音楽とは多様性に富んだ芸術

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午前中グループレッスン。中高生ともなると、レッスンしている歳月や付き合いも長い。特にスタッフを務めてくてる生徒さんは、自分の事より全体を考えてくれる。

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ドビュッシー「子供の領分」から”雪は踊っている”。繊細な音、美しくて、ちょっと怖い雪の舞いを表現する。スタッカートは軽く、粒を揃えて音の響きを楽しみながら演奏して欲しいと思う。毎日ハードな仕事の中で、毎朝少しの時間ではあるが練習している音が階下から聞こえてくる。小4の生徒さんで毎朝20〜25分練習している子もそうだが、このコツコツの積み重ねが大きいと思う。

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高校生になって練習時間が土日と限られてはいるけれど、それでもピアノが好きだから楽しんでいる生徒さん。左手が8分音符、右手が3連符。どうしても右手がシンコペーションになってしまう。右手だけ左手だけは綺麗に出来るし、ゆっくりだと出来るのに、速く弾くと混乱してしまいますよね。コーラスの練習の後でワンポイント・レッスンをしたらコツが掴めたようでした。次回は学祭が終わってからのレッスン。

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ドビュッシーはご存知ですか?と聞いたら、ベートーヴェンやショパンなら知っていますがと言われそうです。大人の生徒さんでクラシックに詳しい方でもドビュッシーはあまり聴かないのだそう。

「月の光」や「アラベスク」なら一般受けするのだろうと思う。それでも私は「喜びの島」を弾きます。知っている曲リストに加えてもらえるようにしたいです。

10年くらい前にピアニストを招いて3回コンサートを企画しましたが、同期の先生は田舎で開くコンサートだから「知っている曲、耳なじみの曲をプログラムにお願いした」と言っていました。私が企画したコンサートは、前半は名曲、後半はマニアックなプログラムで私でさえも知らない曲が並びましたが、お客さんは大興奮でしたね。

音楽とは多様性に富んだ芸術だと思います。だから発表会のプログラム構成は先生が考えて決めるものだというポリシーはこれからも変えませんし、諦めたらそこまでだというのも芸術だと思っています。

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コーラスの練習を終えて、フリードの1か月点検に出掛けた。ディラーの方もアウトドアが好きだというので、我々がどのようにフリードを使っているか興味深々のようでした。4DWのフリードプラスの荷室が21センチしかありませんが、ぴったりなコールマンのクーラーボックスが見つかった時は大変嬉しかったです。それにしても、今日も家の中で焼き焼きになりました。

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