真摯にピアノに向かう姿に元気を貰った

夕方JRに乗って札幌へ。余裕を持って駅に着いた。2両来るだろうと思って先頭に並んでいたが、子供が「ずいぶん短いのが来たよ」と、つぶやいた。なんと1両だったのだ。私の後ろに並んだ人に申し訳なかったです。(^^; しかし、座れました。

小樽で15分待ちでしたが、すぐ列車がきました。札幌まで、たっぷり音楽を聴いて、危うく降りるのを忘れるところでした。アブナイ、アブナイ。

ふきのとうホールでコンサートを聴くのは2回目でピアノリサイタルは初めてです。

コンサートはkitaraがほとんどです。ふきのとうホールは生徒さんのコンクール以来。

午後7時から開演で6時20分に到着しましたが、すぐ開場となったので良い席に着けました。今日は自由席でした。有森 博さんのピアノリサイタルは、お客さんが沢山入って熱気がありました。いつも真摯にピアノに向かうひたむきな姿に元気を貰いました。ここのところ、生徒さんの事で心配事が多いですが、真摯に生徒さんと向き合って解決していきたいと思います。コンサートノートは後日。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano, コンサート concert, - | コメントする

別の視点からの風景&ポートレート

DSC_0166

高砂酒造は、こちらが売店。

DSC_0167

向かい側が会社。

DSC_0170 DSC_0175

中に入ると、外よりヒンヤリとしていました。奥まで行ってみましたが、広い建物でした。外には仕込も水を汲めるようになっていました。豪快に蛇口から勢い良く出ているので、私が持っているコップには2秒でイッパイに。一応、ペットボトル5本迄となっていました。近くの人が自転車で来て汲んでいました。良いですね~。

DSC_0176

「けむり屋」は何回か行ったことがあるのですが、数年ぶりに来ると、やはり見つけにくい場所にありました。営業中で良かった~。
DSC_0177

「けむり屋」からホップスホテルまで、とても近かったです。小高い場所に建っているので、すぐに見つけられました。

DSC_0180 DSC_0179

 

申告すると宿泊料金が500円引きになるそうです。はじめさんは、ちょっと勇気が出なかったようで…。スタッフの判断で500円にはならなかったかも。
DSC_0181

DSC_0186

2食付きでも手頃な料金だったのですが、なかなか美味しいディナーでした。自家栽培の野菜は甘くて美味しかったです。そうそう、このビーフシチューにスプーンが付かなかったので、持ってきてもらいました。

DSC_0194

上空に雨雲があり、青空も見えているので、唐突に雨が降ったり、お日様が差して暑くなりました。

DSC_0197

綺麗な景色の中を歩いたり、眺めたりするだけで癒やされます。

DSC_0201

これだけの面積のお花を維持するのは大変だろうなぁと思います。汚い所が無いって凄いです。見習いたい。

DSC_0206

カンパーニュ六花亭。

 

DSC_0211

お天気が良ければテラスに出るのも素敵。

DSC_0214

大きな窓から眺める風景は絵のようです。

DSC_0217

ギャラリーに行ってみましょう。

DSC_0220

綿引 幸造「季(とき)の色」館

DSC_0221

神々の遊ぶ庭

DSC_0222

思わずWOU!素敵なギャラリー。

DSC_0226

お気に入りの作品を投票しました。私は深い蒼の風景。こんな素敵なギャラリー兼ピアノ・リサイタルが出来る建物が余市にも在ったら良いのになぁ。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: 旅行 travel, 食事・食べ物 food | コメントする

深まる秋の車旅3

DSC_0234

10月10日(月)

昨夜は中札内の道の駅から更別に移動したが、正解だった。つぶつぶ片栗粉が欲しかったので一石二鳥でした。今回は1番大きな袋にしました。これを使うと他のでは物足りなくなってしまいます。それから新鮮な野菜もGET。すももの塩漬けも買ってみました。

DSC_1032

道の駅に貼ってあったポスターでは中札内のフェーリエンドルフでお祭りがあるようなのです。その出店には忠類の「うらがみミート」も入っているので、行ってみることにしました。ようやく晴れました。十勝晴れですね。

DSC_1035

9時50分に会場に到着すると、すでに多くの人が来場していました。フェーリエンドルフの広大な敷地を生かして、87店舗が出店しているのですって!
DSC_1033

今朝はヨーグルトを食べたので、あと何を食べるか作戦が必要です。

DSC_1040 DSC_1037

「スロウ村の仲間たち」は昨日も開催されていたようです。お、ポニーのミント君が居ました!早速、お目当ての「うらがみミート」のテントを尋ねると、店主にお会いしました。何回かお店に行っていますが、安くて色々な種類があって、選ぶのが楽しいです。此処で買えるとは思いませんでした。ラッキー!

DSC_1038

カフェエリアでまず珈琲を。そこのお店でサクラやナラの木を使ったまな板や、素敵なフレームをGET。

DSC_1039

スロウ村ではスタンプラリーもあって、6つスタンプを集めるとクジが引けるようです。散歩がてらチャレンジしてみる事にしました。

DSC_1042

スタンプが4つ集まったところで、ちょっと休憩。色々と迷った結果、古李庵の「豚とろ丼」にしました。とろろが、かかっていても、かかっていなくても500円だったので、かかっている方にしました。ミニサイズで良かったです。

DSC_1058DSC_0239

芽室店にやってきました。これが本当の昼食!?午後2時過ぎですが、野菜カレーがありました。ジャガイモがゴロゴロ入っていてボリュームがあります。極辛です。

DSC_0235

よく見ると、インデアンルーと野菜ルー、ベーシックルーとあるのです。帯広の人はカツカレー大盛りを食べている人が多かったです。いつもインデアンカレー、野菜カレーで満足してしまうので、凄い!と思いますが、シーフードとかも食べてみたいです。
DSC_1050

帯広だけが天気だったようで、富良野は雨でした。富良野マルシェで「がつんと黒胡椒」をGETして、帯広から電話注文していた美唄焼き鳥のお店に着いたのは午後6時すぎでした。雨の運転は疲れますねぇ。三笠からは高速に乗って帰宅。今季最後の車旅も充実していて面白かったです。今年初の美唄焼鳥も最高に美味しい~♪
さぁ、明日からまた頑張りましょう。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: 旅行 travel, 食事・食べ物 food | コメントする

深まる秋の車旅 2


10月10日(日)
ホテルの朝食です。バイキングでないのが食べ過ぎなくて良いです。でも、いつもはヨーグルトだけなので、お腹がいっぱいになりました。

ファーム富田に来ました。いつ来ても素晴らしい所ですね。

2階席からの眺めは一段と良かったです。

はじめさんがラベンダーアイスとティーを買ってきてくれました。ティーをいただきました。我が家で飲むラベンダーティーとはまた雰囲気が違って新鮮な感じ。

唐突に雨が降ったり、お日様が射したりするので、傘をさしたり、たたんだり忙しかったです。

今回は鈴蘭の香りを選びました。はじめさんはラベンダーのロールオン。仕事の合間にリフレッシュするようです。

カンパーニュ六花亭に来ました。それにしても広大な土地に圧倒されます。

此処でしか買えない「ふらの餅」オーダーすると焼いてくれます。

大きな窓があるギャラリー。素敵な海外の風景の写真が展示されていました。

麓郷にあるジャムのお店が、こんなに立派になっているのには驚きました。昔はよく買ったものですが、20年くらい来ていませんでした。パンプキン、栗、ふさすぐり、こけもも、洋梨のジャムをGET。

清水町から八方塞がりで、どこへ行っても通行止めになってしまいました。「いちまる」で作業していた男性に「すみません。帯広に行きたいのですが、鹿追方面に行けば良いですか?」と聞くと、帯広から通っている方で一生懸命教えて下さいました。

交番とガソリンスタンドまで順調だったのに、帯広方面と出てきた所を曲がったせいか「ドライブインいとう豚丼」にたどり着けなかったのが心残りでした。機会があったら、豚丼食べてみたいです。ありがとうございました。m(__)m

無事に帯広に到着しましたが、台風の被害は予想以上に大きかったようで、道路が崩れていたり怖かったです。お風呂に入ってからインデアン東5条店にきました。インデアンは安くて美味しいので帯広に来ると食べたくなります。

夜来ると野菜カレーが無くなっている事が多いです。はじめさんは食べた事がないので明日も来ると張り切っています。極辛が余裕でした。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: 旅行 travel, 食事・食べ物 food | タグ: | コメントする

深まる秋の車旅

10月8日(土)
昨夜レッスンが終わってから出る予定でしたが、母の退院があったので本日朝9時に出発。ロイズあいの里でエッグタルトとコーヒーの朝食。パンは全体的に値上がったようなので控えめにGET。

昼食はお目当てのライスランド深川の鮭とイクラのおにぎり。激混みだったので無理かなぁと思ったが、意外にもスンナリおにぎりGET❗

何にも言わずに頬張ります。

鮭とイクラがたっぷり入っています。柔らかいので落とさないよう気を付けましょう。此処のは大きいですよ。

旭川の高砂酒造に初めて来ました。

仕込み水を飲んでみました。柔らかいです。

創業明治32年の歴史のある酒蔵なのですね。

太っ腹にも貴重な一夜雫を試飲させて頂いていると、はじめさんが変身していました。なかなか似合っています。店内にあるほとんどのお酒を試飲出来るとの事で数種類試してみました。四合瓶で3000円の純米大吟醸の国士無双が美味しいと思いました。それと、大雪の一升瓶をGET。道新「ぶんぶんカード」を持っていくと、可愛いお猪口のサービスがありますよ。

数年ぶりに来た「けむり屋」。変わらない店主を見て嬉しかった。ソーセージなどをGET。

本日の宿は富良野ホップスホテル。

2食付きのコースにしました。メインの富良野和牛のシチュー。お肉も自家栽培の野菜も、とても美味しかったです。シチューなのにスプーンが無くて、どうしようかと思いましたが、はじめさんが言って事なきを得ました。んー、美味しかったです。

2次会は、ちょっと休憩してからお部屋で乾杯しました。可愛いお猪口で飲むお酒は最高でした。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: 旅行 travel, 食事・食べ物 food, お酒 drinking | 1件のコメント

弾いてみたい曲とチャレンジする曲は違う

DSC_0906

昨日より冷え込んで、今朝はフリースを着て母を病院まで迎えに行った。退院する母にも私のフリースを持っていった。リバーシブルのワインカラーのフリースを母が気に入ったのでプレゼントした。次の外来の予約がもう決まっていて、白内障の手術の検査と合わせた日だった。しかし、思いがけず余市の病院に1週間、小樽に2週間以上も入院して手術をしたので、来月も立て続けに入院・手術をするのは辛いそうだ。視力も良くて、眼鏡をかけたhajimeさんよりも、よく見えている。事の発端は眼鏡を作るところから。それで眼科へ行ったら白内障と言われ、ここでは手術できないから小樽へ行ってくれと言われた。しかし、医師は手術するしないは本人次第だという。

あの時は、母も思い切って手術を受けようと思ったのだ。しかし、唐突に今回の入院・手術があって、それは緊急事態だった。母をホームに送り届けると、凄い歓迎を受けていた。私たちが帰る時に、入居者さんが母が戻ってきた事が嬉しいのかニコニコと送ってくれた。

DSC_0908

パーキンソンの病院にも寄って、帰宅したのは11時。今日は意外と早かった。しかし、レッスンを終えて、今晩出るのはやめた。お天気が良いが、本当に寒くてレッスン室だけクーラーの暖房を入れました。東京との温度差が凄いですね。今月末に行きますが、秋らしい東京になっていて欲しいです。

DSC_0909

教室外でピアノの発表をする生徒さんの話。学芸会ではなく、文化祭というものらしいのですが、お父さんが好きなドビュッシーの「夢想」を本人も弾いてみたいといってエントリーしたのだそう。でも、今の生徒さんのレベルでは到底弾けない曲だという事に気が付いているのかいないのか…。先程、お母さんにお電話して、お聞きしたところ、教室外での事なので、むしろ相談できなかったようなのです。ましてや、曲の指導を受けるなんて、そんな事は出来ないと思っていたようです。だから、朝早く学校に行って、音楽の先生に習っていたと聞いて、ちょっとショックでした。

好きだからやりたいという気持ちは、よく分かります。でも、難しいから音を減らしたり簡単にして人前で発表するのは、ちょっと違うなぁと思うのです。本当に好きなら、ドビュッシーが書いた音が全部弾けるようになってから、人前で発表して欲しいですし、相談されたら、選曲のアドバイスも指導も出来るのでと、お伝えしました。まぁ、発表会の練習中は無理だったかも知れませんが。それでも選曲は出来たと思いますよ。

DSC_0905

私は中2の時にドビュッシーの「アラベスク」を弾いて音楽の道に行きたいと思いました。子供の頃、レコードをたくさん聴いて、気に入った好きな曲をいつか弾いてみたいと思いました。しかし、これはとても無理なので聴くだけの曲だと思うのもたくさんありました。スコアを読んで、今の自分の力量で弾ける弾けないを判断する力を付けるのも大切ですね。ん、私も耳が痛いです。(笑)

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano, ワイン wine, コンサート concert, 花 flower | コメントする

練習は楽しいものなのです!

DSC_0898 DSC_0899

レッドトップの60センチ水槽にホワイトが数匹居る。不思議なのは、ホワイトはみんな雄。最初は雌でも性転転換して雄になるのだ。お魚も不思議ワールドです。バルーン体型のこの子は、いつもそばに来るので「めんこ」と名付けた。

もうすぐピアノが来るのが嬉しいのか、よく練習してきたAちゃん。宿題の他にも「これも弾ける!」と張り切っている。レッスンを60分希望しているが、あっという間に時間が経ち、いつも足りないほどだ。小3だけれど集中力がある。Aちゃんの前の小1の男の子は5秒と集中が続かず、今日は注意があまりにも多くて、ため息が出た…。学校ではどうなのだろうと思っていたが、やはり同じようだ。どうしたら、じっと出来るのか。このままではグループレッスンの参加も厳しいかも知れない。お母さんはリビングでレッスンの様子をご覧になり、時折、お父さんも心配して拝見しています。更にレッスンの録画も録ってご自宅でも観ているようです。男の子は自分の姿を観て、何と思っているのだろう。まぁ子供は変わるから、早く自分の行いが恥ずかしいと思う日が来る事を願っています。

Aちゃんの後に来た高校生のUちゃんも、いつもよく練習してきます。お弾き初め会で演奏する曲を数曲の中から選ぶように言いましたが、全部目を通した上で2曲に絞っているようです。やはり、練習してくる生徒さんとのレッスンは楽しくて、あっという間に時間が経ってしまうのものです。基礎練習というか、指のトレーニングを嫌う生徒さんは曲だけなら少しだけ弾いてきますが、指を動かすって楽しいものだと私は思うのです。ハノンでさえも楽しい。スケールも楽しい。あ、でもツェルニーやバッハが楽しいと思えるようになったのは小6の頃からでした。暗譜仕上げだったので、暗譜してスムーズに弾けないとマルは貰えなかったのです。それが逆に燃えて、絶対にマルをも貰えるように練習したものです。レッスンで片手ずつ弾いてご覧と先生に言われた事は一度もありません。ページ数が多い曲でも次のレッスンには最後まで弾けるようにしていきました。何しろ楽しかったし、それが当たり前だと思っていました。そう、練習は楽しいものなのです!

DSC_0902

飲み比べると、やはり店主が語っていたように、大吟醸よりも左の純米の方がスッキリとした辛口で飲みやすいのかなと思いました。

DSC_0903

旬の秋刀魚が美味しいです。昨日、病院から電話があり、母が退院するので、明日の朝早くに迎えに行きます。その足でパーキンソンの病院へ行って帰宅して、練習してレッスンして、今年最後の車旅に出る予定。あー、忙しい。(笑)

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano, 旅行 travel, 食事・食べ物 food, お酒 drinking, 熱帯魚 aquarium | コメントする

アリス=紗良・オット ピアノ・リサイタル

DSC_0897

 

2016年10月4日(火)

札幌コンサートホールKitara大ホール
アリス=紗良・オット

program

●グリーグ:叙情小曲集より

●グリーグ:ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラードOp.24
intermission

●リスト:ソナタ ロ短調

 

Encore

●グリーグ:ペール・ギュントより「山の王宮の魔王」

————————————————–

アリス=紗良・オットさんを聴くのは5年ぶり。2011年の記事を読むと、あの時はショパンのスケルツォ第2番を演奏されたのですね。当時は、あまり好きではなかった曲でしたが、アリスさんの演奏を聴いて「目から鱗」だったと記録していました。あれから5年経ち、今年は何故かスケルツォ第2番にチャンレンジしたのですが、色々なピアニストの演奏を聴いた中でも、アリスさんの演奏が好みでした。

演奏前に、アリスさんからグリーグが今、とても大切な作曲家になっていると、その想いを語られました。ノンストップで弾きたいので、拍手を入れずにお願いします。50分間、グリーグの不思議ワールドを一緒に冒険していただけたら。と挨拶がありました。

グリーグの叙情小曲集は、グリーグが24歳から34年間書き留めた音楽日記のようなものだと思います。全部で66曲あります。パンフレットが無いので、演奏曲目と順番は定かではありませんが、10曲くらい演奏されました。「アリエッタ」から始まるのかなと思っていましたが、なんと「昔々」からでした。渋いですが、凄く好きな曲。私のHPでは、冬のニッカウヰスキー工場を訪れ時の写真に、この曲の調べがピッタリだと思って演奏しました。それにしても、アリスさんの澄み切った美しい音に最初から涙が出そうでした。最後は「トロルドハウゲン婚礼の日」。これは、どうしても舘野 泉先生の演奏を想い出してしまう程、もう何度も何度もお聴かせ戴きました。とても情熱的に、そう髪がバババッと上に跳ね上がる程、ダイナミックに演奏されるのですが、アリスさんも同じように髪がバババッと跳ね上がっていました。ブラボー!! この後、かなり間を置いて、「ノルウェーの民謡による変奏形式のバラード」に入りました。技巧的で、まるでピアノコンチェルトを聴いているような感じでした。激しい演奏の後に休憩を挟んでリストのロ短調ソナタが待っています。

さて、お待ちかねのロ短調ソナタ。前半の淡い黃色のドレスから一転して黒い衣装でステージに登場したアリスさん。なんと舞台の照明も落として、灯りは手元だけという驚きのスタイルで演奏されました。この演出が曲想と相まって、何とも言えない不気味さで怖かったです。そして、甘美な夢見るような音楽に変わり、単一楽章ですからノンストップで30分位続くのですが、終始圧倒されました。通路を挟んで私の隣には小さい子供も居ました。絶対にCDでは聴けない生の演奏でした。アリスさんがピアノを弾くと、会場の空気が動くというか、間違いなく同じ空間で何かが起こっている!そんな感じがしました。時折、薄明かりに激しく手が動いているのが見えたり、全体重をかけて弾いていたり、ペダルを踏み鳴らす音がしたり。衣装も黒いので暗闇に溶け込んでいて、ステージで弾いているのはリストではないかと、はじめさんは言っていました。

演奏が終わると、暫く余韻に浸っていて、アリスさんは座ったままでした。出し尽くしたのでしょうね。立ち上がった時は、放心状態で少しフラフラしていました。いや、ホントに凄かったとしか言いようが無かったです。大好きな曲ですし、かなり多くのピアニストの演奏を聴いていますが快演でした!ただ会場のお客さんは最後の方で、咳をしないで欲しかったです。ここで咳をするのは罪!みたいな箇所でした。せめてハンカチを当てるとか配慮して欲しいものです。

アンコールの時は、もう足取りも軽く、まるでバレリーナのようにステージを往復されていました。「山の宮殿の魔王」も、これまた凄まじい曲で、またまた迫真の演奏。流石のアリスさんも、ぷは~と息を吐いていたのが可愛らしかったです。拍手とブラボーが鳴り止みませんでした。いやはや凄いリサイタルでした!はじめさんは「凄いものを見た!」と、かなり興奮していました。こういうリサイタルを聴くと、私も頑張らねば!と思います。5年前より、ますます演奏に磨きがかかっていて素晴らしかったです。これからも楽しみです。足は、もちろん裸足したよ。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano, コンサート concert | コメントする

秋の荒れた海/kitaraへ

DSC_0880 DSC_0881

サーモンピンクのカーネーションが黃色のオンシジュームと相性が良いです。ふと、荒れた庭を見ると菊がたくさん蕾を付けていました。

DSC_0883

葡萄のような実は、このままドライフラワーとして使えそうです。

DSC_0885

今日、届いた本。「海猫屋の客」
面白そう。読書の秋でもありますよね。確かに、小樽は冬が似合っていると思うのだけれど、坂の街でしょ。あの急な坂道がツルツルに滑るのは恐怖でしたね…。昔もヤックトラックがあったら良かったのに。

DSC_0891

コンサートで札幌へ向かっています。珍しく白波が立っていました。

DSC_0894

道路まで波が上がってきている程でした。

DSC_0897 DSC_0896-001

ファスティング二日目。夕食を食べなくて良いので、時間に余裕を持ってKitaraに到着。今宵はアリス=紗良・オットさんのピアノ・リサイタルです。このポスターは、ちょっとイメージが違う感じです。バレリーナのように細くて華奢なのに、リストの「ロ短調ソナタ」なんて、大迫力の演奏でした。詳しくはコンサートノートで。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano, コンサート concert, 花 flower | コメントする

レッスン態度の悪い生徒にハッキリと言う事

DSC_0878

今朝は雨。午前中に予定していた大人の生徒さんがレッスンをキャンセルした。

発表会が終わると、気が抜ける生徒さんが多いので、次の目標を立てるようにしている。お正月の「お弾き初め会」に向けての選曲だ。発表会と違ったスタンス。レッスンの回数が多くない中で、ある程度は自分の力で仕上げるというようにしている。

DSC_0879

今日の生徒さんは練習不足な人が続出のためか、頭痛がしてきた。(^^; ファスティングも6週目だが、ドリンクをあまり飲まなくても空腹感が無い。

長い事、反抗期が続きレッスン態度の悪い生徒さんのお母さんに「ブチ切れて暴言を吐いたり態度が悪くならないよう自宅で気をつけて、レッスンに来るなら、レッスンを受けられるような態度で来てください」と数ヶ月前に伝えて、以来レッスンの様子を録画している。その子はピアノは嫌いではないのだが練習嫌いで、ほとんど練習せずに来る。そして、練習不足ゆえ、当然弾け無くなり、態度が悪くなるのだ。だから初めに「今日は、レッスン受けられるの?」と聞くようにしている。受けられると頷く。練習していない時はレッスンの初めに練習していない事を言う約束になっているのだが、今日も出来なかった。

「メロディーを弾いてみましょう。次はメロディーではない方を弾いてみましょう」つっかえつっかえ、譜読みをレッスンの場でしている状態。小さい子ではないのに…、いやいや、小さい子でも現状に気がつくのだけれどなぁ。30分経ったところで、「後は自分で練習してくるように」と伝えた。「本来、譜読みは自宅でやってくるものですよ」と伝えると、それが気分を害したのかどうか分からないが、それから無反応になった。「レッスンを受ける態度がこんな風だと、この教室ではもうあなたを教える事が出来ません。録画をお母さんに観てもらって辞めてもらいます」と、これは初めて言ったと思う。

録画を録って、それをご父兄に観てもらうというのは実際にはまだ行っていません。ある意味で脅しですが、それでもレッスンを受けるという事に緊張感を持ってもらいたいです。挨拶、返事は最低限のマナーですからね。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano | コメントする