アンドレ・ワッツ公演中止

KAJIMOTOから、楽しみにしていたアンドレ・ワッツの公演中止のメールが届いた。前回はプログラムが大幅に変更になったメールだったが、まさか中止になるとは。ガーーーン!

 ▼アンドレ・ワッツ(p)
   公演日:2013/11/21(木)
   会場 :東京オペラシティコンサートホール

本公演は、本人が転倒した際に手首を負傷し、医師の診断により
12月末までの公演を全てキャンセルすることになり、公演中止の
やむなきに至りました。

お客様にはご迷惑をお掛けしまして、誠に申し訳ございません。
心よりお詫び申し上げます。

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私も数年前に思いがけず大転倒してギブス生活を送ったが、一番痛いのはご本人ですから、これは致し方ないでしょう。さて、飛行機もホテルも取って福岡にも行くので、たまたまチェックしていた前日の20日(水)、ボリス・ベレゾフスキーのリサイタルのチケットを先ほどゲットした。会場は同じオペラシティ。ベレゾフスキーはPMFでピアノコンチェルトは聴いたことがあるが、ソロはまだ無いし、余裕があったらこのリサイタルも行きたいと思っていた。良い席は無かったが、少し良いS席2枚を迷わず購入した。

ボリス・ベレゾフスキー
11月20日(水)
東京オペラシティコンサートホール

曲目・演目:
ラフマニノフ:前奏曲 変ロ短調 op.32-2
       前奏曲 ホ長調 op.32-3
       前奏曲 ホ短調 op.32-4
       前奏曲 ト長調 op.32-5
       前奏曲 イ長調 op.32-9
       前奏曲 ロ短調 op.32-10
       前奏曲 変ニ長調 op.32-13
       ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.36
ドビュッシー:前奏曲集第1巻から 
       デルフィの舞姫たち/野を渡る風/雪の上の足あと
       西風の見たもの/とだえたセレナード
       亜麻色の髪の乙女/ミンストレル
ラヴェル:夜のガスパール

ラヴェルの夜のガスパールが聴ける!初日の移動日がコンサートとなったので、翌日の東京が丸々フリーになった。しかし、調べたら飛行機もホテルも変更が出来るようなので、東京はコンサートのみにして、翌日は福岡へ飛ぼうということに決まった。ワッツを聴けないのは残念だけれど、それによってまた別の楽しみ方が出来るかも知れないし、何事も臨機応変にいかないとね。チケットの払い戻し、忘れないようにしよう。

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練習すると練習の足りなさに気づく

珍しく土曜日が休みとなり3連休だったので、年内最後の車旅として函館へ出かけるという予定も少しあったが、11月はコンサートを含む東京・福岡旅行があるので、あっさりキャンセルとなった。

発表会が終わってから、仕事や母の事で、はじめさんは全然練習出来ないでいた。お弾き初め会には、大人の生徒さんがよく弾くシベリウスの「樅の木」を弾いてみたいというので、丁度良いかなと思って決めた。ところが、全く譜読みをしていないので、昨日・今日と休み返上で練習してもらった!?レッスンしてみると、なるほど音を塊で捉えていないから、無駄に時間がかかっている。「樅の木」はメロディーラインは簡単だけれど、和音が掴めないで苦労している人が多いです。リズムも取り難いですね。そして、小節線が無い「risoluto」の部分から極端に弾けなくなってしまいます。ここは弾けたら風を感じて弾いて欲しいのだけれど、速く綺麗に弾けるようになるには、なかなか…。それで自分が!と言って選んだのだから、はじめさん頑張りましょう。

先日、大人の生徒さんが「練習しても、次の日に覚えていない…」とレッスンでつぶやいていましたが、練習しているからこそ出てくる言葉だと思います。練習しない人は、それにすら気づきません。練習すると、明日も翌日も毎日きっと練習したくなると思います。弾けない事に気づき、弾ける事を増やせるから。練習は試行錯誤の連続だと思います。間違った方向に行くこともあります。特に指使い、テンポ。

ゆっくり確実に弾けたら、自信に繋がりますし、テンポも徐々に上げていけば良いと思います。

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長い一日/弱音を弾くのは難しい

今日はレッスンが集中して入っていたが、午前中にドタキャンがあってペースが崩れた。発表会が終わってからの反省会を最後のレッスンとしているのだが、それが伸びに伸びて、今日もキャンセルになった。レッスンの変更の変更は出来ないので、写真だけ送ろうかとも思ったが、それで一旦離れる彼女も何か話したいようなので、致し方がないが別の日に設けることにした。もう一人、朝早くレッスンに来た生徒さんは少し眠たそうな顔で現れたが、元気にレッスンを受けて札幌の学校へ向かった。彼女も今日は長い一日になるのだそう。

午後からのスタートは、忙しすぎる看護師さんから。バイエルの最後の曲106番を長い事やっているが、なかなかマルが付かない。今日は終わる気で来たそうなのだが、残念ながら今日も終わらなかった。音階はスラスラ弾けるのだが、その後の和音が掴めないのだ。では、和音を掴む練習をしましょう言うと、これはこれで出来る。しかし、音階から弾くと、やはり和音が分からなくなるという不思議。恐らく、音階を弾いている時は、それしか考えていなくて、次の音の事はを考えずに弾いてしまうのだろう。超ゆっくり弾く練習が出来れば、譜読みは早く出来ると思うのですが、テンポを遅くするというのは、案外難しいのかも知れません。

ちょっとスランプ状態が続いてる生徒さんも、超ゆっくりが出来ません。お母さんが弾くのを耳で聞いて、その速さで練習してるのが出来なくなっている原因。弾けるお母さんはレッスンに関わるとレッスンが難しくなるので、やはり干渉しないで見守って欲しいですね。今日も涙目になっていたけれど、やり方が分かったと言うので、この次のレッスンでは、ゆっくり全部弾けるようにしましょう。がんばってね!

相変わらずマイペースなサッカー少年。練習はあまり出来ないのだけれど、それでも楽しそうに弾く。右手と左手が別々の動きをするピアノは難しいのだと思うけれど、一生懸命に弾く姿に好感が持てる。次の小さい子は風邪で欠席。残念そうにお母さまからお電話があった。空き時間の練習というのは、あまり練習にならないのだが、シューベルトとショパンをゆっくり弾いていると時間になった。最後は大人の生徒さんで、忙しいと思うのだけれど、かなりの数の曲をレッスンした。弱音が難しいようで、弱く弾くと指が動かないと言う。なるほど、だから強く弾くのかと思った。弱音を弾くのは難しいですね。特に電子ピアノで練習しているとコントロールしづらいのだと思う。でも、最近は強弱の変化にだいぶ気を配って弾いている感じですね。頑張りましょう!

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やるせない気持ち

昨日のお昼頃、けっこう身体の大きなメスのプラティが顔を下に向けてうずくまっているのに気がついた。その時は、どうしたのか分からなかったが具合が悪そうだった。しかし、それから暫くして、顔を起こして水面に居たので大丈夫かなと思った。その夜。水槽を見に行くと、逆さまになって絶命していた。どうやらお腹に稚魚が詰まって出てこれなかったのだろう。お昼には分からなかったが、お腹が膨らんで黒くなっていた。可哀想に、苦しかっただろうに…。

最初に家に来たグッピーのメスも同じ事があった。旅行から帰ってきたら、お産の途中で何匹かが詰まって血を流していたのだ。こういう時は、為す術がない。ネットで調べてみると、お腹を切って子供だけでも助けた方が良いと書いていた人がいたが。結局、両方とも駄目で気落ちした。それも寿命なのかな。短い一生だけれど、彼らを見ていると人間の一生を早回しして見ているように感じる事がある。

10月の最終日は、とても天気が良かった。それにしても、明日から11月だなんて!何故か明日にレッスンが密集して入ってしまった。午前・午後レッスンなので、練習時間の確保が難しいが、早起きして弾こう。ファイト!

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練習し過ぎじゃない?嬉しい悲鳴!

発表会で生徒さん同士で連弾をした生徒さん2人の気合が凄すぎる。良い意味でライバルとなったのかも知れない。2人とも姉妹で習っているのだが、残念ながらIちゃんの妹さんは、発表会が終わってから辞めてしまった。今日は、この2人のレッスンが続いてあり、ノートにぎっしり書かれている課題を熱心に練習してきた。ん、かなりの課題を出しているのだが、どれもよく弾けている。レッスンの後、お母さんと話したのだけれど、「家でも、びっしり弾いています!」と嬉しそうに話された。

Mちゃんのノートにも課題が沢山書かれている。お弾き初め会用に選んだ曲は、Mちゃんには簡単だったのかな?それにしても、だいぶ力をつけたのだろうねえ。「まだかなり日にちがあるから違う曲も弾いてみる?」と聞くと、そうすると言うので、好きな曲を選ばせてみた。レッスンが終わって、お姉ちゃんのレッスンをしているとリビングで、先ほど選んだ曲を早速弾いているのが聞こえてきた。40分のレッスンの後なのに頑張るなぁ。

子供って、興味を持った時は本当に伸びるものですね。2人とも、きっと目標にしている曲があるのでしょう。

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60センチ水槽には、アルビノのプラティが現在5匹居るのだが、メスに生まれても子供を生んだプラティは皆無。そして、不思議な事にメスだった3匹のアルビノが全てオスに性転換したのには驚いた!話には聞いていたが、目の当たりにして、かなり驚いている。(@_@)

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グループレッスン&引っ越し

先週、学芸会とぶつかって延期したグループレッスン1組を午前中に行った。久しぶりの生徒さんは、間が開くとちょっと練習が疎かになったり、楽譜を見ないで自己流で弾く癖がついたりする。家では出来ないと泣いたり、わめいたり!?するようだが、それでもレッスンでは泣いた事がなかった子が、今日は注意された事に、自分では間違えていないつもりで弾いているので、何故?と思って涙を流していた。こういう時に、うっかり優しい言葉をかけると、大泣きするケースが多いので、泣いている事に気が付かないふりをする。「先生の耳は音を正確に聴き取れるから、どういう練習をしているかすぐに分かるよ」と言うと、ようやく楽譜を見ないで弾いている事に気が付いたようだ。そして照れ笑い。私は内心ホッとする。2曲目は指摘した事をすぐに直してテンポを上げて一緒に弾くことが出来たので、良い感じでレッスン出来た。レッスン展開は、ちょっと道を間違えると、とんでもない方向に行ったりするので難しいものだと思う。

午前中のレッスンを終えて、午後からは母の引っ越しの作業。必要な物だけを持って行きたいのだが、母に何を聞いても「要る!」と答えるのだ。どうして、これが必要なのかと聞いてみると、「思い出」「可愛いから」「高かったから」が大体の理由だ。どう見たって着れない服も「高かったから」取っておきたいようだ。しかし、これでは拉致があかないので、当面必要な物、今は必要としない物に分けて、どんどん箱に入れていく。当面必要な物を引っ越し先に持って行き、母に見てもらった。最初は部屋に対して物があまりにも多くて、「狭いね」と絶句していた母だが、今度のお部屋は収納がかなり出来るので、はじめさんと足を棒にして綺麗にした。物がきちんと片付くと、とても良い感じになり母もご機嫌だった。明日も作業が続くが、足がガクガクだ。

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素敵なプレゼント&ブラスバンド定期演奏会

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体育の日の連休に道東旅行した際に、友人のタケさんが営むペンション「きらの宿すばる」で知り合った神奈川県のご夫妻から素敵な贈り物が届きました。アルコールは何でも好きというご主人。その中でも特にお気に入りは高知のお酒「酔鯨」という事でした。「安芸虎」も同じく高知のお酒なのですね。今晩、早速頂きます!奥さまイチオシのクッキーは、先ほどコーヒーを飲みながら頂きました。とても美味しいチーズパイが箱にぎっしりと入っていました。ワインにも合いますね。流石!そういえば、お酒は奥さまの方がずっとお強いとの事ですが、うちと同じですね。(^-^)

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それにしても、竹鶴17年を飲みながらあれこれと話しましたが、添えられたお手紙には「お二人のラブストーリー、生き方を聞いて止めようと考えていた新しい仕事に挑戦する事に決めました。しばらくなかった感覚を思い出させていただきました」と書かれていました。大先輩に、そんな影響を与えてしまう程、立派な私たちではありませんが、なんだか嬉しかったです。勝沼ぶどう郷へ行く前に「高尾山」の駅でパンを一つ買って食べたというところで思い切り笑いを誘っていましたが是非、地下ワインカーヴへ足を伸ばしてみてくだい。そして、今度は余市にも遊びにいらして下さい。それでは、ボナペティ。と最後に書かれていました。はい。頂きます!ありがとうございました。

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今日はレッスン休みで、何年ぶりに生徒さんの吹奏楽の定期演奏会に出かけた。教室からは、この演奏会で引退する中3のMちゃんが参加していました。パンフレットを読むと、パートリーダーだったのですね。顧問の先生の紹介では「自分にも他人にも厳しい」との事でした。ちょっと意外なコメントでした。ピアノにも厳しくあってね。(^-^) 前半のクラシックは、正直なところ、まだまだだなぁと思って聴いていましたが、コンクールの曲は流石に金賞を貰っただけあって良かったです。はじめさんも「難しそうな曲をよくこれだけ演奏したね!」と感心していました。後半のバラエティコーナーは、楽しかったです。はじめさんは、「先生方もちゃんと歌と踊りを練習しなさい」と言っていましたけどね。Mちゃんのソロ良かったですよ。3年間お疲れ様でした!そうそう、休憩の時に「西川先生。覚えていますか?」と声をかけられたのですが、すぐには分かりませんでした。名前を聞いて、すっかり大人になったAちゃんにびっくりしました!そういえば、Aちゃんは吹奏楽部の部長を務めていましたね。今日は札幌から後輩たちの演奏を聴きにきたのでしょうか。声をかけてくれて嬉しかったです。

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レッスン休みの予定が焦った!

今日はレッスン休みのつもりでいたので、ちょっとのんびりしていた。休みの時は少し濃いコーヒーを飲む。コーヒーを飲み終えたら、今週の母の引っ越しの段取りや、お買い物があったので、その後にピアノの練習をたっぷりやろうと思っていた。

荷物があったので車で出かけると、ワンちゃんと散歩している生徒さんを見かけた。母の新居まで車でほぼ1分。すでにベッドが入っていて、良い感じだ。畳のベッドで、隣近所の方々が「これ欲しい!」と言っていたという人気ぶり。確かに。
新居は立地条件が良いし、ヘルパーさんがいつも居てくれるので安心だ。夏に電話で話して以来の叔母に報告すると、叔母も安心してくれた。叔母は、母が車を降りようとしないのを心配しているが、これだけは譲れないという。母の引っ越しの条件は、車が置けて運転できるという事だから、今は様子を見て、雪の時期は乗らない事を約束した。それにしても、高齢者マンションだから車を運転するという事を全く考えていなかったと事務長さんには苦笑いされた。(^^;

バッハの平均律。ハ短調と嬰ハ長調、ベートーヴェン「悲愴」、次の曲を考えながら2曲ほど候補を弾いてみる。ん、「熱情」に行きたい気持ちが強い。これも第2,第3楽章を発表会にかけたきり。第一楽章は譜読みで終わっている。シューベルトのインプロンプチュ。ショパンも流石に勉強しないと。バラード4番以来、ショパンを弾いていない。バラード1番も難しいが、4番はその比ではなく、あんなに苦しむとは思わなかった。発表会の後、そのまま練習を続けてお弾き初め会でも弾いた。しかし、それでも納得がいかなった…。4番は、また勉強し直そうと思っている。

午後7時まで、たっぷり弾いた。そろそろ作っておいたタイカレーを温めようと思っていたら、閉めたつもりの玄関が開く音がした。ドキッとした!入ってきたのは、大きな荷物を担いだ高校生の生徒さんだった。あれ?彼女のレッスンノートを見ると、確かに今日の日付が書いてあった。私のミスである!。わわわ。そういえば、10日のレッスンの時、部活で帯広遠征してから来るというので、大変だから今日にしようと言って私の手帳に書き忘れたようだ。Mちゃん、ごめんなさい!(^^; そう、帯広からJRで戻ってきてレッスンに来るという程の生徒さんなのだ。いつも大きな荷物を担いで元気にやって来る。そんな彼女だから、発表会も突然出られることになって、飛び入り参加となった。

「それで、帯広はどうだった?」と聞くと、暫く考えてからMちゃんは「緑が豊かで…」と言うではありませんか。いや、そうじゃなくて部活の試合の事を聞いたつもりが質問の仕方が悪かったのね。試合の方は、相手が強すぎて話すまでもないという事だった。レッスンの方は、ショパンのワルツが相変わらず苦戦している。どんなにゆっくりでも良いから、正確なテンポで練習するようにメトロノームを使う事を薦めた。ショパンは極めて正確なテンポで弾くように弟子にメトロノームを薦めたという事は有名ですよね。

先日のグループレッスンでは「悲愴」の第一楽章を弾いたのだけれど、人前の演奏だと、ちょっと走っている部分があって、ため息が出た。体内メトロノームを強化しないと!

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生徒さんは、どのようにして教室を選ぶのか

先週はグループレッスンを3本立てで行ったが、それぞれのグループに初参加の生徒さんが居て、いつもと少し違う緊張感に包まれた。その中でも、つい最近入った5歳の女の子は、緊張のためか笑みが無くて心配だった。実は同じグループの子たちも、それなりに気を使っていたらしく、緊張をほぐすために、ちょっとふざけてはしゃいだりしていたようなのだ。本当だろうか?!

グループレッスンの前日の個人レッスンでは、お母さんと離れてひとりでレッスンを受けたので、かなり緊張していた。でも5歳とは思えない集中力で驚いた。先生が話している時も決してピアノを鳴らしたりせず、きちんとお話を聞ける子なのだ。そして、グループレッスンの時、心配されたお母さまはリビングでレッスンの様子をご覧になっていたのだが、みんなの前で堂々と歌いながらリズムを叩く姿に驚かれたのではないでしょうか。小さい子でもグループレッスンは1時間以上あるので、途中でお母さまの所へ行くのもありだと思っていたが、最後まで教室のお友達と一緒にレッスンを受けていた。最後に季節の歌として「たきび」を選んだ。この曲なら、みんな知っているだろうと思っていたのに、ひとりも知らないと言う。これにはかなり驚いた。短い時間の中で歌ったので、覚えたかなと思っていたが、3回目のレッスンに、張り切ってやって来たMちゃんは、嬉しそうに幼稚園で「たきび」を歌ったと報告してくれた。ちゃんと覚えていたのだ!グループレッスンは、とても緊張して参加したけれど、すごく楽しかったと、それはそれは嬉しそうに話してくれたのが、何よりも嬉しかった。

教室を探す時に、同じ門下生のお父様が「習うなら、個人教室で発表会を行っている教室を」というのが条件で、うちの教室を選んで頂いたのだとか。タウンページをご覧になった、インターネットで検索された、そして、郵便局でチラシをご覧になったというのも嬉しかった。生徒さんを募集するうえで、以前は新聞に折込広告を入れるという事もかなり長い事やっていた。今はスポンサーも厳しい状況なので、これは却下となった。看板を見て入られる方も結構多い。タウンページにも長いこと掲載している。インターネットでの検索もタウンページに掲載しているので、余市ピアノ教室では随分ヒットするようだ。大人の生徒さんの入会は、インターネットでの検索が多い。後はポスティングをどうするか。むやみに配るのもどうかと思うし、未だに実行できずにいる。

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2013 上杉春雄 デビュー25周年記念コンサートシリーズ”時を聴く”

10月15日(火)

札幌コンサートホールKitara大ホール

●バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903

●クセナキス:ヘルマ

●ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番 変イ長調 Op.110

●ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章

●ショパン:ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58

アンコール
●ショパン:ノクターン遺作 cis moll

●知らない曲

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久しぶりにKitaraへピアノコンサートを聴きに出かけました。ペトルーシュカを生演奏で聴けるという事で楽しみにしていました。はじめさんも行けたら当日券を買うつもりでしたが、昨日、道東旅行から帰ってきて仕事が溜まって、断念しました。

札幌在住の医師でありピアニストとして活躍されている上杉春雄さんですが、デビューしてから25年を迎えるのですね。デビューして間もない頃、札幌で聴いたことがありました。時が経つの早いものですね。それから何度かKitaraを中心に上杉氏のリサイタルを聴いていますが、今日のコンサートは特に良かったです。プログラム構成も面白かったですし、何よりも一音一音大切に慈しんで演奏する上杉氏の演奏に感動しました。

厳かにバッハから始まり、次は聴いた事がない、クナキセスという作曲家の「ヘルマ」。演奏前に上杉氏が、この曲は一体何だろうとあまり考えないで聴いて下さいと、おっしゃっていましたが、なるほど~と思いました。プログラムノートには「自分とか何か」「宇宙とは何か」ということに対する答えを、時に静かに沈思黙考し、時には厳しく戦いながら探し求めているような音楽だと思うと書かれています。でも、そういう事も一切考えないで、音楽に浸って欲しかったのだと思いました。前半最後はベートーヴェンの後期のピアノソナタ第31番。コンサートでは、沢山のピアニストの演奏を聴いている名曲です。ベートーヴェンのピアノソナタをライフワークにしている私ですが、この作品を勉強するのは早めた方が良いのかもと、今日の上杉氏の演奏を聴いて思いました。いずれにしても限りある人生の中で、30番、31番、32番は大事に勉強しなければと思っています。

休憩中にビールでも飲もうと思っていましたが、かなりヘヴィなプログラム内容なので止めておきました。後半はお楽しみのペトルーシュカからです。大変な難曲で、日本人で初めて上杉春雄さんがレコーディングをされたとの事ですが、今でも大変な難曲であることに変わりはありません。初めて生演奏が聴けて嬉しかったです。少年の心を忘れていない演奏、そして、年齢を重ねてより説得力のある演奏でした。ブラボー!!この後にショパンのピアノソナタ第3番だなんて、重量級ですよね。腕がどうにかなってしまいそうです。医師として多忙な生活を送っていらっしゃるのに、一体いつ練習されるのでしょうか。上杉氏の演奏を聴いていると、無駄な力が全く入っていないので、このようなヘヴィな演奏が出来るのだなと思います。以前は、ベートーヴェンのソナタなどは、もう少し凄味があっても良いのではと思いましたが、間違っていました!お手本にしたいピアニストだと思います。ただ、もう少しトークを短くして欲しいなと、私は思いました。(^-^)

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