選曲の重要性

オリンピックも大詰めを迎えましたが、ほとんど観戦できずに男子フィギュアも見逃してしまったので、せめて女子のは見ようと思いました。やっぱり華やかで優雅で観ていて感動します。

重厚なラフマニノフの「鐘」


ショートプログラムの日はレッスン休みでしたのでライブで観戦できました。そして、フリーの今日もレッスン前にライブで観戦できました。最後の方に強い選手が続々と登場して、なんだかドキドキしながら祈るような気持ちで見入っていました。それにしても韓国のキム・ヨナは圧巻でしたね。

TVの解説も「完璧ですっ!」と。高得点だろうと思っていましたが、桁違いに高得点で、はじめさんと共にのけぞりました。あの場面であれだけの演技ができるキム・ヨナは素晴らしかった。あっぱれでした。日本の浅田真央ちゃんも、安藤さんも、鈴木さんも良かったですね。

唯一、高校生の生徒さんのレッスンの時、フィギュアの話題になりました。
「観た?」「はい、観ました!」
なんと授業中に皆で携帯で見ていたのだといいます。先生も分かっていながらの授業だったとか。(^^;

「あの大舞台に出ている選手と、あなたって年齢も近いのよね」
「・・・・考えてみればそうですね。同じ歳の選手も出ていました」
中には受験生も出場していて、試験を受けるために一旦アメリカへ戻って再びバンクーバー入りして競技に出たという選手もいましたね。

高校生の生徒さんは、鈴木選手が一番良かったと言っていました。真央ちゃんの選曲したラフマニノフは「もう少し歳を重ねてからの方が良かったと思う」とも。同じ19歳のキム・ヨナのガーシュインと対照的でしたね。ラフマニノフの「鐘」は好きですが、重厚過ぎたかもと感じていました。ともあれ、浅田選手。銀メダルおめでとうございます。

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小樽ビール醸造体験

2月21日(日)
2回目のマイビール造りに、朝早く銭函へと向かいました。JR銭函駅から醸造所まで歩いて30分くらいですが、お天気が良くて会場に着いた時は汗をかいていました。なんと、一番乗り。続いて、メンバーの そのみさんも到着です。3人で待っていると企画担当の佐藤さんがピルスナーを振舞ってくれました。しかし、その後に続々と人が現れ3人だけで飲んでいるのは、ちょっと気が引けました。と言いつつ、まずは軽く1杯目を飲み干して、恒例の工場見学前の準備体操。この日は40人の参加でした。

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初参加の人が多く、私たちは何回か工場見学をしていますので、後方で 佐藤さんの
相変わらず面白いお話を聞いていました。1時間以上も、皆さんに多くを知ってもらおうと
話し続けられます。そばに居た年配の女性が「仕事とはいえ、あんなに話すのもゆるくないねぇ」と感心していました。

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見学会が終わり席に着くと、早速「季節のビール」が運ばれてきました。各テーブルから
大きな歓声があがります。そう、「酔いどれ醸造」なのですから!それにしても左の写真。
はじめさんが持っている季節限定「スモークビール」は重かったです。私は飲み干すのに
時間がかかりました。そして、私が持っているのは工場に大量に眠っているという
「チェリービール」。真っ赤なビールで驚きました!そのみさんが紫蘇の味と すぐに分かった
ようです。甘いので皆で少しづつ頂きました。

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ファーブ麦芽(ロースト麦芽)を20g~80gの範囲で決めるのですが、昨年は60gで自分たち好みのビールを造ってしまいました。造るのは「ドンケル」というビールです。
ロースト風味が濃い方が好きだけれど、ちょっと抑えてみようと思い38gと決めました。
はじめさんはピッチが早くて心配。私が持っているのは、はじめさんが次に飲む「ヴァイス」。
フルーティなビールです。「小樽ビールはいくら飲んでも二日酔いをしないという」佐藤さんの
お話を聞いて鍋をかき混ぜながら飲み続ける はじめさんです。 また工場で飲むビールは
格別ですからね。このクリーミーな泡!泡まで美味しいのです。

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私たちの席はビールカウンターに一番近い席でグラスが空いていると スタッフの方が次は?と聞いてくれます。元気よくビールを注いでくれるスタッフの女性。昼食にはドイツのパン、チキン、サラダなどが運ばれビールが進みますが、50項目近くもある 作業を分単位でこなしていかなければならず、時間を見て食べたり飲んだりします。
昨年もそうでしたが、皆さん余裕です。ビールはリラックス効果があると言うお話が証明されているようでした。夕方に登場のソーセージ。またまた歓声があがります。美味しい~♪

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いよいよ大詰め段階に入ってきました。酔い覚ましにベンチで寝ていた はじめさんも
席に戻ってきました。「麦汁うわずみ」を、お玉ですくって更にスプーンを使っての慎重な作業は去年に続き そのみさんにお願いしました。

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17時25分。チームNo.32「ドイツ・イエロー・タキシード」樽詰め完了です!
にこやかに笑っていますが、「これは私のよ!」と抱きしめている そのみさん。

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完成すると、佐藤さんがコメントを読みあげます。私たちのチームのコメントは恥ずかしいので内緒ですが、コンテストの日にプリントして配られるそうです。(^^;
全てのチームが完成して、締めの音頭に はじめさんが当てられました。困った はじめさんは「アイン・プロ~ズィットゥ」と、いきなり大きな声で「乾杯の歌」を歌いだしたので、みんなで歌うことになりました。この後、「今のは中締めだから」と佐藤さんが仙台牛タンオフの話を小耳にしていたらしく「仙台の牛タンは厚みがまるで違う」とか、「蕎麦には日本酒が合う」とか盛り上がりました。4月のコンテストが楽しみです!

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グループレッスン風景

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昨日、今日と毎月恒例のグループレッスンを5組行いました。
写真は大人の生徒さんの部。欠席者が多く3名と少なかったですが、多くても少なくても
その状態に応じて良いレッスンが出来るように工夫しています。

大人の生徒さんの前は 小さな子のグループで12名もの参加でした。子供たちとは最後に「うれしいひなまつり」を 2つの伴奏バージョンで歌ってもらいました。歌を知らなかった子も覚えて帰ったのでは ないでしょうか。2番まで歌いましたが、4番まで全部歌えるという子もいました。

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私は、いつものように解説しながら弾きます。今月はベートーヴェンのピアノソナタ12番より 第1楽章。演奏後、小さな子供たちからは思いがけないような感想を聞いて驚かされます。 「ベートーヴェンの魂の声が聞こえた」「最初は爽やかで、いそがしく踊ったり、なんだか苦労 したり…」などなど。

ベートーヴェンのピアノソナタはバレンボイムの演奏をよく聴きますが、12番の第1楽章は 8分30秒もかけての演奏です。バレンボイムは、それぞれのヴァリエーションでテンポを変えて 弾いています。私は8分の3拍子、アンダンテなので、それほど遅く弾くのは抵抗があります。

何回か録画したところ7分20秒くらいでした。それでも十分弾き応えを感じます。
今回は強弱を表現するのに苦労しました。囁くような弱いピアニッシモ。優しいけれどメロディーを ハッキリ・クッキリ出さなければならない第5変奏などは本当に難しいです。 内容が深くて一音一音慈しんで弾かなければと思うと、何時間あっても練習が足りません。

まだまだ掘り下げて勉強していかなければならない事で一杯です。弾き込んでいくと当然
演奏時間も変わっていくでしょうね。速いヴァリエーションは軽快ですばしっこく、重々しい短調の ヴァリエーションでは足取り重くゆっくり、ずっしりと。本当に奥が深いと思います。

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ショパンのバラード

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我が家のスノーマン。
2月も半ばを過ぎ、だいぶ日が長くなってきました。
スノーマンもレッスン室前のイルミネーションも片付ける日が近づいてきました。
昨日は、はじめさんが思い出したかのように札幌までセミナーに出かけ、私は、お天気が良かったので歩いて税務署まで行き、確定申告を済ませてきました。申告を済ませてスッキリしたので、帰りは珍しくミスドーに寄りました。ドーナツとパイを買ったので、はじめさんに野菜サラダならOKとのメールを送ったのですが時すでに遅し。私が「チーズドック」食べたことが無いからと、バラエティ5種類ものお土産…
冬でウォーキングもままならないのに、ダイエットは無縁の我が家です。

昨日は、レッスン休みだったので2時間の練習を3回しました。
ベートーヴェンの12番は4楽章まで弾くと、かなりの弾き応えです。それにショパンのバラード
4番の譜読みを加えると、どっと神経が疲れます。なんて難しい曲なのだろう。
複雑な和声のオンパレード。ゲキチ氏がショパンは難しいと語る意味がよく分かります。コンサートでは特に4番が素晴らしくて興奮しました。それにしても、あれほどポリフォニックな演奏を追求しなければならないのだろうか。難曲なうえに哲学的で通好みな曲だと思います。ドラマティックな1番の方が一般受けするのでしょうね。私自身、好きな順はというと、ずっと1番、4番、3番、2番。何故か、はじめさんも同じようです。バラードを全曲演奏するのが目標でもあります。

巷では鰊群来(くき)が話題になっています。母も生鰊が食べたくなり、特大のを2本買ってきました。一本は数の子がこれでもかというくらい入っていて、びっくりしました。とても美味しかったですが、身はもの凄く柔らかくて、まるで綿を食べているようでした。母が子供の頃は、手でも
鰊が獲れたという話はよく聞きました。しかし、それから鰊は獲れなくなり、母は生鰊を焼くのはなんと初めてだそうな!これは私も驚きでした。どうやら塩をして少し干してから焼いた方が美味しく食べられそうです。

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ぎやまん 北一硝子

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昨日、小樽の北一硝子で はじめさんにプレゼントした「月見うさぎ」です。
「月見うさぎ」は他にも色々ありますが、この麦芽グラスだけ限定品のため在庫がある
だけという事で1月に行った時より少なくなっていました。
店員さんのお話によると、麦芽グラスは作るのが難しいそうです。

木箱には「ぎやまん」と書かれていますが、昨夜はどういう意味だろうと、麦酒を飲みながら
はじめさんと想像しました。インターネットで検索してみると、オランダ語でダイヤモンドと
という意味。ダイヤでガラスの表面に模様を彫りこむ「ダイヤモンド彫り」という言葉が
日本人には「ぎやまん」と聞こえたのだとか。主にカットガラスを指す名称として使われた
そうです。

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8月生まれのはじめさんは、左の「夏」を選びました。
本当はオレンジ色が欲しかったのですが在庫がありませんでした。この色も素敵です。
私は6月生まれ。春と夏の中間で、北海道だと「初夏」なのか微妙なところです。
それで、好きな「秋」にしました。秋は、このオレンジがとても似合っています。

中に「月見うさぎ」の説明書が入っていました。
”側面の丸いお月様を覗いて見て下さい。月で遊ぶ四季折々のうさぎの姿がご覧頂けます。
職人が一つ一つ丁寧に心を込めて製作した、夢溢れる逸品です。
うさぎ柄は、元気に飛び跳ねる様子から、「飛躍」するという意味で、縁起の良い柄とされて
おります。どうぞ末永くご愛用下さい”

結婚記念に頂いたワイングラスは、我が家の「ワインの日」に月に1回だけ使っています。
大切に箱に入れて保管しています。この麦芽グラスも、大切に使いたいと思います。
今度の日曜は小樽ビールでマイビール造りに再びチャレンジしますし、楽しみです。

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小樽雪あかりの路&バレンタインデー

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バレンタインデーの今日は「小樽雪あかりの路」最終日ということでJRで小樽へ出かけました。
1月に、はじめさんの従妹の結婚祝いに選んだ北一ガラスの「月見うさぎ」のグラスが素敵で
自分たち用にもと欲しそうにしていたので、うさぎ年のはじめさんにプレゼントしました。
選んだグラスは後日改めて紹介したいと思います。
食事は小樽バインで。はじめさんが着ている白のお洒落なシャツもチョコと一緒に先日
プレゼントしましたし、小樽バインの食事付きで今回は、ちょっと奮発し過ぎたかも。
お呼ばれだと調子に乗って、はじめさんは一銭も持っていませんでした….

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数年ぶりの雪明りの路。最終日の今日は人でいっぱいでした!
寒いけれど、ろうそくの明かりって優しくて暖かな気持ちになりますね。

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小樽の高校へ通っていた頃の運河とは全然違います。昔は「斜陽の街」と言われていて
こんなに観光客は来ませんでした。この運河も埋め立てるか残すかと大騒ぎだったのです。

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こんなにロマンティックな街になるとは思いませんでした。右の写真のワックスボウルは
800円で手作り体験が出来るそうです。時間が無いのでパスしましたが、
せっかくだからと 写真を撮ってくれました。ありがとうございます。

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貴重な映像

1994年から収めているビデオテープには、歴代の生徒さんの創作演奏が入っている。
改めて見てみると、それぞれの個性を発揮して素晴らしいのでDVDにダビングした。
短いモティーフを元に創作演奏したものだが、よくこれだけバラエティな演奏になるものだと
感心してしまう。それは、バロック調だったり、サスペンス風だったり、印象派のようだったり。
これからチャレンジする生徒さんに、この映像を見せると大抵の生徒さんが驚いて
上手い人のだけ記録に撮ったのでしょうと言うのだが、紛れもなく全員の演奏なのだ。
年月は記されているのだが、横顔からでは誰だったのか分からない生徒さんのもあり
きちんと記録を書いておくべきだったと反省。新しく撮る分は記録を書き留めておこうと思う。
昨日レッスンした高校生の生徒さんの5年前の映像が出てきて、一緒に見たけれど
当時は小学生の懐かしい演奏だった。
彼女は3曲目の「むかで」の創作演奏を控えているが、先輩の演奏を聴いて
「もう少し研究させてください」と申し出があった。

16年前の映像だと、中学1年ぐらいの生徒さんはまだ生まれていない。
同じレッスン室で生まれる前からの映像を見るのって、なんだか不思議に思うか知れない。
レッスン室もレイアウトが少し変わっていたりして、あの頃はこうだったのかと懐かしく思ったり
する。そして、今頃この生徒さんたちは立派な大人になっているのだと思うと
それも感無量だ。そういえば、先日はじめさんが東京出張の帰りに、声をかけられたのだそうだが、高校生まで通っていた生徒さんだったという。
年賀状には就職も決まってはりきっている様子が伝わってきたが、
すっかり綺麗なお嬢さんになって、声をかけられなかったら気が付かなかったという。
そのHちゃんの映像も出てきた。はじめさんも、この頃の印象しかないから驚いたそうだ。
道理で私たちも歳をとるわけです…

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じゃが・じゃが・じゃが

「トラ・トラ・トラ」とか「エスト!エスト!エスト!」は有名ですね。
3回言うところが良いのかも知れませんので真似してみました。

以前、札幌からご家族で一緒に余市川でカヌーを楽しんだ事がありました。
中州に上陸して休憩した時に、お子さんから「じゃがりこ」をおすそ分けして
もらったのですが….
はじめさんにはスナック禁止令を出している私ですが、この時から
すっかり「じゃがりこ」のファンになってしまいました。
カルビーはこの後、「じゃがポックル」というお菓子を出しましたが
よほど人気なのか売り切れだったり、ひとり3個とか、ひとり1個とか。
一番凄かったのは、ヤマハ・リゾートのキロロの売店。
すでに売り切れていましたが、「家族の分を購入する時は、必ず家族で
売り場に来てください」と書いてあったのです。
その時点で私はまだ食べた事がありませんでしたが、この直後に
はじめさんが千歳空港で買ってきてくれたのです。東京本社へも持っていったそうですが
社長は「これを家族に持っていったらヒーローになれる」と大喜びだったとか。
しかし、私の反応はというと
確かに美味しいけれど、そんなに大騒ぎする程のものかな?と思いましたので
はじめさんは、ちょっとショックを受けていました。(^^;

懲りずに、先日の東京出張の際、千歳空港で「じゃがポックル」と
新しく出た「じゃがピリカ」を、おそらく自分用のおやつとしてお土産に
買ってきました。こちらもひとり何個の世界だったそうです。
「ピリカ」はアイヌ語で「かわいい、きれい」という意味だそうです。
形はキューブ状で、3種のジャガイモを使って色も黄色、赤、紫と3色で
確かに可愛い。味の違いはよく分かりませんが、パッケージも賑やかで楽しいのがグッド。

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ベートーヴェン ピアノソナタ第12番「葬送」

教室で子供たちに人気のある作曲家は圧倒的にベートーヴェン。
耳の病と戦いながら傑作を書いた偉大な人というのが理由のようだ。
今、取り組んでいるのは「ピアノソナタ12番」だが、初期から中期へと繋ぐ重要な作品。
全4楽章から成るが、ソナタ形式を全く含まない組曲風の作品。
今月紹介する第1楽章は、主題と5つの変奏曲から成り、この楽章だけで
8分程かかる。穏やかで美しい主題が、巧みに変奏される。
変奏曲は勉強していて面白く、最後のヴァリエーションが特に好き。
来月はテンポの速い第2楽章&有名な葬送行進曲の第3楽章。
「ある英雄の死を悼む葬送行進曲」と副題が付いている。
そして、最後は対位法を用いた第4楽章。この作品は春までかかるなぁ。
ショパンはこの作品が好きで、第2番のピアノソナタは同じように第3楽章に
有名な「葬送行進曲」を書いたのだとか。興味深い繋がりだと思う。

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Small Office/Home Office

昨日は、はじめさんのレッスンだったが、札幌支社へ出勤、東京本社へ出張ありで
ほとんど練習できていなかった。
在宅勤務である「SOHO」を始めて何年になるだろう?

平成10年2月28日にスモールオフィス・ホームオフィスの意味である「SOHO」という
4分のTV放送のため1日がかりで撮影があった。
もう12年も前の事なのだなぁ。このTV出演あたりから本当に在宅勤務になった。
それまでは毎日、札幌へ出勤していたのでお弁当を作っていた事を懐かしく思う。
我が家での撮影では、私とのアンサンブル演奏や、ワインを飲みながら鍋を
食べているシーンなどで私もちょこっとだけ出演させて頂いた。
話に説得力のあるはじめさんは、話すシーンでは全て1発OKだったとか。
放送を見て、自然体で普段と全く変わらずに話しているのには感心した。
生徒さんや御父兄には未だに、はじめさんは何の仕事をしているのか、
何故、家に居るのか分からない人が多いと思う。
隣近所でも同じだったと思う。聞かれたら答えるけれど、あえて言うのも何だか…
今は、「家でコンピューター関係の仕事をしています」と簡単に説明すると
「あぁ、そうですか」と、だいぶ「SOHO」は浸透してきているように思う。

「SOHO」の利点は、札幌までの往復の時間を仕事に当てられる事だが
家での仕事は、切り替えがけっこう難しく苦手な人も居るようだ。
はじめさんの仕事ぶりは凄まじく、放っておくと何時間もコンピュータの前に
座り続けるので目が相当に疲れるのだ。私はハーブティをがんがん作って
おトイレに行く回数を増やすようにしている。そうすると、ピアノが空いている時は
弾ける曲を少しだけ弾いて気分転換しているようだ。
宿題は、ほとんどやらない…

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