何故、ピアノを習うのか? 考えてみよう

レッスンが終わったとき、評価をレッスンノートに判子を押します。子供たちは、何の判子が付くか意外にも気になっているようです。

家での練習は時間を決めて

よく練習してくる生徒さんがいて特別な判子がつくと、それがまたやる気に繋がって楽しく練習しているようです。

「むずかしかったよ」という生徒さんは、弾いてみたから、その難しさがわかったのでしょう。ピアノ教室は、どのようにしたら弾けるようになるかを教える場なので、そういうときは、まず練習してきたことを褒めて練習の仕方をアドバイスします。

弾く前に楽譜を読みましょう

楽譜を読みもせずに、すぐに弾いてしまい間違えだらけで練習するのはNG。まずは何調なのかを判断してから、ハ長調なら「ドレミファソ」「ソファミレド」と一音一音しっかり弾き、最後の主和音を弾きます。スケールを弾ける生徒さんには両手で弾いてもらいます。

宿題を全部弾いてこれなかった生徒さんは「この曲は練習していない」ことを必ず言うようにしてもらっていますが、全く何も練習してこない生徒さんは困りものです。

習ったことを忘れてしまう

全く練習してこない生徒さんは、習ったことを次々と忘れてしまうので上達しません。しかし、本人はケロッとしています。習って3年目になる生徒さんは「まじめにね」の判子が付いても笑っていました。2回続けてです。何故、ピアノを習っているの?と聞くと、「わかりません」といいます….!

楽譜の読み方を教えてレッスンしましたが、4回叩いてリズムを言ってから音名におきかえる。そして、メロディを歌いながら弾くと、ようやくどんな曲なのか分かってきたようです。次回はグループレッスンなので、人の前で弾くために習ったことを忘れないように家でも楽しく弾いてもらいたいものです。

みかこ