再び2週間おきに図書館に通うようになった。2週間経つのは、とても早い。子供の頃から図書館に通うのが好きだ。今日は2冊返却して、1冊を延長、そして新たに2冊借りた。
人生とは紆余曲折だなと思う

長年ピアノという楽器と真正面から向き合い、多くの生徒さんや音楽、人との出逢いを重ねてきた歩みは、本当に深く濃密なものだったと思う。
指導者としての喜びや葛藤、自身の演奏で壁を乗り越えてきた瞬間。生活や人生の節目ごとにピアノが常に傍らにあったこと。その、ひとつひとつの積み重ねが、ただ平坦な道ではないからこそ、いま振り返ったときに味わい深い「紆余曲折」として心に響くのかもしれない。

時に試練のように思える出来事や遠回りと思えた時間も、後になって振り返れば、表現の奥行きや人に対する温かい眼差し、あるいは音色の深みへと、すべて昇華されて繋がっているように感じられる。
The Long and Winding Road

中学のとき、友人にビートルズの熱狂的なファンがいて、数々の名曲を聴かせてもらったのだが、その中でも特に「The Long and Winding Road」に心惹かれた。
ポール・マッカートニーが描いたあの美しいメロディと哀愁を帯びた和声進行、そしてポールの歌声の奥にある切なさは、聴くたびに胸の奥深くへ染み入るものがあります。

ポールの作る旋律は、バロックやクラシックに通じる圧倒的な構造美を持っていると思う。曲中で歌われる「長く曲がりくねった道」は、時には途方に暮れたり遠回りしたりしながらも、最終的には自分自身の原点や愛する場所、あるいは一つの真理へと辿り着くための道筋そのもののように感じられる。

長年ピアノに向き合い、音楽と共に人生のさまざまな景色を通り抜けてきた。「The Long and Winding Road」のメロディが持つ「遠回りを重ねてきたからこその温もりや哀愁」が、より切実に響くのかもしれない。
自分だけの時間を楽しむ

ほとんどの人の人生は一本道ではなく、遠回りや予期せぬ出来事の連続なのだと思う。
最近は、お昼前に少し濃い目の珈琲を一杯飲みながら本を読む時間が楽しいひとときだ。濃い目の珈琲の苦みや香りは、意識をすっと集中させてくれ、活字を追いながらふと本から目を離したときに訪れる静けさは、音楽の「休符」のようにも感じられるのだ。その後に、3曲程の小品を集中して弾くというのが日課。勿論、練習時間とは別。



























































