通帳が無いとだめ / 時代遅れを感じる

今朝は母の保険のことで郵便局の人に相談した。以前送られた書類は入院保険だが、亡くなったので事情が変わってくるという。

母の遺品を片付けに特養へ

10時に保険の話をしてから、亡くなった病院へ診断書を書いてもらいに行き、11時に隣の特養に母の遺品を引き取りにいく約束をしていた。

1年少し暮らしたが、けっこうな量であった。殆どは衣類だけれど、施設で欲しいというものは全て置いてきた。

国民年金は14日以内に届け出なければならない

返納しなければならないものがあり、その各種手続きをするために、沢山書類にサインしあければならなかった。「銀行通帳を持っていますか?」と聞かれるとは思わなかった。

喪主のはじめさんには町から3万円支給されるといいます。しかし、はじめさんは全てネット銀行なので通帳を持っていません。こちらの手続きはネットバンクでもOKということでした。

しかし、それ以外のものに関しては銀行通帳が要るとのこと。私もほとんどがネットバンクで、たまたま「ゆうちょ銀行」を持っているのですが、他のネットバンクに移そうとしていました。そういえば、郵便局の保険の手続きにも銀行通帳が必要といわれました。ちょっと時代遅れなのではないかと思いました。

リサラーソンのお気に入りのお皿が忽然と消えた

昨日、リサラーソンの白いお皿が見当たらないので、はじめさんがまた2階に持っていたのだろうと思っていた。しかし、何処を探しても無いのだ。

運動公園の帰りに、もしかしたら「おりく膳」に皿ありますかと聞かれ、はじめさんが何も考えずに咄嗟に出したことを思いだした。葬儀屋さんに電話してみたけれど、宗教上の理由で戻ってこないといわれました。よりによって、お気に入りのお皿を出してしまった…!

白いお皿はサラダを食べる時に重宝していたの、けっこうショックだ。非売品なので手に入らないのだ。要らないお皿はあったのに、はじめさんもそこまで考えられなかったという。

今日が一番疲れた日

朝からバタバタな日で、特養と役場を行ったり来たり、その後、ものすごい寒い日だったがトレーニングをして帰宅。2時半ころ、具沢山も味噌汁を食べた。3時半からレッスンなので慌ただしい。レッスンが終わったらドッと疲れて、少し横になった。明日は朝一番に郵便局へ行こうと思う。

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あっという間に初七日を迎えた

レッスンやその他のスケジュールを変えることなく、まるで私たちの暮らしを配慮しているかのように、そう生前「あなた方に面倒はかけない」ということを本当にやってのけた母に脱帽している。

繰り上げ法要を行ったので、のんびりな初七日

葬儀と同じ日に四十九日まで繰り上げ法要を行ったので、本当にこれで良かったのかなとも思う。今日は初七日を迎えた。なんと早いことだろう。

突然、訪れた母の死に戸惑いながらも法要を行い、昨日今日と心身を休めることができた。こんなにスムーズに運ぶことができたのは、やはり母の力だと思う。改めてスゴイ人だったと思う。

カールレイモンふるさとセットが届いた

ふるさと納税の返礼品にカールレイモンが届いた。ちょうど無くなる頃に届いたので嬉しい。冷凍庫で保存できるので、少しずつ食べる予定。

これから毎朝まずは仏間へ行き、おりんを鳴らして母を偲び感謝する。今日は私たちが好きな林檎「シナノゴールド」をお供えした。

雪ではなく雨が降った

天気予報では吹雪になるといっていたのに、今日は雨が降り続いた。ランチの後、トレーニングしている間も雨。ソフトシェルを着て歩いた。シャーベットのような雪の上をスノーシューを履いてシャリシャリ歩いた。明日の天気予報は雪。今月いっぱいはスノーシューができるだろうか。

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お洒落な「おりん」が届いた / デザイン仏具

怒涛のような日々が続いていましたが、今日はレッスン休みで少しのんびりできました。はじめさんは自分用のパンを焼いていて、いい匂いが2階まで漂っていました。

信じられないような1週間だった

今週の月曜日は東日本大震災から13年経った日でした。午後3時から火災保険の説明を聞き、夕方にレッスンをしました。まさか、その日の夜に母が亡くなるとは…

病院から電話がかかってきたときよりも前に母は亡くなっていたのだと思います。亡くなっているのに心臓マッサージをし続けるのはパフォーマンスに過ぎず、「もうやめてください」というのを待っていたのがわかりました。そして、そういうと、医師は時計を見て死亡時刻を告げました。「23時12分」と。実際はもっと前だったはずです。

救いは眠っているような顔だったこと。窒息死であれば苦しかったのではないかと思いますが、苦しそうな表情をしていませんでした。しかし、少し前には元気にしていたというのを聞くと、やはり納得がいきませんでした。病院では、しばし放心状態に陥っていて、はじめさんが叔母や特養の担当者さんと話しをしていました。

午前中、札幌の友人から立派なお花が届いてびっくりしました。とても綺麗で癒されました。ありがとうございます。

とても長い1週間だった

久しぶりのパスタランチ。ランチの後はすぐにトレーニングに出掛けました。今日も天気が良くて、雪どけが進んでいましたが、天気予報では明日はかなり雪が降るそうです。

それにしても、月曜日に母が亡くなり、翌日はお通夜、翌々日は告別式で、昨日と一昨日はグループレッスンを行ったのだ。我ながら凄まじいパワーだと思ったけれど、ピアノが救いになったのは間違いない。

あっぱれな人生だった

珈琲を飲みながらイチゴを食べていると、電話が鳴った。従妹からだった。だんだんと親戚の数が減り寂しい気持ちになっていたので、従妹からの電話はとても嬉しく、今年のお盆には久しぶりに会うことになって勇気づけられた。

幼稚園に上がる前に私は大好きな叔母と岩内町の祖父母の家で暮らしていた。よく叔母と一緒に映画館に行った。母も若いころは映画が好きだったという。58歳で亡くなった叔母。はじめさんの母は55歳だった。母は88歳近くまで生きたので、あっぱれな人生だったと思う。なにしろ、70歳までパンの移動販売をして古平町や美国町に毎日行っていた。その後は「体力に自信あり」とクロネコヤマトに応募して受かった。そんな母がパーキンソン病になるとは思いもしなかった…

おりんの音に癒される

Amazonでステキな「おりん」を見つけた。ちょっと高いけれど、仏壇は買わないことにしたので、ステキな仏具を置いた方が良いと判断した。

3種類からシックな黒檀を選んだ。まるい形が可愛いし、ゆらゆらと揺れるのがいい。澄んだ音色が長く続くのにも癒される。

花々に囲まれて嬉しそう

小樽ワインで匠シリーズを買ったらサービスで付いた「ふろしき」が役立ちました。これを敷いただけでグッと素敵になった。お花に囲まれて母も嬉しそうです。感謝です。

 

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息つく暇もない 2 / グループレッスン

この1週間は、突然の母の死があり怒涛のような日々だった。グループレッスン前のレッスン休みの日に、お通夜と告別式を行った。翌日からグループレッスンだったので、レッスンを休んでいない。

グループレッスン2本立て

午後6時前から、少し大きい子供たちのグループレッスンと中学生と大人の生徒さんのグループレッスンだった。

インフルエンザに兄妹がかかって、1人欠席でした。

ピアニストは長寿が多い

今朝は札幌に住む叔母から電話があった。設計士だった叔父が認知症になったのは驚きだった。車が大好きだった叔父だったが、事故を起こして病院へ行き、認知症だと判明した。事務所も閉じて、車もおりた。どんなにショックだっただろうか。昨日の朝刊を見て、母が亡くなったことを理解したものの、すぐに忘れてしまうのだという。

ピアノを弾くことは脳トレになるので、認知症になる人は少ないといわれています。毎日、しっかりと練習をして脳トレーニングに励みましょう。

卒業式で校歌の伴奏を弾いた生徒さん

今日は中学校の卒業式でした。伴奏を弾いた生徒さんは、よほど大変だったのか、グループレッスンの曲まであまり練習できなかったようです。

私が中学生の頃は、ピアノ伴奏を3年間担当したので、みんなと歌を歌ったことが一度もありませんでした。

忙しい毎日の中でのピアノ

この1週間の間に信じられないけれど母が亡くなった。グループホームから特養に移って1年と少しだったが、ほとんど会話できなかった。それでも2カ月に1回はフリードに母を乗せてパーキンソンの病院へ連れていった。色々と大変なことが多かったが、それらが全て無くなって徐々に寂しさが増してくるのだろうと思う。それでも、ピアノと向き合える私は幸せだと思う。

 

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息つく暇もない3日間だった / グループレッスン

突然、11日の深夜に母が亡くなってから三日が経った。心の支えとなったのはピアノだった。お通夜と告別式を自宅で行ったのでピアノを弾くことができた。そして、この2日間だけレッスンを休み、今日はレッスンを再開した。

もうすぐ米寿を迎えるはずだった

退院できたら、5月9日に母は米寿を迎えずはずだった。膀胱炎は治り、翌日には退院できるはずのだったのに無念だったろう。

血液検査の結果は、いつも良好で我々よりも健康だった。まだまだ生きられたのだと思う。パーキンソン病で長い間かかった病院に、お世話になったことを伝えた。

久しぶりの運動公園

今日まで休みをもらった はじめさんは、朝から叔母夫婦の住むマンションに出掛けた。お昼過ぎに戻ってきて、急いでランチ。食べ終わるころにピンポンが鳴った。なんと叔母夫婦がタクシーに乗って我が家に来た。母が好きだったイチゴをお供えにきてきれたのだ。

シュワルツネッガーのような叔父は、母の仏間を見て「立派だ」と驚いていました。これなら仏壇は要らないといっていました。それから、レッスン室などを改めて見て周り、「ピアノばかりある家だねぇ」といいます。

仏間を整理して、母の遺影やお花を並べると、それだけで気持ちが穏やかになりました。

元気な子供たち8人のグループレッスン

子供たちはグループレッスンが大好きだといいます。集まると嬉しくて仕方がないようです。始まる前に「今日はなにをひくの?」とお互いに楽譜を広げて教えていました。

久しぶりに元気な子供たちの声を聞いた母も嬉しかったのではないかと思います。母は教室の人気者でした。

ショパンのワルツの中から嬰ハ短調の第7番を選んだ

ギリギリまで何番を弾くか迷いましたが、母が好きそうな嬰ハ短調のワルツを演奏しました。このワルツは、ワルツでありながら、マズルカ風のリズムを組み込んでいる作品で弾き手のセンスが問われる曲だと思います。子供たちはショパンを知らないがらも熱心に聴いてくれました。

 

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自宅で告別式 / いろいろと踏ん切りがついた日

参列者が少ないこともあり、セレモニー会場を使わずに自宅で、お通夜と告別式を行えて、結果的に時間にも余裕が持てて良かった。

10年以上ぶりに弟と再会した

事情があり、札幌に住んでいる弟と、かれこれ10年以上も会っていない。母が亡くなったことを伝えると、今朝、乗り物を乗り継いで来てくれた。少しは老けたけれど、あまり変わっていない。そして、相変わらず口数が少ない。

10時からの告別式。お別れの際には、リビングに棺を持ってくるので、椅子を寄せた。ご近所さんの参列もありました。

四十九日法要まで繰り上げ法要

病院からの帰りと同様に、私が霊柩車に乗って火葬場へ向かった。梅川町にある火葬場へ来たのは、何年ぶりだろう。町内でありながら、けっこう遠く感じた。お昼にかかるので、お弁当持参。私は、いつものよう「お豆腐弁当サラダ」。

自宅に戻ると、札幌の友人からお花が届きました。ご丁寧にありがとうございます。午後2時から繰り上げ法要が行われます。

母が帰って来た

家を建てたとき、母の部屋に仏間を作りました。いずれは仏壇を入れるつもりだったようですが、入れずじまいで今日まできました。葬儀屋さんから四十九日までに仏壇を入れてくださいといわれましたが、もともと我々は仏壇を置きたくないし、あまり宗教じみたことが嫌いです。この際、無宗教でいいと思いました。

お墓を建てる土地に長い間、お金を払い続けてきましたが、100~200万もかけて、お墓を建ててもいずれ無縁仏になるし、かといって80万もかけて永代供養をしてもらい、毎年管理費やら、家にお坊さんを招いてお経を唱えてもらうとか。いつまでもお金がかかります。

仏間を整理して位牌やお骨、写真、お花を並べると、ここにあえて仏壇は要らない。そのかわり3点ほどお洒落な仏具を購入しました。

長い間、別々に暮らしていましたが、母が帰って来たように感じます。

 

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母の急逝 / 別れのピアノ

昨日、火災保険の説明を受けていたときに、母が入院している病院から入院費のお知らせの電話があった。そして、22時40分に再び病院から電話が鳴った。

膀胱炎で入院したのに死因は「窒息死」

2月28日(水)に気腫性(きしょうせい)膀胱炎で入院した母だが、突然の死に納得がいかない。パーキンソン病なので呑み込みが悪いから、特養からも食事には再三の注意を払っていたという。

夜分遅くに鳴った電話に嫌な予感がした。出ると、とても慌てた男性の声で何度聞き返しても聞き取れない。ようやく「息をしていない、呼吸が止まっている状態なので、すぐに来てほしい」とのことだった。

たまたま近くなので5分で到着。医師からの話を聞くと、もう何度も心臓マッサージをしているが心肺停止だといいます。そして、「かなり辛いシーンを見ることになるので、強い気持ちで覚悟を持ってください」といわれた。その時点で、あぁもう亡くなっているのだとわかった。

スタッフが少ないから、食事の時間が遅くなったという。ほとんどの病院の夕食は午後5時半~6時だと思うが、午後7時を過ぎていたという。だから消灯時間になって、誰も見ていない時間にご飯粒を吐いたかどうかして喉に詰まらせたのだろう。

CT検査を受けた結果、死因は「窒息死」だったと判明。夕食の時間が早ければ、消灯時間にぶつからなかっただろう。これは事故だと、はじめさんが医師に訴えたが、全ての患者を救うことはできないと医師はいった。

パーキンソンで高齢だから仕方がないと、私には聞こえた。そして、明日、退院する予定だったと聞いたが、早く戻してくれたら、このようなことは起きなかったのではないのかと、怒りで気が狂いそうになった。しかし、もう母は戻らないのだ….!

病院から葬儀屋さんに電話して、母を家に連れて帰ることにした。深夜2時をまわっていた。あまりにも突然の死を受け入れられず、涙も出ない。ほとんど眠られず朝を迎えた。朝から住職が来たりで、なにかと慌ただしかった。結局、叔母夫婦と我々だけで自宅でお通やをすることになった。

お通やの前に少し時間があったので、母が好きだったショパンを聴いてもらいたいと思った。お通やが無事に終わり、明日はお別れだ。夕食前にもピアノを弾いた。別れのピアノ。

熱心な祖母のおかげで立派な戒名

祖母は熱心な信仰者で、お寺に通っていた人だときいた。だから祖母のお通やは見たことがないほどのものだった。戒名は一般的に7文字なのだそうだが、母のは9文字もある。ボウリングや麻雀が大好きだったので「遊」が入っていた。そして晴れ女の「日」も。明日はレッスンを休むけれど、明後日からはグループレッスン3本立てを予定通りにやろうと思う。母もあまり休まないでレッスンしなさいと、きっといったであろうから。

 

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あれから13年 / 火災保険の説明を受ける

朝のニュースを観て、東日本大震災から13年も経ったことを知りました。今日は午後3時から火災保険の説明を受けるので、地震の保証やピアノのことなど聞きたいと思いました。

火災保険でどれだけの保証が付くのか

数年前に2階の天窓の破損に火災保険が適用になって大助かりしたことがあります。火災保険の基本補償は、風災・落雷・水災・雪災など様々な自然災害も補償の対象となるようです。

家財が補償の対象となれば、ピアノも補償対象になるようです。それにしても、できれば震災は起きないでほしい。

13年前のあの日、ちょうどレッスン中だった

13年前のあの日。大人の生徒さんのレッスンをしていました。レッスンの前にも緩やかな地震が起きましたが、それほど大きくは感じませんでした。

はじめさんが2階から降りてきて、レッスンを中断して生徒さんと3人でニュースを観ました。まだ津波が小さい段階だったので、まさか大惨事になるとは思っていませんでした。レッスンが終わったのは午後8時過ぎ。津波の大きさと被害に愕然とした…

普段から震災に備えて、どれだけのことができるだろうか。食品を備蓄しても期限が切れたり、乾麺など保存が効くものを備蓄はしているが。家を建ててから30年経つけれど、大きな災害が起きたことはない。これからも起きない欲しい。

ガトーきな粉豆腐

ガトーショコラみたいな、絹ごし豆腐ときな粉を使ったスィーツをはじめさんが作ってくれました。血糖値も上がらないし、高血圧にも改善するようです。甘いお菓子はもう食べられませんが、工夫をすれば食べられるお菓子があるのですね。

 

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アンヌ・ケフレック ピアノリサイタル

パリ生まれのフランスのピアニストであるアンヌ・ケフレックさんのリサイタルを初めて聴くことができました。現代を代表するピアニストで国際的な舞台で活躍を続けられています。

全席完売御礼!

2024年3月9日(土)14:00開演
札幌コンサートホール kitara 小ホール
ピアノ:アンヌ・ケフレック

program

● J.S.バッハ/ブゾーニ編:さまざまな手法による18のライプツィッヒ・コラール集より
いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV659a

● J.S.バッハ: 協奏曲 ニ短調 BWV974より 第2楽章「アダージョ」

      協奏曲 ニ短調 BWV596より 第4楽章「ラルゴ・エ・スピッカート」

● スカルラッティ:ソナタ ロ短調 K.27

         ソナタ ホ長調 K.531

         ソナタ ニ短調 K.32

●ヘンデル/ケンプ編曲:組曲 第1番 HWV434より第4曲「メヌエット」ト短調

● J.S.バッハ/ ヘス編曲:コラール「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147

● ヘンデル:シャコンヌ ト短調 HWV435

intermission        

● シューベルト:ピアノソナタ 第18番 ト長調 D.894
第1楽章 モルト・モデラート・エ・カンタービレ
        第2楽章 アンダンテ
        第3楽章 メヌエット:アレグロ・モデラート
        第4楽章 アレグレット

encore

 ● サティ:グノシエンヌ 第1番

コンサートを楽しんで聴くために

パンフレットにも記載されていましたが、会場に入る前に「前半のプログラムは拍手なしでお聴きください」と係りの女性がメッセいーじカードを持っていました。後半はシューベルトのソナタなので、そちらも同じだと思いました。

●コンサートはすべてのお客と演奏者にとって共有の空間です。演奏後の早すぎる拍手が他の方の感動を損ねることがあります。ホールに響く余韻までお楽しみください。
●のど飴の包み紙の音、プログラムをめくる音、ビニール袋などのガサガサ音はとても響きます。
●リズムに合わせた大きな動作、前に身をのりだしてのご鑑賞は後ろの席のお客様の視界をさえぎることもありますので、ご配慮をお願いします。

具体的な注意事項が記載されていて驚きました。

厳かな響きに包まれる

いよいよ緑のドレスを着たケフレックさんが登場しました。モデルさんのようにスリムで美しいピアニストだなと思いました。前半のプログラムはバッハを中心としたバロック音楽。有名な曲はヘス編のコラール「主よ、人の望みの喜びよ」です。多くのピアニストがヘス編をコンサートで演奏しますよね。スコアを持っていますが、難しくてなかなか仕上がりません。

76歳のケフレックさんですが、全く無駄な動作がなく、軽やかなトリルがとても美しく繊細。すぐに惹き込まれました。そして、重厚なフォルテにハッとさせられます。歳を重ねてもピアノの指導と共にずっと弾いていきたいので、とても勉強になりました。

常に死が隣り合わせのシューベルトの儚さ

シューベルトの音楽というと、常に死が隣り合わせの儚さが漂っています。ベートーヴェンを尊敬し、一世代もあとに生まれたのに、ベートーヴェンが亡くなったのと同じ頃に後を追うように亡くなりました。31歳という若さで梅毒でした。

シューベルトの曲の特徴は、とにかく長い作品が多いことだと思いますが、ピアノソナタも第16番以降は一貫して第4楽章制。16番では同音連打やシンコペーションが効果的に使われた作品で、弱音からフォルティッシモまで音の幅がありました。ト長調なのに、すぐに暗い響きを伴っていました。常に死が隣り合わせで、明るさの中に死の不安を感じさせられました。

前半と後半を一気に演奏するスタイルで、とても集中力と体力が要るのだと感じます。大きな拍手が鳴りやみませんでしたが、もしかしたらアンコールは無いかもと思っていました。しかし、サティのグノシエンヌ第1番を、情感たっぷりに揺れながら演奏される姿に会場の皆さんが釘付けになって聴き入りました。そして、演奏が終わると、ピアノに向かって拍手され、ピアノの蓋をパタンと閉めて「もう、おしまいよ」と会場に合図する姿が、とてもチャーミングでした。

 

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土日に開催されるコンサートが多い

コロナ禍以降、コンサートは土日に集中しているように思います。今日はアンヌ・ケフレックのピアノリサイタル。楽譜を仕入れていくので9時過ぎに出発しました。

平日のコンサートは出掛けにくい

3月9日(土)

今月は22日(金)に小林愛実さんのコンサートがありますが、最近では珍しく平日。2023年9月24日(日)の振替コンサートです。やはり日曜日で出掛けやすいのでチケットを取りましたが、金曜日の夜となるとレッスン休みにしなければならないので調整が大変になります。

以前は土曜日もレッスンしていましたが、コロナ禍以降から土日にコンサートが集中しているように思います。先日取った3つのコンサートも全て土日開催です。

コンサートの前に菊地珈琲でリラックス

楽譜の大量購入で段ボールに入れてもらいました。自分用のスコアはベートーヴェンのワルトシュタインの第2楽章に書かれた元の曲「アンダンテ・ファヴォリ」。あまりにも長すぎると忠告されて全て書き直したのが現在の第2楽章。

はじめさんは朝食にパンを1枚食べてきたのに、菊池珈琲でモーニングを頼みました。ランチにお豆腐弁当を持参したので私は珈琲のみ。お替りコーヒー(200円)もしました。素敵な珈琲カップで登場するので楽しみが広がります。

キタラは大勢の人が集いました

何度も今日のコンサートはアンヌ・ケフレックだと話していたのに、はじめさんは押尾コータローのギータ―が聴けると思っていたようです。大ホールでは昨年聴いた、紀平カイルさんのピアノリサイタル。ゲストが人気ギタリストの押尾コータローさんということで、凄い人でした。

私たちは小ホール。アンヌ・ケフレックさんのピアノリサイタルは完売なので、こちらも大勢の人。指定席なので安心です。76歳のケフレックさんが、どんな演奏をされるのか興味津々。コンサートノートは後日。

コンサート後のサウナ「ポットサウナ」

美しく優しい音に包まれて、とても癒される素晴らしいコンサートでした。コンサートの後に昨年も来たポットサウナを予約していました。サウナの前にモリヒコの美味しい珈琲を飲みました。

2時間がとても早い。時間との闘いです。サウナの後にバスローブに包まれて、コールマンのインフィニティチェアで休憩すると最高です。雲のような座り心地(実際には試したことがないけれど)で人間をダメにするといわれている危険な椅子です。

入る度にロウリュしましたが、狭いのでメッチャクチャ暑くて大量に汗をかきます。それにしても3,500円と高いので、年に1回のご褒美かな。

POT SAUNA予約受付開始
 

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