ショパンコンクールのピアノを選ぶのは。15分という限られた時間の中で5台の公式ピアノから選ぶようです。2025年は、スタインウェイ・ヤマハ・カワイ・ファツィオリ・ベヒシュタインの中から選択し、一度選んだピアノはステージの途中で変更できないようです。
安定のスタインウェイ、大幅に伸びたカワイ

2021年のショパンコンクールで使用されたピアノは以下の5台でした。
- スタインウェイ479 (Steinway & Sons)
- スタインウェイ300 (Steinway & Sons)
- ファツィオリ (FAZIOLI)
- カワイ (KAWAI)
- ヤマハ (YAMAHA)
印象的だったのは、ヤマハを選んだ牛田智大さんが、美しく繊細な演奏だったにも関わらず、2次予選で落選したこと。今回はスタインウェイを選ばれ2次予選を通過しました。

今回はスタインウェイは50%の42人、そして、カワイが21人と大幅に伸びていることに驚きました。
- スタインウェイ:42人
- カワイ:21人
- ファツィオリ:10人
- ヤマハ:9人
- ベヒシュタイン:2人
シゲルカワイが大人気ですね。我が家のピアノはヤマハなので、ちょっとヤマハが少ないのが残念です。今年新たにベヒシュタインが登場しましたが、選んだ人は少ないです。
3次予選に進んだ20人中、日本人は3人

先日、牛田智大さんの2次予選を聴きましたが、丁寧に一音一音紡いだ演奏に聴き惚れました。美しい演奏は相変わらずですが、今回は凄みも感じます。ソナタ第2番が特に素晴らしかった。3次予選ではソナタ3番が入っていますが楽しみです。
午後から気温が上がって真っ青な海と空

今朝は寒くて、北側のレッスン室は冷蔵庫のようでした。ストーブを点けて1時間ほど練習しましたが、午後から気温が上がってマリーナでのトレーニングは心地良かったです。あれほどの酷暑でしたが、秋が深まって一気に寒くなっていくようです。