暗譜しても楽譜はよく読みましょう

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暑いので、家の中のお花は1週間まで持ちません。デンファレなら長持ちしそうです。5本で300円でした。プラス、柔らかなピンク色のトルコキキョウと合わせました。庭には、同じように優しいピンクのムクゲが沢山咲いているのですが、摘むと一晩で散りそう。綺麗な紫のキキョウも摘むと、すぐに萎れますが、庭に在る時は長持ちなのです。

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8月に入っても、寄せ植えのビオラが徒長しながらもまだ頑張っているので、お取替えするべきか迷います。

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デンファレのお花がポロリと落ちたので、切り戻したお花と活けました。

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テンポの速い曲を、最初からただ通して弾くだけの練習をしていると、大抵の場合は転びます。通しでしか練習していない小さい子に「部分練習」の説明をしてレッスンしても、家ではやはり通しで弾いてくる。ここから弾いみてと指差すと、その音が流れの中で覚えているので「あれ!?」となります。しかし、分からなくなるという瞬間は怖いものです。お盆休みが明けたら、発表会までのレッスン回数は2、3回くらいしかありません。今一度、楽譜をよく読んでみましょう。

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西陽の入るレッスン室は午後からカーテンを閉めっぱなしです。西陽が当って20年以上になるカーテンですが、長持ちです。家を建てた時の担当の家具家さんには、カーテンは絶対にメルヘン調のにしないで下さいと言われました。「これか、こっち」。みたいな感じで選んだのを覚えています。

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ピロリ菌と戦っている はじめさんは、薬のせいか食べてもすぐにお腹が空く感覚だと言います。もうすぐバースデーですが、その前には戦え終えている事を祈りたいです。

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玉木宏 音楽サスペンス紀行~亡命オーケストラの謎~

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今日は一番の暑さだったかも。昨日も暑かったですが、練習している間は涼しい所に居ました。レッスンが終わってお買い物に行くと綺麗なお月さま。

7月末に放送された玉木宏さんの「音楽サスペンス紀行」はタイムリーな事にポーランドの景色やショパン像でのピアノ・コンサートなども入って、興味深く観ました。

”日本のオーケストラのパイオニア的存在であり、元首相・近衛文麿の弟であった指揮者・近衛秀麿(このえ・ひでまろ)。戦前から日本のみならずヨーロッパやアメリカなど世界中で活躍していた彼が、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツに占領され戦火の真っただ中だったポーランドでも演奏会を行っていたことがわかりました。”

”なぜ近衛秀麿は戦火のポーランドで演奏会を行ったのか、それはどのような演奏会であったのか、そしてその演奏会で秀麿は何を感じたのか?この謎、そして第2次大戦時における音楽家たちの運命や当時の過酷な状況に、俳優の玉木宏さんが迫ります。”

という内容でした。

近衛秀麿さんの事は、全く知りませんでした。番組では「戦場のピアニスト」のモデルとなったシュピルマンの話しも出てきました。映画には出てこなかった事。ナチス占領下のワルシャワでの「秘密のコンサート」という命をかけて行った演奏会の話しや、ユダヤ人を亡命させるために命がけで手伝いをした話しなど、ドキドキしながら観ました。ドイツ軍によって破壊しつくされたワルシャワ。よく復興したと思いました。ポーランドは歴史のある街。負の遺産「アウシュビッツ収容所」にも行く予定です。

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はじめさんはファスティング中止なので、夕食はサラダとお蕎麦のつもりが、仙台の本格的な厚切り牛タンが大特価だったので大人買いしてしまった。まるでステーキのような大きさでした。ご満悦な はじめさん。仙台では「利休」の牛タンが我々は一番好きです。これよりも、もっと分厚いのです。札幌にもお店が在るのですが、まだ行ってません。仙台で食べるから良いのですよ。

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シシトウは稀に辛いのがあります。辛いのは結構辛かったりしますので侮れません。明日は、はじめさんは札幌支社に出社なので、私はファスティングをします。本当は二日間やらないと駄目なのですが、今日は仕方がなかった…。(^^;

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ステージ練習&積丹のお寿司

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岩内町の荒井記念美術館へ2時間のステージ練習に出掛けた。

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今年はリストの巡礼の年第3年より「エステ荘の噴水」を弾きます。10年前にも弾きましたが、実に10年ぶりに弾いています。(^^;

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シャープが6個付く「嬰ヘ長調」で黒鍵が多いです。繊細なトリルやトレモロ奏法、音が大変多い過酷な曲だと思います。

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「ラ・カンパネラ」や「メフィスト・ワルツ」のように跳躍する曲ではないので、弾いている時はあまり鍵盤を見ていないかも。音を聴きながら鳴らしている感じ。

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弾いていないと寒いくらいの冷房です。弱くする事ができないようなのです。

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はじめさんは初メンデルスゾーン。「ベニスのゴンドラの歌」は無言歌集に3曲入っていますが、イ短調は一番渋い大人な感じの曲。

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左手の大きなアルペジオに乗って、ゆったりと優雅で感傷的な旋律が歌われます。

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温泉に入って汗を流し、お腹も空いてきました。「冨久寿し」にやって来ました。

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この時期は、やっぱり雲丹が食べたいです。毎年、決まって3色丼をオーダーしてしまいます。やっぱり積丹のウニは美味しいですね~。至福のひとときでした。

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午後6時半の海岸。

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セタカムイ岩。

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悲しげな犬の遠吠えのように見えます。

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毎年、ステージ練習に出掛けた帰りに寄るのですが、不思議と晴天で、とても暑い。夕日が美しかったです。

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ハマナスの実がなっていました。

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新築祝いに戴いた「積丹の海」の絵。積丹ブルーが美しいです。

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夜になると秋風を感じる

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午前レッスン。ランチは青の洞窟のボッタルガというソースを使ったパスタ。茹で上がったパスタに絡めるだけで超簡単です。フレッシュバジルをちぎって乗せました一袋2人分で便利でした。海外旅行のための大きなスーツケースが届きました。びっくりする程、軽いです。

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暑いのでガリガリ君で出番が多い。なんと連続で当たりが出た!

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昨日、アンドレ・ワッツのファンだという方からPMFの話しが出たので、写真集を懐かしく眺めました。バーンスタインに見初められたワッツは、PMFに2回参加してくれました。

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この写真集の中にこのショットが!母もピクニックコンサートをいつも楽しみにしていていました。

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今年に入って3回目のガーデンパーティ。家の中は暑いけれど、夜の庭はヒンヤリと気持ち良かったです。はじめさんはピロリ菌退治のためアルコールは無し。久しぶりにキリンをのんでみました。さて、明日はステージ練習。あと1ヶ月で発表会です。

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話題のピアニスト/反田恭平ピアノ・リサイタル

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8月3日(木)
札幌コンサートホールKitara大ホール

program

●武満 徹:遮られない休息
Ⅰ「ゆっくりと、悲しく語りかけるように」
Ⅱ「静かに残酷な響きで」
Ⅲ「愛の歌」

●F.シューベルト:4つの即興曲 D899/Op.90
第1曲 Allegro molt moderato
第2曲 Allegro
第3曲 Andante
第4曲 Allegretto

Intermission

●M.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ

●F.リスト:ピアノ・ソナタロ短調S.178

Encore

●F.ショパン:練習曲Op.10-1

●C.ドビュッシー:月の光

●R.シューマン=F.リスト:献呈

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チケットが即完売になってしまう話題の若手ピアニスト反田恭平さんのピアノ・リサイタルを初めて聴きました。チケット発売日には、どんどん席が埋まって諦めかけたのですが、何にも遮られない見通しの良い席でした。それにしても大ホールが完売になる程ですから、凄い人でした!

programを渡されましたが、本日と明日の函館のが載っていました。これを弾くのですか!という内容のprogramで驚きました。そして、パンフレットが別売り(2,000円)というのも邦人のコンサートに出掛けて初めての事だったので驚きました。買いませんでしたが、写真集のようなものなのでしょうか?CD売り場も人の山!演奏会終了後は大サイン会になるのでしょう。いやはや大変な人気です。

颯爽とステージに登場するのかと思いきや、抱いているイメージとちょっと違っていました。そして、ほとんど笑いません…。(^^; 最初は武満徹さんの「遮られない休息」から。瀧口修造さんの詩に触発され書かれた作品。舘野 泉氏の演奏による「ピアノ・ディスタンス」の最初に収録されていました。何度か聴いてるのに、何回聴いても新鮮に感じます。武満徹さんの曲だからスコアを置いているのかと思いましたが、シューベルトの4曲も自身で譜めくりされながら演奏されるスタイルは、ちょっと意外でした。楽譜を置くのは何か意図があったのだと思いますが、譜めくりしながらだと、どうても演奏に細やかな影響が出るように感じてしまいました。音の幅が凄くあり、多彩な表現で良い演奏なのに、入り込めなかったのが残念。

後半のラヴェルも同じスタイルで演奏されました。まさか、ロ短調ソナタもなのかしらと心配でしたが、流石にここからは譜面台も外されました。ここからEncoreまでの演奏が、やはり良かったです。私の個人的な感想として、譜めくりしながらの演奏は、ちょっと勿体なかったと思いました。

ここのところ、リストのロ短調ソナタを聴くリサイタルに恵まれています。30分の音楽の旅のような超大作。悪魔と天使が交互に姿を現し、破壊的な音、美しく官能的な音のコントラストが素敵に演奏されていました。この後に3曲のEncoreがあり、大興奮の会場。「月の光」は、かなりゆったりなテンポで、とても繊細な音が紡ぎ出されていました。こういう演奏がまた反田恭平さんの魅力なのだろうと思います。

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夕方からピアノ・コンサートへ

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日中は、かなり暑いのでガリガリ君の出番。

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滅多に当たらないので、当たりが出ると嬉しいです。午前中はパスポート申請の収入印紙を郵便局と銀行で購入。10年のだと16,000円かかります。それと、プログラムのイメージに合う色を決めました。26回目ですが、意外とまだ使ってない色があり、かつ見やすいカラーが決めてとなりました。

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夕方、Kitaraに到着すると肌寒かったです。

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だいぶ前に買った帽子を初めて被りました。ワンピースとお揃いのような感じ。いつもは紺とか無地が多いので、ちょっと勇気が要る感じですが、夏なので。(笑)

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反田恭平さんのピアノ・リサイタル。凄い人でした!

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休憩中。ドリンク券でビールを飲みました。テラスに出ると、かなり涼しかったです。

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前半が終わって。う~ん、ちょっとイメージが違っていたかなぁ…。コンサートが終わってロビーで友人に声を掛けられました。凄い人だったのに、よく分かったなぁと思っていたら歩き方ですぐ分かったそうです。Jさん、お久しぶりでしたがお元気そうでした。はじめさんもお話したかったのですが、速攻で帰宅して午後10時半から仕事が待ち受けていました。(^^;

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レッスンの合間にガーデニング

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暑い夏を乗り切るのに「ガリガリ君」は我が家にとって必須アイテム。(笑)リッチなのに普通のと同じ値段で売っていました。先日の人間ドッグで判明。はじめさんは「ピロリ菌」退治の薬を1週間飲まなくてはならないようです。お酒は駄目、ファスティングも中止です。

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カラフルな風車を設置。午後から大人の生徒さん2レッスン。はじめさんと3人でコーラスも練習しました。明日は反田恭平さんのピアノ・リサイタル、日曜はステージ練習に出掛けます。

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Welcomeと書かれているのが良いです。トレリスに飾った寄せ植え。アイビーゼラニウムとコリウス。コリウスがどんどん大きくなっています。

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後で買った濃い赤が素敵なパラソル。

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先日クサマさんで買った珍しい葉とベコニアの寄せ植え。

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こちらのピンクの小花も。何という名前か聞いてメモれば良かったです。

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ムクゲが咲きだしました。いっぱい蕾を付けています。ハイビスカスのようなお花です。

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焼き茄子をいっぱい食べました。レンジで簡単に出来るので良いですね。

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ご近所さんから戴いたサクランボ!甘くて美味しい~♪ そうそう、サクランボのジャムがメチャクチャ美味しくて最高です。ジャムの中で一番美味しいと思いました。

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ファスティング明けの一杯。最後の最後に実家から持ってきた珈琲カップ。どうしても置いていけなかったです。持ってきて良かった。

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優しい瞳のシルバー/熱帯魚との暮らし

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8月に入りました。先週のカサブランカに真っ白なトルコキキョウを加えた。暑いので白が涼し気で良い。

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ドライになったスモークツリーの方が存在感があるような気がする。淡いピンクのを見て即決したのを思い出します。

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レッスンノートに発表会まで回数を書くと、数回あるかないかです。上手に仕上げている生徒さん、テンポを上げて暗譜する事にばかりなっていて、転んだり、途中から弾けなくなっている生徒さん。落ち着いて、よく楽譜を見ましょう。ゆっくりと弾く練習を忘れないように。

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シュンが4月に他界してから元気が無かったシルバー。

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シルバーがボスだった時期は短かったと思う。身体が小さく存在感が薄いカゲがいつの間にかボスに代わっていた。

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お腹が腫れていたので苦しかったのかもしれないが、食欲もあり全くそんなそぶりは見せなかった。ピクニックコンサートから帰ってきた夜も「おかえり」というように、こちらに寄って何か話したげに口を動かしていた。まさか、その後に亡くなるとは思わなかった…。大きな瞳で、いつも水槽の中からこちらを気にして見ていたシルバー。きっと帰ってくるのを待っててくれたのだろうと思う。ありがとう。

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PMFピクニックコンサート2017

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ピクニックコンサート〈レナード・バーンスタイン・メモリアル・コンサート〉

7月30日(日)
札幌芸術の森 野外ステージ〈レナード バーンスタイン メモリアルステージ〉

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今年も強烈な暑さの中、フレンズ会員特典の優先で会場に入れるので芝生の一番前に陣取ってコンサートを楽しみました。12時まで時間があるので、ワインを飲んだり、お弁当を食べて寛いでいると、あっという間に12時です。ソプラノ歌手の天羽明恵さんが元気にステージに登場され、華やかにファンファーレが森のステージに鳴り響きました。時折吹く爽やかな風が心地良い。

ダンスしながらプレイする「ダンプレ」というのが流行っているそうですね。TVで観たことがあります。プログラムの初めは北海道札幌国際情報高等学校吹奏楽部のみなさん。暑さを吹き飛ばすような元気な演奏に場内が湧きました。続いてマリンバの華やかな演奏、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」組曲。そして、ウィーンフィルのライナー・キュッヒルさんが出演されるなど多彩で豪華なプログラムでした。オペラ歌手の方々も素晴らしかったです。私はピアノ伴奏も楽しくお聴きしました。

恒例のPMF讃歌~ジュピター~。今年も音楽監督のワレリー・ゲルギエフ氏の指揮で歌いました。なんとも贅沢な共演です。

後半のProgram
指揮:ワレリー・ゲルギエフ

ヴァイオリン:ダニエル・ロザコヴィッチ

PMFオーケストラ

●ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲(ドレスデン版)

●ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番ト短調 作品26

Intermission

●シューベルト:交響曲 第8番 ハ長調 D.944「ザ・グレイト」

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一気に涼しい風に変わる夕方。今朝は駐車場で「タンホイザー」序曲を練習する音が聞こえてきて清々しい気持ちになりました。良いですよね~ リヒャルト・ワーグナーの名作オペラの序曲。壮大な盛り上がりが堪らなく好きです。

去年に続き2曲めはヴァイオリン協奏曲。ブルッフの第1番ト短調。若手のヴァイオリニスト、ダニエル・ロザコヴィッチさんの演奏がとにかく素晴らしかった。ブルッフのト短調。とてもドラマティックな曲ですね。あっという間の演奏でした。鳴り止まない拍手に堪えてのEncoreがありました。なんとパガニーニの24のカプリース第24番イ短調でした。CDは持っていますが、生演奏を聴いたのは初めてかも。リストが編曲した「パガニーニによる大練習曲」の第6番「主題と変奏」を弾いた事があるのですが、原曲を実に忠実にピアノ譜にしたのだなぁと思います。それにしても、ヴァイオリン1台で演奏する方が遥かに難しいと思いました。この曲を聴けただけでも来た甲斐があったねと、はじめさん。ブラボー!!

昨年はショスタコの8番ハ短調だったのに対し、今年はシューベルトの8番ハ長調。「ザ・グレイト」が演目にあると、ちょっと構えてしまう私です。何しろ長いので!そう「天国的な長さ」なのです。お客さんが終わりだと思って「ブラボー!!」と拍手した気持ちが分からなくはない。しかし、ゲルギエフ氏は最後の余韻をもの凄く大切にする指揮者なので、ちょっとお気の毒な感じが伝わってきました。この長大な作品を飽きること無く聴かせてしまうゲルギエフ氏の音楽作りを改めて素晴らしいと思いました。歌曲王シューベルトならではの旋律の美しさを見事に引き出していました。

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今年も心が温かくなる演奏会をありがとうございました。

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まだ明るい午後6時過ぎ。お祭りが終わると、ちょっと寂しい気持ちになりますね。また来年!

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快晴のピクニックコンサート/芸術の森

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快晴の芸術の森。朝から強烈な暑さ!

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ガリガリ君を食べて少し涼しくなりました。暑いですが、焼けないように完全防備。

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ファンファーレが鳴り響きました。いよいよ入場。フレンズが優先です。

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今年はいっぱい作り過ぎて、タッパーの山!何人前?と言われました。

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まぁピクニックコンサートですから備えあれば憂い無しです。暑くて長時間の野外コンサートではグラスに氷をいっぱい入れて白ワインを強炭酸で割る飲み方がお気に入りです。何年も聴きに来ていると、お客さんの中に知り合いみたいな感じの人が出来ます。後ろの男性に声を掛けられました。何年か前も同じように後ろの席に座り、はじめさんの優しさに感動したというのです…。このコンサートのために十勝清水からバスで来られたそうです。私たちのお気に入りのスパ「フロイデ」は閉館になったのだとか。残念。

それにしても今日はお客さんの数が多かったです。テントの数が凄かった。演奏中、小さい子が椅子席の前を何往復もパタパタと走り回るのが目につきました。ピクニックコンサートであっても、ある程度のマナーは守って欲しいと思いました。

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最後はシューベルトの「ザ・グレイト」。何度か聴いていますが、「天国的に長い」曲として知られています。とてつもなく長いので、第1楽章が終わったばかりの、まだまだの所で「ブラボー!!」と拍手が鳴り…。その後、果てしなく演奏が続きましたが、面白かったです。流石はゲルギエフ氏。

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綺麗な紅葉を発見。強烈な暑さでしたが、午後3時半ころから急に涼しくなって秋に向かっているのかぁと感じました。

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午後8時15分。おたる潮まつり「花火大会」に遭遇しました。ピクニックコンサートとぶつかる事がほとんどです。

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