楽譜を読もう! / すぐに弾いて間違いだらけはやめよう

ピアノを弾くというは、まず楽譜を読むこと。最初に何が書かれているか注意深く見てみましょう。何も確かめずに、すぐ弾いて間違いだらけ、でも練習なのだから平気というのは練習ではありません。ただただ悪い癖がつくだけです。

楽譜の最初に書かれているところを確認

今週は音楽ノートを使って、どれだけ理解しているかをレッスンしました。拍子を書いたあとは、調号について、例えば「ニ長調」。どこどこに♯が付いているのか。これが答えられない生徒さんもいました。しかし、分からないのに何故すぐに弾こうとするのか。これが問題です。

五線譜に調号を書いてみる

すぐに五線譜を使って、楽譜に記されている調号を書いてもらいました。ところが、♯の位置を正しく書けない。そして、調号が書かれている音に♯が付くのだということが、やっと分かったようです。理解を深めていくには、五線譜を活用して書くことが大事ですね。

拍子を確かめて正しくリズムを刻む

この曲は何拍子なのか確かめること。相変わらず、8分の6拍子が数え方が曖昧で、「1トト2トト」が答えられず「大きいりんご」と言ってみたり、「1ト2ト」と頓珍漢な答えが返ってきたり。(^^;

ブルグミュラーを弾いている生徒さんでも、4分音符と8分音符が曖昧になって、拍子が取れていなかあったり。まぁ、そのためにレッスンがあるのですが、何度も口を酸っぱくして4拍子なら4回叩いて音名を言うとかあ、3拍子なら三角でリズムや音名を言うというのを家ではやっておらず、すぐに適当に弾いてしまうのでしょう。

楽譜が読めると、もっとピアノが楽しくなる

レッスンで沢山の曲を持ってくる生徒さんは、正しく楽譜を読めるから。そして、難しい箇所を言うことができるから、ポイントを教えられレッスンの質が高まります。このようにして、どんどん上達していくので、よりピアノが楽しくなるのだと思います。まずは楽譜をしっかり読んで、難しければメロディーを拍を叩きながら読んで、それから弾いてみましょう。それだけで、どんな曲なのか、もうわかるでしょう。難しい練習をしないで簡単な練習を積みか重ねることが大事です。

みかこ