうかと思いつつも、声が響いて気分良く歌えました。はじめさんに「バンバン聞こえてきた!」と言われました。指揮者は、今年も音楽監督のワレリー・ゲルギエフさん。凄く贅沢な気分でした。
後半のProgram
指揮:ワレリー・ゲルギエフ

ヴァイオリン:レオニダス・カヴァコス

PMFオーケストラ

●メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調 作品90「イタリア」

●ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77

Intermission

●ショスタコーヴィチ:交響曲 第8番 ハ短調 作品65

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メンデルスゾーンの「イタリア」は、納得しなかったため、出版することなく、メンデルスゾーンは世を去ってしまったのだとか。実は、このようにお蔵入りになった作品がとても多いそうです。知りませんでした…。しかし、「イタリア」は本当にイタリアらしい風景を垣間見る事が出来る作品で良い曲なのになぁと思いました。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲 ニ長調は、なんと3人の偉大なるヴァイオリニストの存在があった作品なのですって!あのサラサーテも入っています。だからでしょう、超絶技巧を要する曲で素晴らしく内容の濃い作品でした。ヴァイオリニストのレオニダス・カヴァコスさんのテクニックが凄かったです。拍手が鳴り止まず、Encoreはギターの名曲「アルハンブラの思い出」。ヴァイオリニストのEncoreって、とても珍しいですよね~。このEncoreも素晴らしかった。はじめさんは凄い!の連呼でした。

ショスタコーヴィチの8番は第5楽章まであり、演奏時間は約60分の大作です。7番、8番、9番は戦争3部作との事です。楽章が進むにつれ、次第に凶暴で凄まじい爆音が森の中で轟ました。風が木々を大きく揺さぶって、その相乗効果が抜群でした!流石はショスタコだなぁと圧倒的な音に鳥肌が立ちました。しかし、突如として、静かにゆっくりとした葬送風の音楽になりました。Programの解説には、「お約束の明るい勝利などではなく、悪夢の記憶を暗示しつつ、奇妙に穏やかで謎めいた終結へと向かう」と書いてありました。まさにその通り。終わったのかどうか分からない謎めいた余韻が漂っていました。ここで拍手が入りましたが、ゲルギエフさんは、まだ音楽が続いているという風に指揮を終えていませんでした。この作品は、ショスタコーヴィチの作品の中で最も悲劇的な作品だといわれています。最後の余韻は、戦争はまだ続いているというショスタコのメッセージなのかも知れないと思いました。

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ゲルギエフさん指揮のショスタコーヴィチ全集を持っているので、8番をじっくり聴き返したいと思いました。

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