発表会での伴奏

発表会のプログラムの用紙を決めておいた事もあって、月曜日に原稿を印刷やさんに持って行ったのだが、印刷できましたとの連絡があった。早い!テーマ決めるのにも、さんざん悩んだのだが、サウンド・スプラッシュというテーマになり、即レモン色になった。昨年は青っぽい色で見辛かったが、今年はハッキリとしていて爽やかで良い。

先日、京極に花火大会を見に行った時に道の駅では綺麗にお花の手入れがしてあって、我が家も見習わなくてはと思い、印刷やさんの後は発表会でお世話になるお花屋さんへ行った。この時期でも種類が豊富なのが流石だと思う。花器のこだわりも素晴らしくて、お店へ行くとあれもこれもと目移りする。チョコレートコスモスにカントリー調の花器。香りもチョコレートのようだというが、あまり感じられなかった。スイカみたいな葉っぱが可愛いスイカペペロミアなんていう観葉植物も珍しくてリビングに置いてみたくなった。それにしても、今日も蒸し暑くてお店の中を見て回っているだけで汗だくになった!

今年もプログラムを見て気づいたのだが、伴奏が多い。(^^; 組曲は楽譜1冊分の伴奏になる。昨年に続いて後藤ミカさんの「ブルグミュラーでお国めぐり2」の全8曲が難関である。1巻のようなプリモとセコンドが手拍子をしながら入れ替わるなどは無いのだが、ゴスペル調の「マリアにラブソング」などノリノリな曲は難しいと思う。大人の生徒さんと演奏するのだけれど、付点4部音符+付点4部音符+4分音符のリズムがなかなか取れない。加えて止まったり戻ったりするので、なんとか止まらないように、またリズムも身体で覚えてもらうようにしたいのだけれど、後2回しかない。伴奏の練習は生徒さんと合わせる時だけしかやらないのだが、スコアをめくるタイミングもあるから次のページの音は把握しておかなくちゃならない。レッスン休みの今日、プログラム順に全8曲を弾いてみたが、ボリュームある~。時間があっとう間に過ぎていくのだけれど、有効に使っていかないと!と思う。

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名水の里・京極で花火大会

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8月14日(水)
新聞に名水で有名な京極のお祭りで夜は花火大会があると折込広告が入っていて、ちょうどお水を汲みに行きたかったので夕方から出かけることにした。はじめさんは温泉に入りたそうにしていたが、お盆の時期の温泉は激混みで、そういう時に入ると子供の時に腎盂炎になった経験もありパスした。夕方から出かけた事もあってか、道はとても空いていた。京極の役場に車を停めて、お祭り会場へと歩いてみたが、とても暗い。歩道に白いものがたくさん見えた。もしかしてマイマイガの大量発生があったのかも知れない。

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火災現場のレポーターのようですが、小規模な出店と歌謡ショーがありました。お祭り会場のこの暗さは、やはりマイマイガによるものだったのでしょうか。時計を見ると花火大会まで1時間以上もあったので、道の駅へ行ってみることにしました。道の駅は激混みかなと思いましたが、それほどでもなく、ここはマイマイガもそれほど居ないようだったので、ここで花火が見れたらいいなぁと思いました。最近は真狩の方でお水を汲むので、京極の道の駅に来たのは何年ぶりだろう?まさかここでP泊するとは思いませんでした。ベンチにワインとグラスを持って、午後8時30分ちょうどに花火が上がりました。おぉ、なかなかイイじゃないですか。今年は見れなかったけれど、余市の花火大会だとアナウンスが入り、第1部、第2部なんてあったと思いましたが、アナウンス無しでどんどん上がります。だから30分ってとても見応えがありました。雨を心配していましたが、ギリギリセーフでしたし、ん、いい意味で期待を裏切られました。広告を見て来て良かったです。ありがとうございます。午後9時過ぎから車旅の醍醐味でもある映画鑑賞。「鍵泥棒のメソッド」という映画を観ましたが、堺雅人さんと香川照之さんのコンビは半沢直樹でもそうですが、イイですね。面白かったです。

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8月15日(木)
11時からレッスンがあるので、あまりのんびりは出来ません。早起きして、真狩までお水を汲みに行きました。そして、ニセコビュープラザで野菜を買おうと思いましたが、8時半からなのですね。こんなに早い時間にここへ来たのでは初めてですが、お店が開くのを待っている人がかなり多かったです。新鮮でとても安いですものね。我が家もどっさり買いましたが、850円という安さでした。 はじめさんは帰宅してから、早速ピクルスを作っていました。毎年9月に発表会があるので、お盆の時期に車旅なんてとても出来ませんが 、今回はナイスアイディアだったと思います。少しは息抜きもしないと!

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2013 発表会プログラム/Little Players vol.22

昨日は、旅行などに出かけていた生徒さんのレッスンが午前中いっぱいあったので、はじめさんにプログラムの原稿を印刷やさんへ届けてもらった。本当は、生徒さんひとりひとりに確認してもらってから届けたいところだが、なかなかプログラムが出来ずにいたので、最終チェックを念入りに行なった(名前・学年・演奏曲)。間違いがあったら大変だから、神経を使う。(^^; 後は、無事にプログラム通りに事が運ぶ事を願って、今は出来るだけのことを努力するしかない。というわけで、2013発表会のページを更新しました。

毎月、教室で発行しているLittle Players Newsも更新しました。ウェブページをなかなか更新せず、まとめての更新です。あまり更新しないので、新しいパソコンになったのもあって手間取りました。

昨日は、はじめさんのバースデーでしたが、子供の頃は夏休みで誰も居なくなるので、お友達の誰からも祝ってもらえないと嘆いたそうです。8月生まれの人は、そうなのでしょうねぇ。昨日は豪雨のスタートで、その後は蒸し暑い一日でした。旅行から帰ってきた元気な生徒さんたちからお土産を頂きました。内地は、殊の外暑かったそうです。レッスンしていると、大人の生徒さんから、もぎたてのトウキビを10本も頂きました。ありがとうございます。私はレッスンが終わってすぐにバースデーケーキを買いに行きました。はじめさんは、ゆでトウキビと焼きトウキビを作っていました。甘くて、とても美味しかったです。ご馳走様でした!

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スタジオ風/ヤマハ調音パネル

今日も猛烈な暑さだった。朝9時からレッスンだったが、クーラーを入れずにいたら首筋に汗が流れる。朝からクーラーが必要って、ここは北海道なのに…。

先日、お試ししたヤマハの調音パネルが本日、届きました。パネルの厚さは3センチなのだけれど、一枚が結構大きい!パネルの入っていた箱も当然大きくて、パネルを取り出したら空いた箱はヤマハの人が持って行ってくれるのかも知れないと思っていたが、発表会の時に持ち運ぶのに使って下さいと言われた。(^^; 納戸か物置にしまっておかなくちゃならない。

パネルは一枚しか購入出来なかったので、ヤマハのグランドピアノC7の下に敷いた。このピアノを買った時は、音がこもっていて失敗のピアノだったのかなとずっと思ってきたが、一気に解消した。音が綺羅びやかなのだ!なんだかね、一音一音を大切に鳴らさなくちゃ(当たり前なのだけれど)という気持ちが強くなり、ゆっくり弾いて音の響きを楽しみながら練習できる喜びに浸ってしまった。ゆっくり弾くのは意外と難しいのだ。しかし、実は一番効果のある練習なのかも知れない。音響の工事をしたら多額な費用がかかると思うが、5万円弱でそれが可能だという点が素晴らしく画期的だと思う。だから随分売れているそうな。

モーツァルトのソナタを弾く生徒さんは午前中に来たので、パネルの効果を試せなかった。コンクールに出てからピアノに向き合う姿勢がガラリと変わって積極的な演奏になったなぁと思った。来週のレッスンが楽しみである。もう一人の生徒さんも頑張って欲しい。昨日はプログラムにお大幅な変更があったので、いまいちどチェックしてから月曜日に印刷やさんに持って行こうと思う。

練習しない生徒さんは、発表会には出るが暗譜は無理という事で、楽譜を見て弾くポジションで出てもらう事を了承してもらった。やはり練習しないと、ツェルニー30番、バッハのインヴェンションで限界がくる。なのにこれまで何故難しい曲でないとやる気が出ないと言い続けるのか理解出来なかった。けれども、やはり練習はしない。当然弾けない。本番が近づいてくると慌てる。そして追い込まれるという状態になるようだが、自身でわざわざそいう道を辿っているようにしか見えなかった。私がグループレッスンなどで、生徒さんが弾く曲を紹介するのも、実は自分にとってとても勉強になっているのだが、彼女にランゲの「花の歌」を渡したら、仕上げる事すらしなかった…。暗譜しなくて良くなった事で安心しちゃうかも知れないなぁ。でも、調音パネルに興味があるようだから、今度のレッスンではC7で弾いてもらおう。

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発表会まで一ヶ月

暑い日が続いている。ここのところ、午前・午後のレッスンの日々だが、朝からすでに暑い。教室は来週が束の間の夏休み。それでも誰か彼か入ってきて、「いいよ、いいよ」と言うと休みがなくなる。流石に私もじっくり練習時間を取りたい。

60歳で初めてピアノを習った生徒さんが、立派に演奏できるようになって、ご自身が驚かれている。わずか3ヶ月で凄い進歩だと思う。発表会では連弾の曲を演奏されるのだが、伴奏がつかなくなると家での練習では間の取り方や、伸ばす長さ、休符などに苦労されてきた。今日は演奏を録画して家で聴くように薦めた。次は2週間後のグループレッスン。録画を見て研究して欲しいです。

ディスクを持参して録画を観る生徒さんは少ない。持ってこない生徒さんも、この時期は教室で録画して演奏を客観的に聴いてみる事をしている。まだ暗譜できていない人も、楽譜を置いているのにつっかえつっかえの人も録画する事で、今の自分と向き合って欲しいと思う。でも、流石に1ヶ月前なのに暗譜出来ていない、つっかえつっかえでは困ると思うのだけれど…。

モーツァルトを弾く生徒さんは、毎年この時期慌てている。ちょっと計画性が足りないように思う。夏休みに入ったら練習する気でいたようだが、明日から家族旅行で練習出来ない。そして、もう無理だから曲を変更して欲しいと言う。それは最終手段で、できればやりたくないのだ。プログラムも崩れてくる事だし…。それにしても頭が痛い。

今年、突然変わった生徒さんも居る。練習しない代表選手のような子が、演奏する曲に興味を持ったのか、よく練習してくるのだ。ソロの他に6手連弾もあるが、どれもよく弾けている。弾けているから楽しそうだ。他にも、よく弾けている生徒さんは多く、余裕があるので演奏が更に良くなり、テキストの曲もレッスンに持ってきている。

毎年この時期に余裕がある人と、そうでない人は大体同じ顔ぶれのようだ。暑いけれど、熱中症にならないようにピアノの練習をしてください。

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悪徳商法に騙されないように

午前中は、久しぶりにレッスンに来た生徒さんのレッスン。発表会まで1ヶ月なのだが、かなり頑張らないと!という状態だった。夏休みが物凄く長い期間あるというので、特訓してもらいたい。

先週、ヘルパーさんとの契約を済ませ、今日は母の通院日だった。それが終わって、午後3時に初めて母の部屋の掃除に入るので最初は立ち会って欲しいと言われた。部屋にある必要のないものを片付けるというのが、今回の目的だったが、いやはや!1時間30分もかかって廊下に要らないものを山のように出した。洗濯は数回に分けてやらないとならないだろう。母以外の4人は汗だくになって動いていた。そして、部屋を片付けて一番驚いた事は、使っていない化粧品の一つ一つの金額が数万円もする高価なものだということ。目を丸くした!こんな高い化粧品があるなんて信じられないと思った。使ってもいないのに、一体これまでいくらお金を捨ててきたのだろう…

悪徳商法はオレオレ詐欺ばかりではない。以前から気になって母に注意していたが、自分のお金だから文句を言われる筋合いはないと言うので目をつむっていた。しかし、母の性格を知った上で、表面上は友達を装って高額なものを売りつけているのだろう。たちが悪いのは、化粧品だけではなく、衣類、健康食品、そして怪しげなものまで扱っていることだ。そして、とんでもなく高額なのだろう。先日、通院費などに少し多いくらいのお金を渡したばかりなのに、お金が足りないと言い出した。案の定、また高額なものを買ったようなのだ。これはもう相手に電話しなければならないと思った。「今後は必要なものは、こちらで用意するし、生活する上でそんなに余裕がないものですから、もう商品を買いませんので、母に売らないでください」と釘を刺した。買ったのはパンツ(スボン)だという事で返品は出来ませんと言われた。

年老いても、自分の事がきちんと出来る人もいっぱいいると思う。それが出来なくなった時、いや、そうなるかも知れない事を考えて人は何かしら行動するものだと思う。私たちには子供がいないので、将来の事を考えると不安だし、色々な事を考えなくてはならない。甘えているのだと思うが、母のような人は全く理解できない。疲れる。

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先週はバタバタ、今週はどうだろうか

発表会の参加表明は7月いっぱい迄なのだが、吹奏楽のコンクール(予選)が終わるまで待って欲しいと言われ、やきもきしていた。ところが、今度はお姉ちゃんの方が部活の試合とぶつかってしまって確実に出られないという電話がお母さまからあって…。どちらも調べたら分かっていただろうと思うのだが、のんびりなんだね。それに加え、毎年いつも練習しない生徒さんに叱咤激励したところ、翌週には辞めると言い出し、参加表明を出したにもかかわらず出ないと言うので、冷静に考えてみようとなだめた。学生の時迄スパルタなレッスンを受けてきたので、練習しなくても他の生徒さんには、そうそう追いつかれないと思っていたのか定かではないが、子どもたちは、どんどん伸びていくので、流石に今年はトリではないと伝えたのだが、それが原因だったのか、どうなのか。

練習しなくても実力がキープ出来る程、ピアノは甘くはない。どんどん下降していくばかりなのだが、多分そいうことにも気づいていないのではないかと思う。「忙しいから仕方がないわね」と言ってお茶を濁すのも可笑しな話だと思う。好きだから、自分を磨きたいから習いにくるのだと思うから。しかし、彼女が本当にピアノが好きで、わざわざ遠くから通ってきているとは残念ながら思えないのだ。「勿体無い」といつも私は彼女に言っているつもりで、とりわけ今回だけきつく言ったつもりもない。

プログラムのⅢ部を担当する生徒さんが3人抜けるかも知れないという事態になり、そろそろプログラムの印刷にも取り掛からなかればならないのに、印刷をお願い出来ない状況で、印刷やさんからは、とりあえず用紙の色を決めてくださいと言われた。ん、色は決まった。そして、今日がブラスのコンクールの日で、夕方お母さまから結果を聞いた。「金賞を取りました」の後に「でも、全道大会進出にはならなかった」との事で、なんだか安堵されているご様子だったが、私も正直なとろろ安堵した。そして、練習しない生徒さんからも電話が入り、発表会には出ると聞いた。それで一旦ピアノから離れるのかも知れないが、ダラダラとただ通うのは良くないから、それも良い機会なのかも知れない。お互いに面白いレッスンが出来るようになるまで体制を整えた方が良いと思うから。

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ステージ練習&スパ&お寿司

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お天気が良くドライブ日和でしたが、恒例の岩内の荒井美術館で2時間のステージ練習に出かけました。9月8日の発表会まで約1ヶ月前ですが、ビデオ録画を観てどのように仕上げていくか研究しなければなりません。今年は、フランツ・リストの「パガニーニ大練習曲集」から第5番「狩」と第3番「ラ・カンパネラ」を演奏する予定ですが、よく知られているうえに難曲なので心してかからなければ!と思っています。スコアは5冊程持っていますが、ペータース版を中心に使っています。全音版はプリントミスなのか音の違いが多く、特に「狩」の指使いは本当にこのように弾くのだろうかと思うくらい理解できません。指使いは版によって、それぞれ異なりますよね。ここの会場は寒いくらいクーラーが強烈ですが、それでも汗をかきかき弾きました。当日の会場はクーラー無しなので、もう少し涼しくなってくれないかなと願っています。

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はじめさんは、平井康三郎作曲の幻想曲「さくら さくら」を弾きます。和音も厚みがあるし、アルペジオが難しいので雅に弾くのは大変ですが、本人のお気に入りの曲ということで頑張っています。

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練習で汗をかいたので、神恵内の温泉998に寄りました。そして、温泉の後は今年も同じコースですが、美国の「冨久寿し」で2人とも3色丼を頼みました。8月いっぱいの「うに丼」にしようか迷いましたが、イクラやホタテも美味しかったです。イカの塩辛も買ったので今晩は日本酒だと、はじめさんは楽しそうでした。

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ヤマハの調音パネル

先週、人間ドッグを受けた時に会場に近かったのでヤマハのお店を覗いてみた。はじめさんは以前から気になっていたという「調音パネル」を係の人に聞いていた。アビテックスの小さい部屋の中では、それほど効果が感じられなかったが、広い店舗にあるグランドピアノの側にパネルを一枚置いただけで、自分に返ってくる音がガラリと変わり驚いた。お店の人がモーツァルトのソナタを弾いてくれて、パネルの効果を客観的に聴いてみたのだが、置いた時と外した時の違いはやはりかなり違う。はじめさんは思わず「弾き方を変えてませんよね?」と演奏してくれたお店の人に聞いていたくらいだ。

ふと閃いたのは、このパネルをステージで活用できないかという事だった。毎年、超鳴らないピアノ、超音響が悪い会場で苦労して演奏しているのだが、パネルを置くことで少しでも音が自分に返ってくるのであれば、そんなに頑張って弾かなくても良いのではと思った。それで、先日、パネルの係の人と教室の担当の人に来て頂いて、レッスン室でパネルを5枚使って色々と試してみたのだが、パネルを一枚グランドピアノの下に置いた時の効果が抜群だった。リビングのアップライトピアノの裏側にも置いてみたのだが、あまり効果は感じられなかった。当初、はじめさんはアップライトの音質を良くするために検討していたようだが、一枚5万円弱もする高価なものなので、せっかくなら練習する方のピアノで活用したい。ちなみに、木目調のお洒落なパネルは6万3千円と一気にお高くなるので、白い方のパネルを一枚購入する事にした。

発表会の日にレンタル出来ませんかと聞いてみたら、なんと使ってみてくださいという運びになり、当日パネルを何枚か貸して頂ける事になった。実際、会場に置いてみない事には効果がどれほどのものなのか分からないが、ヤマハの人も演奏会で使うという機会がなかったそうなのです。その超音響の悪いステージでどれだけ力を発揮できるか実験のつもりなのかも知れませんが、ご好意に甘えようと思います。

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PMFピクニックコンサート2013

7月28日(日)
芸術の森・野外ステージ〈レナード・バーンスタイン・メモリアル・コンサート〉

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昨日は5時起きで人間ドックを受けて、その後はお友達と創成川小樽ビールオフに出かけ元気に過ごして、今朝も6時に起きて行動開始。我ながらタフです!朝風呂に入ってスッキリしたので、またまたこんな前に並んでいます。会員は優先レーンがあるのですが、ここで待ちつつ朝ごはんを食べるのが定番となっています。
 

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UV加工の長袖シャツを着ていますが、それでも少し肌寒いなぁと思っていたら、はじめさんが富良野で買ったウィンドブレーカーを貸してくれました。いつものようにタージマハールと風月のお店も準備をしています。この間に今年のPMFグッツを購入しました。チケットは、当日券を買うようにしていますが、開場の30分前にならないと販売しないようです。混雑するから暇なうちに販売したほうが良いように思うのですが、毎年改善されません。

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そうこうしているうちに降ってきました。ロゴスの黄色のポンチョは雨を防ぎますが、暑いのが難です。降ったり止んだりのお天気で、ガラガラの会場でしたが、やっと落ち着いて芝生の上でのんびり過ごします。はじめさんは運転手だから、お茶。

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私は白ワインを炭酸で割った「ワインクーラー」をグビグビ。オープンサンドを作るのが何故か得意です。今回は野菜サラダをたっぷり持参しました。いよいよ最初のプログラム”PMF青少年のための音楽会”が始まります。メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」は、地元、札響の演奏。指揮者の佐藤俊太郎さんのお話付きで分かりやすく楽しかったです。その後に東海大付属第四高等学校吹奏楽部(長い!)の演奏がありました。なんと30年も連続で金賞に輝いている名門校との事ですが、流石に上手いなぁと思いました。アンコールに「あまちゃん」のテーマが演奏されました。演奏が終わると全員でスッと立ち上がるのが印象的でした。キビキビしていますね。

続いて”PMFアメリカ・トークコンサート”
3台のハープによる演奏は、夢物語というかおとぎの世界で心地良かったです。PMFおなじみのダニエル・マツカワさんの指揮とお話でPMFオーケストラ・メンバーの演奏では、少ない人数なのに音の厚みや、ハーモニーの美しさに感動しました。

次は”PMF pops!”
北海道札幌旭丘高等学校合唱部の女声合唱による「キャンディーズ名曲集」。この後は男子生徒も加わって大人数で楽しくコーラス。そして、ドヴォルザークの「ジプシーの歌」は4人歌手のソロで歌われました。華やかです!バーンスタインの「ウエストサイド・ストーリー」から”I Feel pretty”は、天羽明恵さんの素晴らしい歌声を堪能しました。カナディアン・ブラスの楽しい演出も良かったです。そして、この後は昨年に続きPMF賛歌のホルストのジュピターを(新聞によると)6300人でフルオーケストラの伴奏で壮大に歌いました。小雨が降り続き、持っていたスコアもびしょ濡れになりましたが、なかなか爽快でしたね。

ラストは”PMFオーケストラ演奏会”
指揮:準・メルクル
ヴァイオリン:ワディム・レーピン
演目は、ブルッフのヴァイオリン協奏曲 第一番 ト短調とベルリオーズの「幻想交響曲」
ブルッフってよく耳にする作曲家ですが、私は今回初めて聴きました。レーピンさんの演奏が表現豊かで素晴らしかったです。優秀な学生たちでも恐らく出せない深い音楽でした。何度もアンコールの拍手でステージに呼ばれていました。
いよいよ最後の「幻想交響曲」ですが、第5楽章まである大作です。若いころに、はじめさんとサントリーホールで聴いた曲でもあります。この交響曲は、作曲者のベルリオーズが、ある女優に恋して破れ自殺を図り、奇妙な幻想を見るという内容が織り込まれています。

第1楽章 夢、情熱
第2楽章 舞踏会
第3楽章 野の風景
第4楽章 断頭台への行進
第5楽章 ワルプスギスの夜の夢~魔女のロンド

アヘンを飲んで自殺を図るが死にきれずに恐ろしい夢を見る。それは恋人を殺し死刑の宣告を受け断頭台へ向かう夢。一番印象に残るのは弔いの鐘が何度も打ち鳴らされ魔女たちが狂乱の宴をする終楽章です。指揮者の準・メルクル氏の熱い指導のもと、厳しいレッスンを受けてきた生徒たちの集大成となる見事な演奏でした。

演奏が終わると、花火が打ち上げました。まだ明るいし、最後の合図くらいに思っていたら、今年は花火大会!?と思うくらいでした。小雨が終始降る中、時折は晴れて、ここぞとばかりにセミが一斉に鳴き、小鳥たちが戯れる、そんな森の中で一日音楽に触れることが出来て幸せでした。カンカン照りよりは過ごしやすかったかも知れません。演奏会が終わって帰宅するとザーザー降りになりました。午後8時に小樽運河の前を通過しましたが、凄い人出で雨の中、花火大会が始まっていました。

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