蒼の時 / ロマンティックな情景

ゴールデンウィークから発表会の構成を考えて、また転校生が2人入ったのもあり、大量の楽譜を注文していたのだが、それが本日届いた。

今日は小さい子のグループレッスンでベートーヴェンのピアノソナタ9番を弾く予定だったが、急きょ大人の生徒さんが弾く曲、2曲に変更した。フィンランドの大作曲家シベリウスの「ロマンティックな情景」とショパンのノクターン遺作「Lento con gran espressione」。

「ロマンティックな情景」はシベリウスの晩年の作品。100曲を超えるピアノ曲がある中、最も美しい作品だと思う。

「フィンランドの夏は、夜のない白夜。太陽はいつまでも沈むことなく、空を鮮烈な青から濃紺へと、ゆっくり時をかけて無限の段階の蒼色に染め上げていく。その蒼色がコンから濃紺へと深まっていく静かな時、その前ではすべてのものが声をひそめざるを得ないような瞬間をフィンランドでは「蒼の時」と言う。」 舘野 泉

この曲をアイノラのシベリウスのピアノで舘野先生が演奏して下さった時の事は生涯忘れないと思う。 画家の東山魁夷がフィンランドへ旅行した際にこの無限の蒼に取り憑かれたようになったというのを、たまたまTVを観ていたら舘野先生が出演されていて驚いた。だからどうしても観たかった。東山魁夷の求めた蒼を。神秘的で深い蒼だった。

2曲とも久しぶりに弾いたので、戻すまで2日間かかった。ショパンの遺作はいつでも弾けると思っていたが、先日、大人の生徒さんに紹介する時に最後の方に出てくる速く流麗なパッセージをすっかり忘れていた。(¯―¯٥)  コンサートに出かけると、アンコールで演奏される確率が非常に高い曲です。

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