次のレッスンまでにやってくること

たくさん宿題を出していませんが、最低限「これはやってこよう」を、なかなかやりたがらない。「要は努力せずに、いつかはできるだろう」と思っているのかどうか分かりませんが、楽譜を読めないままレッスンに来るのでヘトヘトになります。

ピアノは88鍵あり、10本の指で弾く

レッスンの始めに「楽譜を読んできた?」という質問に、「よんでないよ」と平気で答えるので、先にレッスンを終えた生徒さんは笑っていました。

先週出した宿題をやってこないので、楽譜が全然読めていないまま。五線譜に高い音を書いてきて覚えようという宿題も無視。たった1ページしかない曲ですが、半分までしかメロディを読んでいません。まだ半分手つかのまま。これでは伴奏はいつやるのか…

指使いを考えて弾こう

ピアノの鍵盤は88もあるから、それを10本の指で弾くためには、ドは1で弾かないことも多くあります。しかし、ド=1、レ=2、ミ=3、ファ=4、ソ=5という指で弾くのだと強く思っていて、そこから抜け出せません。ハ長調の音階を弾いてもらいましたが、ファを4の指で弾いてはソラシドまで届きませんよね。ファは親指をくぐして1で弾かないと。

今回の課題曲はト長調。最後は高い高いソで終わります。レッスンで何度も読みながら弾いてもらいましたが、レッスンの最後に最後の高い音は何と聞くと「ラ」と答えたのでガクッとしました。来週迄に残りのメロディを全部読んでくることを約束しましたが、どうなることやら。

レッスンの難しさ

6ページもあり転調しまくりのロンドニ長調をサラッと全部譜読みして両手で弾ける生徒さんもいれば、譜読みが苦手な生徒さんもいます。どのようにしたら、理解して弾けるようになるのかを教えるのかが我々の仕事ですが、生徒さんが自分の力で楽譜を読めるようにならなければ先にいけません。最低限の宿題をまずやってきて、高い音に慣れて読めるように努力しましょう。

 

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