10月23日(木)
発表会が終わってから初めてのグループレッスン。久しぶりに集まった子供たちは、とても元気で嬉しそうでした。
目次
サブリーダーのSくん。リーダーが不在だったのでSくんにリーダーを務めてもらいました。歌が得意で、よく通る大きな声でご挨拶してくれました。なんだか個人レッスンのときよりも頼もしく感じました。
日本の音楽は主に4拍子や2拍子が多く、3拍子のリズムに慣れていない。童謡や学校教育でも多くが4拍子で3拍子の曲は少ないという現状。 また、日本人の祖先は農耕民族で、作業のリズムが4拍子に近く、 農耕文化が日本人の体に刻み込まれているからなのだそうです。
レッスンで3拍子の曲を弾くと、多くの生徒さんが4拍子にしてしまうことがあります。ピアノを弾かずに手拍子で音名を歌ったりすると、すぐ勘違いに気が付きます。
よく練習してくるRくん。本人も次の発表会では、もっと難しい曲にチャレンジしたいようです。10本の指を素早く移動して弾く練習曲。音の粒も揃えて、なめらかに弾くのは、なかなか難しいですね。
来年のお弾き初め会ではペダルをマスターする曲に挑戦。小さな身体でダイナミックに演奏する姿に子供たちも釘付けとなっていました。
手前のグランドピアノのでペダルを説明しました。といっても、このG5には真ん中のペダルはありません。真ん中のソステヌートペダルは、演奏にほとんど使われないペダル。ちなみにアップライトピアノの真ん中のペダルとは全く違います。アップライトの真ん中のペダルは音が弱くなるペダルです。
今日は、左側のソフトペダルの効果を子供たちに感じてもらいました。これから弾くのはドビュッシーの「月の光」。たくさんソフトペダルを踏みます。
説明した上でドビュッシーの「月の光」を弾くと、子供たちは足もとを気にしながら聴き入ってくれました。繊細なアルペジオを美しく弾く、また10本の指で柔らかいタッチで重厚な和音を弾くなど、なかなか難しい奏法が出てくるので、2つのアラベスクより難しいと思います。
レッスンが終わって生協へ行くと、カジカが特価になっていました。結構な量で2人で十分でした。それにしても、グリドルで「カジカ汁」も出来てしまうので便利。黒いのはキクラゲですが、初めて「カジカ汁」に入れてみました。意外にも合います。これからの寒い季節は身体が温まる鍋が美味しいですよね。