器用に生きた「ぶっきー」

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2009年10月31日。産卵箱を使ったのは、これが最後。「ぶっきー」は産卵箱の中で生まれた。奇形だったから、産卵箱を使わなかったら、長生きできなかったと思う。下の方でうずくまっているのが、二匹居る。どちらかが「ぶっきー」。

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2009年12月13日。産卵箱からイヤイヤ出したのを覚えている。左側の手前が、ぶっきー。奥の方は「未熟児」と呼んでいた。ぶっきーは泳げたけれど、この子は泳ぐ事が出来ず、いつも下の方に居た。そして、長く生きられなかった。

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2011年3月。ボスプラティの「ライオン」は別格の存在だったが、「ぶっきー」も誰からも攻撃を受けることはなかったので、ストレスを溜めないで生きてこれたのだと思う。「ぶっきー」の兄弟のほとんどが先に旅立っていった。「ぶっきー」は、アイビーの上でのんびりするのが好きだった。はじめさんが言うには、「ぶっきー」は、むしろ器用なのに、私に勝手に「ぶっきー」と付けられてかわいそうだと。

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2日前から、いつもの位置に「ぶっきー」が居ないので、水槽の中を探し呼びかけた。声が聞こえているのか「ぶっきー」は、どこからともなく現れ、やっとの思いで定位置に泳いでいった。その様子を見て覚悟しなければならないと思った。昨日も居ない。やはり呼びかけると、必死に姿を見せてくれたのだが、横たわって、もう泳げない状態だった。ここのところ、隠れるようにアイビーの中に居たのは具合が悪かったからなのだろう。その頃から不思議な「しろちゃん」は、「ぶっきー」のそばに居るようになった。横に居たり、覆うようにしていたので、もしかすると守っていたのかも知れない。「ぶっきー」は内出血をしているようだったから。「ぶっきー」は、最初に生まれて可愛がっていた「プリティ」の子だが、何故かホワイトプラティだった。ミッキーマークも無い、真っ白な「しろちゃん」は、「ぶっきー」と親子なのかも知れない。身体の大きさはまるで違うけれど。7月6日の夜、「しろちゃん」は、ひっそりと旅立ち、後を追うように「ぶっきー」は、今日の明け方に旅立った。まるでバンザイをしているかのように懸命に泳ぐ「ぶっきー」を見るのが好きだった。昨日は、横たわってヒレを動かす仕草が、「バイバイ」と言っているような気がした。短命な彼らにとっての一日一日は、とても貴重な時間だったのだろう。奇形に生まれたけれど、器用に生きた「ぶっきー」。毎朝「おはよう」を言うのが日課だったから、これから寂しくなる…。

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