穏やかな人

仏さまを思わせるような優しい笑顔に何度救われただろうか。
お世話になっていた「心穏やかな人」が亡くなった。昨年の秋、発表会が終わって会ったのが最後となってしまった….。遠慮せずにお見舞いに行くべきだったと、はじめさんと共に後悔している。あまりにも早い訃報に今朝は愕然として、たまたまレッスン休みで良かったと思った。

シベリウスやグリーグの音楽を愛し、奇跡的に一緒に聴いた舘野先生による、グリーグとラフマニノフ2番のピアノコンチェルト。休憩中に、はじめさんは「Kさんが、ひとっ言も話さない。真っ赤な顔をして、怒っているようだ」と言うので、えっ!?と、びっくりした。怒った顔など見た事が無いからだ。帰りの車の中で、「生演奏で、しかも舘野先生の演奏で、大好きなグリーグのピアノコンチェルトを聴いて、もう大変感動して興奮してしまった」と聞いて、本当に一緒に聴けて良かったなと嬉しく思った。

活字を読んでいないと生きていけない程、大変な読書家で、家は本で本でいっぱいだった。もうあの優しい笑顔を見る事も、穏やかに話す声を聞く事も出来ないと思うと、寂しい….。最後は笑っているような穏やかな顔で、ご家族が看取る前に亡くなったと聞いた。いかにもKさんらしいなと思った。
心からご冥福をお祈りします。

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若さの秘訣 / ピアノを楽しく続ける事

明日でピアノを習って丸5年を迎えるという大人の生徒さん。「まさか5年も続くとは思わなかった」との感想ですが、あっという間の事で私は5年も習っていると聞いて、ちょっとびっくりしました。(^^;
教室では毎月「LP新聞」というのを発行していますが、来月は丸5年経ったHさんの記事を載せるので写真を撮らせてもらったのですが、5年前より若返っているのです!表情も明るく若々しくて、ハツラツとしています。そして、何よりも楽しく教室に通ってきてくれるのを嬉しく思います。今日はレッスンでしたが、レッスンが終わって「あぁ、今日も楽しかった」と、心よりピアノを楽しんでいるご様子です。レッスンの録画を後で見て研究するそうですが、とっても貴重なのだとか。ビデオを忘れた時は取りに帰られたり、録画の残量が少ない時は新しいのを持ってくるという具合です。やはり、人間は何か目標を持って、それに向かって努力し、楽しむ事が一番なのだとHさんを見て思います。ピアノの練習は山あり谷ありで、簡単ではありませんが、簡単な事ってつまらないと思います。5年経って、Hさんは確実に音が良くなりました。趣味でピアノを習う主婦がアコースティックを買うかどうか迷っていましたが、大正解でしたね。これからも、いつもでも若々しくピアノとお付き合いください。

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ようやく観た映画「乱」

先日、黒澤明 監督の「乱」をようやく観た。はじめさんも私も初めて観たのだが、3時間近くもある大作なので2回に分けて観ようとしたのだけれど、面白くて一気に観てしまった。
始まってすぐに音楽を担当しているのが武満 徹だと知って驚いた。しかも札響だったとは全く知らなかった…。この映画で、武満氏は黒澤監督ともめて、以後、音楽の担当をしなかったとか。
ストーリーから、シェークスピアの「リア王」だなと気づいたけれど、はじめさんときたら「3匹のこぶたの話かな?」と言うので可笑しかった。
1985年という、かなり古い映画だけど、主演の仲代達矢さんの凄みのある目、その狂人ぶりや、楓役の原田美枝子さんの怖さ、迫力のある演技が素晴らしかった。
ようやく会えた3男の三郎があっけなく死んでしまうシーンでは、観ているこちらもガクッとなり、うなだれてしまった..

映画は映画館で観るのが一番なのだろうけれど、最近はなかなか行けないでいる。車旅の時にワインを飲みながら映画を観るのが今のところ一番好き。

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小樽ビール醸造体験2011

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2月20日(日)
夜中にドカ雪が降り、はじめさんは明け方まで雪かきに追われ、睡眠時間2時間という状態で小樽ビールの醸造体験に出かけました。ドカ雪の後は快晴で列車もスムーズに走り、JR銭函駅には9時過ぎに到着。駅から30分くらいウォーキングを兼ねて会場まで歩きました。

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10:00。恒例の準備運動の後、工場見学でおさらいをします。私たちは今回で3回目の参加ですが、初参加のノンさんと3人でチームを組みました。真剣に佐藤さんのお話を聞くノンさん。

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若ビールの試飲です。冷たくて美味しい~。時刻は11時30分。さぁ、酔いどれビール造りの始まり。最初からテンションが高いダブルはじめさんですが、大丈夫なのでしょうか。心配です!

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しかし、造るとなると真剣なノンさん。まずファーブ麦芽(ロースト麦芽)を20~80gの範囲で決めます。今年はMAXでと決めていました。80gをグラインドミルで一生懸命に粉砕しているシーンです。お鍋に投入。わぁ凄い量!

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昼食タイム。ドイツのパンやチキンがテーブルに運ばれましたが、分単位での作業が続くので落ち着いて食べられません。しかし、5分待ちとか7分待ちの時に少しずつ食べては乾杯していた我々です。「酔いどれ醸造」ですからね。ここで、はじめさんは休憩に入りました。爆睡中です。

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はじめさん復活!作業もいよいよ大詰めに入ってきました。「麦汁うわずみ」を、お玉ですくうところでテーブルに戻るというシチュエーションは昨年と同じです。緊張の作業が終わり、一段落してちょっと休憩。

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11時30分頃から作業を開始して17時45分にチームNo.34 チーム名「両手にHAJIMEさん!」樽詰め終了。今年は4日間にわたり39チームの参加があったようです。各テーブルの樽詰めが終了して、佐藤さんに指名されたノンさん。「皆さん、お疲れ様!乾杯!!」で中締め。

DSC_6044ノンさん大活躍でしたね。季節のビール「スモークビール」から始まり、ピルスナー、ヴァイス、ドンケル、ドンケルボックと一体何杯飲んだでしょうか。やっぱり工場で飲む出来立てのビールは格別でしたねぇ。しかし、流石のノンさんにも限界はあるようで、最後はウーロン茶でした。私たちはスッキリとした味わいのピルスナーで締めました。そうそう、造ったのはドンケルというビールなのですが、「グラスに注いだときの泡が見ているだけで幸せになれるようなビールを目指しました」と書きましたが、4月3日のコンテストの日にはどんなビールになっているのでしょう。きっと美味しいに決まっています。楽しみ♪

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冬の定番「かじか汁」

ごっこは、最近になってようやく食べたお魚だけれど、鰍(かじか)は、子供の頃からよく食べている。冬に食べる「かじか汁」や「鍋焼きうどん」は私にとって「おふくろの味」的存在。しかし、子供の頃からよく通っていたお魚やさんが無くなってから、なかなか食べられなくなっていた。

母にリクエストしていたのだが、今日は特大の鰍が手に入ったようだ。かじかも、ごっこに負けないほど、見かけは悪いのだけれど、とても美味しいお魚です。私たちは言いませんが、「鍋壊し」と言われているそうです。鍋をつつきまわし壊してしまうほど、あまりに美味しいのでそう呼ばれているとか。それから、これも私たちは言いませんが、オレンジ色の肝は海のフォアグラとも呼ばれているそうです。本当に絶品。特大の鰍だったので、肝も特大でした。

はじめさんは、以前はこの手の魚料理は苦手だったのですが、恵山で根ボッケのカマの煮付けを食べたのがきかっけで、好きになったようです。今日の鰍は鮮度が抜群に良くて美味しいという事も分かったようです。ちなみに、我が家の「かじか汁」は、じゃがいも、大根、人参などを入れてミソ仕立てで作ります。やはり旬のものを頂くのは幸せですね。(^-^)

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らくがきボード閉鎖のお知らせ

HPの「らくがきボード」へのSPAMがあまりにも多くて、様子を見ていましたが閉鎖する事にしました。長い事、利用して下さった方々ごめんなさい。それにしても、意味のない攻撃をして何が面白いのか理解ができません。普段は100件くらいのアクセスですが、今日はすでに600件を越えていて、ちょっと異常事態です。

水槽を見ていると、口が無いのか閉じれなくなっているのか分からない状態の小さいプラティが居る。試しに粉ミルクをあげてみたが、ほんの小さい一粒も食べられない。食べたいのに食べられないのは見ていて可哀想だ…。ポップアイという症状が出るのも、同じ水槽のプラティ。目が飛び出てくる病気。病気にかかると元気が無くなり、ご飯も食べずに水槽の片隅でうずくまっている。初めの頃は、状態の良い水槽で無かったから寿命が短かったプラティが多かったけれど、ボスのライオンは10日前に2歳になった。身体が大きく、フィンが長いので「ライオン」と名づけたけれど、逞しい。ちょっと神経質だけれど、病気にかからない強さがある。

今日は1年分の領収書を整理して、一気に確定申告の書類を書き上げた。この作業を終えると春は近い。

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美味しいお米&美味しいコーヒー

昨日、朝からピアノの調律日だった。半年毎に定期的に行っていても、半年までの間に何回か調律のS氏が見てくださるので助かっています。今回は、またペダルの雑音が発生したため調律を早めてもらいました。昼食はバイキング形式で鯖のバッテラ、鮭のバッテラ、巻き寿司アラカルト、サラダとホッケとイワシのフライにしました。65歳だというS氏はスポーツマンで若々しく、とにかく元気ハツラツ。息子さんたちとスキーへ行っても、先頭を切って滑るので「とても65歳とは思えない、凄いな」と言われると嬉しそう。普段からTVを見ている時なども、ただ見ているのではなく、ストレッチをしたりしているそうな。見習わないと!昼食タイムは、いつも会話が弾んで楽しい。
ピアノを弾くのも教えるのも体力が必要だと思いますが、健康管理は大切ですね。最近のヒットは「米ぬか」。我が家は白米を食べません。精米機を購入してから、その都度「米ぬか」が出るので、それをフライパンで色が付くぐらいに煎って、その日のうちに食べます。香ばしくて美味しいし、繊維質が豊富で身体に良いそうですよ。はじめさんが、検討して選びぬいたのはタイガーの精米機。使い手の事をよく考えて作られていて、本当に便利です。ちなみにコーヒーメーカーもタイガーのです。やや時間がかかりますが、とても丁寧に落としてくれて美味しいコーヒーが飲めるので気に入っています。自動的にスイッチが切れるところなど、さりげない気配りが素晴らしい。

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小樽雪あかりの路13

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2月6日(日)
お天気の良い日が続いています。午後からJRで小樽へ出かけました。出かける前に持っていくバックを選び中を見ると、秋から行方不明になっていた「万歩計」が出てきました。探し物が見つかった時は嬉しい。しかし、気をつけないと。
ここは都通り。かつては、賑やかなアーケードでしたが、今はちょっと寂しい感じです。左のお店は、以前は鞄やさんでしたが、インド綿などを扱っているお店に変わっていました。右はウィンドウショッピングで見かけた洒落たライト。

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スタンプラリーがあったので、ウォーキングを兼ねて会場を周っていると、「おしるこ」サービスに遭遇しました。嬉しそうなはじめさん。右は「レンガ横丁」。ちょっと飲んでいきたいところですが、この後「小樽バイン」へ行くので諦めました。

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まだ少し時間が早いので、小樽バインへ行く前に「手宮線跡地」の会場を覗いてみました。夜になったら蝋燭の光が綺麗でしょうね。と言いつつ隣にある小樽バインへ到着。混んでいて、カウンター席のような高い椅子の所へ案内されました。

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サービスの飲み比べセットのワインでまず乾杯。「雪あかりの路」限定メニューから「鹿肉のじゃがいもソース」と「八角のフライ」と「シャコとユリネのピザ」。鹿肉も、じゃがいもソースもとても美味しかったです。八角はお洒落に登場。長芋がさりげなく土台になっていてナイス。そして、シャコを使ったピザは小樽ならではですね!これが抜群に美味しくてワインが進みました。次に飲んだのは、余市で葡萄を作っている藤本毅氏のレンベルガー(ハーフカラフェ 1,240円)。素晴らしい赤ワインでした。

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手宮線会場へ来ました。すっかり暗くなり、蝋燭の明かりがロマンテックです。

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アイスバーへ。その名の通り、氷で出来ています。カシス入りのホットワイン300円を飲みました。テーブルも氷でした。

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今回、手宮線跡地の会場へ初めて来ましたが、ボランティアさんの活動が凄いなと改めて思いました。右の写真は行列に並んで「雪あかりボランティア」さんに撮ってもらいました。

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上からの明かりがまたロマンティックです。グランドクロスも撮影スポットになって人気がありました。線路に浮き玉が使われていました。
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最後に運河プラザで5つ目のスタンプを押しました。プラザでは、はじめさんにアトリエ優華さんのヴェネチアペンダントをプレゼントしてもらいました。オレンジの綺麗な色合いが素適です。運河へ来ると風が強烈に寒くなってきたので、ここまでにして帰宅しました。

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春のような陽気

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1月11日に、お花屋さんで買った「ミズキ」。ものすごく長くて持ち帰るのが大変だったが、なんと100円だった。2週間前くらいに芽吹いて、今は右のような状態になっている。はじめさんの高校に在った「ハナミズキ」は、とても大きな木だったという。

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先日、買ったオレンジの薔薇。大輪で色がとても綺麗。長く咲いて欲しい。右は先週買ったデンファレ。こちらは長持ちするお花です。今日は3月下旬の気温で春のようでした。

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R0016691上の2枚はアイビーの上で休んでいるブッキー。60センチ水槽のプラティは活発で、とても食いしん坊。アイビーの上に居ても油断は出来ません。消灯の時間になると、ブッキーは必ず下に降りてきます。しかし、他のプラティがそばに近づいてくると、尻尾を動かしたりして警戒しているようです。自分より小さいプラティには、ブッキーも威嚇します。夕食の後でイトミミズを少しあげるのですが、お魚にとって至福の時間のようです。水槽のお魚を見て我々もコーヒーブレイク。

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いつも手袋って、それは無理

昨年、秋の発表会の頃から左の親指の爪の周辺が痒くて、無意識にかいたりしていたのだが、赤く腫れて、次第に乾燥してひび割れて痛くなった。

秋の車旅の時に薬局で「ヒビケア」という軟膏を買って、これで治るだろうと思っていたが、治りかけては忘れた頃にまた痒くなり、かいては悪化を繰り返した。ネットで調べてみると「手湿疹」という症状に似ていたので、今度はメンソレータムの「メディクイック」という軟膏を買ってみた。

これでしつこいカユミも無くなるだろうと思っていたが、駄目だった…あまりの痒さに目が覚めることもあり、精神的にも良くないので、年が明けて、お弾き初め会が終わってから皮膚科へ行ってみた。指に針を刺され血を検査したのにはびっくり!とても痛かった。

検査の結果、医師から「意外にも菌は出なかった」。そして、「ひょうそ」と言われ「お風呂に入っているとき以外は綿手袋をして、とにかく手を労わるように」と。「ピアノを弾くのでそれは無理ですが、できるだけケアします」と答えた。医師からはカユミ止めの飲み薬と軟膏を処方されたが、軟膏はベタつくので、すぐに綿手袋をするようにしている。(ちなみに、北海道では「手袋をはく」と言います)愛用しているのは「コクーンフィット シルク おやすみ手袋」と「寝ながらスキンケア手袋」である。

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